たけくまメモMANIAX

カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2011年3月19日

震災1週間目のツイートより

久しぶりのブログ更新を、こういう話題で始めるのは複雑な気分であります。本来ならこのブログは、今後まとまった文章を発表する場合に更新することにして、日常的な更新は基本的にツイッターで行おうと考えていました。「まとまった文章」は、実は書き始めているのですが、なかなかまとまらないうちに地震、そして原発事故が起きてしまいました。

震災直後からしばらくは、都内の電話も不通になりましたが、唯一インターネット、それもツイッターだけは繋がっていたので、これで肉親や友人と連絡がとれて助かった、という人が多くいます。なんでもツイッターは1パケットで即、送れるので、システム上アクセスの殺到に強い構造になっているからだとか。

その割には、時々クジラマークが出て「しばらくお待ちください」になるのはなぜだか知りませんが、今は問いません。3月11日の震災直後もその後も、少なくとも東京ではツイッターが「使えた」のは事実であります。

弊害もあります。地震の直後から多くの「ガセ情報」がツイッターで出回ったことです。これのいくつかに、俺も引っかかりました。その中にはリツイートする必要もなかったものもあってこれは反省しておりますが、「サーバーの下敷きで死にかけている」というツイートのように、もし本当なら人命に関わる愉快犯的なデマもありました。この体験を含めて、緊急時のツイッターの影響力の大きさに、改めて気がついていささか呆然とさせられました。

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2011年1月15日

ツイッターの更新しやすさは異常

元旦に「新エントリを書きます」と言ってからなーんも更新してないので「死んだのではないか」「更新やるやる詐欺」とまで言われている竹熊です。すいません! ちょっとずつ書いてはいるのですが大学が始まってしまってパニック状態が継続しているのです。しかし今月中に大学の後期授業が終わりますので多少は楽になると思います。

なぜそんなに忙しいのかというと、ちょっと今は説明しづらいです。まあ要するに、うちの学科では来年度の入学生からカリキュラムを大きく変更するので、それに伴って新しい先生を入れたりするのでそれの仕事があるんですが、それ以外にもいろいろなこと(大学以外でも)がどっと動いておりまして、自分でもこれからどうなるのか見えない状況なのです。

そのかわり、今年に入ってからツイッターの更新が活発化しています。このページの横にツイッター用の窓があるので知っている人もいると思いますが。ツイッターの更新のしやすさは異常ですね。iPhoneからも気楽に更新できますし。書くのに1分かからないし、こりゃ流行るわけですね。

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2010年9月2日

死ぬことは生きること…今敏氏の逝去を悼む

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ここに掲げた写真は4年前の暮れ、私が脳梗塞で入院していた時のものである。『パプリカ』の監督である今敏氏と、原作の筒井康隆氏より、入院お見舞いとしていただいたものだ。筒井氏には一回取材者としてお会いしたことがあるが、たぶん先方には記憶がないだろう程度の接触だったし、今敏氏とはこの時も以降も面識はない。

では、なぜこのような戴き物があるのかというと、私が入院直前までに『パプリカ』を映画館で2回見たと知ったソニー・ピクチャーズ(『パプリカ』の製作元)の社員F氏が、社内のプロデューサーに掛け合って広報用パンフレットにサインをもらい、病院にまで届けてくれたものである。Fさん、その節は本当にありがとうございました。

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2010年8月23日

50歳まであと6日

はっと気がついたら、もう8月23日ですよ。夏休みに入って1ヶ月が過ぎましたが、間に大学の仕事がポコポコ入っていて(オープンキャンパス、AO入試)、その合間に夏コミがあり、おとといには下北沢トリウッドで『海からの使者』ロードショー公開とそれを記念したトークショーがあったりして、全然休んだり旅行に行くような暇がありません。

それで29日が俺の誕生日なんですけど。ご、50歳ですってよ。なんということですか。あと十年で還暦? すぐジジイじゃないですか。

とにかくこの夏休みは、50歳以降の俺の人生設計に絡んだあれやこれやで動いている部分もあるんですけど、全部水面下のアレで、まだ書けません。書けるようになれば、随時書くつもりですが、その前にとにかく仕事を片付けて、また以前のようにブログを更新していきたいです。

これから俺がらみのイベントがまだあるんだけれども、とりあえずこの28日(土)に迫った「竹ノ熊さん祭り」(新宿ロフトプラスワン、午後1時から)をよろしくお願いします。第一部は「活動漫画館開設十周年記念」で、『海からの使者』上映と蛙男商会さんをゲストに呼んでのトーク、それから『機●戦●の●ち●ん』の一挙上映もやります。みんなで見る『の●ち●ん』は、また格別ですよ! それから第二部が「竹ノ熊さん祭り」で、俺の父親がビデオ出演して初めて皆様の前で竹熊家の秘密を語ります。誰が聞きたいのか、よくわかりませんけど、楽しいイベントにしたいとがんばっております。ローソンでの前売りチケットもまだ購入できますので、よろしくお願いします。詳細は以下で。

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2010年8月3日

幼児育児放棄致死事件と今野雄二の自殺

今朝起きてネットに繋いだら、大阪の幼児二名育児放棄致死事件と映画評論家の今野雄二さん自殺のニュースを見て、軽い鬱になりました。どちらも考え始めると重すぎる問題が背景にあって、簡単に書けるような出来事ではないのだけれど、こういう問題を「とりあえず」書きとどめることが可能なのがTwitterのすごいところですね。

幼児二名育児放棄致死のことは、よく報道される「親がパチンコ狂で、子供車中置き去り熱中死事件」とにた構造の事件だと思うのですが、大阪のこの件に関してはシングルマザーが働きながら子供を育てることの社会的困難さを引き合いに出して、「本人にも問題があるが、社会も悪い」という論調も一定数あるようです。

「社会が悪い論」にも一理あると俺も思うんですが、それでもこういうケースでは「子供を作る親の責任」というのは第一に出てくると思うのです。だって「子供は生まれてくることを選べない」けど、「親は子供を作るかどうかが選べる」んですよ。そこにわずかでも「自由意志」が介在している以上、社会問題以前に、親にも問題があると考えるのは自然ではないでしょうか。

この場合、離婚したとはいえ現実に存在している子供の父親はいったいどうしたんだ、我が子がどういう生活をしているか心配にならなかったのか、と不思議に思うのですが、その線での報道はあんまりされてないみたいですね。

それから今野雄二さん自殺の報にも強く考えさせられました。先日の加藤和彦氏の自殺のときも似た印象を持ちましたが「自由業者の老後問題」を突きつけられたようで、他人事ではないと思ったからです。

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