たけくまメモMANIAX

2007年11月30日

【篦棒な人々 3】「正義の味方」川内康範・抜粋

Kawauti02 『独学に勝る勉強はない』がうっかりシリーズ化してしまいましたが、ここで12月5日発売『篦棒(ベラボー)な人々』[河出文庫 ](予約受付中)の告知もさせてください。康芳夫氏・石原豪人先生と来まして今回ご紹介するのは「月光仮面」「レインボーマン」そして今年になって弟子の森進一を破門して話題になりました「おふくろさん」の作詩家である川内康範先生インタビューからの抜粋であります。川内先生は、詩人・作家・脚本家という文学者としての側面の他に、民族派運動家・自民党歴代総裁の私設政策顧問・政治評論家にして芸能界・裏社会にも通じるコワモテの人という側面があります。

今年の春先の「おふくろさん騒動」のとき、俺は先生の思い出についてエントリを立てました。そちらも併せてお読みください。

▼川内康範先生の想い出(1~2)
http://memo.takekuma.jp/blog/2007/03/post_4d0b.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2007/03/post_b18d.html

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2007年11月29日

独学に勝る勉強はない(2)

前回「独学に勝る勉強はない(1)」を書きましたところ、当コメント掲示板はじめ「はてなブックマーク」その他で反響が続出しまして、想定外のことで驚いております。別に挑発するつもりは毛頭なかったのですが、最後に「俺、高等学校は不要なのではないかということを、実はもう25年くらい前から考えてて」なんてことを書いたのが一部に議論と批判をまき起こしてしまったようです。

確かにこれは舌足らずな表現でしたので、お詫びの上一部訂正します。俺にとっての高等学校は、こと「文部省が決めた勉強」に関する限り、ほとんど無意味なものだったんですが、もちろん意味があったと思っている人も大勢いるでしょう。俺にとっても、勉強以外の部活動とか友達づきあいなら、確かに意味はありました。その人から勉強を教えてもらったわけじゃないんですが、人間的に影響を受けた先生もいましたしね。したがって「科目の勉強」以外では中学高校は俺にも意味があった、と訂正させていただきます。

あと、俺は学校の勉強は基本的に嫌いでしたけど、勉強が好きで好きで仕方がない、という人が存在することも承知しております。そういう人にとっては、中学高校の勉強も大学の勉強も大いに意味があるものでしょう。他人がそう思うことまで、俺は否定するつもりはありません。

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2007年11月27日

独学に勝る勉強はない(1)

※追記:最初にアップしてから少し書き足してあります。

今回書こうと考えているのは、「学校の勉強」についてです。俺は、自分が高卒だから言うのではないですが、「学校の勉強」というのは、本当は小学校の六年間で充分ではないかと考えてます。俺自身、胸に手を当ててみても、47年間の人生で本当に役に立った、と思えるのは小学校で習った「読み書きソロバン(算数)」だけで、これには感謝しています。

でも中学以降の勉強となると、因数分解なんてすっかりやり方を忘れてますし、英語も中二レベルくらいからだいぶあやしい。それ以外の学科の内容もほとんど忘れちゃってる。高校の授業も同様です。中学高校の勉強も、大学以降に本気で学問しようと考えたら絶対必要なんだと思いますけど、すべての人間が学者になるわけではない。俺ばかりでなく、ほとんどの人には「受験勉強」以外の意味はあんまりないのではないでしょうか。

でも学校をさぼった記憶はないので、出席はかなりマジメに出ていた方じゃないかと思うんですよ。それでも、中学高校で習ったことが何か役に立ったという記憶がない。中学高校で覚えているのはほとんどが趣味と友達のことくらい。9割5分はそっちの記憶しかありません。

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2007年11月24日

【サルマン2.0】鳳ヘボン先生登場!

Saruman202 現在発売されている「月刊IKKI 2008年1月号」に『サルまん2.0』第二回が掲載されています。今回は超絶メガヒットマンガ『デスパッチン』の作者・鳳ヘボン先生が登場! こいつは15年前に『新・とんち番長』のアシスタントをしていましたが現在は竹熊・相原と完全に立場が逆転しております。チーアシの蘭丸を従えて大日本帝国ホテルで華々しく開催される「2億部突破記念パーティ」会場に颯爽と現れます。それなのに野望の二人に対して「お久しぶりです、先生」とお声をかけてくださったりして憎たらしいったらありゃしません。

ところで今回の『サルまん』はカラーページもなく、もう少しページ数が欲しい感じがあり、先日相原くんや編集長とも話し合って次回から12ページに増ページが決定しました! 

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2007年11月23日

【篦棒な人々 2】「元祖やおい」石原豪人・抜粋

Ishihara

12月5日発売の河出文庫「篦棒な人々」二人目は、挿絵画家の石原豪人先生であります。俺の世代には、60年代の少年マガジン巻頭グラビア、特に大友昌司の「怪獣図鑑」のイラストレーターとして有名であります。しかし豪人先生、少年雑誌ばかりでなく少女雑誌・芸能雑誌・大衆小説誌を中心に絵を膨大に描きまくり、70年代以降はSM雑誌・ゲイ雑誌にも精力的に作品を発表されるなど、亡くなられる直前まで「生涯現役」でした。

俺も晩年の先生と何度か仕事させていただきましたが、絵に衰えがなく、感激したのを覚えています。それで高田馬場にあった仕事場にお邪魔すると、先生、台所から妖しげな強壮剤(豪人ドリンクと俺が命名)を出してきて、いきなりエロ話をされるのが常でした。エロ話を得意とする老人は多いですが、豪人先生のはエロ話と「超現実的な話」が混在しており、この世のものとは思えない面白さでした。この経験があったので、QJインタビューは是非この人に、と俺が希望したのです。

なお先生の談話の8割がエロ話でしたが、そのうち6割はホモ話でした。本人はゲイではないと否定していましたが、根っからワイ談がお好きだったようで、それで一般誌もエロ雑誌もまったく分け隔てなく接してらしたようです。見習いたい態度でした。

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