たけくまメモMANIAX

2009年11月27日

「新宝島」問題続報。夏目さんと吉住さんからの返信

先に俺は「夏目ブログ『手塚先生、締め切り過ぎてます!』へのトラックバック」というエントリを書き、そこで夏目さんが疑問を呈されたことへの私見を述べました。

http://memo.takekuma.jp/blog/2009/11/post-df83.html
↑夏目ブログ「手塚先生、締め切り過ぎてます!」へのトラックバック

上のエントリ内で、俺がかつて司会をした座談会での手塚プロ元アシスタント・吉住純(現在の筆名)氏の発言を引用し、1984年に講談社全集版の『新宝島』を刊行する際、手塚の指示で吉住氏らアシスタントが旧版の『新寶島』を全ページトレースし、それに手塚がペンを入れて描き直した事実を紹介しました。

これに対して夏目さんから次のような返答がありました。

《 ※竹熊さんが「たけくまメモ」で、このエントリについて書かれています。
http://memo.takekuma.jp/blog/

僕も、おそらくここで書かれた「単行本からのトレース」は事実あったろうと思います。
問題は、そのあとでいかにして現在の全集版に変化したかです。手塚本人が、アシスタントたちとは別に行った可能性もあるかな、と。だとしても、そのことははっきり知られたほうがいいでしょう。いまだに安易な報道やTVなどでは、初出の形であるかのようにして全集版の図版が流れ、海外の紹介などでも同様の間違いが起こるので。》

http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2009/11/post-dc99.html
↑夏目房之介の『で?』

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2009年11月25日

夏目ブログ「手塚先生、締め切り過ぎてます!」へのトラックバック

ちょっと亀トラバですが、夏目房之介氏の11月20日のエントリ「福元一義『手塚先生、締め切り過ぎてます!』」へのトラックバックを書きます。

http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2009/11/post-dc99.html
↑夏目房之介の「で?」

夏目さんのこのエントリは、福元一義氏の著書『手塚先生、締め切り過ぎてます!』(集英社新書)への感想を書かれたものです。福元一義氏は、昭和20年代にまず手塚治虫の担当編集者として仕事を始めました。ところが日大芸術学部出身だったこともあって「手塚アシスタント第一号」にもなり、のち自分もマンガ家になりましたが、70年代初頭に手塚のアシスタントに舞い戻り、それから手塚が亡くなるまでチーフアシスタントを続けた人物であります。

いわば担当編集者・同業者・チーフアシスタントとして手塚治虫が昭和20年代から晩年までの裏も表も知る人物であり、集英社新書のこの本は、手塚関係者のなかでも唯一無二の存在である人物が書いた唯一無二の本として、大変貴重な文献といえます。

さて、夏目さんは上のエントリの中で、

《ただ、ひとつ気になるのが『新宝島』の全集版についての記述です。

少し詳しい人間であれば、酒井七馬原案になるこの作品が、全集版では手塚によって全面的に描き改められ、コマ構成、描線、あらゆる点で初出単行本と異なることは知っているはずです。

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2009年11月23日

「表現」の値段

昨日、西島大介氏の「ひらめき☆マンガ学校公開講義~消えたマンガ原稿67ページ」にゲストとして参加して参りました。会場のTOKYO CULTURE CULTUREという店には、俺は初めて行ったんですけど、お台場にあるオシャレなロフトプラスワンといった感じ。実際、ロフトの元スタッフが独立して経営しているお店だそうです。

第一部は西島さんとさやわかさんが主催している「ひらめき☆マンガ学校」の公開講義で、プロジェクターで生徒の課題作品を見せながら西島さんたちがツッコム、いや、指導していくといった感じで進行。生徒に出した課題も、たとえば「ワンピース」や「NARUTO」のコマ割りを使って自分の絵でまったく違う作品にしてみるなど、生徒の作品が画面に映るたびに場内爆笑に包まれ、「ライブ版・サルまん」といった趣の楽しい授業でした。

俺や伊藤剛氏・泉信行氏は第二部の「消えたマンガ原稿をめぐるパネルディスカッション」に参加。既に俺は楽屋で予告していたのですが、西島氏と大谷氏の『魔法なんて信じない。でも君は信じる』には、個人的に疑問があり、西島さんにはぜひ直接伺いたいことがあると伝えていました。

西島氏の『魔法なんて信じない…』は、版元の不注意で生原稿を紛失され、補償を巡る顛末を西島氏自身がドキュメント・マンガにしたものです。大谷能生氏の解説と併せて、「マンガ表現にとっての生原稿の意味」を問いかける非常におもしろい本だと思います。ただこれは、どこまで行ってもビジネスの問題だろうと俺は思うので、生臭い話をうまく回避して「表現」の問題に持って行ってしまう著者二人の方針には、正直肩すかしを食わされた感がありました。

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2009年11月21日

Twitter一日目

んー。Twitter始めたのは実は18日なんですけど、ブログで公開したのが昨日の夜中ですんで、実質は1日と少しが経過しただけであります。さっき自分のTwitterを見たらフォローが1444ついておりました。自分でも少しビックリしました。どうもありがとうございます。

http://twitter.com/kentaro666

まだ一日目なので勝手がわからないんですが、ブログとは概念がまったく違うネットサービスだということはわかりました。ブログにも一応コメント欄やトラックバックの機能がありますが、まだ従来の「発信型メディア」の要素が残っていますね。俺はライターなので、新聞や雑誌を自分で所有して自分で勝手に配信する「一人雑誌」みたいな気持ちでブログを運営しているんですけど、Twitterはどう表現すればいいんですかね。

一人放送局……というのとも違うな。こう、広場があって、そこにでっかい伝言板が設置されている。そこに軽い独り言を書いたら、みんながめいめい別の独り言を書いて、それがたまたま俺の独り言に対する反応だったりもするけど、基本的には自分のことだったりして、うまく言えない。こんなコミュニケーション体験は初めてであります。もう少し経ったら、なにか書けるかもしれません。

それにしても、Twitterって自分にフォローがついたらわざわざメールで「○○さんがあなたのフォローをはじめました」って知らせてくれるのね。親切でいいんですけど、いきなり一日で1000とかメールが届くので、通常のメールが埋もれてしまって読みづらくて大変でした。まあ、2、3日すれば落ち着くと思いますが。

Twitterはじめたときに、「この人もTwitterやっています」みたいなメッセージが出て、何人かを紹介されたんですが、その中にホリエモンさんのTwitterがあったんで、とりあえずフォローしたんですよね。そしたらホリエモンさんは被フォロー数が20万超えているんで、俺も友達1万人できるかな、と思ったんですが、この調子で「フォローしました」のメールが届いたらこれはもうスパムですよ。被フォロー数が何万とかって人は、どうされているんですかね。あ。メールの振り分け設定をすればいいのかな。

Twitterは、ケータイやiPhoneからも手軽に書き込めるのがいいですね。たぶんケータイに適応したネットコミュニケーションサービスなので、こんなに急激に流行ったのかもしれません。しばらくまとまった文章はブログ、気軽な一行エントリはTwitterということで使ってみることにします。

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2009年11月20日

ツイッターはじめました

以前から気になっていたんですが、今ひとつ面白さが分からないんで放置していたんですよ。でも周囲の知り合いが次々に始めているので、思い切って始めることにしました。

http://twitter.com/kentaro666

昨日始めて見て、とりあえず3つくらい投稿してみましたが、これでどうなるのでしょうか。何が面白いのかがわかるまで、しばらくやってみます。あれですかね。とにかく何かつぶやけばいいんですかね。いざつぶやこうとしても、困りますね。「腹減った」とかそういうんでもいいんですよね。気の利いたつぶやきしようと思うと難しいですね。

Hinohidefi それで、ツイッター用の自画像として、俺が以前描いた「日野日出ッフィー」を使用しました。みなさんツイッター界のほうでもよろしくお願いします。

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