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2007年9月23日

ローゼン閣下、落選

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「ローゼン閣下」こと麻生太郎さんが、自民党総裁選に落選して、少なからずガッカリしているオタクの人も多いのではないでしょうか。

http://www.fnn-news.com/cgi-bin/fnnmenu/menuFrame.cgi?url=headlines/CONN00118760.html&lang=ja&gid=CONN00118760&id=rss

前の安倍さんとの総裁選に出馬したときは、麻生さんの秋葉原での街頭演説第一声が「オタクの皆さん!」だったことは覚えている人も多いはず。世代的に言っても、あと『ゴルゴ13』を全巻所有していると言っても、麻生さんが「オタク」であるかどうかは意見の分かれるところです。マンガ好きであることは間違いないと思いますが、オタクは少なからず世代意識と結びついているところがありますからね。

まあしかし、それが麻生太郎だとは夢にも思いませんでしたが、「オタク」を標榜する政治家が、出てくるだろうとは思っていました。それは時間の問題だと。

だいたい10年くらい前から、文化庁や経済産業省が「ゲーム・アニメ・マンガ産業を振興」する動きを伝え聞いていました。押井守の『攻殻機動隊』がアメリカのビデオチャートのアニメ部門で売り上げ一位になったことがニュースになった頃ですよ。宮崎アニメも海外ですでに大評判でしたし、ゲームは言わずもがな、立派な「輸出産業」になっていました。この頃(90年代半ば)から、オタク文化が日本文化として輸出可能なポテンシャルを持っていることを、少なくともお役人レベルでは気がついたのだと思います。

こないだ産経新聞大阪版で連載しているコラムにも書いたんですが、90年代以降、バブル経済がはじけてデフレスパイラルが始まり、消費が全般的に落ち込んできた中で、ひとり「オタク産業」だけは売れ行きが落ちないので目立ったということがあります。

なぜオタク産業がバブル崩壊の影響を免れたのか。少なくとも影響がないように見えたのかというと、答えは簡単というか、ある意味ミもフタもない結論に落ち着きます。

つまり、オタクは衣食住にそれほど頓着しない。着る物なんか母親がバーゲンで買ってきた適当なTシャツやGパンで充分だし、デートもしないから女の子をレストランに誘ったり、プレゼントを買うこともまず、ない。俺もそうだったけど、デートに使う金があれば別のもの買っちゃいますよ。

それで、趣味に投資する金額だけは半端ではない。可処分所得のほとんどをマンガやDVD(当時はLD)に使ってしまうこともザラなので、バブルが崩壊しても、その衰えを知らないオタクの異常な消費行動が相対的に目立つようになった、ということではないでしょうか。しかも90年代半ばといえば、オタク第一世代は30代半ば、人生でもっとも可処分所得が増える時期ではないですか。これで妻子さえいなければ最強といえるでしょう。

その傾向は現在も続いているわけで、文化庁や経済産業省の有識者会議はますます頻繁に開かれています。2002年から有明ビッグサイトで開かれるようになった「東京国際アニメフェア」も、石原慎太郎東京都知事の肝いりで開かれているようですが、あのあたりから、政治家が本格的にこの分野に目をつけ始めた、といっていいような気がします。

http://www.tokyoanime.jp/ja/index.php
↑東京国際アニメフェア公式
http://www.tokyoanime.jp/ja/outline/greeting.php
↑石原都知事のご挨拶

いささか口悪く言うなら、そこに新たな「利権」の匂いを感じているのだと思うんですが、もし、政治家が本気でアニメ・マンガ産業を振興するのであれば、「利権」くらいくれてやってもいいと俺は思うわけです。つうか、利権がなかったらああいう人たちはそもそも動かないし。ただし、政治がそうしたサブカルチャーに関わる意味を考えて、業界事情を含めた産業構造まで深く調べるべきでしょう。利権だけを云々するのではなく。

たとえば、アニメ界長年の宿痾になっている、現場アニメーターの劣悪な労働環境の問題。大卒の新人が月収7万円とか、すべて歩合制で初任給が存在しない会社も多いとか、にわかに信じられない話をよく聞きます。前にも書きましたが、某スタジオで美術監督をやっている俺の友達が「この世界は好きなだけじゃやっていけない。キチガイでなければ」と言ってた意味を、これからオタク利権で食っていこうとする政治家はよく考えていただきたい。

なぜ、そのような労働環境がまかり通っているのかといえば、スポンサーから出る制作費を局と代理店が寄ってたかってピンハネする中抜き構造が、それこそ虫プロ以来ず~~~っと続いているからなんですが。それでも現場の制作会社は、自転車操業で仕事を回さないと倒産してしまうため、ダンピングしてでも仕事が欲しい体質がしみこんでいるのです。

そんな「制作費だけでは作るだけ赤字」という異常な状況が、なぜ続いているかといえば、スタジオに何%か入るキャラクター商品の版権料と、DVDの印税があるからなんですが。それから人件費の安い海外への孫請け発注。でもその結果、国内のアニメーターが育たないという「人材の空洞化現象」が起きていたりします。これを放置していたら、いずれ国内のアニメーターは全員が高齢化し、産業としても衰退の道をたどることは目に見えています。

これは、その産業内のみでは解決がつかない問題で、それこそ政治の出番であるはずなのです。しかしそこまで意識している政治家や役人がどれだけいるのか。麻生さんは、今回は惜敗したわけですが、次に衆議院に出るときに「アニメ界の労働実態の改善」を公約に掲げるのであれば、俺は比例で自民党に入れてもよいです。

ただ労働問題が絡んでくるから、これは自民党より民主党のほうが本来強い分野かもしれないですね。でも若手はともかく、麻生さん世代の政治家でマンガやアニメに理解を示す人って、民主党にはいるんですかね。

一度コミケに来てみればどうですかね。あの、スターシップトゥルーパーズのようなオタクの大群を目にしたら、政治家の目の色変わると思いますよ。「これの一割でも投票してくれれば」と。そのうち麻生さんばかりでなく、秋葉原の街頭で演説する政治家は確実に増えるでしょう。今から予言しておきます。



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| コメント(86)

“ローゼン閣下、落選” への86件のフィードバック

  1. あ~ より:

    この方を総理大臣に選ぶと、いろいろ失言を繰り返しそうなので
    どうも抵抗があります。(私は党員でもなんでもないんですが)
    ちなみに大学では宮崎駿監督と同期。

  2. 匿名 より:

    麻生さんはかつて野中広務さんのことを「部落出身者が総理大臣になったらまずい」と言った人です、このことだけで政治家になる資格無しだと思います
    スターシップトゥルーパーズのようなオタクの大群
    →愉しい喩えですね

  3. ra より:

    ゲーム分野なら民主党の樽井良和元衆議院議員がファミ通でコラムを持つ(読んだことないのですが)など、その分野を売りにしてるみたいですね。もっとも、まだ40歳ですし、マンガに詳しいかは知らないのですが。

  4. 4歳児の父 より:

    もっと若ければ話は別なんですが、この世代でマンガ好きというのは、単純に知的能力が低いためなんじゃないか、という疑念がぬぐえないんですよね・・・。古典的な活字文化の素養があった上でマンガをそれと区別せず評価する、というのなら大変すばらしいんですが。
    ただ、けっこう意外でしたが英語はなかなか上手ですね。ニュースで流れたものを聞いただけでも、きちんとした英語で、あれは使える英語でしょうね(英語のできない日本人には評判が悪そうな発音でしたが)。

  5. 永田電磁郎 より:

    麻生氏は射撃でオリンピックに出場した事もあるとか。実写版ゴルゴ13をリメイクするとしたら主役は麻生さんに決まり?
    活字に弱いというよりは、まんが好きなのは流行物に敏感だからなのではという気もします。
    射撃選手の頃はファッションも芸能人並かそれ以上だったらしいですから。
    TOPより参謀向きなのかもしれませんね。
    暗躍する方が活躍するのでは?
    ライフル片手だとちとまずいですけど。

  6. 福田新総裁が誕生、麻生氏も197票で善戦

    福田新総裁が誕生、麻生氏も197票で善戦(ロイター)
     福田氏は麻生派(16人)を除く同党内の全8派閥から支持を取り付け、国会議員票で麻生氏をリードし、都道府県の票でも麻生氏を引き離した。麻生氏も事前の予想を上回る200票近い票を獲得して善戦した。福田氏は……

  7. ぐりぞう より:

    「DVDの印税に依存した体制」ですけど、最近はDVD売れなくて困っているみたいです。
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/27/news020.html
    輸出産業、とか言っていながら実際作っているのは殆ど国外という現状もヤバいですよね。

  8. めたろう より:

    政治家としての邪悪さを欠くお調子者則ちアホとしか思えず、
    前任者と良きライバルと言ったところ。

  9. 情苦 より:

    日本のアニメ・マンガ産業なんて政治的にはそんなに魅力はないと思います。
    富野監督の自伝で(うる覚えですが)「なんだ、オレたちがどんなにがんばってもトヨタの500分の一にも及ばないのか」とサンライズの重役と肩を落としている場面を思い出しました(汗
    言論や性という部分ではかなり影響を与えてるとは思いますが・・・。
    ・・・舵取りとなるとどうなんでしょう。麻生氏は今のところ釣り師レベルなのではw
    むろん、アニメ産業の問題点をどうこうできる人が出てくれば、ファンとしても期待したいところです!

  10. z より:

    鈴木みその銭の1巻を読んでれば、
    知ってるはずですよね。
    麻生さんだったら読んでそう・・・
    読んでて欲しいですね。
    京アニとかの超有名ユタジオでも
    アニメーターの待遇は
    そういった状態なのでしょうか?

  11. apg より:

    麻生さんがどうなのか実際は全く知りませんが、
    テレビなどで見ている限り、単なるお調子者にしか見えないです。

  12. naga より:

    >「アニメ界の労働実態の改善」
    まぁ無理そうですなぁ…それはともかく、
    『赤い光弾ジリオン – Wikipedia』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%84%E5%85%89%E5%BC%BE%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3
    >その為には自分が全責任を負う形にしなけれならないと考えた石川は、
    >まず親に頼み込んで東京・八王子で農家を営む実家の土地家屋を抵当に入れ
    >制作資金を捻出。(中略)
    >なお1話毎の制作費は580万円とかなり低く、
    >当時の平均的な1話分の制作予算1000万を大幅に下回っていた。
    この↑『石川』というのは、Production I.G代表取締役さんの石川 光久氏なんですが。
    こちらの方が『手塚治虫』よりも、
    >「制作費だけでは作るだけ赤字」
    の遠因になったという話があるのですが(笑)
    Wikipedia情報なので信頼は薄い?
    『株式会社プロダクション・アイジー』も、創立20周年なんですな。
    http://clappa.jp/Special/72/1/2/
    『麻生太郎 – Wikipedia』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E
    Wikipedia情報なのであまり信用できないんですが…
    (『野中広務さん』のことも、書いてまりますが…
    前見たときと比べて明らかに否定的な項目が増えてる…
    なんか利権を守るため必死ですな(笑))
    微妙に『サルまん』と関係ありそうなのは、
    >1989年 – 1991年に掛けての「有害コミック」騒動では、「有害コミック」を
    >規制する立場から1991年「子供向けポルノコミック等対策議員懇話会」を結成し、
    >会長となった過去がある。
    『サルまん・21世紀愛蔵版』下巻の、『まんが法律』とは直接関係はないみたいですが。
    (『まんが法律』は、大阪府の条例の話ですし)

  13. stoned より:

    麻生太郎は野田大元帥のいとこだそうですよ。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%94%B0%E6%98%8C%E5%AE%8F

  14.   より:

    麻生さんは子供の頃からの筋金入りの漫画ファンですよ。
    「メカビ」のインタビューを読めば判りますが、エリア88のストーリーをスラスラ言える位、メジャーな漫画はほぼ把握しています(単行本のコレクションは九州の実家にあるとか)。膨大な資料を読んで大臣としての職務をこなしながら週刊、月刊のメジャーな漫画誌を全てチェック(or購読)しているのは知能が低いのが理由ではないでしょう。
    今回の総裁選では色々な(政治的、道義的)意味で勝つ事は出来ないのが最初から判っていたとは思いますが、予想外に支持者の存在が無視できない事は示せたと思いますので、このまま消えないで欲しいですね。

  15. 忍天丼 より:

    本人がオタクというより毛並みの良さがオタクに受けてるのでしょう
    オタクは王子様やお姫様が好きですから。
    高祖父が大久保利通、祖父が吉田茂元首相、両親を引き合わせた人物が白洲次郎、妹が寬仁親王妃信子と言う事無しですよね。

  16. 名前 より:

    >ただ、けっこう意外でしたが英語はなかなか上手ですね。
    スタンフォード大学大学院に留学した人にたいして上から目線で
    「意外」というのはどうかと。

  17. うん より:

    >テレビなどで見ている限り、単なるお調子者にしか見えないです。
    そりゃそうです。TVではやれ秋葉原だの漫画だの、取り上げ方に問題があると思いますよ。
    漫画外交以外の主張ももっと取り上げたらいいのに。
    個人的には本当にローゼンを読んだのか半信半疑。

  18. うん より:

    >テレビなどで見ている限り、単なるお調子者にしか見えないです。
    そりゃそうです。TVではやれ秋葉原だの漫画だの、取り上げ方に問題があると思いますよ。
    漫画外交以外の主張ももっと取り上げたらいいのに。
    個人的には本当にローゼンを読んだのか半信半疑。

  19. k より:

    そういえば毛並みの良さなら福田氏も負けてませんね

  20. guldeen より:

    福田「安部が封印してきた人権擁護法、夫婦別姓、外国人参政権を一気に進めたい」
    http://www.kajisoku.com/archives/eid1722.html
    人権擁護法案というのは、稀代の悪法として一部からは槍玉に上がっている法案ですが。
    これが成立すると、漫画業界の一番忌み嫌う「表現規制」が一方的に成り立つわけで、小林よしのりではありませんが、例えば「黒人を書こうとするなら『マイケル・ジャクソン』形式で書くしかない」「アメリカ人や韓国人などをカリカチュアライズして描くのは『人権擁護法違反』でアウト」といった事態に陥りかねないのは、目に見えてます。

  21. 匿名 より:

    ここにはどうも福田支持者が多いようですね

  22. どけん! より:

    >スタンフォード大学大学院に留学した人にたいして上から目線で
    「意外」というのはどうかと。
    僕なんかスタンガンフォード慈善学校に留学拒否
    された人間ですが常に下から目線で
    「営業スマイルでオタクに売り込む、ねじれた
    奇形右翼の一種イカつい顔の麻生さん」
    っていう印象しか持ってませんよ。
     

  23. MAGI痔瘻 より:

    公務員がオタクの一定数を形成してるとかしてないとか、
    あるていどの金もあってヒマもあるしという...
    てなことを
    小耳にハサんじゃった!

  24. 赤木了介 より:

    余りに腹立しいので以前書いたものをフルコピペします
    http://d.hatena.ne.jp/reds_akaki/20060329#p2
    ■石原慎太郎を肯定的に取り上げ支持する文脈で紹介する某人物 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント
    (コメント欄に某人物が誰であるか書いたら即刻削除する*1。本人が改悛すると信じたいので)
    某人物は、「例の石原都知事の肝煎りで始まった」「東京国際アニメフェアでの石原都知事の御尊顔」と書き(東京国際アニメフェア/主催者側代表・石原慎太郎)と再度に亘って態々名前を出しそして「(東京国際アニメフェア?)実行委員長・石原慎太郎都知事」の「"御尊顔"」の画像を張り付けて(link)います。
    この某人物は、本を焼き人を殺し、「ババアは有害」発言を批判されたら「(実際には「おばあさんは素晴らしい」と説いている)松井孝典の発言を引用しただけだ」と嘘吹き*2それを指摘されたら「東大の宇宙学者がそういうことを言ったので、驚いてある席で紹介したら、中に共産党の人がいてわたしのせいにされた」とする*3人物を、「東京国際アニメフェアを主催しているから」と賞賛し、支持しているのでしょうか。
    某人物達は「ローゼンメイデンの単行本を読んでいるのを目撃した」「麻生HPの太郎は考えるを読んでみると意外とこの人はオタク感性が豊富なのかも知れない」と麻生太郎を賞賛し
    「実兄の舅が知的財産戦略本部・コンテンツ専門調査会座長だから」安倍晋三を支持するのでしょうか。
    我々の文化の基盤を潰す御先棒を担いで、自分達だけ利権の御零れに与るつもりなのでしょうか。
    *1:石原新太郎 (219.98.149.118)と名乗る書き込みが(2006/10/25 23:47)に有ったので削除
    *2:http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/izakayadangi.html
    紙屋研究所:居酒屋談義の本音と政治家の本音※松井孝典の名誉のためにいっておけば、松井が発言したのは、まったく逆の、人類だけがおばあさんという存在を許し、その知恵を借りることで種が存続してきた、とする「おばあさん仮説」である。ババアは有害というのは、まさに石原の女性観そのものであったのだ。石原はこの点を議会で共産党に追及され、答弁不能に陥った。
    *3:http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20061226
    の下の方、東京新聞の記事>「ババア発言」 江川紹子さんの注文に知事弁明 新宿区の都立戸山高校で二十五日に開かれた、いじめ問題に関する公開座談会で、ジャーナリストの江川紹子さんが石原慎太郎知事に対し、「ババアとか三国人と発言するのはやめて」と注文を付け、石原知事が弁明する場面があった。石原知事は二〇〇一年に雑誌インタビューで、学者が言った言葉として「『文明がもたらしたもっともあしき有害なものはババア』なんだそうだ」と発言したとして、日弁連から警告書を提出されるなどした。江川さんは「言葉の使い方に大人やメディアがもっと繊細にならなければならない。知事にお願いだが、ババアとか三国人はぜひともやめていただきたい」と指摘した。これに対し、石原知事は「ババア発言」について、「東大の宇宙学者がそういうことを言ったので、驚いてある席で紹介したら、中に共産党の人がいてわたしのせいにされた」と弁明した。
    http://d.hatena.ne.jp/reds_akaki/20070519#p2
    ほぼ一年前、同じ講談社の『コミックファウスト』asin:4063788083と『メカビ』asin:4061795910で対照的な記事が載った事を、皆さん覚えているでしょうか。インタビュアーの太田克史を始め、「SHONEN JUNP」初代編集長/VIZ media Executive Vice Presidentの成田兵衛、「週刊少年ジャンプ」編集長茨木政彦、と云った第一線の人達が、挙って昨今の国策化に対して迷惑だ、止めてくれと表明しています。"J"氏の「僕は、キャラクターとしては麻生大臣みたいな人、好きなんですけどね(笑)」とは、至言です、確認すれば麻生太郎は日本会議国会議員懇談会の会長を長らく務め(現会長は平沼赳夫)、1989-1991年に掛けての「有害コミック」騒動では「有害コミック」を規制する立場から1991年「子供向けポルノコミック等対策議員懇話会」を結成し会長を務めた人物です。
    そして竹熊健太郎は、本を焼き人を殺し、「ババアは有害」発言を批判されたら「(実際には「おばあさんは素晴らしい」と説いている)松井孝典の発言を引用しただけだ」と嘘吹きそれを指摘されたら「東大の宇宙学者がそういうことを言ったので、驚いてある席で紹介したら、中に共産党の人がいてわたしのせいにされた」とする*1人物を、「例の石原都知事の肝煎りで始まった」「東京国際アニメフェアでの石原都知事の御尊顔」「(東京国際アニメフェア/主催者側代表・石原慎太郎)」「実行委員長・石原慎太郎都知事」と再度に亘って態々名前を出しlinkそして「"御尊顔"」の画像を張り付けてlink支持、賞讃しています。

  25. めたろう より:

    ↑?
    このエントリに関する批判なの?
    少なくとも石原慎太郎を賞賛する文脈では無くて、
    皮肉ってる様に思いますが。
    前回の「パチモノ」にしても、
    アレは笑いのネタ振りだと思うのだが、
    マジレスが来るし。
    今日は福田康夫風に。
    虫の居所が悪くて申し訳ありません。

  26. おやじです より:

    なんか香ばしいのが一匹まぎれているな(笑)

  27. くろいぬ より:

    政治がらみのネタは、余裕が無い人が多いですね。
    特定の国家や宗教や利益団体に偏ってさえなければ、ぶっちゃけどこの政党でもいいんですが。
    きちんと国民の方向を向いた政治さえやってくれてれば、多少金に汚くても口が悪くてもいいです。
    正直、メジャーリーガーや外資金融のファンドマネージャーなんかに比べると、政治家の報酬なんて安すぎると思うし。
    アニメーターの問題は、近い将来CGアニメに置き換えられるから放置されてるんじゃないかとも思いました。手書きのアニメーターは、むしろ陶芸みたいに伝統芸能に近い方向で保護した方がいいのでは? 萌え絵なんて、まんま浮世絵だし。そういう方向に進もうとしてるのは、オタク支持率0%の村上隆とかなんでしょうけど。
    しかし、公約を掲げて当選しても、すぐに忘れ去られてしまう仕組みは、どうしようもないんでしょうかね。
    単なる選挙用のポーズなのか、それを実現するまでのハードルが高すぎて、党内政治に押しつぶされるてしまうのか。
    改革のためなら、使命をひとつだけ持って、それを遂行したらすぐに辞めて行くってのが、いいのかもしれませんね。小泉さんの人気の根源は、そこにあったんだと思います(人気がありすぎて任期伸びてたけど)。

  28. 赤木了介 より:

    めたろう様の指摘が在ったのでリンクを貼り直しました。
    わたしが何に怒っているかその一端を田中宏和さんが代弁してくれたので紹介します
    http://critic3.exblog.jp/7482150/
    余りに腹立しいので以前書いたものをフルコピペします
    http://d.hatena.ne.jp/reds_akaki/20060329#p2
    ■石原慎太郎を肯定的に取り上げ支持する文脈で紹介する某人物 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント(コメント欄に某人物が誰であるか書いたら即刻削除する*1。本人が改悛すると信じたいので)
    某人物は、「例の石原都知事の肝煎りで始まった」「東京国際アニメフェアでの石原都知事の御尊顔」と書き(東京国際アニメフェア/主催者側代表・石原慎太郎)と再度に亘って態々名前を出しそして「(東京国際アニメフェア?)実行委員長・石原慎太郎都知事」の「"御尊顔"」の画像を張り付けて http://memo.takekuma.jp/.shared/image.html?/blog/images/ishihara.jpg
    います。この某人物は、本を焼き人を殺し、「ババアは有害」発言を批判されたら「(実際には「おばあさんは素晴らしい」と説いている)松井孝典の発言を引用しただけだ」と嘘吹き*2それを指摘されたら「東大の宇宙学者がそういうことを言ったので、驚いてある席で紹介したら、中に共産党の人がいてわたしのせいにされた」とする*3人物を、「東京国際アニメフェアを主催しているから」と賞賛し、支持しているのでしょうか。
    某人物達は「ローゼンメイデンの単行本を読んでいるのを目撃した」「麻生HPの太郎は考えるを読んでみると意外とこの人はオタク感性が豊富なのかも知れない」と麻生太郎を賞賛し
    「実兄の舅が知的財産戦略本部・コンテンツ専門調査会座長だから」安倍晋三を支持するのでしょうか。
    我々の文化の基盤を潰す御先棒を担いで、自分達だけ利権の御零れに与るつもりなのでしょうか。
    *1:石原新太郎 (219.98.149.118)と名乗る書き込みが(2006/10/25 23:47)に有ったので削除
    *2:http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/izakayadangi.html
    紙屋研究所:居酒屋談義の本音と政治家の本音※松井孝典の名誉のためにいっておけば、松井が発言したのは、まったく逆の、人類だけがおばあさんという存在を許し、その知恵を借りることで種が存続してきた、とする「おばあさん仮説」である。ババアは有害というのは、まさに石原の女性観そのものであったのだ。石原はこの点を議会で共産党に追及され、答弁不能に陥った。
    *3:http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20061226
    の下の方、東京新聞の記事>「ババア発言」 江川紹子さんの注文に知事弁明 新宿区の都立戸山高校で二十五日に開かれた、いじめ問題に関する公開座談会で、ジャーナリストの江川紹子さんが石原慎太郎知事に対し、「ババアとか三国人と発言するのはやめて」と注文を付け、石原知事が弁明する場面があった。石原知事は二〇〇一年に雑誌インタビューで、学者が言った言葉として「『文明がもたらしたもっともあしき有害なものはババア』なんだそうだ」と発言したとして、日弁連から警告書を提出されるなどした。江川さんは「言葉の使い方に大人やメディアがもっと繊細にならなければならない。知事にお願いだが、ババアとか三国人はぜひともやめていただきたい」と指摘した。これに対し、石原知事は「ババア発言」について、「東大の宇宙学者がそういうことを言ったので、驚いてある席で紹介したら、中に共産党の人がいてわたしのせいにされた」と弁明した。
    http://d.hatena.ne.jp/reds_akaki/20070519#p2
    ほぼ一年前、同じ講談社の『コミックファウスト』asin:4063788083と『メカビ』asin:4061795910で対照的な記事が載った事を、皆さん覚えているでしょうか。インタビュアーの太田克史を始め、「SHONEN JUNP」初代編集長/VIZ media Executive Vice Presidentの成田兵衛、「週刊少年ジャンプ」編集長茨木政彦、と云った第一線の人達が、挙って昨今の国策化に対して迷惑だ、止めてくれと表明しています。"J"氏の「僕は、キャラクターとしては麻生大臣みたいな人、好きなんですけどね(笑)」とは、至言です、確認すれば麻生太郎は日本会議国会議員懇談会の会長を長らく務め(現会長は平沼赳夫)、1989-1991年に掛けての「有害コミック」騒動では「有害コミック」を規制する立場から1991年「子供向けポルノコミック等対策議員懇話会」を結成し会長を務めた人物です。
    そして竹熊健太郎は、本を焼き人を殺し、「ババアは有害」発言を批判されたら「(実際には「おばあさんは素晴らしい」と説いている)松井孝典の発言を引用しただけだ」と嘘吹きそれを指摘されたら「東大の宇宙学者がそういうことを言ったので、驚いてある席で紹介したら、中に共産党の人がいてわたしのせいにされた」とする*1人物を、「例の石原都知事の肝煎りで始まった」「東京国際アニメフェアでの石原都知事の御尊顔」「(東京国際アニメフェア/主催者側代表・石原慎太郎)」「実行委員長・石原慎太郎都知事」と再度に亘って態々名前を出しhttp://memo.takekuma.jp/blog/2006/03/
    そして「"御尊顔"」の画像を張り付けてhttp://memo.takekuma.jp/.shared/image.html?/blog/images/ishihara.jpg
    支持、賞讃しています。
    guldeenですが、人権擁護法案についてはhttp://d.hatena.ne.jp/reds_akaki/20051112#p1
    からhttp://news.2log.net/nwatch/
    http://homepage.mac.com/biogon_21/iblog/B1604743443/C1240585619/index.html
    を御覧ください、guldeenは
    http://kikori.g.hatena.ne.jp/guldeen/20061023
    http://blog.livedoor.jp/news2chplus/archives/50120668.html
    を紹介して中川昭一の「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」という発言を支持し、それを批判されると
    http://d.hatena.ne.jp/keyword/%b2%bc%c9%ca%a4%ca%a4%e4%a4%ea%ca%fd%a4%c7%a4%cf%c0%b8%c5%cc%a4%bf%a4%c1%a4%cb%c0%e8%c0%b8%a4%c8%b8%c6%a4%d0%a4%ec%a4%eb%bb%f1%b3%ca%a4%cf%a4%ca%a4%a4%a1%a3%cc%c8%b5%f6%a4%cf%a4%af%c3%a5%a4%c0?kid=187868&mode=edit
    「中川昭一氏の発言に配慮の欠けるものが多いのは事実ですが、はてなダイアリーキーワードは日記ではありません。このような定義の仕方は、徒ら(いたずら)にキーワードを増やすだけで、本来のキーワードの使い方からはかけ離れています。」と批判者を削除しようとしました。
    guldeenは勝共連合の工作員です

  29. とも より:

    漫画好き=オタク支持という発想が既にズれているわけで、永田町つーとこは、ことサブカルに関しては20年ぐらい遅れているような気がするのは自分だけではありますまい。
    まあ政治家が「漫画を読む」のがステイタスになるというのは民主主義として良い方向性だと思う反面、政治的成熟度としてはどうなんだかなあ、と思わないでもないです。
    別に漫画読むなとは言いませんが、やはりしっかりしているところにはしっかりしてもらわないと大衆にオモネるだけではあかんと思いますが。
    漫画読むのは当たり前、その上で政治をしっかりしてもらいたい。漫画だアニメだを政治ツールに使うのは戦略としてはアリですが、個人的心情としては「全然分かってないんだなあ」と少々寂しくもあります。

  30. らぶだいこん より:

    ヲタクっていう言葉が出てくる時点で、選挙権をもってる漫画やアニメ好きと、一般人とを切り分けて考えてる。
    それはどう考えても「特異人種」としての切り分けてであるとおもうのですが。
    麻生氏の第一声に納得がいかないアニヲタの俺です。
    「ニートの皆さん!!」「フリーターのみなさん!!」「失業者のみなさん!!」って呼びかけ聞いたことないんですけど「ヲタクの皆さん!!」ってのは許容範囲なのでしょうか?

  31. めたろう より:

    えー。
    とも様らぶだいこん様のコメントにて纏め、
    という事でええんでないでしょうか。
    まー。
    皆基本的に考えてる事感じてる事に、
    大きな差は無いんだと思います。
    >「ニートの皆さん!!」「フリーターのみなさん!!」「失業者のみなさん!!」
    上記の呼びかけをする勇者がおれば、
    演説に耳を傾けぬでもありませんが、
    さて内容があるものやら。

  32. 永田電磁郎 より:

    そこで失業者対策として
    漫画からヒントを得て腸詰工場設立…
    書いてていやんなってきた

  33. quolaid.com より:

    総裁選・麻生さんの射程

     自民党の総裁選、コップの中の嵐という見方が一般的ですが、そうじゃない、もっと、目を開けてよく見ろという人もいます。
     ラグジュアリィは、結局、生活のどの局面・領域で優先的に自分の「価値実現」を目指すのか…

  34. k-boss より:

    「有害コミック規制」いうても、
    麻生さんは表現規制の方じゃなくて「ゾーニングの徹底」なんだがね。

  35. 長谷邦夫 より:

    昨夜「みなもと太郎君の画業40周年等を
    祝う会」へ行ってきましたが。200人ほどの
    出席者に「官」「議員」関係者あいさつゼロ!
    で、実に気持ちが良かったです。
    ズレちゃう話しを書いてしまいましたが、
    いずれにしろマンガ関係の集まりに
    ↑系が、顔を出すような会には参加したくない。
    酒がまずくなる。
    政治家に尊敬??されるようなオタクには
    ならぬよう、(笑)諸兄おきおつけ下さい。

  36. 無職 より:

    国が本気でアニメに頼りだしたら終わりじゃないですかね?末期ですよ末期

  37. ああああ より:

    >赤木了介
    なげーんだよっていうか、そういうことはトラックバックでやるべきことだろw

  38. nomad より:

    麻生太郎が悪いわけじゃないと思うよ。
    麻生閣下(w)は「ただの」マンガ好きであって、それをオタクに絡めて有権者に対して演出をしてるのであろうと。そういう演出をしたいさせたいっていう思惑がかみ合ってるだけでしょ。
    まあ、国が保護したり援助したりするとろくなことにならん、というのは同感。
    アニメに限らず、本人のやる気とかってえのに依拠した業界は、いびつな産業構造になってるってのは、良くいわれる話。
    バイク便とか、研究職とか。(博士号を持ってる人の死亡・行方不明は10%近い:文部科学省「学校基本調査」による)
    きっとマンガ家になるともっと怖い数字が出てくるんじゃない? ちゃんとした統計が出せるかどうかはわからんけど。
    これはアニメ業界についてというよりも、そうした産業構造に対して網をかけないとまずそげなかんじ。
    で、それをすると海外にー!!
    てことは関税かけたり保護政策をー!!
    とするとろくなことにならないってわけで堂々巡り。ショボーン

  39. ウンコブリブリ より:

    多分、国が乗り出したら規制のほうが多くなる気がするな。
    個人的に今の政治家だと基本的にもともと在った地盤を受け継いで地位を築いてるのが大半だと思うので、今の政治家にアニメ・漫画の利権をメインにするほどのフットワークの軽さは無い気がするし、それをやる奴はもっと後にならないと出てこない気がするんだが。
    まぁ、石原さんがその先駆けになるのだろうけど。
    でも、話はそれるけど『メイド喫茶』って母体がキャバクラだったりするから、水商売って結構大胆なことする気がする。ノウハウとかどうしたんだろ?

  40. 赤木了介 より:

    付け加えると竹熊健太郎はhttp://memo.takekuma.jp/blog/2007/09/post_3c4a.html#c15442256
    で「ああそうか、組合なのかここは。だから保険もやってるんですね。しかも日共系なのか」と、労働組合や日本共産党を殊更に侮蔑していますね。
    復thessalonike(田中宏和)の引用http://critic3.exblog.jp/7486916/
    ですが(痩せてしまった人による宣言などでは無く)竹熊健太郎の一連のこういった振る舞いこそが遂行的に「オタクは死んだ」事を表してはいないでしょうか、竹熊健太郎はルンペンプロレタリアートhttp://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/30nengo/30nengo11.html
    擬似インテリだ。先人が築き上げた我々の文化を、食い物にしようとする(表現規制こそ巨大な利権だ)連中に繫がって、自分達が利権のお零れに与ろうとしている。

  41. たに より:

    労働組合や日本共産党を殊更に侮蔑していますね
    →えっ侮蔑したら人としてダメなの!?
    ちょっとツッこんでみたくなりましたよ
    労働組合は国鉄のなんかはオレはよくやったと思うし、日本の労働者の地位向上に少なからず役立ったと思っていますが、日本共産党にはハッキリと侮蔑感じてますが、、、
    (1)唯物史観なのに天皇制はオッケーって非道くありませんか?
    (2)革命なら武器を持って武装闘争すべきじゃないんですか?
    (3)志位さんがキモいのを何とかして下さい。不破さんはカリスマ性があって「おおっ」というのはあったんですが、志位さんはどうしてあんなにキモいんですか?(1)と(2)はどーせあんたら天皇制も革命も真剣に考えてないだろうから、こっちを真剣に総括してみて下さいよ。
    大体サヨクのリーダーって毛沢東にしてもカストロにしてもレーニンにしても金日成にしても「カリスマ性」があるんじゃないですか?_
    社会党だけれど飛鳥田さんとかもサヨクのカリスマって感じでしたが志位さんのあのオタクみたいな顔はとにかくひどいですよ、志位さんはよく分からないけど鳴海埠頭みたいなとこでロリコン同人誌を売っている風情ですよ。
    志位さんは本当にキモイですよ、テレビとかで見ると引きますよ、正直、何とかして下さい。
    (4)たけくまさんとか僕みたいな問題意識のないルンペンプロレタリアートは困ったもんですね(笑)

  42. たにしんいち より:

    あっ上の暴言は私です↑
    志位さんはしゃべりもキモイですね

  43. to-ri-su-ga-ri より:

    >赤木了介さん
    とりあえず落ち着いて。
    ハイパーリンクするのも結構ですが、引用がないと具体的にどの部分に言及しており、あなたがそれに対しどのような見解を持っているのか分りません。そのせいかどうか、竹熊氏に対する批判もポイントが掴めません。
    これは多分に私の読解力不足もあるでしょうが、いずれにしろ誤解の余地が多いというか、正解を計りかねるプレゼンテーションだと思います。
    結局は感情を暴発させているだけ、という風に受け取られるのは損だと思いますがどうか。
    あと竹熊氏は政治家のコンテンツ産業に手を出すことを推奨しているというより、いずれ手を出してくるならば業界全体のために上手く利用する方法はないかな?という立場のように思えるので、あなたの批判の矛先として適当なのかちょっと疑問です。
    むしろ公権力に対して過剰なくらいの不信感を持ってるのが竹熊氏というのが私のイメージなんだけど。その不信感が跳ね返ってやたら職質されるw(最近はどうなんでしょ?)くらいに。

  44. nonbug より:

    しかしてアニメ業界に労働組合作ればいいのか、って話ですよねえ。それってのは要するに全部が東映になればいいじゃん、って話になってしまいます。
    東映ってのはホルスのときに労働争議が起きたのは有名な話ですが、その影響もあり今でも一話動画が3500枚なら、一枚たりとも増えても減ってもイケナイなどという話を良く聞きます。
    ゆえにあそこ出自の演出家(細田守、幾原邦彦、五十嵐卓哉など一派)はアニメーターがあげてきたタイムシートを徹底的にいじってメリハリをつけるのが当たり前という、なかなか奇抜かつ特異な演出が目立ちます。
    クオリティを求めたい現場としてはかなりきつい環境らしく、細田守をしてスタイル誌のロングインタビューで「劣悪な環境」と評しています。
    もちろん東映も悪いところばかりでもないですが、すくなくとも今のアニメのハイクオリティさは東映的なる(=労働環境の保全からなる)文化からきているものではないのは確かです。

  45. より:

    >スターシップトゥルーパーズのようなオタクの大群
    国がテコ入れすれば、ヒロポン並みに
    「シャブ・カルチャー」ですね。
    (あ、ヒロポンはシャブじゃないや)

  46. アニメ泡から より:

    そういや(どこかのは失念したが)地方のTV局の方のBlogが、著作権で喧嘩しあっているあるBlogに載せられていたんで読んだことがあるんですが、そこにアニメの中抜き問題は問題ではないとする論陣を張っているかたがいましたよ。
    データを出して、理論立てて、これくらいの中間経費は他の業界でもよくあること。
    アニメ業界が極端なんかじゃない。アニメは搾取されてないと。
    今それを探しているんですが、なかなか興味ふかい書きこみでした。
    てことはあれか、アニメ業界に匹敵するくらいの現場搾取が、この国のいろんな業界にはびこっているってことになるんかい。
    まあ未だに美しい日本です。しかしあのデータだけは気になる。将来アニメの搾取問題を考えたさい、特に。

  47. たけくま より:

    たとえば演劇なんかも、一部の商業劇団(四季とか)を別にすれば、基本的に「持ち出し当然」の世界ですよね。公演してもまず劇団員にギャラは発生しないし、そればかりかチケット販売のノルマが課せられたりする。
    そういうのをきく度に、あの人達はよくやってるなあと思います。収入は水商売なんかのバイトで、そのまま50歳越える人もいる世界。
    劇団員もアニメの人も「好きでやってるんだろ?」で納得させられるんだろうけど、演劇は最初から商売になってないのを承知で入ってるからまだいいとして、アニメって一応ビジネスで回ってる世界のはずでしょう? それが、今時中卒でもありえない収入というのは、納得できないですよね。女工哀史かこれはって感じで。
    庵野さんは前のエヴァがヒットしたとき、末端のスタッフにまで利益を還元しようとして、スタッフはもちろん喜んだけど業界内では「顰蹙」を買ったと聞いてます。「よけいなことするな」ってことで。

  48. ガムシール より:

    庵野監督は今回のエヴァ新作映画を製作委員会抜きでやってますね。
    ガイナックスを離れて自分の会社を作り自社製作自社配給。
    映画がコケたら凄い額の借金を負うことになるとんでもない大バクチ。
    結果は春エヴァに迫る大ヒット。このまま4本作り終える頃にはスタッフにキチンと利益を還元できる勢い。
    この庵野監督の姿勢は好感が持てます。

  49. とも より:

    麻生さんも漫画好き、アニメ好きを標榜するのであれば、ここのみなさんが言われているように政治家としての活動をしてもらいたいですね。
    でも業界の慣習がそう簡単に改まるものでもなし、そもそも麻生さん自身にそのビジョンはないでしょう。せいぜいが庶民派アピール、オタク票獲得ぐらいが目的なわけで。
    ただメインストリートですらWCE改め家族だんらん法などという馬鹿法が出てくるような日本の労働状況ではサブストリートの体質改善など遠い話ですね。

  50. 通公認 より:

    その一方でこう言うのもあるわけですが>売れないDVD
    ハルヒDVD 米国で6万セット販売 YouTubeも貢献?
    http://animeanime.jp/review/archives/2007/08/dvd6_youtube.html
    言わずもがなでしたかね?

  51. arere より:

    麻生の演説でリスペクト表明してるオタクを
    見るとオタクっていつからこんなにバカに
    なったんだろう?とか思ってしまいます。
    ふだん自分たちの趣味が理解されないから
    ちょっと理解したフリされると
    とたんに懐柔されてしまうのですね。
    「鼻つまみ者のオマエを理解できるのは
    オレだけだぜ~、だからいうこと聞けや」
    これってヤクザのやりかたですね。

  52. とも より:

    >麻生の演説でリスペクト表明してるオタク
    いるんですかね?針小棒大報道によるマスコミの情報操作の様な気がしますが。
    いたとしてもごく一部では。
    人間そんなに馬鹿じゃないし、そもそも当事者はそれほど疎外感は感じてないと思いますよ。
    (趣味が理解されない、というのは客観的観測で生じる第三者の感想であって、当人達は同好の士が集まってるわけですから)

  53. うn より:

    麻生派以外の派閥は全て福田氏を支持していたのに投票の35%以上を麻生が取ったのを見ると
    麻生氏はオタクだけでもってるわけでもないと思うんですけどねえ
    演説を見に行ったのですがオタクっぽい人なんてポチポチとしかいませんでした。むしろ中高年ばかり(秋葉原じゃなかったからか)。
    TVの取り上げ方に違和感を覚えました

  54. 渡辺裕 より:

     そらまあテレビ屋のやることですから、としか言いようが無いでしょ。
     皆様一々ツッコミ入れないってだけで、庶民の皆さんに街頭インタビューやってるくらいのことでも「なぜあんなところに某プロデューサーの娘さんが!?」「あの人どこの事務所の人だよ!?」とか、結構あるでしょ。聞くかぎり見る限りなんで全体の何%がそうなんだか知りませんけど。
     なんかそういう話ばかり耳に入ってた時代のほうが異常ですか、とも。今どうなんすかね?
     あと冥途喫茶に限らんですけど漫画ゲームアニメなんかも元を辿ればヤクザの客引きが母体ですから。そんなのネーよと思ってるのが今様に能天気なだけで、現場逝ってそんな「ワガママ」通じるわけネー、とも言いますよ。
     アニメで言えば、元々紙芝居屋のおっちゃんが「飴を売るための客引きで」やってたのが源泉かそれに近い業態なわけですから、そんなもんで金取りやがってと考えるのが、上のほう(若しくは客)の人のセンスかな、と。
     まぁでも、自分から会社興して皆様を養っていこうってセンスは凄いと思いますし、それで事を為したのは素晴らしいですので、頑張っていただきたいです。
     あと、働く人そのものに「おんぶ抱っこ万歳」とか思ってる人が多いのも事実ですよ。それはそれで。潰しが利かないから逃げないってだけです。そのへんは、一般労働者も同じですか。

  55. めたろう より:

    >たとえば演劇なんかも、一部の商業劇団(四季とか)を別にすれば、基本的に「持ち出し当然」の世界ですよね。公演してもまず劇団員にギャラは発生しないし、そればかりかチケット販売のノルマが課せられたりする。
    「勧誘の無い新興宗教」という奴ですね。
    つかこうへい さんは、うそかまことか、
    水商売のお店をいくつも持って、
    そちらを本業としているそうです。
    平田オリザ さんは、劇場主でもあるのですが、
    当然それ(小屋貸し)で回る訳も無く、
    公的助成金をこれでもかとふんだくって来て、
    何とかノルマ無しを達成してるそうです。
    (すごい事なんですよ!ノルマ無しは。)
    それこそ、つかさんはじめ多くの演劇人は、
    公的助成金とかは軽蔑していた訳ですが、
    オリザさんはそれじゃ駄目なんだ、
    と頑張って来た訳です。
    勿論、演劇界全体に行き渡る程パイがある訳じゃないから、
    ごく例外の話ですが。

  56. 渡辺裕 より:

    >「鼻つまみ者のオマエを理解できるのは
    >オレだけだぜ~、だからいうこと聞けや」
    >これってヤクザのやりかたですね。
     娯楽業界ほとんどソレ、とも言いますよ。そんで、文句あるから反抗しようかと思ったら「鼻つまみ者のお前なんか世間の誰が相手にするって言うんだ?」とか言って脅すのもまた手口。
     んで、困ったことに、言われる側も変なところで脛に傷があるもんだから言い返せないんですよね。コンプレッサーって言うんでしたっけ? そういうの? 歳食うと益々後戻り効かなくなりますし。大変ですな、とか思うんですよ。

  57. 渡辺裕 より:

     とか言ってますけど、むしろモノホンのやくざは仁義人情に厚い(笑)ですから、そこまでに無碍でもないんですけどね。特に地域に根差してる場合は。中途半端に格好だけ真似てる一般庶民のほうが美味しいとこ取りだけしようとするから、その意味一点でやくざよりえげつないんですよ。
     今どきだって、企業の上のほうで偉そうしてるのは、大概庶民あがりですよ。モノホンの筋者は裏に引っ込んでるもんです。
     その領域に行けない零細ヤクザとか他所の地方に逃げたか飛び出したかしたようなのが、ネチネチ要らんことするんですよ。零細個人や出稼ぎ系がやることえげつないのは、ある意味民間でも一緒。そういう意味で、やくざもまた人なりって感じですかね。
     生きるために頑張るのは、素晴らしいことだと思います。まる。

  58. to-ri-su-ga-ri より:

    >アニメで言えば、元々紙芝居屋のおっちゃんが「飴を売るための客引きで」やってたのが源泉かそれに近い業態なわけですから
    これは違うのでは?
    そもそもアニメーション制作が今のようなプロダクション形式で行われるようになったのも、戦時下でプロパガンダ、あるいは国策に利用されたのが切っ掛け(←そのことをネガティブに捉える必要もないと思うけど)であって、それ以前はほとんど個人作業で作るものだった、いうのを目にした覚えがあります。全国公開や長編の制作もそうした背景があってこそ実現した訳で。
    一方、紙芝居の全盛期は戦後だと思います(復員の方の日銭稼ぎに適してたので)から、その頃には現在のアニメ制作の基盤は整っていたはずです。
    と、言ってはみたものの、こちらの知識不足や事実誤認もあるかも。もっと詳しいかたもおられるでしょうから、胡散な点あればご指摘ください。

  59. 渡辺裕 より:

    ↑うんん? と思うのでちょっと言ってみるんですけど、
    >それ以前はほとんど個人作業で作るものだった
     んだから、その部分が戦後の事情で花開いて大きくなったわけでしょ? んじゃ一緒でわ? とも。
    >アニメーション制作が今のようなプロダクション形式で行われるようになったのも、戦時下でプロパガンダ、あるいは国策に利用されたのが切っ掛け
     別にこっちを否定しているわけじゃないので、悪しからず。あとまあ、国策に利用されるものってのは、常に先行者ありきですよ。何の基盤も基礎も無いものは「利用」しません。
     言い方が悪いかもしれませんけど、芸事や見世物ってのは本来やくざの領分ですから、表向き手を引いてても裏では…ということは、ちょくちょくありますよ。資金源とか、そういう意味合いで。
     そのことを知らないか軽視してるかで、単純に「アニメが面白いから商品力で偉くなったんだ」とか「我々は正しい!」とか、そういう意味あいの言動する若い子が居るのは、どうなんだろ? と思います。世間知らずとか言ったらまた反感買うのかもしれませんけど、だったら自力でやれば? と言われたら途端に窮して世間の無理解を詰るような人が言ってるんだろ、とは思います。
     その意味で、詳しくは知りませんけど庵野監督の偉業は、大したものだと思います。今後も頑張っていただきたいです。

  60. 渡辺裕 より:

     どことは言いませんけど、ほんの10年くらい前まで、社長室に日本刀飾ってあるゲーム会社なんてのも、ありましたよ。マニアにはそこそこ有名な会社でしたけど。どこだっけ? 忘れました。
     たけくまさんもちょろっと言ってるみたいですけど、
    >収入は水商売なんかのバイトで、そのまま50歳越える人もいる世界。
    ↑コレの「母体は」なんなのさ、とか。そういうことです。零細弱者に優しいのは、むしろそういう界隈です。いわゆる正義大好きな一般庶民は(とくにブームに乗って膨れ上がるような人たちは)、その点相当冷酷なもので。現場が幾ら頑張っても、その場その時その瞬間で面白くないと判断すれば、即潰すし、すぐ逃げます。そういうもんです。いつまでもいつまでもじーっと粘って絶対逃げないような骨のある人は、そうそう居ません。それが、一面での真実です。
     そういう人たちの無形の荒波から現場を守る的な…「守り代」としての意味もあるんですよ。搾取には。それが正義とは勿論思いませんけど、じゃあそういう存在をそもそも許容させちゃってるのは、誰のどんな心なのさ? と。そんな感じです。生きるって大変だな、と思いました。
     まぁ、何のかんので飽きる心には勝てんのですよね。とも。

  61. 書評の書評::「とてつもない日本」

    アニメ業界にてこ入れがあったとしても、抱き合わせの規制が恐ろしいです。

  62. カインリート より:

    渡辺裕さん
    どこだったか覚えてませんが、前の名前は藤井さんでしたよね
    藤井さん名義での書きこみのあったBlogってどこでしたっけ。

  63. 渡辺裕 より:

    ↑そう聞くくらいなら知ってるだろうから自分で勝手に行ってらっしゃいな。

  64. 渡辺裕 より:

     …という効果も若干あると見込むから(現に今あるんで)、定期的に名前変えてるんですよ。飽きっぽいってのもあるんですけど。同じ名前で同じキャラ作りやってると飽きた上に肩凝るんですが。

  65. to-ri-su-ga-ri より:

    >>それ以前はほとんど個人作業で作るものだった
    >んだから、その部分が戦後の事情で花開いて大きくなったわけでしょ?
    は違うかと思います。
    現在のアニメ制作は分業が基本ですし、そうした分業体制は戦争中に確立した部分が大きいようです。東映動画の前身である日動も戦争中にアニメーターだった人を中心に作られたはずです。
    しっかり調べてるわけではないので間違ってる点もあるかも知れませんが。
    また仮に“個人作業の部分が戦後の事情で花開いたのだ”としても、「紙芝居屋の客引き」とどうつながるかよくわからないです。
    渡辺裕さんが業界のきなくさい事情に通じていることを示したいのだということはだいたい了解しました。

  66. JIMMY より:

    このジャンルを背負って立つ人は付け焼き刃じゃ
    だめだと思うんです。
    竹熊さんが政界に進出いただければ
    必ずや1票投じます。

  67. 渡辺裕 より:

     いや、だ~か~ら~。
     業態や体制の違いが、そのまま母体の違いを示すものではないんだってば。
     そこ言っても
    「また仮に」「どうつながるかよくわからない」「示したいのだということはだいたい了解しました」
     コレで返すんだったら好きなだけお調べなさいな。別に私の言うこと全部信じてそれ以上調査禁止って訳じゃないんだから。別に私だって全部が全部事情に通じてるわけじゃないですから、たまたま行ったらそうだったとか、聞いた話ではああだった、の累積ってだけなんですし。

  68. to-ri-su-ga-ri より:

    質問の仕方が悪かったのでしょうならばすみません。
    しかしそもそも紙芝居云々は「母体」ではなく「業態」の話なのでは?少なくとも自分はそう考えていました。
    >アニメで言えば、元々紙芝居屋のおっちゃんが「飴を売るための客引きで」やってたのが源泉かそれに近い業態なわけですから
    もしかすると「源泉」を「母体」と近いニュアンスで使われていたのでしょうか?
    そちらの意見を誤解していたかもしれませんが、少なくとも私は自分の知っている範囲の情報を挙げて、「紙芝居の客引き」の業態と「アニメ制作」の業態の関連は薄いと思う、と主張したわけです。
    それに対し「好きなだけお調べなさいな」と返されるの結構せつない。
    「示したいのだということはだいたい了解しました」は、自分の聞きたいこと(アニメ制作と紙芝居業態の関連)と関わりが薄く思える裏社会がらみの内容に話が向かったのに不満を覚えてしまったために、ちょっと嫌味な表現を使ってしまったのでした。これについては謝罪。

  69. 渡辺裕 より:

     紙芝居見に行くとき、全員が全員紙芝居を見たくて行くわけじゃないんよ。そりゃ勿論紙芝居をやるからと言うことで見に行く人が多いだろうけど、中には飴がメインで紙芝居は後回しって人も居るの。酷いのになると「飴を万引きしたいから」行くってヤツも居るの。そのへんは、今でも変わらんでしょ。p2pとかエラい流行ってるじゃない。
     それと、売る側の事情としては「紙芝居を見せてやるから見料払え」とは言えないし言わない。飴を売るから金をくれ、なんだってば。子供相手なんだから。そこまで阿漕な商売しないのよ。大人は。
     んで、「紙芝居はタダだから見るけど飴はいらねえ」という子供も居るの。最近(ちょい昔)だとビックリマンとか何とか、チョコはどーでもいいからシールくれってな買い方する子供も居たでしょ。
     子供の買い方ってそーゆー具合にストイックなもんなんだけど、別に売り手の側がそこまで親身な訳でも人気があるんだからそっちで金取れとかそういう風に考えてるわけじゃなくて(昔の意味で、大人だから)、本来売りたい(そのことによって助けたい)品物・業種ってのが別にあって、紙芝居とかアニメとか言うのは、それに対する広告塔とか客引きの意味合いのほうが遥かに強い(強かった)、ということなんだっての。
     アニメーションを専門で作る業者が既に居てそういう界隈では流れ作業も分業化も当然だったとか、そりゃ今だって下請け孫請けの町工場では同じことするでしょ。普通に。
     別に、それは単なる製作現場の事情の問題で、そもそもお客にどういう受け入れられ方をされてたのか(タダだから見るのか金を払ってでも見たいと思われてたのか)と、現場の体制は関係ないよ、それ。とも言うんだけどね。
     業態の存在意義そのものが、どういう筋合いのものだったか、それに対して何が母体だったのか、ってことを言ってるわけだから、現場の体制がどーたらこーたらは、逆に視点がズレてますよ。
     まぁいいや。そーゆーこと言ったところで「私が言うから」信用しないってことなんでしょ? 資料調べて納得してよ。多分ソッチの方がいいよ。
     私が言うからどーこーじゃなくてさ。現場を知ってるか? くらいのことなんだよ。それ。工場行ったら何やるの? とか、農家行ったらどうなの? とか、会社勤めってどういうこと? とか。そういう世間のしくみに属する問題のほうを言ってんだっていうか。だから、別に専門家でも裏事情に詳しい(←w)とかそういうことでなくても、普通に人付き合いがあって幾らか仕事の掛け持ち回り持ちやってたら、誰でも気付くよ。そんなの。
     意味わかんね。

  70. あおきひとし より:

    >テレビなどで見ている限り、単なるお調子者にしか見えないです。
     
     うん、新宿の街頭演説のニュースを見ましたが、カメラアングルの関係で真後ろのバックが「飲酒運転撲滅 警視庁」のでっかい看板なんですよね。あたし、アレを見て笑っちゃいました。「立ち位置がこっからだと良くないっすよ」と注意してあげる人はいなかったんでしょうか?だとしたら麻生陣営には参謀がいない、烏合の衆なんですかね?あれでは、「裸の王様タロー」ですよね 藁

  71. to-ri-su-ga-ri より:

    怒られた!?
    そんなに失礼な応答だったですか?
    別にあなたが言うことだから信用するつもりはないなどと主張したつもりはないので、ちょっと参ります。
    しかし、渡辺裕さんの仰りたいことは大体わかりました。制作体制云々の問題ではなく、アニメが「どういう商売の為に使われているか」ということを考えた時に、紙芝居と共通点が多いということですね。
    行き違いがやっぱりあったようです。
    で、申し訳ないですが更にちょっと反論です。
    確かに紙芝居は「飴」を売るのが目的だったと思うのですが、アニメーションの場合は必ずしもそういえない節があるのではないでしょうか?
    この話ばっかりもあれですが、戦争中のプロバガンダのアニメーションは「何かを売る」のが目的ではなかったでしょうし。
    『鉄腕アトム』のキャラクター・マーチャンダイジングなんかはむしろアニメのために商品売ってる印象です。今のDVD売り上げへの依存度の高さもむしろ制作費確保のための自転車操業な部分あるでしょうし。
    で、以下は同意点。
    商品を売る為の広告塔ってことならば、アニメに限らずテレビ番組全般がそれをきっかけにCM見せて最終的には商品の購買に結びつけようというものだから、確かにそうかもしれませんね。
    それだと余りにも一般的すぎて、わざわざアニメと紙芝居を選び出して並べなくてもいいような気もするけど、これはこのふたつの関連性の有無ってやつに自分の関心が引き寄せられてるからかも。
    そんなわけで、うーん、半分くらい納得という感じでしょうか。あと半分ははぐらかされたような気持ちもしますが、これは自分の中の「議論に勝ちたい」というくだらん執念でこだわっているのだけかもしれないです。

  72. 渡辺裕 より:

     私にその感情はあんまりないか希薄なんで
    >怒られた!?
     と言われても逆に困るんですけど、面と向かって悪罵でも言われない限り、多分怒らんですよ。言われても、状況的にギャグなら笑っちゃうかも。字面にそこまでの威力は期待してません。ご心配なく。基本的に面倒くさい派なので、じゃあもういいよ、で一緒くたとか。そういう傾向で文面書きますね。往々に。なのでその点ご容赦を。こちらこそごめんなさい。
    >アニメーションの場合は必ずしもそういえない節があるのではないでしょうか?
     そうですね。そう思います。
    >この話ばっかりもあれですが、戦争中のプロバガンダのアニメーションは「何かを売る」のが目的ではなかったでしょうし。
     値の付く「売る」では無いですけど、戦意高揚させてお国のためにタダで死ぬわけですから、凄い安い買い物ですよね。「金銭を伴わない売買」は成立してるでしょうね。
     売るために見せると言うより、「買うために」見せてるんですよ。なんのこっちゃ、ですけど。
    >今のDVD売り上げへの依存度の高さもむしろ制作費確保のための自転車操業な部分あるでしょうし。
     正直、ユーザーの側にも「アニメはカネ出してみるもの」という意識は希薄なんじゃないかと思いますね。私なんかは。一度放映したら(テレビでは)二度と見せない、という縛りが無ければ、多分売れませんよ。DVD。
     そういう意味合いも含めて、紙芝居のおっさんの喩えです。
     大方の企業はそういう現実を痛いほど知ってるから、周囲に何と言われようとも既得権にしがみつくんだと思います。はっきり言えば、日本の消費者はちょっとでも気に入らなかったらカネ出さない。即殺される。そういうことです。
    >わざわざアニメと紙芝居を選び出して並べなくてもいいような気もするけど、これはこのふたつの関連性の有無ってやつに自分の関心が引き寄せられてるからかも。
     なんというか、客の知性や教養やセンスがお高いと言えばそうなんですけど、コマーシャル的な「パッと出るもの」で一瞬に心を奪われるわけじゃないんですよ。じっくり見てしっかり吟味して、気に入れば(納得すれば)食指を動かしてもいい(でもカネを出すとは限らない)。そう考える層に対するアプローチ手段のようなもんですよね。そういう意味合いから「物語」って発達したんじゃないかと思います。言葉を悪くすれば、警戒心の強い貧乏人向けなんですよ。
     思うだけなので、事実かどうかは知りません。
     あと、アレですね。長期間引っ張ってると、途中で腹減りますよね。メシでも菓子でも食いますよね。なんか飲みますよね。そんな感じ。
     仕掛けってモンは、もっと「即物的」なんですよ。手品と一緒で。巧妙にやるからそこ気付かないね、ってだけです。
    >これは自分の中の「議論に勝ちたい」というくだらん執念でこだわっているのだけかもしれないです。
     勝ち負けで言うなら、とっくに負けてますよ。私は。「言ってることに納得は求めてなくて疑問に思う部分を他で調べるならそれでいいしそれがいい」とはっきり言ってるんですから。最初から負けで~すって言いながら出てるんだから、それに「負け」はあり得ない。
     私は単なるきっかけ屋ですから。それ以上のものではないです。

  73. 渡辺裕 より:

     私なんかは逆に「アニメユーザーは貧乏人(若しくはそれに匹敵する程度にカネ出さない)」と強く思ってる節がありますから、庵野監督の業績とか詳しく知りませんけど、素直に凄いなと思います。ええっ!? カネ出たんだ!? みたいな。…そういう次元からビックリしますか、とも言いますけど。
     まぁでも、よくよく考えればゲームのソフトが数千円しても買いますよね。私も子供の頃から今に至るまで買いますし、アニメ見なくなったのは、ある時期急に食指が動かなかっただけですから、動けば買った(見た)んですよ。多分。子供の頃の餌付けが十分じゃなかったから逃げただけで。
     そういう「原点」を忘れちゃいけないな、って感じです。ただまあ、何を出せば売れるのか、なんて分からないし、それに対して(出展者側の)出費が多すぎるのもありますから、二の足踏むのも分かります。
     難しいところですよね。工場みたいに受注生産できればいいんですけどね。それだけは出来ないから、ある意味凄いアグレッシブな商売ですよ。よくやるな、大変だな、(好みが合うんであれば)カネはケチらずキチンと払ってしっかり見ようよ、と思います。んで、何よりまずタダ見根性を撲滅しないと、彼ら業界人の苦悩はまだまだ続くと思いますよ。
     アニメに金を払う人(多分世間的にオタク)と払わない人(p2p使ってるヤツ)の割合、一度調べたほうがいいですよ。
     多分、結構な薄氷だと思います。
     どうなんでしょね? そのへんのところ。そこに関して、主催者もユーザーも「そんな大したこと無い」とかもの凄い高を括ってて、それでどうにかなっちゃってる部分があるように思います。
     普通、スーパーなんかの小売店で万引きが総売り上げの3%食ったらそこは倒産なんですけど、「大きな組織」ってもんは、周囲が僻むほど搾取もしてなくて、むしろ必死で経費削ってたりするもんですから。万引き行為はマジで死活問題なんですよね。そんで、どこにでも常時1%程度の万引き犯って居ますから。
     なんか調べたらp2pユーザーの侵食率が5~10%行っちゃったとか、それマジでヤバくな~い? みたいな状況を想像します。んだから現場にカネ落ちないんじゃないの? 搾取だけでもないかもよ? と。
     企業の擁護ってわけじゃないですけど、そう思ったりもしますね。

  74. じた より:

    やっぱり業界通・事情通の第一人者として、権威(=肩書きという意味で言ったのではありません)を振りかざしたいのかな?と思ってしまいます。
    (の割りには内容が・・・)
    語りたいなら、ご自分でサイトなりブログなりを持つべきでは?
    きっと皆さん拝聴してくれますよ。

  75. 未知ん より:

    >東映ってのはホルスのときに労働争議が起きたのは有名な話ですが、その影響もあり今でも一話動画が3500枚なら、一枚たりとも増えても減ってもイケナイなどという話を良く聞きます。
    (略)
    >もちろん東映も悪いところばかりでもないですが、すくなくとも今のアニメのハイクオリティさは東映的なる(=労働環境の保全からなる)文化からきているものではないのは確かです。
    東映の歴史を少しでも調べた人なら分るとおり、赤字を抱えた東横映画と東京映画配給と太泉映画が合併して発足した際、社長に就任した大川博が徹底した合理化とコスト管理で東映を立て直してトップ企業に
    したんです。予算の厳守は社風なんですよ。
    だから労働組合主導で作ったホルスはスケジュールと予算オーバーになり、なくなく動かしたいカットも止め絵で処理せざるを得ず、責任を取らされたホルスの関係者が退社していき、長編動画時代を支えた人材は東映動画から流出していきました。その後、デビルマンやマジンガーZが放映された頃にリストラが提示され、スタジオがロックアウトされる事態になったものの、結局大幅な人員整理が行なわれています。
    現在の東映アニメーションに社員の演出家やアニメーターもいますが、テレビアニメは基本的に外注のスタジオ頼りです。東映アニメーションの労働組合が強いから労働強化に配慮して枚数制限しているというより、単なる予算管理でしょう。

  76. R.F より:

    テレビなんてものがなかった頃は、地方ドサ回り専業の小劇団でも食っていくことはできたんですよね。というか、私の大伯父が、そういう小劇団の座長をやっていた人なんだそうです(一応、二代目までは続いたらしい)。
    現代でも、副業をしなくても食って行ける程度には儲かっている劇団もあると思うんですよ。梅沢富美男とか浅香光代とかの大衆演劇の劇団は、駆け出しの下っ端は食えないかもしれませんが、中堅どころまでバイトで食いつないでいるとはちょっと考えにくい。
    だから私は、劇団員が食えないのは、要するにその劇団が一般受けしないものをやっているからなんじゃないかと思っています。
    それとも、CMを打ちまくって誰でも知っている劇団四季は別格として、知ってる人なら知っているレベルの劇団☆新感線とか演劇集団キャラメルボックスとかでも、構成員はほとんどがバイトして食いつないでいるんでしょうか? さすがにそんなことはないんじゃないかと思うんですけど。
    あと、誰も名前を出しませんが、エイケンはアニメーターを最初から正社員として雇用して、初任給もそれなりの額が出るそうです。「内定が決まった学生が、エイケン以外の業界の状況を知っている親御さんの反対で辞めていくのが悔しい」というインタビュー記事を見たことがあります。

  77. 渡辺裕 より:

     高校時代の同級生が首都圏で被り物の仕事をしているんですが、どこかの遊園地のヒーロー戦隊ものとか、そういう仕事を所属事務所に定期的に回してもらって何とか頑張っているそうです。所属事務所の知名度や依頼主との力関係で、随分変わるのではないでしょうか?
     生活苦でたまらんほどではないけど、金にはならん仕事だと言ってましたよ。引越しセンターのバイトを同日数入れたほうが、収入はいいらしいです。昔聞いた話なんで今現在の状況は分かりませんが。
     知る人ぞ知る的なマイナー劇団の経済状況がどんなものか私も知りたいですけど、何となく想定するに厳しい系だろうとは思います。

  78. りゅーと より:

    >アニメは戦時中プロパガンダに利用され発達した
     これは大塚英志さんが「トリッパー春季号」で
    仰ってます。 碩学の方なので信じてしまう。
    手塚アニメ起源説も否定してました。

  79. あ~ より:

    大塚さんのは偏りが強すぎるので割り引いて聞いたほうがいいと思います。
    政治利用というよりは、アニメーション制作には資金がかかる上に洋モノ(ディズニーとか)に
    センスでどうしても勝てないでいたところに、戦意高揚用の短編の仕事がじゃんじゃん来て
    潤った、と言うべきです。
    例の『ジャパニーメーション』はこのブログでも批判されていました。
    ディズニーの戦意高揚アニメもろくに見ないで論じたてている本だ、と。

  80. to-ri-su-ga-ri より:

    >あ〜さん
    「戦意高揚用の短編の仕事がじゃんじゃん来」たというのは「政治利用」されていたってことでは?と、細かい突っ込みですみません。
    しかしそれはそれとして、大塚英志のように、アニメーションの発達において戦争中にプロパガンダ/国策映画の制作があることから「アニメは戦時下プロバガンダ起源→国策にアニメーションが利用されるのは危険(ナショナリズムの再来)」みたいな主張に突っ走るのは飛躍しすぎでしょうね。
    早い話が大塚は、アニメ業界に国が訳も分らんくせに首突っ込んで来るなよ!と言いたいのでしょうけど。

  81. mikuru より:

    「オタクの皆さん!」なら良かったけど「自称・秋葉原おたくのみなさん!」 って言ってましたねw安倍と麻生は日本語がだいぶアヤシイなあ、というのがそのときの素直な感想でした。
    まだ「最初はグー、斉藤ケン!」のほうが面白かったです。

  82. めたろう より:

    R.F.様
    >劇団☆新感線とか演劇集団キャラメルボックス
    へたをすると下っ端の方は、、、。
    その辺の、歴史の長い中堅どころで、
    初めから商業演劇を意識してるところの中堅メンバー位までは、
    バイトしないで何とかなってる、、、、、と思いたい。
    >梅沢富美男とか浅香光代とかの大衆演劇の劇団
    「大衆演劇」というジャンルで、きちんとお金のあるお客さんを、
    歴史的に押えている「業界」なので、商売になっていると思います。
    >だから私は、劇団員が食えないのは、要するにその劇団が一般受けしないものをやっているからなんじゃないかと思っています。
    その通りであります。
    が、各世代ごとに「業界」を孤立して作ってるのが芝居の世界で、
    尚且つ下の世代ほど「業界」を作るまでには至らない訳であります。
    そもそも「商業演劇」を馬鹿にする風潮も残っている。
    たとえば上記の「新感線」や「キャラメルボックス」(特に後者とか)
    は馬鹿にされる事も多かったのです。
    でも、キャラメルボックスの製作部門とか、
    チケット販売に進出したり、熱心にやっていたんですよ。
    本体のは一度観たきり二度と行かなかったけど。

  83. オーメン より:

    総裁選中や総裁選後、一部の自民党の政治家が麻生氏批判のために、キモオタだの特定の層に人気がある人だの色々と小馬鹿にしたり、差別的な発言をしていたのにげんなりしました。
    特に40手前の年代の後藤田正純衆院議員の「オタク(笑)」とか「素人(笑)」、「私のような政治の玄人は」といった薄ら笑いを浮かべながらの揶揄は非常に嫌味に感じて不快でした。
    一部の麻生支持者からは、「あんな特定の層に受けても、マイナスイメージにしかならない。心配」という声もあったそうですが、堂々と自分は漫画が好きである、とカミングアウトし、自分達やオタク文化を卑下するすることは無い、と言ってる麻生さんは、オタクのクセに他のオタクを非難している、一部のオタクの人たちよりは、口が曲がってお調子者ですけれど精神がより健全な人だと感じました。
    自分はオタクなのにオタクを卑下したり、他のオタク達をわけの解らない自意識過剰丸出しの攻撃をする一部の人たちにうんざりしているので、あっけらかんと「俺は漫画が好きだ(馬鹿にしたけりゃ馬鹿にしろ)。」と言っちゃってる麻生さんの方が、全然マシです。
    その年齢になってもどうして漫画にのめりこむのですか、と聞かれて、ちゃんと理由を答えてるのは私は好感を持ちましたね。

  84. ぷっく より:

    甘い言葉にご用心
    自分に厳しく言う人を大事にすべし

  85. どうやら彼らは著作権の非親告罪化を諦めておらず、10/16日よりパブコメが募集されるので皆様ご協力のほどをよろしくお願いします。

    著作権法の非親告罪化は「一律は不適当」 小委員会中間まとめ公開
    著作権法の非親告罪化は「一律は不適当」とする文科省著作権分科会のパブコメは10/16からです(Like a rolling bean (new) 出来事録)
    著作権分科会(第23回)議事録・配付資料
    ついにこの時がきました。
    しかも彼らは著作権の非親告罪化を諦めていないようです。
    前回何故著作権の非親告罪化があれほど反対されたのかがまるでわかっていないとの事なので今度こそあの頭でもわかる…

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