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2007年12月1日

脳梗塞一周年

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うっかりして更新が一日ずれてしまいましたが、これ書いている現在(11月30日午後11時50分)、俺が脳梗塞で倒れて入院してちょうど一年目になります。

だからどうした、と言われそうですが、個人的にはたいへん貴重な体験でしたので、ついこうしてエントリをしたためておる次第。いやあ、生きているからブログなど書けるわけでして、生きててよかったです、個人的には。

倒れたときはまだ脳梗塞の初期症状だったので、何事もなければ以前と変わりないままクリスマスには退院できたはずでした。ところがクリスマス前に実施した脳血管の撮影検査で、脳内に造影剤を注入したら、普通は大丈夫なはずなのに「非常にまれな悪影響」が出てしまって、今度こそ死にかけました。運が悪かったですが、なんとか生きて社会復帰できましたので、細かいところに目をつぶれば運がよかったのかもしれません。

昨年暮れにはオシム監督のように生死の境をさまよって、しばらく昏迷状態が続いたものの正月明けに意識が回復し、真っ先に心配したことは「文字の読み書きは大丈夫か?」というものでした。そこで親父に俺のノートパソコンを持ってきてもらい、2時間ほどかけて5行くらいの文章を書きましたが、時間はかかるもののなんとか意味の通じる文が書けたので、ホッとしました。

その時点では言葉もロレツが回らず、ベッドから起きあがることも、歩くこともできませんでしたが、読み書きさえなんとかなれば自分は生きていけると考えたら、すごく気がラクになったことを覚えています。

それで生き残ってはっきり思ったことは、これからの人生もう好きなことしかやりたくないし、やらない、ということです。

でもこれって、考えれば子供の頃からの俺の願望そのものなのでした。ただ人間、そうは思っても実行となると躊躇が生じるもので、なんだかんだ言っても以前の生活をルーティンで続けてしまうのだろうなあ…と思っていました。その迷いは、今度の病気でかなり吹っ切れましたが、まだまだ病気以前に受けていた仕事がしぶとく残っていて、それは完遂しなければなりません。少なくとも50歳になるまでには。

入院中は考える時間だけはたっぷりありましたので、人生設計をするうえでは、ちょうどいい機会をもらったといえると思います。その意味では、病気もそんなに悪くなかったかも。病気もしないかわりに、あのままルーティンワークに追われつつズルズル50代に突入していたかと思うと、ゾッとします。

これからも、ブログに限らず、好きなことを好きに書いていきますので、ご指導ご鞭撻、ご批判のほど、皆様にはよろしくお願いします。どうせ脳詰まりの死に損ないが書くことですので、温かいお気持ちで受け止めるなりやり過ごすなりしてくだされば幸甚であります。


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