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2007年12月6日

こんなタイトルにするんじゃなかった

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Berabou3 篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 [河出文庫]

昨日ひっそりと絶賛発売されました拙著『篦棒(ベラボー)な人々』ですが、アマゾン以外のネット書店にもリンクを貼ったら想定外の落とし穴があったことに気がつきました。

普通に「篦棒な人々」で各ネット書店のトップページから検索をかけると

◎アマゾンOK
◎BK1OK
◎紀伊国屋NG
◎ジュンク堂NG (※1)
◎セブンアンドワイ
OK
◎楽天ブックス部分NG (※2)
※追加 ◎本やタウン部分NG (※2)
※追加 ◎ブックサービス部分NG (※2)

と、紀伊国屋さんとジュンク堂さんがなぜか引っかかりません。でも「竹熊健太郎」や「戦後サブカルチャー偉人伝」で検索すれば普通に出てきます。

※1 6日AM10:00追記 朝見たらジュンク堂さんはさっそく検索できるようになってました。ありがとうございました。

※2 6日PM2:00追記:楽天ブックスさんと本やタウンさん、ブックサービスさんは「篦棒」だけならヒットしますがなぜか「篦棒な人々」と書くと検索できません。

今度は篦」の異体字である「箆」を使って「箆棒」と検索すると、

◎アマゾンOK
◎BK1OK
◎紀伊国屋OK
◎ジュンク堂OK
◎セブンアンドワイNG(太田出版版[絶版本]のみが表示)
◎楽天ブックスNG
◎本やタウンNG(絶版本のみヒット。ひらがな・カタカナはOK。「箆棒な人々」と入れるとなぜか旧版もヒットしなくなる。謎。
◎ブックサービス部分OK (「篦棒」と「箆棒」だけならヒットするが「…な人々」と続けると引っかからないのは本やタウンと同じ)

というわけで、アマゾンとBK1はどちらも検索できますが、紀伊国屋とジュンク堂は異体字の「箆棒」のみでデータ登録されていることが判明。さっそく訂正していただくよう、版元の担当者にメールしておきました。でも、ウェブ上ではなぜか正字の「篦棒な人々」になってるのが不思議です。

「篦」「箆」。両方「へら」と読みますがなんて紛らわしいんでしょう! 俺は昔からATOKを使っているんですが、「べらぼう」で変換すると普通に「篦棒」しか出ないんですよ。だからこれまでちっとも気がつきませんでしたが、FEPによっては「箆棒」と出ることもあるんですね。

どうやらそのへんで、書店でのデータ登録が「篦棒」だったり「箆棒」だったりと混乱しているみたいです。まさかこんなことになるなんて……。

これをご覧の書店員の皆様、私の新刊は「篦棒な人々」が正しいです。万が一お店のデータ登録が「箆棒な人々」になっていましたら、お手数ですが「篦棒」に訂正しておいてください。(※追記 篦棒・箆棒の両方で検索できればなおありがたいです。)書店のデータ端末で正しく「篦棒な人々」と入力しても、元データが「箆」になっていたら検索されずに、「まだ入荷してませんねえ」とお客様に教えてしまう危険性があります。ご注意ください。

そもそも、なんでこんな見慣れない漢字をタイトルに使ったのかといいますと、まさに見慣れないがゆえに、かえって書店で目立つのではないかと考えたためです。書店で本の書名をザーっと見ていて、「篦棒」という文字に目がとまり、「これなんて読むの?」と思って手にとってくださるお客様がいるのではないか、我ながらいいアイデアじゃわい、と一人ほくそ笑んでいたのでしたが、この十年で、まさかここまでPCによるデータ検索が普及して一文字でも違ったら検索できなくなる世の中になるとは想像できませんでした。

グーグルなんかは、言葉によっては間違えても「もしかして●●ですか?」とあいまい検索が可能になってますが、一般の書店データベースはそこまでは対応してないようです。以前もアマゾンで「森進一」のCDを探そうとして出てこないので焦ったら、「森新一」と打っていたことがありました。

策士策におぼれる、と申しますか、こんな面倒な漢字なんて使わず素直に『ベラボーな人々』にしておけばよかったです。しかし、もう遅い。

ちなみにアマゾンの場合は予約受付の段階で異体字の存在に気がついて篦棒」「箆棒」「べらぼう」「ベラボー」でもすべて検索できるように版元の営業の人にお手数おかけしたんですよね。でもネット書店がこんなにあると、全部に目が行き届かないかもしれません。

前のエントリでは各書店にリンクを貼っておきましたが、もう一度貼ります。すべて「篦棒な人々」への直リンになってますので間違える心配はありません。ご安心を。

◎アマゾン→★
◎BK1→★
◎紀伊国屋BOOKWEB→★
◎ジュンク堂書店BOOKWEB→★
◎セブンアンドワイ→★
◎楽天ブックス→★
◎本やタウン→★
◎ブックサービス→★

※追加 ◎ライブドアブックス→★

●本の内容についてはこちらを参照→★1 ★2 ★3 ★4


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| コメント(2)

“こんなタイトルにするんじゃなかった” への2件のフィードバック

  1. ショート・ショート 超短篇小説 第3話 「無印良品」

    無印良品  私がその店に入ったのはまったくの偶然であった。 尾行をまくためにいく

  2. 箆棒な人々←読める?

    たけくまメモ : こんなタイトルにするんじゃなかった
    そもそも、なんでこんな見慣れない漢字をタイトルに使ったのかといいますと、まさに見慣れないがゆえに、かえって書店で目立つのではないかと考えたためです。書店で本の書名をザーっと見ていて、「篦棒」という文字に目がとまり、「これなんて読むの?」と思って手にとってくださるお客様がいるのではないか、我ながらいいアイデアじゃわい、と一人ほくそ笑んでいたのでしたが、
     竹熊さん、あんた、この業界で四半世紀もライター&編集者やってるのに、「箆棒な人々」なんてタ…

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