たけくまメモMANIAX

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2008年6月20日

京都から帰ってきました

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18日と19日、二日間に及んだ京都精華大学での連続講義を終え、さっき帰宅しました。精華大では、昨日は特任講師の大西祥平さん、今日は特任教授の高取英さんと終わってからメシを食いました。昨日は神戸芸術工科大学でフラッシュアニメを教えているルンパロさんも聴講に来てくださって、マンガ界とアニメ界の現状について話に花が咲きました。

それにしても、精華大マンガ学部の教員は自分の知り合いばかりで唖然とします。他大学の類似講座にも知人率が高いので驚きます。ほんの数年前まで、オタクサブカル界隈で蠢いていた人々が、こぞって大学の先生になるなんて事態は想像もできませんでしたよ。まあ、どの大学もオタクやサブカルに縋りたくなるほど、世の少子化が進んでいるということなのかもしれませんが…。俺みたいな人間にとっては都合がいいわけですけれども。

なんというか、商売としてのマンガ界もアニメ界も閉塞しておるわけですけど、閉塞しているのは業界だけで、目を同人誌即売会やネット界に向けるなら、新しい才能も作品も生まれて来ているわけです。才能はそこに存在するのに、それに目配せをして、うまく才能を掬い上げるシステムができていない、あるいは、システムはあってもガタが来ているだけなのだと俺は考えるわけです。

俺について言えば、そこにいる「才能」をなんとかして世に出せればいいなあ、と願うばかりです。俺は、別に「大学教授」として偉くなろうなどということはこれっぽっちも思ってはいません。できるなら大学で「編集者」をやってみたいと思うばかりです。

「編集家」という肩書きを考えたのは15年くらい前ですが、これまでの俺は、肩書きにふさわしい仕事をするチャンスがなかなかありませんでした。これからいよいよ、今度こそ本当に「編集家」ができるのではないかという期待にうちふるえておるところです。

それにしても疲れました。これで明日、いやもう日付をまたいで今日になりましたが、金曜日は多摩美の講義があります。もうすっかり気分は大学の先生ですが、高卒(専門学校抹籍)の俺がこんなことやっていていいんでしょうか。まあ一生懸命やるつもりなので学生諸君はよろしくお願いします。

捨てる神あれば拾う神ありといいますが、俺も中年まっただ中にして面白い状況になってきたものです。

そういえば、京都駅に到着したとき、駅で同じ新幹線から降りてきた内田春菊さんとバッタリ。「たけくまさ~ん」と呼ぶ声がするので誰かと思えば春菊さんでした。彼女はなんと、同じ京都の造形大学で講師をしてるんだとか。最近こんな話ばっかりとはいえ、ひー。

明日は多摩美が終わったら、町田で本田透君とタイ料理を食べる予定です。彼の『電波男』が今度講談社から文庫になるんですが、それの解説を書いたのです。講談社の人が一席もうけてくださいました。ありがとうございました。


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| コメント(3)

“京都から帰ってきました” への3件のフィードバック

  1. 【大学カレー】京都精華大学 2007/1/24

    この地図を確認して頂くと分かる通り、山の中です。
    地下鉄 国際会館駅よりスクールバスにて行けます。

  2. 慶応が目指す「世界水準の大学」

    慶応は世界水準の大学を目指すべく、まずは学費の見直しを
    発表している。メディアで発表されている内容は以下の通り。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    慶応義塾大学(東京、安西祐一郎塾長)は、創立150年記念事業の…

  3. yosiブログ より:

    《 魔法の書 》に関してのプレビュー

    【出処】 東京は神田神保町の古書店街の中のとある古本屋で見つかったのかと思ったら意外にも秋葉原で見つかったらしい。

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