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2008年7月4日

『電波男』の文庫本

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51xjoqznmdl__ss500_電波男 (講談社文庫 ほ 34-1)

今さらなんですが、本田透くんの『電波男』の文庫が講談社から出ております。俺、これに解説文書いているんですけど、町田のタイ料理屋で打ち上げ食事会やったのが先月半ばですのに、ここで紹介するのをうっかり忘れていました。本田くん、講談社のOさん、ごめんなさい。

この本については、これ以上俺からあーだこーだ言うこともないんですけど(解説読んでください)、久々に本田透くんに会ったら、なんだか偉く悩んでいたので、そのことを書いてみたいと思います。

悩みというのは、『電波男』が出たことで、彼は念願の署名ライターになれたわけなんですけど、作家としての彼には『電波男』『喪男(モダン)の哲学史』のようなオタク・ルサンチマン評論家としての顔と、『円卓生徒会』『イマジン秘蹟』のようなライトノベル作家の顔がふたつあるわけなんですね。

で、『電波男』が彼の出世作であることは間違いなく、この本がスマッシュヒットになったおかげで仕事が増え、念願のラノベも書けるようになったわけなんですが、ところが今度はラノベが思ったほど売れないと悩んでいるんですよ。

売れないといっても、『円卓生徒会』なんてもう7巻目が出ているわけで、しかも版元が集英社でしょう。こういうのは売れてないとは言わないと思うんですけど、本田くんには不満があるようなんですよ。

よくよく聞いてみたら、つまり『電波男』の読者とライトノベルの読者が全然噛み合っていないようなのだと。はっきり言って評論を読む人はラノベを読まないようなので、考えてみれば俺もそうだ。そもそも本田作品だけではなく、ラノベそのものを読む習慣がないんですが。

たぶん『電波男』の読者層は30代後半から40代のおっさんオタクが中心で、ラノベの読者は10代からせいぜい20代。噛み合わなくて当然ですよ。本田くんの悩みは贅沢な悩みなのではないか、と俺はトムヤムクンつつきながら言いましたよ。この出版不況下、一冊も本が出せないライターはたくさんいるんですから。

それで、俺が以前このブログで書いた問題(モテの魔の手)はどうなりました、と聞きましたら、本田くんは自信に満ちた顔になって、

「大丈夫です。あれから怠りなく護身に努めましたので、一回もモテてません!」と断言されました。断言されても困るんですが。

http://memo.takekuma.jp/blog/2005/03/post_13.html
↑本田透くんが心配だ

とにかく、そういうことみたいですので、本田透ファンはご安心ください。





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