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2009年8月17日

コミケ無事終了

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コミケ、無事終了しました。ブースで売り子をしていたら、いきなり村上隆さんがラジオのスタッフと一緒に現れて、いきなり会場で俺と緊急対談をすることになり、驚きました。

『マヴォ』2号はいろいろな人から過分な評価をいただいていたのですが、いくつかの反省点も見えて来ました。これも実際に売り子をしてみて、お客さんの反応に直に触れなければわからなかったことがいくつかあり、次の編集に活かすヒントになりそうです。

そのひとつを書きますと、今回は152ページと大幅にページが増えて厚みを増し、いかにもマンガ雑誌らしくなったわけですが、厚い(重い・かさばる)ということで、購入を躊躇される方がいたことです。その反応に触れて、改めて商業マンガ雑誌の常識と即売会参加者の心理にはかなりの隔たりがあることがわかりました。

つまり、こういう大規模即売会ではいかに多くの本をゲットして持ち帰るかが最重要課題だったりするわけですね。その場合、わざと厚くてツカの出る紙に印刷して極力ボリュームを出そうとする商業雑誌の常識は通用しないわけです。ツカがある本を一冊買うのなら、薄い同人誌が数冊買えるじゃないか、そのほうがいいと考える人も多いわけで、これは俺にとっては目からウロコでした。

とはいえ、これ以上薄い本にしたくはないです。かわりのプランをいくつか思いつきましたので、次号以降に順次試していくつもりです。

『マヴォ』を作っていて、久しく味わうことのなかった編集の醍醐味を改めて味わっています。もともと大学で教えることになって、編集のカンを取り戻そうとして始めた同人誌ですが、始めてみて本当によかったです。

今、俺はさかんに「出版界の黄昏」について論じることが多く、そのお前が雑誌を作るのは矛盾ではないかと思われるかもしれませんが、ダメになりつつあるのは「商業出版のシステム」なのであって、「マンガ」そのものでも「編集」それ自体でもありません。まあこの辺の話は、この26日に大阪・難波で開催するトークライブに譲りたいと思います。

次は23日に有明ビッグサイトで開催されるコミティアです。今回は頒布できなかった文乃綺さんの美少年ポスターを頒布できると思いますので、ぜひよろしくお願いします。

★8月23日(日) コミティア89

●サークル名:時間藝術研究所
●誌名:コミック・マヴォ第2号
●B5版152ページ
●頒価:1000円

●有明ビッグサイト 西館“れ”-09a

http://memo.takekuma.jp/blog/2009/07/post-e2aa.html
↑8月26日 大阪・難波でトークライブ


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