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2009年12月12日

WEBマガジンで「マンガ界崩壊」インタビューを受けました

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日販・トーハンを通さない「書店との直取引」をメインにしたユニークな経営方針で話題の「ミシマ社」のWEBマガジン「平日開店・ミシマガジン」で、インタビューを受けました。

http://www.mishimaga.com/interview/003.html
↑竹熊健太郎インタビュー「マンガ界の産業革命、始まる」

内容は、これまで俺が「たけくまメモ」で書いてきたことの集大成ですが、インタビュー形式で読みやすくまとまっていると思います。

実は俺は俺で、ミシマ社の三島邦弘社長に先日インタビューをおこない、それは産経新聞夕刊の俺のコラムで記事にしています(今月中に第二回掲載予定)。

ミシマ社は、京都大学出身でまだ34歳の若さの三島氏が2006年に設立した出版社で、取次を介さず書店から直接注文を受けた場合は卸正味70%で返品可能、取次(大洋社)を通した場合は完全買い切りで返品不可、という営業方針を貫き、内田樹さんの単行本を4万8千部も売るなど、先の見えない出版界にあって、小さいながらも強い存在感を放っています。

故・池田晶子の『14歳からの哲学』を、日販・トーハンを通さずに30万部も売って業界に衝撃を与えたトランスビューとともに、「自主流通」は今、出版界の密かなキーワードになりつつあります。ミシマさんのお話は、産経新聞に書ききれなかった部分を含めて、近く「たけくまメモ」でも紹介したいと思います。

http://www.mishimasha.com/
↑ミシマ社公式サイト

一言で言うなら、俺が以前書いた「町のパン屋さんのような出版社」を、すでに実現しているのがミシマ社と言えると思います。恐竜状態で身動きがとれなくなっている既成出版社を尻目に、「崩壊状況」を自覚していち早く行動している若い出版人が存在しているわけです。これからも注目していきたいと思っています。

http://memo.takekuma.jp/blog/2009/07/post-523f.html
↑たけくまメモ:町のパン屋さんのような出版社

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| コメント(18)

“WEBマガジンで「マンガ界崩壊」インタビューを受けました” への18件のフィードバック

  1. dv dv より:

    どうなんだろう。自分の営業方針を理論武装してくれるサブカル文化人をうまく取り込もうって発想なのかな。以前ブロッコリの社長が動物のポストモダンとかいう現代思想系のアホを抱き込んでたように。
    ぶりっこりって今どうなってましたっけ。

  2. sp より:

    あんたヒネてるね>dv dv
    そんな憶測は、そのモノを読んで検証してから言うならまだ分るが。
    先入観の色メガネでモノを見ていると世界をせばめてしまうヨ

  3. masamasa より:

    確かに個人的には漫画単行本の購入量は減ってますね。不況で懐がさびしいせいもあるけど、正直ジャンプ系列に代表されるような何十巻も続く連載を追っかける気になれないのもあります。あまり本ばかり買うと家のそこが抜けるので(苦笑)
     漫画家さんもずっと同じ作品ばかり書いていて飽きないんですかね?ジャンプに代表される漫画家を働かせるだけ働かして、力尽きたらポイという姿勢の出版社もいやですね。
     年を食ったせいか今は月間連載でもじっくり作家さんが腰を落ち着けて書いている感じの漫画を年に数冊買うだけになってますね。
     ただ、佐藤秀峰さんがはじめられたネットで作品発表というのは面白いと思うんですが、そういうシステムを個人が維持していけるのか?という危惧もあります。本屋さんでちょっとぱらぱら内容見て面白そうだったら買う、というのが一番はずれがないんで好きなんですが、amazonもよく利用してます。
     まあ、読む側としては、秀作をポツリポツリと買っていくしかないかなあと。

  4. 忍天丼 より:

    ニコニコ動画のユーザー生放送なんかをみてたら凄いですね
    出版社だけじゃなくて今や個人で放送局を持てる時代ですから
    確かにもう戦艦大和の時代じゃないですね。

  5. 渡辺裕 より:

     主流になる在り方とは思えませんけど、いい方法論だと思いますよ。頑張ってほしいものです。>ミシマ社
     あと問題は、大手の問屋さんが圧力掛けたり恫喝したりして現場に本が回らなくなる攻撃をされると弱いかなー…みたいな。いわゆる末端の書店さんにも顧客にも体力と胆力が求められるから厳しいかなー…みたいな。
     ヤー公相手に喧嘩売ってるのと同じようなもんですよ。地味~にネチネチやり込められるんですわ。スッキリ爽やかなんかあり得ないと思っておいた方がいいです。そういうのも踏まえた上で、頑張ってほしいなと思いますね。

  6. deb-u より:

    裏事情通気取り君ですか

  7. 1026 より:

    某所で、小学館社員の平均年収が1700万というのを読んだのですが、この状況は景気の良い時に上がっちゃった給料を下げられなくったせいもあるのでしょうか?

  8. より:

    >俺が以前書いた「町のパン屋さんのような出版社」を、
    >すでに実現しているのがミシマ社と言えると思います
    なに言ってんだアンタw

  9. mem より:

    確かにユニークですが、もっともっと多様な書籍ビジネスの可能性を追求していく必要があると感じます。
    > なに言ってんだアンタw
    反論するならしろwww

  10. むい より:

    http://www.raw-paradise.com/
    2ちゃんねるを利用している人間なら
    一度は利用したことがあると思われる
    発売前の雑誌のスキャン画像をアップしている
    有名違法漫画サイトですが、
    このサイトに対する出版社の対応など
    ご存知ないですか?

  11. 名無しさん より:

    うんこ踏むんじゃね
    >有名違法漫画サイト
    フランス鯖だから頑張れば停止にできるかもね
    中国だとどうしようも

  12. ぷー太郎 より:

    ブログのサイドバーにはっとしたので書き込みをいたします。
    『金運体質』や『ピアノレイキ』のCD、面白いですね。
    私も持ってます。
    なぜかわからないけど、あれらを聞いて体質やメンタルが変わっていく経験をしました。
    高周波や水の音って、怪しいようなとてもシンプルなような。。。
    効果は人それぞれでしょうけど、普通のCDよりも安いので興味がある方にはオススメです。
    『金運体質』と同じ制作者様の『水琴の音で、パワースポットをあなたの部屋に』もよいですよ。
    話は変わります。
    私、ずーっと昔に竹熊さんにおあいしたことがあります。
    覚えていないと思いますが、最初のエヴァブームのころです。
    あの頃の竹熊さんは元気だったなー(^^;ゞ
    (最近また元気になられたようで何よりです)
    すみません。正体は隠させてください。
    名乗るほどでない小者です。病気をやって無職の身です。
    出版や漫画からはかなり以前から離れており、 戻ることはできませんので。
    ともあれお仕事がんばってくださいね。

  13. はに○ より:

    ここに来るのはそういう人ばかりだ

  14. inatoto より:

    サイドバーリンク広告の仕組みを分ってない人がいる、に500ドラクマ

  15. nomad より:

    ええっ
    サイドバーにはエロ本の広告ばっかりだよ!
    と言ってみたりして。
    残念ながら「透明標本」とかミカンの広告が載ってる。
    なんで俺の好きなものがわかるんだろう、とかね。

  16. vo より:

    桜玉吉が伊豆の家を買うための融資を申込むとき
    アマゾンのトップで自分の本がオススメに挙がってるのを
    プリントアウトして、銀行へのアピールに使って、
    後でそのカラクリに気づいて悶絶する話思い出した。

  17. 夏井 より:

    たけくまさん、このエントリ面白いです。
    原稿料をめぐるtwitterのやりとり。
    http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20091213

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