たけくまメモMANIAX

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2010年1月4日

本日深夜のマイ・ツィートより

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多摩美の課題採点、ほぼ完了。今年はひどく低調だった。たぶん俺が「マンガを描いてください。画材に制約はありません。鉛筆描きでもOKです。」と言ったのが、「鉛筆のラフ描きでもよい = 手抜きOK」と解釈されたとしか思えない。確かに鉛筆でもよいが、手抜きでよいと言った覚えはない。

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約9時間前
 kentaro666

http://twitter.com/kentaro666/status/7335964283

スケッチブックを引きちぎった紙の「オモテウラ」に、鉛筆で殴り描いた「作品」が今年はかなり目立った。俺の課題の出し方に問題があったとすれば、来年は考え直さなければならない。

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約9時間前 webで
 kentaro666

http://twitter.com/kentaro666/status/7336004516

ただし、一人だけ「S」をつけた学生の作品があった。まだ一年生なのだが、非常に手慣れていて、プロ級の作品だった。課題にポートフォリオが同封されてあったので、見ると、もう出版社の依頼を受けてラノベの挿し絵などを描いている立派なプロだった。

_hinohideffimini
9時間前 webで
kentaro666

http://twitter.com/kentaro666/status/7336081432

これをTwitterにアップしてから、寝て、さっき起きたんですが、さっそく来年度の方針を考えているところです。課題そのものは「マンガを描く」で変わらないと思いますが、「提出方法」を少し変えるかも。

学生にかかる負担はおそらく変わりませんが、年末になって慌てて1日でやっつけるような行為を防ぐアイデアです。詳しくは新学期に発表します。来年4年生になる人や、多摩美に入る人で、俺の講義をとるという人は覚えておいてください。とはいえ、無理に厳しい要求をするつもりはありません。

正直言うと、俺の講義は多摩美の中ではもっとも「娯楽度」が高いと思うんですよ。毎週、マンガとアニメを見せる授業ですから。それで、多摩美の場合はマンガ家志望者を相手にする実作用の講義ではないので、俺の目的は、「マンガを描いたことがない人にもマンガの実作を体験してもらう」ことがメインです。だから「完成度」はそれほど重視していません(これが学生に誤解されたのかも)。

とはいえ、手抜きでやっつけるのは困ります。明らかに課題提出の朝になって1~2時間でやっつけたような作品が今年は目立ちましたので、出席率と合わせて、あまりにひどい作品は容赦なく赤点にしたいと思います。

本当は赤点なんて俺も出したくないんですよ。課題再提出となると、もう一度採点しなければならず、こっちも二度手間になりますからね。

多摩美でやっている「漫画文化論」は、精華大で木曜日にやっている「マンガ文化論」と基本的には同じ内容の講義です。ただ、多摩美は前・後期あわせて通年選択で、課題提出は後期の年末に提出する一回のみ、精華大は前期・後期を別々に選択できる講義なので、課題はそれぞれ一回ずつと、出し方は異なりますが、同様に「手抜き」は困ります。

たとえヘタであっても、丁寧に制作された作品に赤点をつけるつもりはありませんので、4コマ作品のみであっても、できるだけ丁寧に描いてください。

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| コメント(2)

“本日深夜のマイ・ツィートより” への2件のフィードバック

  1. サトウマコト より:

    たけくまさんの、おっしゃっていたことが、このblogを拝見してよく理解できました。
    ツイッターだけだと、詳細がわかりませんでした。
    お疲れ様でした。そして、また、おつかれさまです。

  2. 長谷邦夫 より:

    ぼくも、椙山女学園大学のマンガ講座の
    後期「マンガ創作」では、「ネーム体験を
    8ページ」(絵は不要)というレポート
    課題を出していました。
    文学部が無くなってしまい、
    なんと情報コミニュケーション科なるところで
    細々~です。
    (前期は受講生は多い。マンガ文化論となって
    いるからです。)
    文学部の改組のときに、学校側が二つに分割。
    「マンガは読むけれど、描かない」ということで
    当然、後期は激減です。
    「ネームだけ」で良い~といっても
    絵を描いてくるような学生だけに講義していたんですよ。
    これが、3月で、完全に終了。
    10年やった女子大での「現代マンガ文化論」は
    終わりです。
    誠実にネームを書いてくる学生には、感謝しています。
    マンガは、やはり「絵」から入っていくものですから
    当然といえば、当然なんですが…。
    たけくまサンの指導・テストも
    学生数がハンパじゃないから
    大変ですよね。
    お察しします。

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