たけくまメモMANIAX

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2010年3月11日

都条例「非実在青少年」規制問題について

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えー、ネットですでにご存知の方も多いと思いますが、この2月24日に、東京都議会で「青少年健全育成条例」の「改正案」が出され、この中に「非実在青少年」の性的描写を取り締まろうという条例が入っていて、それがこのまま黙っていたら議会を通過してしまいそうだというので、大騒ぎになっています。

この問題については、わざと議論の余裕を持たさずにスピード採決に持ち込もうとするかのような動きがあり、「イメージを取り締まる」という前代未聞の条文は、拡大解釈による恣意的な運用が懸念されていまして、表現の自由に抵触する重大な結果をもたらす危険があります。

この問題につき、すでに明治大学准教授・藤本由香里さんから詳しい経緯の報告と、条例の危険性を訴える見解が出されています。京都精華大学でも、昨日の教授会でこの問題が取り上げられ、マンガ学部を擁する大学としての、公式な反対声明を出すことで議論がまとまりました。

藤本由香里さんがmixiのご自分の日記で書かれた文章が、この問題を理解するうえでよくまとまっていますので、藤本さんの了解を得て、ここにその全文を転載させていただきます。精華大学の声明は遅くとも来週頭に発表される予定なので、ここにも掲載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●【重要】都条例「非実在青少年」の規制について (藤本由香里・明治大学国際日本学科准教授)

 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、2月24日に、東京都青少年健全育成条例の改正案が出され、その中に、「非実在青少年」(つまり実写でなく、マンガ・アニメ・ゲームに出てくる青少年)への規制が盛り込まれています。
これは、 「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」と規定されており、つまり設定が18才以上になっていても、「18歳以下に見えれば」ダメ、ということです。
 つまり、国の方で何度も改正(改悪)が話題に上りながらも、反対が多く先に進まないでいる「児童ポルノ法」における、「単純所持規制」(=とくに売買する意思を持っていなくとも、「児童ポルノにあたるもの」を単純に「持っている」だけで逮捕)、「マンガ・アニメ・ゲームその他、画像として描かれる青少年の姿にも児童ポルノ法を適用する」というもくろみを、都の条例で先に決め、規制してしまおうという法律です。
 なので、今のところ罰則はありませんが、「単純所持」も禁止されています。
 おまけに、上記に規定された意味での「児童ポルノ」(つまり非実在青少年を含む)の根絶に向けて努力し、都に協力するのが「都民の義務」と規定されています。

第十八条の六の四 何人も、児童ポルノをみだりに所持しない責務を有する。
2 都民は、都が実施する児童ポルノの根絶に関する施策に協力するように努めるものとする。
3 都民は、青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべきでないことについて理解を深め、青少年性的視覚描写物が青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害するおそれがあることに留意し、青少年が容易にこれを閲覧又は観覧することのないように努めるものとする。

 これだけ読むと、青少年が読まないよう留意すればいいのかと思うかもしれませんが、成人が読むものもすべて、規制の対象になります。
都条例の改正案の全文は以下で読めます。
このうち、後半の、とくに赤で反転してあるところが重要な部分です。

http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html

また、今日、いままさに行われている緊急集会のお知らせ

も含め、この問題に関する基本情報をまとめたサイトは以下です。
http://mitb.bufsiz.jp/

「18歳以下に見える」とか、「不健全」とか、いくらでも恣意的に解釈できる条文の上に、これらの規制を推進しようとする都に対し、全面的に協力するのが「都民の義務」とするなど、これは戦前戦中のファシズムか? 「非国民」!とどこが違うの? と言いたくなるくらい問題のある法律なのですが、問題は、

今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!

ということです。
 そして、出版社のほとんどすべてが東京に集中している中で、この法律が通ることは、国の法律ができたのと同じ効果を持ちます。
 にもかかわらず、不思議なことに、ネットでも、マイミクさんの日記やMLでも、この問題はほとんどまともには話題になっていません。おそらく、あまりにもばかばかしい規定ゆえに「半笑い」的なコメントが多く、みんな「こんなばかばかしい規定、通るはずない、と思っているのだと思います。なぜかネットでも、個人のブログや痛いニュース以外に、信頼できるとされる一般メディア(新聞系のニュースなど)でこれを取り上げているところはないし、新聞でも報道されていないので、みんな冗談だと思っているのだと思います。
 けれど、繰り返しますが、

 今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!

 2月24日に案が発表されて、都民が意見が言えるのは25日まで(つまり1日だけ)。
 議会での質問が許されるのは3月4日(代表質問)・5日(一般質問)だけで、これも数日前には質問を提出していなければならない。(つまり議員でさえ、検討できるのは3日程度)
 で、18日の13:00の付託議案審査がもっとも重要で、今月末には投票、決定、ということになります。

 現在、都議会の会派は石原都政与党(自民、公明、平成維新の会)が62議席、石原都政野党(民主、生活者ネットワーク、共産、自治市民)が65議席という構成です。
 野党が全員反対にまわれば、否決できるのですが、今のところ、民主党内ですら、意見統一がとれていない。知人によれば、

①都議では野党の民主議員が全部法案可決に反対しても過半数に満たず、
民主自体もきれいに可決反対で意見がまとまっているわけではない。
②今回はこの法案はケイタイ・ネットに関する法案とセットで提出されており、
このケイタイ・ネット関係の法案はちょっと現段階ではあまりに穴がありすぎ、ほぼ通らない
ということになっていて、それが災いする可能性も高い。つまり二つあげたもののうち二つともが
否決されることは珍しく、ひとつを通さない代わりにひとつを通すということは議会ではよくある。
こうしたことから、この法案は何もしないでいると通る可能性が高いだろう」

ということです。
 けれど、先日、もう賛成を決めているからダメだろう…と言われていた、「生活者ネットワーク」の議員さんにヤマダさんたちと一緒にお話をしに行ってきたら、ちゃんと聞いてもらえた、という感触を持ちました。そして、この法案の危険性を訴えたのが、ほぼ私たちが初めてのようだったのが印象的でした。
 都議の方たちも、あまりにも現場から何も反対の声が上がってこないので、不思議に思う状況のようです。現場から反対の声があがらないとどうしようもない、との声も聞かれました。
 私もあまりにみんな騒いでいないので、半信半疑だったのですが、各方面に確かめても、「このままだと通る」ことは確実です。
 まだ間に合うかもしれません。広報の手段を持っている方は、この法案の危険性を、早く、広く、伝えていただければと思います。

 また、今いちばん効果があるのは、議員さんへの直接の働きかけです。
 次の日記に方法と気をつける点がまとめてありますのでご参照ください。

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| コメント(58)

“都条例「非実在青少年」規制問題について” への58件のフィードバック

  1. 通公認 より:

    「偏見、利権、根拠の無い統計、自分に関わり無い事」で他人の権利を侵害する。
    ぶっちゃけ、やってる事はシーシェパードと変わらないんですよね。
    フィクションの中を清潔にした所で、周りの親や大人が「差別、いじめ、暴力、違法行為、etc」をしていれば、『青少年にとっては非常に有害』だと思うんですが。

  2. 西村六月 より:

    どうも、この非実在青少年という単語は、そのオタクっぽい響き(正直、萌えます)にも関わらず、実際の対象はオタクコンテンツなど軽く乗り越え、一般的なあらゆる表現に波及できる言葉なのが気になります。しかも児童ポルノ法案に先駆けて成立させるというところも気になります。
    オタクからしか反対意見の表明がなされていないのが現状ですが、一般的な教育機関から正式な抗議が出た事は、この法案について議論していく上で、とても重要だと思います。ありがとうございます。

  3. まぐろ24時 より:

    ツイッター上でたまにこの問題がリフォローされ流れて来ますが、フォローさせていただいている漫画家の方々、メディアの関係者の方々からは批判のツィートがあまり流れてきません。当事者のほうが危機感を持っていないような気もします。

  4. B.A より:

    あまりにもひでぇ条例に寒気がした。
    表現規制以外のところもろくでもないし…。
    これ全廃にならないかなぁ。

  5. カズ より:

    まぐろ24時さんの言うとおり
    ほんと業界側、漫画家サイドからの危機感が無いのが
    疑問で歯がゆいです。
    (規制されても描くとか甘い気持ちで)
    なので反対運動もどうも決め手に掛けまして…。

  6. L より:

    >京都精華大学でも、昨日の教授会でこの問題が
    >取り上げられ、マンガ学部を擁する大学としての、
    >公式な反対声明を出すことで議論がまとまりました。
    京都精華大学が公式の反対声明を出されるというのは
    大変心強いです。個人で何かしようとしても
    議員さんにメール出すくらいしかできない
    ようですし・・・!!
    とにかくあまり話題にもならないうちに
    こっそり採決してしまおうという、
    姑息な意図を感じます。
    被害者が存在しない創作物の、現実の青少年に
    対する影響力が実証されたわけでもないのに、
    軽々しく規制などしないでもらいたいというのが
    本音です。もっと大騒ぎになってニュースとか
    でも取り上げられて欲しいところですが、
    まだそこまではいってないようですね。
    時間がもうないので危惧していますが、
    なんとか阻止する方向に行って欲しいです。

  7. 情苦 より:

    これサルまんでもネタにされていたやつと同じですね。
    ポーズとか語音で規制とか決まってしまうという

  8. セックス より:

    わきパイパイ

  9. たみぃ より:

     わきパイパイ?
     そんなものに劣情をもよおす者なんて
     いないでしょう?
     
     …いや、いる…
     …
    なつかすぅ。
    しかしまぁ、実現すると迷い惑うと書いて迷惑な話ですなぁ。

  10. より:

    石原さん・・・。
    反権力的な作家の成れの果てを見るような気がする。
    これほどまで見事に反権力→権力・・・という図式を体現してる作家は珍しいのではないか。
    実際条例化されたら、かなりザル法っぽくなってしまうのかもと想像してしまうんだけど、甘いですかね。

  11. B.A より:

    非実在青少年の救済に熱心な石原さんが、東京国際アニメフェアの実行委員長ってブラックジョークとしか思えないよね。
    http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2010/02/21k2a200.htm
    世界最大規模のアニメイベント
    「東京国際アニメフェア2010」を開催!
    平成22年2月10日
    産業労働局
    東京国際アニメフェア実行委員会(実行委員長 石原慎太郎東京都知事)は、世界最大規模のアニメの総合見本市「東京国際アニメフェア2010」を、3月に東京ビッグサイトで開催します。
    本フェアは、国内外のアニメ制作会社、テレビ局、映画会社、玩具・ソフト開発関連企業などが一堂に会する見本市で、今回で9回目を迎えます。

  12. aa より:

    規制で世界的に競争力のある産業がダメになっていく日本の典型的なパターンですね

  13. 「隣の家の少女」ケッチャムと表現について

    隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) 作者: ジャックケッチャム,Jack Ketchum,金子浩 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 1998/07 メディア: 文庫 購入: 27人 クリック: 210回 この商品を含むブログ (186件) を見る オフシーズン (扶桑社ミステリー) 作者: ジャックケッチャム,Ja…

  14. ざる より:

    なんで出版業界は黙ってみてるんでしょうね。
    これが施行されれば、ただでさえ出版不況に追い打ちをかけることになる条例で自分たちの首を絞めることになるのに・・・・

  15. たた より:

    N◯Kと橋◯壽賀子に勧告
    非実在青少年の人身売買と虐待を
    扱った作品『お◯ん』に対して

  16. akane より:

    実在、非実在という論議でなくこの権力の暴走に対してどう声を上げるべきなんでしょうか、と思います。田舎者なので、コメントに少し盛り上げるのみなのが残念なところですが。
    またこの条例の恐ろしいところはエロ限定でなく、行政が作品の方向性を決める体制が整備されですから、創作に関係している方々としては自分の表現のあり方そのものを問われる大変な事態に違いありません。今までの何となく大変、という態度以外の新たな決意がより多く見られるとこを祈らずにはいられません。

  17. とおりすがり より:

    実写アダルトビデオを片っ端から「18才以下に見える」と都庁に告発して、都議会にヤクザ屋さんと対決するように強いるのはどうだろうか?
    何もしなければ、裁判で職務怠慢を責め立てる事もできるし。

  18. S.A Studio blog より:

    【緊急】都条例「非実在青少年」規制問題について

    都条例「非実在青少年」規制問題について: たけくまメモ とりあえず核心っぽいところを引用しておきます…

  19. 澤村等 より:

    この情報をツイッターで知ったとき、激怒しました。
    客観的に見ても本来の条例の目的の趣旨を果たしていないどころか、憲法違反の何者でしかないからです。
    その上、現都知事の著作である「太陽の季節」もこの条例案ではアウトなのに・・・当の本人が規制側というのが非常に腹正しいです。創作者の立場だからこそ、怒り心頭です。
    そんな中で、大学という立場で抗議声明を出されることは、マンガ・アニメ・ゲームを愛好してきた一人として、心強いと思います。

  20. あめ より:

     主な立案者がキリスト教・創価学会等の宗教団体と警察関連ってことで、そもそも宗教と警察権力が立法にかかわることはおかしいんじゃないの?
     この非実在青年のくだりは、規制することが実際に青少年健全育成に有効かなんて誰も検証していない。ただ、「オタクは見た目がキモイから、消えてほしい。メディアの供給を絶てばちょっとは少なくなるだろう」という感情論や憶測で物を言ってるだけ。
     こんな考え方をする人間が議会で存在できること自体、日本終わってるよ。

  21. k.a より:

    大手出版社は動いていないのでしょうか
    こんな条例が通ったらただでさえ
    マンガが売れなくなっている中、
    さらに大打撃になりかねないと思うのですが
    っていうかそれ以前にこんな危険な条例なんですから
    全出版社が合同で大々的に反対表明して
    読者にも共闘を伝えるべきのはずですが‥
    そういう動きはまだ無いのでしょうか

  22. Uりょん より:

    小学館編集長さんのツイッターによると
    雑誌協会が都議会にロビーを掛けているようです
    http://twitter.com/TETSUHEN/status/10303132334
    http://twitter.com/TETSUHEN/status/10303407170
    また、週明けに都庁で山口弁護士、精華大学・竹宮惠子先生や里中満智子先生方が記者会見予定です
    http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/03/post-ca2e.html

  23. たけくま より:

    最初は俺自身も「いくらなんでも、こんなの通らないだろう」と思ってスルーしかけていたんですが、これが通りそうな雲行きなので慌てているのです。こういう人が大多数なんだと思います。
    ナチスだって、オウムだって、最初は「あんなトンデモ集団が」と思って、最初はみんなスルーしていたんですよね。あきらかにおかしい動きに対しては、声を上げるべきですね、やっぱり。

  24. 花の湯宿 より:

    病気は初期のうちに治せ・・・ですね。
    もう初期じゃないけど・・・

  25. アキシノ より:

    むしろ「一 青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」
    こちらの解釈のほうが怖いように思います。
    エロも、バトルマンガも、ウシジマくんも、イニDなどの走り屋マンガも、ルパン三世も、人の死について扱うことも、広範に規制される気がしないでもない。
    当然マンガだけじゃなく小説も映画もテレビドラマも。
    第二項で「性」を対象にすることで、なんとなく反対しにくくしているだけで、声の大きい人達がそうでない人をの自由を大きく制限できる条例案かと。

  26. k.a より:

    >>Uりょん様
    情報ありがとうございます
    ちゃんと動いていたのですね
    それだけでもかすかに希望が沸いてきました
    とにかくそういうところが動いてくれないと
    我々一般人もどこに力を集めればいいかわからず
    気持ちだけが空回りして無力感で絶望しますからね
    >>たけくま様
    知り合いのエロマンガ家の人にも話しましたが
    耳にはしていたけど仰る通り
    あまりにも非現実的かつ早急すぎるので
    「日本でこんな無茶苦茶なものが通る訳無い」っと
    全く危機感が無かったようです
    たけくま様のこのブログは危機を伝える
    説得力に本当に効果があったと思います
    ありがとうございます
    上で>>情苦様も書き込まれてますが
    自分もサルまんを思い出してました

  27. Fire_Fry より:

    コメント欄を拝見していて、ふと思いましたが
    もし電子書籍化が進むなどして、今後
    出版社が勢力を失って個人での活動主体になると
    資本や影響力を使ってロビー活動できる「業界」
    もなくなるのでしょうか。
    過去の規制騒動だと、国や特定団体による検閲を
    認めない代わりに、売る側(業界)が自主規制する
    という落とし所で、沈静化することも多かった
    ようですが、既存の業界がなくなってしまうと
    そういう方法はやりにくくなりますよね…。
    理想を言えば、消費者も声を上げて製作側も
    草の根的なギルドを作ればいいのだろうけど
    漫画の場合過去の組織作りは何度も頓挫しているし。
    以前のエントリのコメントでも、電子書籍の責任を
    誰が負うのかというお話がありましたけれども
    過渡期だけに話が複雑になっている気もします。
    何にしても今回の件で、権利を守るのにもコストが
    かかるんだ、ということを実感しました。

  28. 幻灯機 より:

    >風 さん
    かくも強圧的な規制をぶちあげた条令がザル法になってしまったら、法律の条文の有効性を誰も信じなくなるという意味で、また問題でしょう。
    まあ、もとから不必要・余計な立法が為されなければそれが一番いいのですが。

  29. たけくまも所詮この程度か。

    この問題については、わざと議論の余裕を持たさずにスピード採決に持ち込もうとするかのような動きがあり、「イメージを取り締まる」という前代未聞の条文は、拡大解釈による恣意的な運用が懸念されていまして、表現の自由に抵触する重大な結果をもたらす危険があります。 …

  30. mujin より:

    この問題については、オタク漫画家のkamayan氏が詳しいので、
    参照、意見交換されてはいかがでしょう。
    http://d.hatena.ne.jp/kamayan/

  31. A.I より:

    オタクが消える世の中になるのか・・・
    胸が熱くなるな
    最高だ

  32. B.A より:

    ちばてつやさんが参戦。そういえば、ちばさんの漫画もかつて悪書だって叩かれてたもんね。
    とても心配
    http://ameblo.jp/chibatetsu/entry-10480148209.html

  33. B.A より:

    >過去の規制騒動だと、国や特定団体による検閲を
    >認めない代わりに、売る側(業界)が自主規制する
    >という落とし所で、沈静化することも多かった
    >ようですが
    でもぶっちゃけ、自主規制だろうが検閲だろうが、結果的にどこかからの圧力で表現が消えてれば同じだよね。

  34. たかひろ より:

    仮に通ったとしても、「多くの反対の動きがあった中、通ってしまった条例」という形にする事で、制定後の動きに対してそれなりの抑止力を持たせる為にも、業界は徹底抗戦すべきです。
    GTAに端を発した神奈川でのゲーム規制も、ゲーム業界挙げての反対があった中、制定されました。勿論、制定されたところで少年犯罪の発生件数が一気に減ったなんて報告はありませんから(そもそも戦後から減少傾向)、制定前に指摘された、ゲームと犯罪の因果関係は無かった事が証明されるという、規制側に取って皮肉な結果になりました。今現在、あの条例は実質形骸化しています。
    今回の件、私にはツイッターでRTするぐらいしか手段はありませんが、業界の頑張りに期待します。

  35. 他人語り259 – メアリーローチ / セックスと科学のイケない関係

    【左】The Jazz Defektors / Another Star (i…

  36. エゾせいはん(不健全) より:

    神奈川県で有害図書に指定された『ユリア100式』の大ファンです。下ネタ全開ですが、「愛」って聞かれて、「I LOVE YOUのアイでしょう?」と答えるボケがすごくいい。存在そのものが愛。最近は腐女子の薫ちゃんがお気に入りです。
    ただし、こういうのに嫌悪を示す人たちも大勢いますね。だからこの反対運動も、一般大衆にも、幅広い支持と理解を得られるような運動を希望します。
    たとえば、石原都知事のデビュー作『太陽の季節』を素材に、「非実在青少年」について、ご見解を問いただす意見広告マンガなどいかがでしょう。障子紙破りシーンが有名ですが、不良高校生が女を妊娠させ、金で売り飛ばし、最後は妊娠中絶で死に至らしめる。映画は青少年に有害であるとして、映倫管理委員会(映倫)が作られるきっかけにもなりましたね。
    『太陽の季節』はたんなるお坊ちゃんの青春メロドラマにすぎませんが、当時の若者たちには鮮烈だったでしょう。漫画家・クリエイターの皆様には、一時代を画するような自由な表現こそを最大の回答としていただきたいと思います。

  37. JK より:

    『太陽の季節』以外にも『完全な遊戯』『処刑の部屋』がありますね。これらも規制されないと整合性が保てないし、規制しないのを「知事の作品、小説家知事だから」とするなら、規制が恣意的であることに他ならないだろうし。
    どうするんだろ?

  38. エゾせいはん(不健全) より:

     やはり規制は恣意的になるのでしょうね。まともにやれば、『古事記』『日本書紀』『源氏物語』も禁圧しなければならなくなります。
     『1Q84』も作者の潜在的なぺドフィリア志向が重要なキーをなしています。必ずしも良い作品とは思いませんでしたが、ふかえりは若紫以来の日本文学の正統派ヒロインです。
     いやいや、「児童ポルノ」にそんな文化的価値はない、たんなるゴミだと規制派の皆さんは仰りたいのかもしれない。
     しかしゴミのどこが悪い。ゴミもリサイクルすれば立派な文化資源です。
     『太陽の季節』は弟の裕次郎のうわさ話がヒントで、当時の不良文化を背景にしています。『現在物語』も有名無名の物語・歌物語に影響を受けて成立しました。規制派の皆さんは、『エヴァ』の庵野にセラムンエロパロ同人誌蒐集をやめさせるおつもりなのか。
     眼を背けたくなるものがあったとしても、アキバ系カルチャーは、人間の欲望・煩悩のデータバンクです。もちろん、これを機会に、見たくない人が見ないで済むような制度や仕掛けは、業界として考えなければならないでしょう。
     資源の乏しいわが国では、コンテンツ産業を育成強化するしかないのです。都議会与党自民党は、国益と都民の利益に則り、真の保守の本義に立ち返り、古典・歴史にもしっかり学び、こんな馬鹿な条例案は早めに撤回した方がいい。死期を早めるだけです。

  39. バヤナミゲイ より:

    エゾせいはんさんの意見に賛同します
    もうちょっとまともな問題で悩みたいです
    日曜の朝から萎えたので
    非実在少女で股間を刺激してきます
    慎ましやかなオナニーのおかずのこと・・・
    ほっといてほしいっす

  40. エゾせいはん(里中ファン) より:

    現在物語→源氏物語です。おはずかしい。
    本当ですよね。放置しておいてほしい。
    もっと大切なことがあります。
    里中先生もお忙しいと思いますが、
    『天上の虹』の続き、早く描いてください!
    氷高皇女、激ラブ!
    紀皇女の最期なんて戦慄した。
    『ひぐらし』『うみねこ』より凄い。

  41. nori より:

    18歳以下に見えると言う定義そのものが曖昧で、何にでも規制を掛けるきっかけになってしまうことも問題ですし、絵やマンガ表現はダメでも、文字表現には規制がかからないところも恣意的だと思います。
    実在する場合、12歳にしか見えない18歳のポルノはOKなのに非実在の場合これを逆転させるとは…
    実は、つい先日某大学院での定期試験にこれが題材として使用されました。
    私はその試験の解答として、条例は違憲無効と結論づけました。
    憲法上の問題をはらんでいるのに、一体どういう感覚でこんな条例を作るんでしょうねぇ。

  42. 『非実在青少年』ってナニ?

    もしもこのブログを検索などから辿ってきたのなら、この単語は説明無用なんだと思うんですけど、もしよくわからない何じゃそりゃ? とお思いになられたなら「非実在青少年」で検索してみてください。
    まあ、それも不親切なのかもしれないのでこちらのリンク先などを。
    都条例……

  43. エゾせいはん(ちゃねらー) より:

    >文字表現
    アスキーアートなんかはどうなるんでしょうね?
    PSファイルで配信なんて手段もあります。
    さすがにこの程度のことは、
    天下の自民党・公明党の先生方には
    すでに検討済み事項かと存じますが、
    いろいろ手段はございますね。

  44. アラフォーの古オタク より:

    80~90年代にアクティブだった私としては、最近の「表カルチャーとしてのオタク」にやや違和感を覚えたりします。
    多少の暴走はあったものの「いつ迫害されるか」「おめこぼしじゃなくなったら」という脅迫概念が、ある種の自制につながっていたかと思います。
    当時と違って今は、潜在していたオタク的な存在がすっかり顕在化してしまって、オタク自身も「これだけの仲間がいるのだから」的な感覚で行動が大胆になってしまうのでしょう。
    しかし、現在社会においてオタクは「政治力」を持たないため、一部為政者にとって恰好のスケープゴートになっているような気がしてなりません。
    個人的には「大人しくしてるんであまり目くじら立てないで見逃してほしいなぁ」ってのが本音なんですが…そうも言っていられないですかね。
    被害者意識とお目こぼし期待の日陰者根性がこの状況を作ったと言えなくもないですし。
    初めての書き込みで、長々となってしまいすみません。

  45. 名無しさん より:

    ”アイコラ”ですかね
    ネットの狭い所で細々とやっていたのが
    表面化しちゃってこのありさまという
    要は表面化した、させた何者かが問題だったりするわけで
    個人的にはコンビニからエロ本が消えるだけで
    OK。それこそ廃れ気味な本屋で買え

  46. 正佳to管理人 より:

    >個人的にはコンビニからエロ本が消えるだけで
    OK。
    消えないよ。この規制で一番の対象になるのは女性向けの雑誌や漫画。
    男性向けのオタク的な雑誌や最初からコンビニでは「成人指定コーナー」にあるし単行本も同様の扱いになっているが女性誌にはその括りが無い。
    普通の小中学生が購入できる場所にOL向けみたいな感じで売られている漫画が並んでいる(興味ある無しは別として)男性向け成人指定本のようにビニールや紐等で綴じられてもいないから中を見ようと思えば簡単にみられる。その内容は4コマとギャグを除けば90%エロで構成されている様な漫画誌も少なくない。
    男性(オタク)向けの萌えキャラの様な非現実的なキャラクターでは無いリアルな表現がそこにはある。今回の条例が、こういう漫画も対象となるならそれこそ日本の漫画の半分が市場から消えてなくなる可能性だって否定できない。
    最後に…同性同士の場合はどうなるの?特に男。

  47. よよよ より:

    >同性同士の場合はどうなるの?特に男。
    なんかの賛成派の集会でやり玉に挙げられてたはず、それは同性愛者差別だって突っ込まれてたが。
    賛成派って子供に有害だという建前を使って自分の嫌いなものをすべて排除したいって印象。
    それとも子供がかわいそうって言う優しい自分に酔ってるのかね。

  48. 「非実在青少年」でメディアの権力監視に疑問符

     著名な漫画家たちが都庁に押しかけて記者会見したおかげで、都青少年保護条例改正案に重大な問題点があることをマスメディアが一斉に報じました。「アニメ・漫画・ゲームの児童ポルノ規制 都が条例改正案」(朝日新聞)は「東京都がアニメなどに登場する18歳未満と判断される架空の人物の性描写を規制対象にする、青少年健全育成条例の改正案を都議会に提出している」「指定の基準にはあいまいな部分があり、出版界などは『表現の自由が侵される』と批判。15日は漫画家らが記者会見して規制への反対を表明した」と伝えました。

  49. @猫 より:

    この不況のなか、
    それに関連して働く方々の仕事を剥奪するようなやり方は好きになれん。
    あと、東京は儲かってるからこいつらからの税金は要らないってよって言ってるのかな?
    きちんと議論し科学的根拠を立証したうえで
    やるなら良いのだが……
    権力の暴走としか思えないです。

  50. 条例改正は、東京都民が
    東京都民のためにするものではありますが、
    漫画本は、同人もふくめてそのほとんどが
    都内で発行されていて、世界中の人たちが
    読んでいるわけで、その影響は計り知れないものがあります。
    曲がりなりにも人権派を自称されている先生方は、
    今回の改正案には真摯に向き合わなければいけないように思います。
    こういう法規制が必要になってしまったということについて、
    まず考えて頂きたいと思います。
    ちなみに、規制と犯罪件数との因果関係については、
    元々犯罪件数が異常に高い米韓や、戦中・戦後のデータを
    単純に比較しても意味がありません。
    ひとつ確実にいえることは、
    凶悪犯罪を楽しむことを意図して作られた商品である以上、
    その影響力は少なくないということです。
    人権というものは衝突するものですが、
    世界中の子供たちを生命の危険にさらしている
    ということを第一にお考えになられて、
    効果の望める対策を講じて頂きたく思います。
    自主規制が出来ないのであれば、
    法規制に従うという責任の取り方しか
    あとは無いように思います。

  51. ハア? より:

    >凶悪犯罪を楽しむことを意図して作られた商品
    現実そんな作品はあまりないですけど。
    針小棒大に言いすぎでしょ。
    なんかシッタカがワンサとワいてますな。

  52. risty より:

    >規制と犯罪件数との因果関係について
    単純比較しても意味がない、影響があるのは確実、と一方的に仰りますがその根拠を示していただきたい。
    われわれ(反対派)はすでに複数の根拠を示しています。

  53. ほねほね より:

    漫画と犯罪の因果関係ってないだろ
    なんでも犯罪に結び付けたい奴がいるようだが
    犯罪率だけでいえば勉強していない団塊世代の阿呆どもの方が圧倒的に多い
    犯罪を減らしたいならまずは教育から改めろ
    常識的に考えれば教育の問題が非常に重要とわかるだろうに・・・

  54. 規制解除 より:

    [E:rain]
    ノーヌードで出来れば、非青少年の方々に見ることができますね~♪

  55. a より:

    なんでこう、実際に襲っちゃったほうが手っ取り早い、って世の中にしようとしてるんですかねぇ。

  56. オタクの旗は降ろせ! 非実在青少年規制問題について

     東京都の「青少年健全育成条例」改定案問題については竹熊健太郎氏のブログで知ったのだが、継続審議になったことは、とりあえず目出度いことではある。しかしそれはあまり知られないうちにコッソリ通してしまおうという敵のやり口に反発してこその世論の盛り上がりであり、また、今回は時間があまりにもないので小異を捨てて大同についたが反対運動の進め方には違和感を持っている、なんて言ってる人もいる。条文が拡大解釈されて言論の自由のない社会が到来するのでは、という恐怖心から反対運動に馳せ参じた人は多いだろうが、「でも何ら…

  57. 大門部長刑事 より:

    暴力的描写?はぁ慎太郎さん何を惚けてますか!あんたの弟も名古屋で煙突爆破やグリーンランドで建物爆破をしてるじゃないか!もうお忘れですか[E:annoy]慎太郎さん!

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