たけくまメモMANIAX

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2005年1月15日

御礼・気がつけば1ヶ月

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うっかりしてましたが、昨日(14日)が当ブログの開設1ヶ月目でした。
なんだかもう1年くらいやってる気がしてましたが、まだ1ヶ月なんですね。アクセス数も、さっき見たら53万ヒットを超えておりました。これも皆様のおかげと感謝しております。
しかし俺、一緒に仕事した人ならわかると思いますが、本当はものすごい筆無精なんですよ。年賀状だってもう15年くらい出してないですし。実は今も、ある雑誌の原稿が全然書けてないで迷惑をおかけしています。まあ土曜日にもつれ込んだのでこっちのものですが、本当にごめんなさい。
そんなわけで、仕事以外では一行も文章書きたくないと思っていたんですよ。それが、まがりなりにも毎日なんか書けている(一部再録もありますが)のは、我ながらスゴイと思ってるんです。


で、なんでできているのかな…と自分なりに考えると、やっぱブログの場合、読者の反応がダイレクトに伝わってくるからではないかと思うわけです。それは、別にコメントがつくとか、トラックバックがつくからというだけではありません。具体的にはアクセス解析なんですね。ココログだと有料なんですけど、これは本当にいいですね。
なんか書くじゃないですか。すると、その後のアクセスが目に見えて増えたりすると、俺は単純だから嬉しくなってしまうんですね。そこからアクセスが伸びる場合と、ゆるやかに落ちる場合があって、落ちる場合は内容がイマイチだったかな、と反省したり。
意外とこういうのって、商業雑誌に連載しているとわからないものなんですね。メジャー系雑誌だと人気投票がありますけど、「少年ジャンプ」以外はあまり当てにならないと言われてますし。特に青年誌の人気投票は当てにならないので、編集部も、あくまで参考程度にしか考えてないと思いますよ。小学生の読者って、投票ハガキ書くときは結構まじめに考えて送ってくるらしいんですよ。だからジャンプの投票はかなり正確らしいんですけどね。
でも青年誌はね。そもそもいい歳こいた社会人で投票ハガキ送るような人って、大多数が単純にプレゼント目当てなだけなんですよ。雑誌の中身を本気で検討してから記入する人なんて、あまりいない。なんか空欄が埋まってればいいので、すると何十年も続いているような名前だけ有名なマンガが記入されることが多いわけです。とりあえずタイトル知ってるから、それ書いとけと。
それ以前に投票とってない雑誌のほうが多いわけですしね。あと人気投票がダイレクトに作家に伝わるかというと、そうでもないわけで。人気投票結果が口伝えで作家に伝わる場合は、編集者によるバイアスがかかるのが普通です。だいたい作家というのは神経がガラスで出来ているので、読者からちょっとけなされただけでシオシオのパーなんですよ。それで、編集者がオブラートにくるんで伝えるか、またはまったく伝えないかですね。ジャンプは別かもしれませんが。
その点、俺なんかは作家なのか編集なのかライターなのかわからないスタンスですから。最終学歴も高卒だし、就職経験もない。いわば雑種みたいなものですから、むしろ世間の風を浴びたほうが細胞が活性化するといいますかね。だいたい物書きも若いウチはですね、編集からボロカス言われるけど、さすがに40歳を超えると、はっきりものを言ってくる人は少なくなります。それで先生、先生なんて言われてるうちに世間の潮目がわからなくなるわけですよ。これは危険なことだと思います。
前にもここで書きましたが、もともとミニコミ小僧のなれの果てですからね。自分でテーマを決めて、自分で書いて、自分で編集して売るところまでやっていたわけですから、ブログでようやく初心に還れた感じがします。まあ同年輩で今でも同人やってコミケに出品している人もいらっしゃいますけどね。それはそれでスゴイと思いますけど、俺の場合はブログが合ってるんじゃないですかね。金がかからないし。
そんなこんなで、これからは事故か病気で死ぬか、予期せぬロマンスが発生してブログなんてどうでもよくならない限り続けていきたいと思いますので、皆さんもお手柔らかにお願いします。

たけくまメモMANIAX

| コメント(17)

“御礼・気がつけば1ヶ月” への17件のフィードバック

  1. とし より:

    「サルまん」以来のファンです。
    どうか、続けて頂きたい、と思います。
    がんばってください!
    いえ、がんばらないで、続けてください!

  2. shiroh より:

    いつも更新楽しみにしています。
    僕も上のかたに同じ思いです。

  3. SAK より:

    いやいや いつ辞めて頂いても結構ですよ。
    書きたくないときは書かなくてもいいっす。
    やってる限りは見に来ますが(笑)
    竹熊さんのつめの垢を、
    ブログ始めたばかりの古田選手に飲ませたいぐらいです(;O;)いつ更新されるやら・・

  4. トラバー友(ゆう)の輪は不幸の手紙よ〜ヤクルトの古田?ああ、あいつはダチでもおいらの後輩ね

     古田選手がブログを始めたというので、見に行ってきた。オフでのハワイからの投稿が初ブログのようでういういしい。でもso-netの担当者にたきつけられたらしく、め…

  5. SLASH より:

    >雑誌の中身を本気で検討してから記入する人なんて、あまりいない。
    そうだったんですか・・・。私(二十九歳・男)はマンガ雑誌にアンケートはがきを送るときは真剣に書いてたんですが。普段なら読まないマンガや読み物のページなんかも全部読んでいい悪いを決めてました。そんな私は例外的存在だったってことですね。なんかあほらしくなってきた。これからはテキトーに書きます。

  6. おおみ より:

    >特に青年誌の人気投票は当てにならないので、
    そうだったんですか~!?ちょっとショックです…
    質問なんですけれど、青年誌の打ち切りってどういう基準なんでしょう?
    内容も上質でファンもついているマンガが最後プロットをねじこませて尻つぼみ的に終わっていくのをよく見ます。
    私が単行本を買ってしまうほど連載時に引き込まれたマンガはそういうのが多くて…

  7. こんばんは、いつも楽しみにしています。
    ブログ生誕一ヶ月とのこと、おめでとうございます。
    どうぞ竹熊様「俺ってばこんなことしてる場合じゃない!」ということにならない程度に、ブログ続けてくださいまし。
    長く読み続けたいので。

  8. nomad より:

    シオシオのパーですか。
    亀怖くてラーメン大好きですか。
    40過ぎましたか。40過ぎても当方コゾウが治りません… 女房とコゾウが三人いますがいまだに東海SFの会の同人だしね。同人の平均年齢、ガンガン上がっていて今じゃ40はコゾウのうちですよ。
    そのうち俳句や詩吟と一緒に区民会館とかで週イチで読書会とかやるんですな。
    ほんで、人気投票の方。今は楽しいでしょうが、これに慣れちゃうと、素のモチベーションが必要なんでしょうね。
    結局それは表現っちゅうことではないかと思いますです。

  9. 赤日高 より:

     はじめまして。ブログ、楽しく拝見しております。
    >投票ハガキ
     「電撃大王」の編集者の石黒直樹氏によると、編集部はアンケート葉書の結果をかなり重視しているとのことです。
    http://haguruma.2log.net/ (過去ログの2004年9月29日、10月1日、10月15日、11月13日参照)
     「電撃大王」は、青年誌でも少年誌でもない、いわゆるオタク系の雑誌ですので、竹熊先生の書かれたこととはちょっとズレるかもしれませんが、編集者のアンケート葉書に対する姿勢が窺えて非常に興味深いです。

  10. 赤日高 より:

     URLに続けて文を書いたら、直接サイトに飛べなくなってしまったみたいですので、もう一度貼り直しておきます。申し訳ありませんでした。
    http://haguruma.2log.net/
    (過去ログの2004年9月29日、10月1日、10月15日、11月13日参照)

  11. たけくま より:

    >おおみさん
    僕もそのへんは謎が多いんですが、人気投票そのものよりも、単行本の売上げなんかが鍵を握っているんじゃないでしょうか。後者は、はっきり信頼できる数字として表れるわけですし。
    あと編集長の趣味も大きいかと。よく編集長が交代すると連載がごそっと変わることがあるのは、このためです。

  12. たけくま より:

    >赤日高さん
    ガンガンとか電撃大王みたいなゲーム系マンガ誌のお手本はだいたいジャンプだったりするので、そういうところはアンケート重視だと思います。

  13. 赤日高 より:

     レスありがとうございます。
     勉強になります。
     ※今回の話とは関係ないのですが、web漫画で面白いものがありましたのでご紹介を。
     ジャンプでは数年前から「デジタルマンガ賞」という賞が設けられ、入賞作がジャンプ公式サイトで公開されています。また、その賞の入賞者などによるデジタルマンガもサイト上で連載されています。
     http://jump.shueisha.co.jp/home.html
     集英社がデジタルマンガの開発に力を入れていくとなれば、今後デジタルマンガの世界にも大きな展開があるかもしれませんね。

  14. 桝田道也 より:

    いち漫画家です。新人のデビュー作や若手の読みきりなどでは、
    青年誌でもアンケートが重視されていると思います。
    他に参考となるデータがないですから。
    ですから、
    >なんかあほらしくなってきた。これからはテキトーに書きます。
    なんてことが起きると、アンケートの数票が生命線である末端漫画家としてはかなり困るのです。
    なので 保 身 の た め に コメントさせていただきました。失礼しました。

  15. おおみ より:

    コメントをつけて頂きありがとうございました。
    桝田さんがおっしゃるようにアンケートも全く無下にされる訳でもないようなので、時には単行本を大人買いしたりアンケートを大量に投稿したりしてみます。

  16. SLASH より:

    >桝田さん
    うーん確かにそうですね。グレたりしてすいません。やっぱりこれからもきちんと書きます。雑誌を隅から隅まで読むとたまに発見もありますしね。何年か前の『FEEL YOUNG』は掲載されていた小説のページが順番狂ってました。マンガと違って字ばっかりだから編集の人も気づかなかったんでしょうね。作者はへこんだだろうなあ。

  17. たけくま より:

    ↑SLASHさん
    いや僕がへんなこと書いてしまってすみません。
    本当はSLASHさんのような態度が当たり前で、そういう人も多いはずです。
    人気投票については雑誌によって扱いが違うのは事実ですが、集計結果をまじめに検討する編集部も多いと思います。どうもすみませんでした。

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