たけくまメモMANIAX

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2005年1月22日

親の本棚から

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関係ないですが、昨年の暮れ、部屋を整理していて発見した本です。『民青対策100例集』(日本経済青年協議会)、それから『職場における左翼対策』(日経連広報部)、いずれも俺が高校時代に父親の書棚から発見したものです。70年代の本ですが、ちょうどあれですね、父親が当時勤めていた会社の課長になった頃ですね。中間管理職もなかなか大変なのだなあと思いましたよ。
『民青対策』の目次を見ますと、「第一章 初期の発見と感染者対策」などとなってまして。完全に共産主義者が病気扱いというか、ゾンビ扱いになっていることがよくわかります。


俺の父親は別に思想的な人でもなんでもなく、極めて真面目なサラリーマンだったんですが。まあ当時の企業では、中間管理職にはこの種の本が配られて、社員が知らぬうちに赤化されていないか、監視することも仕事だったみたいですよ。
しかしながら、父親はお人好しでしてねえ。その会社がかたむいた時には真っ先にリストラされてしまいました。25年も真面目に勤めていても、そういうことがあるんですね。その一件がよほどショックだったのか、それまでことあるごとに「人間、真面目に学校出て真面目に会社勤めするのが一番だ」と俺に説教していたのが、しなくなりました。まあその後は無事再就職できて、定年まで勤められましたからなによりでしたけど。
mama01それから『頭のよい子・性格のよい子』(実業之日本社)なんですが、これはもちろん母親の蔵書です。中を見ますと、「子供の芸術的才能を伸ばすには、つねに一流の芸術作品を見せましょう。粗悪な漫画本などを読ませてはいけません」と書いてありましたよ。すいませんねえ、粗悪な漫画しか読まずに育ってしまって、あなたの息子は今じゃこのザマですよ。
みなさんも、親や兄弟の蔵書で「なんだこれは」と思ったものはありませんか。たまには家族のそういう一面を知るのも面白いですよ。

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| コメント(26)

“親の本棚から” への26件のフィードバック

  1. k_ken より:

    初めまして。
    赤対策とは時代背景が観てとれますね。今はどうなんでしょうね?
    赤対策は。
    しかし下の本は…奇書ですね。めちゃめちゃ読んでみたいです。
    いや、子供の教育って孟母三遷のことば通り環境が…

  2. エディパー より:

    オヤジの蔵書で銭ゲバを読んでキモメンに近づく女は全員金めあてという真実を知りましたよ。

  3. より:

    中学生の頃、いつもは森村誠一や笹沢佐保などの推理小説しか読まない母親の本棚に福永武彦という純文学系作家のロマンティックな作品集を発見。
    なぜ手元にあるのか問うと「お父さんの前に付き合っていた人からの贈り物」なんて顔を赤らめて想い出に耽っていやがりました。
    母親の青春時代を垣間見て、なんとな~く嫌な気分。両親のセックスを見たときぐらい生臭かったなぁ……

  4. のー より:

    経済書と統計学の本しかなかった
    ちなみにパパは当時銀行員

  5. 匿名 より:

    今年の正月に実家に帰ったら、親父の本棚に
    朔ユキ蔵の「つゆだく」がありました。
    嗚呼、ジブンハ、コノヒトノ、コドモナンダナ~。とおもいましたですよ。
    ちなみに、父は今年で70歳。

  6. 忍天堂 より:

    >つねに一流の芸術作品を見せましょう。粗悪な漫画本などを読ませてはいけません
    これは手塚治虫が藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫にも言った言葉ですよね(笑)。

  7. dovecraft より:

    うちの親は対策されるゾンビのほうでした。
    本棚には「買ってはいけない」の源流のような、
    添加物の危険を訴える漫画がありました。
    大手企業の化粧品を使っていると顔が溶ける、みたいな恐怖心を煽る内容で、
    子供の頃読んで結構トラウマだったことを憶えてます。

  8. naga より:

    紀伊國屋書店のサイトで、
    『労働経済専門家会議』を検索してみたら、
    職場における左翼対策80年代の戦略・戦術に対して
    労働経済専門家会議 /日本経団連出版 1979/12出版
    ISBN:4818586056 ¥1,427(税込) 絶版
    戦術転換した左翼勢力の職場浸透策48パタ-ンとその対策
    労働経済専門家会議 /日本経団連出版 1983/03出版
    ISBN:481852820X ¥1,365(税込) 絶版
    左翼勢力の職場新戦術浸透パタ-ンとその対応策
    労働経済専門家会議 /日本経団連出版 1986/06出版
    ISBN:4818586056 ¥1,427(税込) 絶版
    ん?86年から後が無いのは、対策の必要がなくなったから?

  9. akires より:

    中学生の時、親父の本棚にある古い国語辞典を開いたら
    『みるみる髪がはえてくる』っていう本の新聞広告の切抜きが
    はらりと落ちてきたとき、自分の中で反抗期の終わりを感じたのを
    覚えています。

  10. たなb より:

    母の本棚に石原慎太郎の「スパルタ教育」って本があったのを今でも覚えてます。
    別にビシビシやられた覚えは無いですが。
    ちなみに、石原氏のスパルタ教育の成果があの二人ですか、そうですか。

  11. おが より:

    うちの両親の寝室には家畜人ヤプーがありました。しかも戸棚の一番奥のほうに隠してあって。性器潰されるシーンが子供心に強烈でした。

  12. マカー より:

    父母どちらのものかは分からないのですが、別冊宝島の『ゲイのおもちゃ箱』(及びその種の本数冊)がありました。母はなんとなくそういう世界が好きかもと思われる人だったのですが、この本が出た当時は癌闘病中でそのまま数年後に亡くなったので、そうすると父のものなのかも知れず、そう言えば父は市川雷蔵のファンだが、それももしかして…などと色々考え込んでしまいました。

  13. tkzy::blog より:

    読書スタイル

    親の本棚から@たけくまメモ
    本文もそうですがいろんな人のコメントも面白い。
    オヤジの蔵書で銭ゲバを読んでキモメンに近づく女は全員金めあてという真実を知り…

  14. 京都のハルミ より:

    サルまんを結婚の際に処分してしまいました。連載中のスピリッツも全部サルまんの部分をとっておいたのに。もったいないことをしました。
    なぜかそのときは主人に恥ずかしいとおもってしまいまして・・・私の趣味は、主人にいまも秘密ですが。
    今となってはこどものために、とっておけばよかったかなとか思います。
    相原コージさんのなんか全部初版だったのに、それから、みやすのんきさんも全部ありましたね。売りましたが。
    いま私の本棚は、近藤典子さんとか、ドクターコパぐらいかな。
    実家の親の本棚は図鑑、小六法、洋裁、編み物、園芸書。たしかにわたしはそういう親の子と思います。

  15. 親の本棚から……

    たけくまメモのこの記事を読んで、先日、親の本棚を漁っていたときに発見した本を思い出したので載せてみます。 ==== 日本ヴォーグ社より1961年に発行された「編…

  16. 週末の恋人 より:

    「頭の良い子、性格の良い子」この本の話、聞いたような覚えがあります。お母さんお元気ですか?弟くんもどうしてる?

  17. たけくま より:

    ↑高校の友人さんですか。どちら様?そちらのサイト見てもよくわかりません。

  18. 週末の恋人 より:

    ははは。
    青い象を知っている、お母さんを知っている、弟くんも知っている、オタクファッションのショルダーバッグも覚えてる、「奇跡のマサイ語」も知っている、メアドのドメインは何のこと?「見る阿呆の一生」にもちらっとだけ登場する私、私のハンドルネームは誰の楽曲のタイトル?それともハンドルネームを「悲しきセクレタリー」に変えようかな~(^^)
    昨日通りすがりにおんぼろ?マンションの集合ポストにたけくまさんの名前を発見しましたよ~ん

  19. 週末の恋人 より:

    それからさ~、白雪姫もケムール人も、アンダルシアの犬も一緒に見たよね。
    あれってデートぢゃなかったのかな~(笑)彼女いない暦=年齢って書いてあったから、やっぱり違うか~「ケムール人=デート」ぢゃ違いすぎるか~(^^)

  20. たけくま より:

    ↑も、もしかして…

  21. 忍天堂 より:

    >↑も、もしかして…
    も、もしかして…元カノですか(笑)?

  22. 週末の恋人 より:

    ↑たぶん違うんぢゃないのぉ~(T_T)

  23. 週末の恋人 より:

    わたしのブログはつまんないし、タイトルからして関心の対象外だったでしょ?けんたろうさん。
    でもね、発達障害って最近犯罪がらみでよく取り上げられているのよね。
    ADHDとかアスペルガー症候群とか。
    長崎の中一12歳が4歳児を突き落として死なせた事件、パイロットの首を切った乗っ取り犯、池田小の事件で死刑になった宅間という人、「人を殺してみたかった」といって老婦人を殺した17歳、神戸市須磨区のあの少年・・・
    私も自分の子供達を「頭の良い子、性格の良い子」に育てたいと思ったんだけど(笑)、なかなか大変なのよ。
    それからね、アスペルガー症候群というと、いつも国鉄さんのことを思い出すの。
    彼はどうしてる?
    もうひとつ、オタクと呼ばれる人たちの中には、かなりの割合でアスペルガーの人が含まれているのよ。

  24. たけくま より:

    ↑なんと反応してよいやら。国鉄さんとは今度連絡をとってみるつもりです。

  25. 週末の恋人 より:

    ごめ~ん、別にイタい話をするつもりぢゃなかったです。
    「私とハルマゲドン」の中に「オタクは世界を救う」って書いてあったような。
    ウチらは「アスペルガーは世界を救う」と言っていますが、ビル・ゲイツもアスペルガーなんですよ。アインシュタインもそうだったかな。
    アスペの人で電話帳読むのを趣味にしている人も多くてね~、だからいつも国鉄さんを思い出しているんです。
    買い弁するならオリジン弁当のお惣菜がオススメですよ。早死にしないでね(^^)。
    私とハルマゲドンの初版は表紙にウケてましたよ娘が。

  26. 匿名 より:

    すみません・・・話の流れを折りますが・・・
    うちの本棚にあったので一番印象深いのは
    「やる気のない子に親がする」でした。

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