たけくまメモMANIAX

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2005年2月15日

[電]本日の編集者との会話

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ついさっき、4時頃、編集者K氏より電話

竹熊「はい竹熊ですが」
K氏「Kですが…」
「あ、電車男の感想、締め切りいつでしたっけ」
「今日ですよ! ブログも見てますよ」

「ああ、それで前に俺が言ってたアレですけどね」
「本邦初!電車男方式で感想を書くってアレですか」
「そうそう。ブログで原稿執筆の一部始終を公開して、読者の意見を反映させながら書いてみようと思ったんですけど、やっぱ失敗ですわ」

「一応、皆さん意見を寄せられているではないですか」
「いや皆さんからは大変貴重なご意見や情報をいただいてありがたいんですが、やっぱ『電車男』のようにはいかないですね」

「ブログだと、どうしても話題が細切れになってしまいますしね」
「そうなんですよ。新しい別の書き込みをすると、前の話題が一端そこでとぎれてしまう。2ちゃんねるのようにスレッドフロー式ではないので、ひとつのスレッドがずっと続くというんでもないわけです。だから、これはシステムの違いですかね。誰が悪いというのではなくて」

策士策に溺れる、ですか。で、どうするんですか。今日中にできますか原稿」
「まあ、なんとかしますよ。明日の朝くらいまでには」
「よろしくお願いしますよ」

「それでいろいろネット内で『電車男』の感想を読んでみましたが、一定の傾向がありそうですね」
「ほう、それはどんな」
「意外と素直な感想が少ない。みなさんこれを『電車男現象』として、ジャーナリズムか評論家のように語る人が多い気がします。たとえばネタ論争というのが根強くあるんですけど、裏目読みの態度をとるわけです。これって、いい悪いとか、事実かどうかは別にして、ある種のオタクの特徴だと思うんです。ネットだと特にそれが目立つんだよね」
「まあ、素直に“感動しました”ってやっても、アホみたいですしね」

「だから、その裏をかくんですよ」
「え?と、いいますと」
「あえて“電車男に感動しました”って素直に書いてみたら、逆に新鮮なインパクトがあるかもしれない…」
「大丈夫ですか?」
「まあ、ちょっとやってみます。それでは明日の朝まで、ということで」

かくして、締め切りが少し延びた!

※つづく→

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| コメント(13)

“[電]本日の編集者との会話” への13件のフィードバック

  1. 愛の巣5号室で待ってたけどだめだった真菜 より:

    難しいことは、よくわかりませんが、先生ほんとに大丈夫?お仕事がんばってね。

  2. たけくま より:

    あまり大丈夫じゃないです!

  3. 南多摩 より:

    なんだかえらくスリリングなムードですね

  4. 真菜 より:

    先生、お仕事終わったらお部屋に来てくれる?真菜は待ってます。

  5. medicoの日記 より:

    裏目読みばっかしてると閉じていくしかなくなるかも

    たけくまメモ: [電]本日の編集者との会話 >> 裏目読みの態度をとるわけです。これって、いい悪いとか、事実かどうかは別にして、ある種のオタクの特徴…

  6. 居士 より:

    結局、直球勝負でつか?!
    棒球にならないようお祈りしております、電車男は未読ですが(現象とか付随情報についてはイヤでも入ってきますが)このblogではちょっとリアルタイム気分を味あわさせてもらい↑のようにスリリングな楽しみを感じております。
    ・・・お体、ご自愛ください。。(´ー`)y-~~~

  7. 学生 より:

    将来はライターになりたかったんですが、
    先生のブログを読んでやっぱりやめることにしました。
    先生ありがとう!

  8. Mr.名無しさん より:

    飯食いながら応援してますよ ノシ
    最終決戦がんがってくれ!

  9. nomad より:

    いや、いっそ僕が感想書きますから、それを入稿するってのどうですか?

  10. より:

    これまでのエントリは「評論家的」Resの嵐だったのに、このエントリは「素直に応援」Resの山。
    みんな、面白すぎw

  11. フォント より:

    かくして長い夜は明けたかのように思えた・・・
    しかし!!

  12. 長谷邦夫 より:

    この土壇場で書くライターとマンガ家の快感!
    3日やったらやめられねえ。
    あまり早く入稿すると、ヒマな編集者が
    ついつい繰り返し読んでしまう。
    で、なんとなく欠点みたいなものが
    見えてきたりする。
    それを書き直させたりして、原稿の
    勢い・鮮度を干物のようにしてしまう。
    執筆の追い込まれ方としては
    もっとも理想的状態なり。
    早く書ける~というのは
    ベンリやか天才のみ。
    ベテランは適当にヤキモキさせるまで
    わざと遅らせるものなり。(ですよね?!)

  13. たけくま より:

    ↑いや、その長谷先生に見られてると調子狂うっす。

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