たけくまメモMANIAX

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2005年3月9日

小池一夫の謎、判明!

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この春から大阪芸大で始まる「キャラクター造形学科」も好評(倍率も6倍超えたらしい)の小池一夫先生ですが、先生のページにて長年の疑問がご本人の口から答えられているのを知り、心の底から驚きました。
小池先生といえば、人物のセリフの中で「わし」「きさま」とかに「・・」「・・・」と傍点を打ったり、「ん」を「ン」と必ずカタカナにすることで有名ですよね。傍点は、まあ一人称が地の文に埋没しないように「立てる」工夫だというのはわかるンですけど、「ン」に関しては使用する意図がよくわからず、小池一夫最大の謎とも呼ばれていたわけです。


おそらくこれが本人から語られたことは、公式にはこれが初めてかもしれませン。
俺は昔、小池先生主催のスタジオ・シップで事務をされていた女性に会ったことがあります。その人から直接聞いたンですけど、入社早々、彼女が先生の原作原稿の整理を仰せつかったンですね。そのとき、やはり「ン」が気になって気になってしょうがなくて、大きな声で「なんで全部“ん”がカタカナなんですかあ?」と横の同僚に尋ねたそうなンです。そしたら同僚が蒼い顔をして黙ってしまったと。不思議に思っていると、上司が飛んできて、コワイ顔をして
「君……以後、社内でそのことを話題にしないように……」
ときつく釘を刺されたそうなンです。その後彼女は退社したンですが、結局最後まで謎であったらしい。
でも本人からあっさり答えられると、ああそうですか、てなものですね。「なぎなた読み」に陥るのを避ける工夫なンだとか。なぎなた読みというのは、リンク先で詳しく解説されているので参照してください。でもマンガのフキダシの場合、改行が容易ですから別に「ン」にしなくとも「なぎなた読み」は避けられると思うンだけどな。
ネタもと・ネタ帳@チラシの裏
【追記】上のキャラクター造形学科の案内ページから、「入学試験例題」というのを見つけました。たいへん興味深いテストですが、どなたかやってみませんか。俺も暇があったら解いてみたいです(要アクロバットリーダー)。
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/tokusyuu/character_molding/pdf/01.pdf

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| コメント(24)

“小池一夫の謎、判明!” への24件のフィードバック

  1. 漫棚通信 より:

    はじめまして。いつも愛読しております。小池先生ご自身の言葉ですが、これはマユツバっぽいなあ。以前に気になって調べたことがありましたが、子連れ狼でいうと、ごく初期にはカタカナ使ってなくて、第8話「鳥に翼 獣に牙」あたりから小さな「ッ」が始まり、その後頻発。「ン」のほうは、26話「黒南風」あたりから、農民・やくざ・莫連女に限って使用され始めました。やっぱり効果をねらってのことでしょう。

  2. たけくま より:

    ↑こちらこそ愛読しております。
    ねえ? ちょっと釈然としない説明ですよね?

  3. TaraLog/2005-03-09

    小池一夫となぎなた読み  おりしも、「女外人部隊サハラ」購入というなかでたけくまメモより、「したンだ」の謎が解明された旨レポートがあッた!この場合の「ッ」…

  4. 匿名 より:

    ひらがなの「ん」が書けないのかなぁ、とか思ってました

  5. より:


    そりゃドラえもん

  6. 匿名 より:

    小池先生の謎というたら、
    「でか女」をやたらと登場させたがる
    ということでしょ。

  7. たけくま より:

    あとタイトルのダジャレ率が異様に高い。
    「I・餓男(アイウエオ)」
    「修羅雪姫」
    「からあ怒」
    「ぶれいボーイ」
    「ボクは殺曲家」
    「青春チンポジウム」
    「チャン拳銃(チャカ)おけさ」等。
    ダジャレではないが
    「カニバケツ」
    「クロマティ・ハラショー」
    などは小池先生でなければちょっと思いつかない素晴らしい言語センスといえよう。

  8. たけくま より:

    関係ないが
    愛・地球博
    にもどことなく小池テイストを感じます。

  9. KOSHIKETSU

    Sorry,this site is Japanese Only(but you can enjoy some photos and pictures). Ho…

  10. さすがに。 より:

    死星(シスター)マリアは、ギャグの世界。

  11. 失礼。 より:

    こちらは、原作が違いますね。

  12. 長谷邦夫 より:

    芳谷圭児が『高校生無頼控』を描いているとき
    一度だけ小池先生の原作原稿を見せてもらった
    ことがあります。
    たしか24ページ建てくらいの連載でしが
    このときの文字原稿は400字1枚!
    でした。それに、古い学校のモノクロ写真が
    ついていました。
    この1枚には、立派な表紙がついていまして
    ヒモで綴じてある!
    この、カバーに筆でタイトルを書きながら
    ストーリーを考える~という伝説があった。
    この400字が、芳谷によってネーム化され
    一晩で仕上げられていたんですね。
    なにしろ、小池原稿自体がギリギリで
    入稿されていました。
    芳谷は、かなり怒ってましたね、
    ムリもありません。
    でも、そのストーリーが面白いので
    大ヒットしてたんですから、やはり
    スゴイもんだったんですよ。

  13. 居士 より:

    こんにちは。
    最近、阿佐田哲也「麻雀放浪記」1~4を読みましたら、なんか小池テイストが特に最終巻あたりで強いンですよ。ドサ健の「手前ェっちァ、‥」とか、”無頼”のイメージを上手く出す感じで。
    初期の小池一夫が阿佐田モノの影響を受けていた?(例:「牌鬼無頼」「下駄を履くまで」)ことからすると、前後関係は確認していないのですが小池氏の台詞回しは阿佐田氏の影響といえない気もしないですが‥‥

  14. 中村情苦 より:

     大阪芸術大学キャラクター造形学科受けました。
    推薦/一般・・・どちらも堕ちましたOrz
     私は文章のみの分野で受けました。試験内容は計二枚の用紙です。
    ●推薦試験は、HPにあるものと類似した問題が一枚目。二枚目は、月の呼称が「季語を述べよ」という問題に取り替えられていました。
    ●一般試験は、一枚目は同じキャラクターを創る試験。二枚目は、ことわざを問う問題が十問ほど出てきました。
     
     絵の試験の方は、覗いたかぎりですけれど、どちらもオリジナルキャラクターを絵で描く内容だったと推察します。
     いいわけですけど、う~ん、ことわざ一問に十数点つけるのはあんまりかと(笑)まあ大学はもう16校も落ちているんですけれどね、アハハハハOrz
     合格した人達には、是非、伝説の作家達の教えを請うて、羽ばたいていってほしいものです。

  15. 中村情苦 より:

    いいわすれ(汗)
    ちなみに、私見ですけど推薦の倍率は約十倍(なぜなら五十人枠に、受験生が五百人)・一般は約七倍くらいだと思います。
    文章のみの人はその中で十分の一の数しかいませんでした。
     
    小池一夫先生も試験会場に来場されていましたよ!

  16. 小池一夫の謎が判明しねえンだよ!

    うーん、わからん。「たけくまメモ」の「小池一夫の謎、判明!」なんですが、かえって

  17. たけくまメモ「小池一夫の謎、判明!」というところで、「そうなンだ」式の表記について、「なぎなた読みを防ぐ」という説明がある、と読んだ。
    その式の表記をする…

  18. いぬたん より:

    ちょっと前に話題になったのをペタリ
    http://hiptalk.magical.gr.jp/koike/erection.htm

  19. たけくま より:

    ↑うわははは。これはすごい。最後の小池先生のポエムですが、さいとう・たかを御大にもポエムの前科があるんですよ。
    >中村さん
    キャラクター造形学科、残念でしたね。でもあれって、完全に「劇画村塾」の大学版ですよね。

  20. 匿名 より:

    大阪芸術大学って、関西では
    芸大のくせに誰でも入れる大学として知られているのですが
    (例:http://mimi33.com/zenjiro/01.html)
    (その分やりたい放題なためか有名人も多数輩出)、
    キャラクター造形学科は難しいんですかね。
    大阪といってもかなりはずれの方にありますので、
    受験する人は何度か実際に行ってみて
    通学に耐えられるかどうか試してみたほうがいいです。
    キャラクター造形学科は開設された際、
    朝日新聞に一面使って高橋留美子の「猫」の絵で広告を出していて、
    「どんな人材集める気なんだぁー!!」とツッコミいれたものです。

  21. ロト より:

    つい最近も披露したばかりの持ちネタですが……。「ぼくらのマジンガーZ」(エンディング)は小池一夫作詞なんです。で、歌詞カードは普通の文字づかいになってるんですが、先生の歌詞原稿には……
     強いンだッ!
     大きいンだッ!
     ・・・
     ぼくらのロボットなンだッ!
    ……と書いてあったと確信してる私でした。
     なので、今回の情報はすごく有益でしたね。

  22. のん より:

    シナリオの基礎技術 新井一著 という本が、
    何故かしゃべり言葉の「ん」が「ン」なんですが、
    小池一夫の方が先なンでしょうか。
    結構古い本(新装丁版が1985年。なンでも30年以上前の本だとか)なので、
    ははあ、映画シナリオの古い人はこういう書き方をするのかなと思っておったたのですが。

  23. キンカン より:

     題名が何ンだッたか思い出せないのですが、劇画村塾関係の本で、「ン」「ッ」は目を引きよせる工夫だと、小池さん自身が書いていたように記憶しています。
     「それにしてもくどいんだよッ」と思った覚えがあります。

  24. シャー より:

    僕は今年キャラクター造形学科を受けようと思います。去年は京都精華のマンガ学科受けて落ちました。今浪人の身です。キャラクター造形学科はやっぱり難しいんでしょうか?今どんなことをしたら良いですか?

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