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2005年3月28日

【業務連絡】最近の俺の仕事+α

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Amazon.co.jp: 本: 『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法
本来「たけくまメモ」は、自分の仕事の宣伝、当ブログ用語で言いますところの【業務連絡】のために立ち上げたのです。最初は、普通の職業ライターや作家さんがやってることと、ほぼ同じことを考えていました。つまり、自分の仕事や新刊の宣伝と、あとは日記で身辺雑記を書くことですね。その意味では、特に代わり映えのしないホームページみたいなものになる予定でした。
それが、予期せぬアクシデントというかサプライズの積み重ねで、幸運にもかなり早い段階から多くのアクセス数をいただくことができました。しかもコメント欄やトラックバック、アクセス解析のおかげで皆さんの反応がダイレクトに届くことから、当初の目論見以上に面白くなってしまい、単なる宣伝を超えてもはや「仕事みたいなもの」になりつつあります。あと身辺雑記よりネタ中心になってしまったのは、単に俺が日記が苦手だからです。


「ブログ作法」を特集した『ユリイカ』4月号がようやく発売されたようです。たかだかブログ歴3ヶ月ちょっとで偉そうなんですが、俺もここで「たけくまメモ繁盛させたい記」というコラムを寄稿しました。原稿を書いた時点ではブログ経験2ヶ月ちょっととはいえ、かなり濃密な2ヶ月でしたので、とりあえず現状報告というか、経過報告みたいな内容になっております。たぶんあと1年くらいやると、いろんなことが分かってくるのでしょうが、そのときにはもう少しまとまったブログ論なりを、当ブログか、またはどこかで発表するかもしれません。
そういえば「ユリイカ」でも詳細なブログ年表(というより、ネット年表)を公開しているばるぼらさんの大著『教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』なんですが、こないだ版元の翔泳社さんから「帯に推薦文を書いてくれ」といきなり言われまして、え、俺でいいんですか?と思う間もなくゲラ刷りがドカっと送られたんですよ。でも、あれ? 今アマゾンで検索したら「4~6週間で発送」扱いになっているんですけど…? もう発売されたのかしら? でも俺には編集さんからの連絡がその後ないし、ネットでいろいろ見ると何度も発売延期になっている本のようなので、たぶんまだ発売されてないのだと思いますが(※註)
まあもしかすると帯は別の人が書くかもしれませんが(というか、俺より適任者はもっといるでしょう)、この『教科書に載らない~』、ものすごい本ですよ。日本のパソコン通信黎明期から、現在のインターネット全盛期までの膨大なデータがよくまとめてあって、圧巻です。まあゲラの段階なので、膨大な紹介サイトのURLが一部欠けていたりするのだけれど、日本のネット史としては、現時点で最高の文献であることには間違いない。なかなか本が出ないのは、データの校閲などに時間がかかっているんだと思いますよ。
※註  その後翔泳社の担当さんから連絡があり、『教科書に載らない~』は5月発売だそうです。
Amazon.co.jp: 本: クイックジャパン vol.59クイックジャパン vol.59
あと俺の最近の仕事といいますと、出ているところでは『Quick Japan』の「マンガ最前線」特集で、浦沢直樹の『20世紀少年』について映画監督の森達也さんと対談しています。森達也監督といえば『A』ですが、当然、20世紀少年もオウムとの関連性は無視できないわけで、やっぱりそういう話になっちゃってます。
それからまだ書店で入手できると思いますが、草思社の『草思』という出版社のPR誌で「80年代のサブカルチャー」について文章を書きました。「ユリイカ」といい「草思」といい、難しい目の雑誌なんですが俺はそういう文章が苦手なのでなんとなく浮いているかも。でもまあ、俺の場合「浮く」のがデフォルトみたいになってますけどね。『ファミ通のアレ(仮題)』なんて浮きまくってたもんなあ。ファミ通では「黒歴史」扱いらしいが。
Amazon.co.jp: 本: 涙の怪獣パーティーそんなこんなで業務連絡でしたが、ついでに元QJ編集長の赤田祐一君が編集した『涙の怪獣パーティー』というのが出てますよ。スケートシンク、じゃなかったスケートシングというデザイナーでイラストレーターの人が円谷怪獣をモチーフにしたイラスト集というか、なんというか紹介に困る本なんだけど。でもまあ赤田君ですから完全にオシャレ系というかサブカル系センスで統一されていて、その意味では珍しいかもしれない。でもハードコアな特撮オタクからは顰蹙を買う……んだろうなあ、これは。3Dメガネつき。

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| コメント(20)

“【業務連絡】最近の俺の仕事+α” への20件のフィードバック

  1. wen より:

    スケートシン「グ」ではなかったかな、と思ったました。

  2. たけくま より:

    あ、本当だ。

  3. すみませんすみません(各所に)

    わー、[http://memo.takekuma.jp/blog/2005/03/post_24.htm:title=申しわけありません]…

  4. 相原コージの漫画に枡野発言。

    「ビッグコミックスぺリオール」4・8号、 相原コージの漫画に枡野の発言が引用されていると、 複数の人がおしえてくれた。 「SIGHT」漫画特集で南信長さんと…

  5. kaoru より:

    ユリイカ拝読しました。
    この記事と、ココログの「サルでもできるブログ教室」が現時点でのたけくまさんのブログに関する展望かと思いますが、ますます「たけくま書店」というか、作品紹介専門の別サイトが楽しみになりました。
    それはともかくユリイカは俺にもわかるように全部ひらがなで書いてくれませんか?

  6. 今日読んだテクスト

    -内田樹「史上最弱のブロガー」(ユリイカ4月) 自らがメカに弱く、多くの人の助けによってブログを活用していることと、ネット・コミュニケーションそのものが「ひとり…

  7. たけくま より:

    ↑俺に言われても困ります。あと、ひらがなだと余計分からなくなる可能性が。

  8. 教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

    教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

  9. ろっど より:

    >『ファミ通のアレ(仮題)』なんて浮きまくってたもんなあ。ファミ通では「黒歴史」扱いらしいが。
    黒歴史扱いですか。^^;
    私は、結構、好きだったんですけど。
    復刊ドットコムにも、登録されてるけど、無理そうですね・・・。

  10. ろっど より:

    すみません。上記発言を訂正。
    無理そうですね・・・。

    「黒歴史」だったら無理そうですね・・・。

  11. ヤフー より:

    八丈島のキョンが逃げ出したそうだ。

  12. おく より:

    「20世紀少年」てなんか受け付けなくて、途中で読めなくなった。完結してからイッキ読みしようと思っている。
    世代的なものもあるのかもしれない。1年中半ズボン(今のようなハーフパンツでなく、モモ丸出しの)の子供時代の人たちには、たまらないのかなぁと思う。昭和・平成をまたぐ世代ではもう絶滅寸前だった。思い入れのない現実の歴史を交えて書かれるとなんかいまいち。興味のないわけでもないのだが、それがいくつも出てきて、ほとんどが物語の彩でしかないとなると、ついていけない。とはいえ、浦沢ファンは年齢層が広い。自分の問題か。
    あと読んでいて、ふと浮かんだのが、いしかわじゅんの「約束の地」だった。どこにいったのかわからず、読み返せないでいる。

  13. 匿名 より:

    『ファミ通のアレ(仮題)』にかぎらず「大トロ倶楽部」も「アンタッチャブル」も「アバタモエクボ」も「べーしっ君」も復刊しませんし、エンターブレイン的には「しあわせのかたち」以外には興味がないんじゃないでしょうか。こんなのをまとめて復刊すれば懐かしがって買う人も多いでしょうに。

  14. BUFF's Blog より:

    ブログって、何?

    ユリイカ 2005年4月号。 たけくまメモさんで紹介されていたので、買ってみま

  15. たけくま より:

    ↑ファミ通に連載したマンガは基本的にカラーだし、あと特殊な版型(AB版)だから、『しあわせのかたち』以外はコスト的に合わないのでしょう。CD-ROMとかにすれば出せるかもしれないけども。

  16. 内田樹&竹熊健太郎@ユリイカ。

    太田出版から出ている竹熊健太郎さんのインタビュー集「ベラボーな人々〜戦後サブカルチャー偉人伝」の、「天下の奇人」「扇動家」「騒動師」の異名を持つ庚芳夫さんのくだ…

  17. ちんぴょろすぽーん より:

    厨房の頃、コンビニでファミ通のアレを立ち読みして以来の竹熊さんファンです。
    たけくまさんの本や記事はそれはそれでとても面白いですけれども個人的にはまたサルまんやファミ通のアレのようなぶっとんだ漫画原作をやって欲しいですねw

  18. 久しぶりに、ジュンク堂で「座り読み」せずに、
    本を買いました(笑)。それが、「ユリイカ4月号」です。
    100(実際は100ないけど)のブログから更に「たけくまメモ」を含む
    10のブログの紹介記事を選びました。
    ブログでは、内容は保障しないとしましたが、
    これからじっくり拝見させていただきます。

  19. ユリイカのブログ特集 2005年4月3日

    山内編集事務所の山内直樹さんから電話があった。
    「ユリイカ」の4月号で、ブログの特集をやっているとの事。
    詩の批評誌「ユリイカ」が、ブログの特集とは…

  20. 吉祥寺アニメ祭2008・結果のご報告䒊TE: 10/13/2008 10:09:33 PM より
  21. 「終わりなき日常」が終わった日 に 無茶しやがって より
  22. 「終わりなき日常」が終わった日 に tokunaga motozi より
  23. 「終わりなき日常」が終わった日メルヘンひじきごはん より

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