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2005年6月16日

OTAKU展、その後の難題

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otakutenposter以前「たけくまメモ」でもレポートしたOTAKU展ですが、ベネチア・ビエンナーレに続き東京での展示も好評のうちに終了したことは皆さんもご存じでしょう。ところが、ここに来て思わぬ難題が持ち上がっているようです。

企画者である森川嘉一郎氏は桑沢デザイン研究所の客員教授で、俺も同校で非常勤やってるんでよく顔を合わせるんですよ。それでこないだ会ったら、なんか浮かない顔してるんで事情を聞きましたところ、

「OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つからない」

とのこと。要するにあれですよ、あそこで展示された食玩とかフィギュアとか、同人誌とかポスターとか、その他もろもろの膨大なオタクアイテムの行き場に困っているそうなんです。

まあねえ、まんだらけとか、アキバのなんとかショップに持ち込むとか、いっそヤフオクに出品すれば買い手はいるとは思いますけど、森川氏の希望はこれを文化遺産として丸ごと永久保存することであり、売却処分ではないわけです。

それでいろんな大学とか美術館・博物館に掛け合っているが、なかなか感触のいい返事がいただけないらしい。なにしろひとつひとつは綾波のフィギュアとか、エロゲーとか、その他もろもろのアキバで売ってるオタアイテムですしね。ただああいうコンセプトで一堂に会したところに文化的意義があるわけで。

もしかするとこれはこれで、日本のオタク文化が迎えているひとつの試練かもしれませんよ。

とはいえ、永久保存にはちょっとした倉庫のスペースが必要であり、しかもこれに文化価値を認めて原則タダで保管してくれる場所というと、なかなかないわけです。

案外、海外の博物館なら喜んで引き取るかもしれません。そうなると、これもまたひとつの文化流出になりますよね。どなたかいい引き受け手の心当たりはありませんかね。俺の3DKの賃貸部屋ではとても無理なので。

森川氏の話では、とりあえず年末までの保管場所は確保しているが、その先はまだ決まってないとのことです。俺の考えでは、どこかの地方自治体がですね、バブル期に作ったはいいが、今は閑古鳥が鳴いているようなハコ物施設で永久展示すればいいと思うんだけど。田んぼの真ん中に妙に立派ななんとか会館が建っていて、でも誰も行かない施設とか、そんなの死ぬほどあるじゃん。案外オタクで村おこしになるかもしれんですよ。

●OTAKU展公式HP(この件は触れられてません)
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/
http://www.syabi.com/topics/t_otaku.html

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| コメント(54)

“OTAKU展、その後の難題” への54件のフィードバック

  1. kaoru より:

    実際ハコモノを作る時は、地方自治体の議員への建設会社からのキックバックや票の取りまとめに繋がるからと簡単に予算がついて、その中に何を展示するかについての予算はほとんど無い、なんて所が山ほどあるそうです。
    「ベネチアビエンナーレ」なんて看板があれば大喜びで「永久展示させて下さい」なんて所があるんじゃないでしょうか。
    ものすごいド田舎かもしれませんが。
    まあ、これは最後の手段ということで。

  2. CAB より:

    地方のナントカ館を利用すると言うのはマンガやアニメの博物館がいくつか実在するので可能性のある提案ですね。
    ただ地方議会のセンセイたちには「オタク」で説明して通じるのかなあ?
    「アニメの関連です」とかいうちょっとごまかしの入った説得が必要かも。

  3. kaoru より:

    「お孫さん宮崎駿お好きでしょ?今度色紙貰ってきますよ」ぐらいの嘘は、大きな目的の為なら全く問題ありません!(断言)

  4. YAN より:

    なんでも鑑定団のお宝売りますコーナーに
    出演してまとめて永久保存,展示してくれる施設限定
    という条件付で引き取り手を募集するとおもしろいかも.
    テレ東に打診してみてはどうでしょう?

  5. へのへのもへじ より:

    いや、しかし・・・
    ある意味、結局オークションで叩き売った
    って落ちも、この文化の場合何か象徴して
    いるようでいいように思います。
    あぁ言うのを20年後博物館で観て
    「あぁ、萌え~なんて言ってたねぇー」
    なんて言うのもどうかと思いますが
    いや、しかしアカデミズムの確立って言う意味
    では必要ですかねやっぱり、映像文化が残れば
    それで良いんじゃないかと思ってしまいますが

  6. OTAKU展の意外な展開

    たけくまメモさんによると ベネチアビエンナーレの日本の展示として公開されたOTAKU展が 意外な展開を見せています。

  7. CAB より:

    浮世絵なんかも当時のアイドル(歌舞伎役者や花魁)や人気スポーツ選手(相撲取り)のグラビアみたいな大衆文化ですが現在では芸術品扱いです。
    ミュシャやアンディ・ウォーホル、竹久夢二なんかもポスター画家や商業作家、大衆画家だったわけで・・・
    安い商業作品であっても文化をきちんと残しておくことが大事です。欧米の博物館はその辺しっかりしてますよね。
    著名な過去の画家の高価な作品を集めるより将来的なことを考えればその博物館、美術館の価値を高められますよ。

  8. たけくま より:

    ↑と、僕も思うんですけどねえ。
    このエントリをお読みの公務員の方で、「うちで管理しているあの施設なら…」って人、いませんかねえ。竹熊までメールくだされば、森川氏におつなぎしますよ。

  9. LA在住 より:

    海外流出と書かれていて何ですが、MOCA(http://www.moca.org/index.php)なんてどうでしょうか?海外流出考えるのではなく日本・オタク文化敷延と考えればどこかに死蔵しておくよりもかなり価値があると思います。
    なんせ村上隆氏も展示して大好評でしたし、彼の高値で取引されるお国柄です。浮世絵も海外から見直されたと考えれば悪くない考えだと思います。もし良ろしければMOCAの職員知人に話し通しますが・・・・

  10. ぼぼぶらじる より:

    自治体云々で学術的に永久保存というのは
    政治的な根回しなしには難しいかと。権威主義だしね。
    そこまで頭の柔らかい田舎自治体なら初めから無駄な箱物は作らないだろう。
    「秘宝」として熱海なんぞの秘宝舘で、
    引き取ってもらいオタ秘宝舘にする手は?
    館長は変人だろうし。
    秘宝舘は秘宝舘で新しい客層の開拓に繋がるかもしれない。
    シャレで役に立たないものを金払って見に行くもんだからね。
    恐らく、つまらないものをためておく、倉庫のスペースは持ってる。
    それとも本気で国立歴史民俗博物館なんかに掛け合あうか。
    東京都の新秋葉原構想の一環として何かスペースがないか聞くとか。
    しかしリンクへ飛ぶとバブル当時の空間デザインというのを思い出したんで少し萎えた。
    そもそも所謂オタクにとってコレクションというのは全てだからねえ、
    生きてるうちに引き取ってもらうという根性が気に入らない。生死を共にしないと。
    そもそも自分にとって「資料としてコアな物」を集めてないからそういう発想になるのでは?
    雰囲気の切り売りの商売として割り切るなら、その不良資産のつけは自分で払うべき。
    また浮世絵もそうだが、サブカルチャーはサブでいる内が秘すればこその花かと。

  11. ああ より:

    万博記念公園機構とはコンタクトされたのでしょうか
    旧・鉄鋼館にわーっと置いちゃえ

  12. Stolen Moments より:

    企画展示作品のその後

    たけくまメモ: OTAKU展、その後の難題より、こんな話を知った。 「OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つからない」とのこと。 要するにあれですよ、あそこで展示された食玩とかフィギュアとか、同人誌とかポスターとか、その他もろもろの膨大なオタクアイテムの行き場に困っているそうなんです。…

  13. へのへのもへじ より:

    ぼぼぶらじるさんにちょっと同意
    僕らみたいな、ニート世代に
    40を越える人が現れて
    そろそろ、保管しなきゃいけない時代が
    来たって事でしょう。
    どうにも、あぁいう芸術的祭り上げに
    しょうもない反感を感じるのは、そういう
    寂しさから来てるのかもしれません

  14. 匿名 より:

    LA在住氏の意見もひとつのオプションとして検討してもいいのではないでしょうか?

  15. たけくま より:

    >LA在住さん
    MOCAですか。以前、村上隆氏のスーパーフラット展に、俺の「中央線トーマス化計画」のイラストが出品されたのを思い出しました。
    今度森川さんに聞いてみます。(というか、ここを本人が見ていたら何か一言お願いします)

  16. tama より:

    広島の広島市現代美術館(http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/index.htm)なんかどうでしょうか?アニメとかマンガにたいして理解がありそうですし。
    また近くの広島市まんが図書館なんかも面白いかもしれません。
    でも、どちらも予算がないかも……

  17. OTAKU展

    OTAKU展のその後に難題が残っているようです。。。(OTAKU展、その後の難題…

  18. 匿名 より:

    OTAKU展の企画段階から容易に予想できる困難に、
    なんで今になって企画者が困っているのかが
    わかりません。

  19. 匿名 より:

    広島現代美術館は、アニメーションフェスティバルとリンクしてアニメ・マンガ系の展示をやっていますね。昨年も、イノセンスやガンダムやどのオタク系とアートアニメが同時に展示されてました。
    でも、OTAKU展の展示物の量は膨大ですからねえ・・・常設で置いてもらえるようなスペースはないかも・・・

  20. 長谷邦夫 より:

    かつて宮本大人さんが紹介してくれた
    「プランゲ文庫」のことを思いだしました。
    終戦直後GHQが、検閲した日本の
    雑誌、紙芝居台本、マンガ、児童文学
    などが、GHQは焼却せず、メリーランド
    大学へもって行き、保存させた…。
    「俗」なるものの価値が理解できぬ
    大人は、相変わらず多い。
    いまこそ日本自身がやるべきなのにね。

  21. ああ より:

    あれは一級の資料です

  22. 雅楽多blog より:

    OTAKU展の展示品よ、どこへいく?

    ◇ たけくまメモ: OTAKU展、その後の難題
    以前に
    ◇雅楽多blog:ヴェネチア・ビエンナーレ日本館、OTAKU空間ヴァーチャルツアー
    で取り上げたOTAKU展ですが、その展示品の今後が問題になっているそうです。
    「OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つか…

  23. julia より:

    ぼぼぶらじるさん案、私もぴんと来ました。
    熱海の「不思議な町一丁目」
    ヨシモトでやってますが、ムダにコレクションが集まっています。
    アキバで流行っている、「レンタルショーケース」みたいな印象。
    秘宝館よりは、入りやすいけど、いつ閉鎖されそうな感じではあり、そこそこ人が入ってきます。
    地方で、「OTAKU」の聖地ってことにしたらいいのに。
    ビエンナーレ、村上隆のキーワードで、スポンサーつかないでしょうかね。
    いや、日本の企業はちょっと調子悪くなるとすぐ売り飛ばすからダメですね。
    ノートンさん(あのノートンの創始者)はシマンテックに技術渡して、のんびり暮らしてますが、ワリと早い段階で、村上氏の作品購入してます。
    やっぱり、海外の方がウケがいいのかなあ?
    マンガもアニメも海外で受けたてから、知識層が日本の文化とか言い出したし。
    自国の文化の評価って、浮世絵の時から、あまりかわらないんですね。

  24. アッパーどたばた

    昨日は、朝から秋葉原のデジタルハリウッド大学へ。フォトンの次期プロジェクトについて打ち合わせ。実はあまり時間が無いので気が逸ってしまう・・・ナチュラルに疲労しているので余計にそう。どうでもいいことと看過しにくいことの境界が、重い方向にずれてしまう。得てしてそういうときに、とても良い機会が薄いいろを纏って身体の脇を流れていくので、油断せず良い流れを保つ必要がある、ような気がする。 その後、恵比寿の東京都写真美術館へ。時間が無いので恵比寿駅のセルフうどんを食す・・・実は結構旨い。アルスエレクトロニカ…

  25. [ヲタク] OTAKU展、その後の難題 (たけくまメモ)

    http://memo.takekuma.jp/blog/2005/06/otaku_64e5.html  オタク展で使われた展示物を保存する場所に困っているようだ。ひとつひとつはたいしたこと無いモノなんだけど、アレらをまるまる引き受けて永久保存するのはなかなか難しい。売ってしまえば、そこそこな財産になるのだろうが、アレらが一堂にかいしていたことに価値があるので、主催者はそういう方法は取りたくないようだ。  あれを文化遺産として認めるにはまだまだ時間がかかるだろうし、オタクで…

  26. 「OTAKU」展 常設展示先を模索中

    竹熊健太郎氏のBlog「たけくまメモ」
    05/06/16記事によると、好評だった
    ビエンナーレ「OTAKU」の展示物が
    イベントの後、行き先を失い宙に浮いて
    いるらしい。
     たけくまメモ 05/06/16
     【OTAKU展、その後の難題】
    ……

  27. ぼぼぶらじる より:

    話はそれるけど、たけくまさんと「秘宝」というのはなんとなくしっくりくるんだなあ。
    まあ、「たけくま秘宝かん」が出来たら私は金払って見に行くよ。
    目黒寄生虫博物館ぐらいのインパクトはある。
    資料保存には二つの方法がある。
    ある時代の全ての関連物を出来る限り網羅的に玉石混交に任意的に保存して「文化の実態」を保存するやり方と、ある人間が自分なりの価値観で選択的に集める場合と。
    前者は、過去のウェブの情報をスーパーコンピューターに全て記録するなんていうことをアメリカでしてたりする。
    しかしまあ個人でするのはよほどの分限者でないと規模として後者にならざるを得ない。
    また歴史で淘汰し「削ぎ落とされる」過程というのは美的には重要だと思う。
    美術様式史には体系化が不可欠なのだけど、
    「俗」なるものの中にも価値の序列というのは、厳然として存在する。そのフィルターを掛けるかどうかだね。
    コアさえ残しておけば体系化できるんだけどね。それをするとそのコアが出てきた背景や文化的コンテクストが分からなくなる。漫画史に引き付けると、手塚は突然変異じゃないが、今となってはいまいち先人が分からないというみたいにね。
    また、異なる文化だからこそ価値を見出せるというのもある。「プランゲ文庫」もエスノロジー的な価値が見出せず、当時のアメリカのものだったらやらなかっただろう。遼東の猪というし、まれ物として珍しさがないと。
    エスノロジーというのは植民地民に対する猿をみるような視点が出発点だからね。
    浮世絵で思い出したけど、明治にお雇い外国人として来たモースの硬度計で有名なモースという人は、日本陶磁器の収集家で5000点近くを集めたんだが、日本人の目から見ると玉石混交。
    しかし、彼は窯元に従って自分なりにコレクションを体系化した。
    明治期の陶芸の貴重な資料として浮世絵コレクションで有名なボストン美術館に保存されているが、日本人の陶磁器のすきものの目から見ると収集物自体は「どうなのかなあ」というのが多い。
    オタク展うんぬんのブツが100年後に残ったとしてそういうものになりそうな気がする。そうすると委託段階で整理、理論化、体系化されてないと価値を見出すのは困難ということだ。
    選び抜いた秘宝というより雰囲気的にオタクっぽいものを集めて、記号として空間に展示してみましたよという匂いがする。
    モースの例を考えるとelegantiae arbiter趣味の鑑定人としての目利きの能力と、博物学的、民俗学的な体系化、理論家の能力は別なんだろうね。
    前者の部分は、あえて選択しないことで外されるとして、
    この人は、整理、理論化、体系化がすんでいるのかなあ。
    たけくまさんは両方、中途半端に兼ね備えた人だと思う。
    だから編集者って自分で言いたいのだろうなあ。
    MOCAもいいけど宮崎さん経由でディズニーって手もあるね。
    でもやはりまれものや「秘宝」じゃないととも。

  28. オズマ より:

    何よりも周りが勘違いしてるのは、別にこういうのは流行でもなんでもないんだけどね。

  29. ああ より:

    >「プランゲ文庫」もエスノロジー的な価値が見出せず、当時のアメリカのものだったらやらなかっただろう。
    USAでも当時検閲ってあったんでしょうか

  30. 匿名 より:

    杉並区あたりに打診してみるのは?

  31. ぼぼぶらじる より:

    >ああさん
    当時、レッド・パージは激しかったし、ありましたよ。censorship USA WWIIでググッてください。移民も多いですし。
    日本人移民の強制隔離とかも有名ですね。
    対スパイ対策で出版物のみならず、手紙の検閲もしてたんじゃないかな。
    GHQの検閲は検閲に見えないようにするという方針でした。日本でも公然の秘密で
    当時は「ない」ことになってたんですね。
    敗戦国相手ですから戦時中の軍部の検閲より徹底してました。
    憲法上違憲としてるかかどうかで、
    どこの国でも大なり小なりあると思いますが。
    検閲の定義でしょうね。

  32. OTAKU展、その後の難題

    OTAKU展、その後の難題

  33. へのへのもへじ より:

    ぼぼぶらじるさん、面白いっす
    うまく、言えませんが、すげー納得

  34. 匿名 より:

    確かに終わってから、どうしようって困るのは
    学祭の展示じゃないんだからねえ。
    素直にゴミとして出せばいいんじゃない。

  35. へのへのもへじ より:


    それは、面白いと思いません

  36. まほら新聞 より:

    ビエンナーレに行ってきた人としてちと感想。
    写真美術展の凱旋展には行く暇がなかったのですが、カタログを見ればわかるとおり
    おたくのイコン・レンタルショーケース・秋葉原の変革・おたくの小部屋・コミックマーケット・おたくのコミュニティだったわけですが。
    「おたくの小部屋」については写真提供者に、「コミケの箱庭」についてはコミックマーケット準備会へと成果物は返却されています。
    残っているものというとオタクのイコンとレンタルショーケース・秋葉原の変遷くらいなのでそれだけならどうにかなりそうなのですが、森川氏としてはそれらが散逸してしまうのが問題なのでしょう・・・多分。
    同様の問題を別でも聞いたのですが某団体ではこれから遊休化する(?)廃小学校などを自治体に提供してもらおうというアイデアもあったそうな。
    ビエンナーレの展示だけでは難しいだろうからこういうときこそおたく文化団体がまとまってみるのもよいかもしれませんねぇ。
    と、勝手な感想を述べてみる。

  37. 日々草々 より:

    一億円ほどで買ってしまえ <考え方で安いかも>

    ここ件のヴィエンナーレOTAKU展で処分に「困って」いるそうです。文中引用>>「OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つからない」>>(略)>>森川氏の希望はこれを文化遺産として丸ごと>>永久保存することであり、売却処分ではないわけです。単品ごとの引き取り手はあってもすべて…

  38. のなめ より:

    オタク展って結局チャイルドポルノばっかりでしょう
    誰も引き取らないと思いますよ

  39. 森川嘉一郎 より:

    森川です。取り上げて下さり、ありがとうございます。
    一つ誤解があったかもしれない、と思うのは、内容が「おたく」だからお堅い施設に敬遠されている、ということではまったくないんです。実際、美術館、博物館、大学など、引き取りたいと言って下さったところはそれなりにあったのですが、いずれも4トントラック6台分というその分量がネックになったんです。実はアーカイブ化して研究運用したいと手を挙げて下さった某美大に寄贈することがほとんど決まりかけていたのですが、念のため倉庫を採寸し直してみたら空間が足りないことがわかって流れた、といったこともありました。
    あともう一つ補足すると、あの展示物は私が私物化してよいものではなく、国の所有物だ(った)ということです。主催者側に保管場所がないので慣例では年度を超した段階で廃棄されるべきところを、形式上私が引き取る形で処分を防いだのですが、さまざまな方々の寄付や税金でつくったものである以上、公共的な運用ができる機関へ譲渡すべきものだと私は考えています。実際、売却を禁ずる覚書に縛られてもいますし。
    いざとなれば展示を2分割さえすれば引き取り自体は何とかなるのですが、とりあえずは年末までかけて理想的な寄贈先を探したいと思っています。

  40. エマノン より:

    現状では、お金払うなら引き取るって感じでしょうか。
    分割するのも、一応全体で作品だから難しいのでしょうかね?

  41. たけくま より:

    >森川さん
    コメントありがとうございます。
    なるほど、引き受け手がまったくないわけではなかったのですね。それを伺って少し安心しました。
    個人的には、単に保管するだけではなく恒常的に展示のできる機関で、森川さん監修で少しずつでもコレクションを増やしていければいいと思うのですがね。10年、20年と経てば相当な時代の記録になるでしょう。

  42. 石巻で引き取れw

    OTAKU展、その後の課題
    OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つか…

  43. SO-1 より:

    大阪芸術大学とかなら話次第では引き受けてくれるかも。一応卒業生ですが、そういう雰囲気はあります。根拠はありませんが。

  44. [アレ]OTAKU展

    展示物の引き取り先がなくて困っている模様 [http://memo.takekuma.jp/blog/2005/06/otaku_64e5.html:title=たけくまメモ]より そして森川嘉一郎さんご本人がコメント欄に降臨してますよ>ファンの人…

  45. 最近のブックマークから/関係ないが、夏至って、一年で一番好きな日なのだ。

    最近のブックマークから。ちょっと数が増えて、もう順番なんかめちゃくちゃ。
    「希望格差社会」における「内なる希望の格差」(H-Yamaguchi.net)
    本筋と離れるが、興味深かったのは、結婚に関する最近のデ……

  46. [ネタ]OTAKU展、その後の難題

    たけくまメモ様(http://memo.takekuma.jp/blog/2005/06/otaku_64e5.html#more)より。 http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/ http://www.syabi.com/topics/t_otaku.html ヴェネツィア、東京と開催された展示会も3月あたり、好評のうちに終了いたしました。 まぁ記憶に新しいことと思います。 しかし、ここで別の難題が襲い掛かっているそうです。 …

  47. Ataro より:

    コミケ準備会とかどうですかね。

  48. 匿名 より:

    >ありましたよ。censorship USA WWIIでググッてください。
    戦後の話をしているのですが・・・
    それから
    >敗戦国相手ですから戦時中の軍部の検閲より徹底してました。
    軍部ではなく内務省だったような記憶が

  49. ぼぼ より:

    ご本人と分からないのと、プランゲ文庫との関連があまりないので話を長引かせてもどうかと思うのですが。
    >戦後の話をしているのですが・・・
    日本と違い戦勝国はあまり戦前戦後で制度が変わらないのですよ。すぐ冷戦に突入しますし。レッドパージはその時も続きますから。
    アメリカという国は絶え間ない戦争状態にありますので、ずっと戦中だということもいえるのです。
    検閲の問題というのは軍事的、外交的なプロパガンダ情報戦と密接に繋がってるんですよ。日本でも
    朝日新聞の対日プロパガンダと表現の自由などの兼ね合いかありますね。
    アメリカ憲法が上にあるのですが、アメリカは連合国家なので全州で全て違う法制度を持っています、厳密な意味での検閲かというのも複数制度との兼ね合いできちんと調べないと分からないのですね。
    アメリカ憲法と表現の自由とのかかわりの問題は日本では奥平さんがトップだと思います。本気で勉強したいのなら
    奥平康弘「表現の自由」を求めて-アメリカにおける権利獲得の軌跡/岩波書店
    などから入ってください。ただ、実際には軍事上の必要からやってるんです。
    その点、自由主義陣営の本音と建前の違いといいますか。さじ加減ですね。
    アメリカのスターバックスでも日本のスターバックスでも同様にコヒーがまずいように、GHQの政策もアメリカの国内スタンダードの延長なのですよ。敗戦国に対する分だけ本音が米国内より強く反映されます。アフガンも今にたような状態だと想像しますが。
    >軍部ではなく内務省だったような記憶が
    言われてみれば警察だと旧内務省管轄ですね。
    まあ軍部でも検閲はありましたが。
    長文でもうしわけない。トピックと関係ないので邪魔なら削除してください。

  50. へのへのもへじ より:

    たけくまさんが放置してくれるなら
    是非、ぼぼぶらじるさんの話
    (と言うかプランゲ文庫に関する見解)
    の続きを聞きたいです。
    オタク展に関しては
    「チャイルドポルノにつき引き取り手無し」と
    言う訳では無いとハッキリしたので
    終了するべき話題なのでしょうが
    岩波の本は探して読んでみます

  51. ぼぼぶらじる より:

    >へのへのもへじさん
    ご返事が遅れ失礼しました。
    書き込んで良いものか分からなかったので様子を見ていたんですね。
    奥平さんの本は専門書ですので読んで一般的知識としてためになるとか面白い本ではありません。
    プランゲ文庫については、私も詳しくないんです。
    ただ、資料としての「売り」は、単に当時の文化の無作為のサンプルということではなくて、
    検閲ではねられて発禁され当時ですら流通しなかった書籍が含まれているということで、これはそこにしかない固有の資料なので非常に貴重なんですね。
    また、検閲に回された全ての書籍が含まれますのでサブカルチャーだけでなくお堅い書籍も多いです。
    量的には木箱(昔で言う石炭箱でしょうね)600箱分で一箱25Kで計算すると15トンぐらいですか。
    ただ、アメリカでの日本学の現状というのはお寒いもので、日本人にとっては貴重な資料なんですが、あまり関心をもたれていないようです。アメリカは結構資金が潤沢ですので、補助金は取りやすいはずなんですが。
    45年から49年までの期間に限定されているのもありますし、そんなに研究者はいないんでしょうね。対日政策の研究者だけかもしれません。
    どういうプロジェクトかというと、平たく言えばアメリカでお金を取れないので、価値の分かる日本の図書館に売りつけて保存とマイクロフィルム化の費用を稼ごうじゃないかというプロジェクトです。
    日本人にとっては貴重ですから。
    最高に売れて200-300部という感じじゃないでしょうか。ただし値段が値段なので50いくかなあ??高いところでは政治・法律・行政だけで1650タイトル840リールでで1240万。
    マイクロフィルムにすると日本だと一枚100円ぐらい業者は取りますね。分厚い目の研究書で600pだと6万円くらいかなあ。200pほどの雑誌で2万円。それが600箱分。
    フランスのGallicaみたいにPDFにしてネットにおいて興味ある人間が自由に無料で閲覧できるようにすると一番良いのですが。
    光学写真には及びませんが高機能のデジカメで取るとフィルムの無駄がでないので、ほぼ人件費のみでいけます。
    日本人の女性司書の人が絡んでますね。
    女性で司書という点にもオリエンタリズムをひしひしと感じるわけです。
    この記事に関してはたけくまさんの善意の勇み足でしょうね。
    教官の待合室で非常勤で会うぐらいの間柄というのはまあ微妙ですね。
    個人的な意見として森川さんという人ののオタク展には突っ込みどころが満載なんですが。

  52. へのへのもへじ より:

    レスありがとうございます
    スイマセンまだ読んでません
    >この記事に関してはたけくまさんの善意の勇み足でしょうね。
    >教官の待合室で非常勤で会うぐらいの間柄というのはまあ微妙ですね。
    >個人的な意見として森川さんという人ののオタク展には突っ込みどころが満載なんですが。
    この辺は止めときましょう、竹熊さんのBlog
    でやるべき事じゃない、どっか違う所で
    都合のいい所があればいいんですが
    最低限のルールは守って面白い荒らしでは
    あるべきだと思うんです
    (削除されても、文句は言わないとか基本的な所
    ぼぼぶらじるさんは解っておられる所が面白いんですけど)
    ただ、プランゲ文庫と比較するのが正しいのか?
    と言う疑問がどうしても残ってきますよね
    発禁になってプランゲにしか存在しない書物
    が有ると、いう部分も加味しての「貴重」で
    あるなら、そりゃアメリカの善意云々だけじゃ無く
    「占領軍だから出来た事」とも言えると思うし
    オタク文化ってのは、昔の浮世絵なんかとは
    比較にならない程大、量生産されてる
    商品で本当に全てを保管しようと考えたら
    トンでもない量になっちゃうでしょう
    だから重要なのは、森川氏がどのように
    分類整理、関連の分析を行っているかと言う事
    に尽きると思います。
    これは見ていない以上何も言えませんが
    先送りするのでは無く「今」分析しておく必要
    があると言う事が重要では無いでしょうか?

  53. OTAKU展、その後の難題(たけくまメモ)

    あぁぁ、確かに地域興しに使えるかも知れない。
    ベネチアとゆえんのある都市とか。作ってみたモノのお客が来ない地方美術館とか。
    あ、お客は来てるけど良い地方美術館あるじゃん。
    オープン時に私が行ってきた、金沢21世紀美術館。ここ、良いじゃん。…

  54. Tramadol. より:

    Tramadol.

    Tramadol.

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