たけくまメモMANIAX

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2005年9月16日

本田透君の逆襲

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Amazon.co.jp:本: 電波大戦電波大戦

本田透君の『電波男』が出たとき、俺は『本田透君が心配だ』というエントリを書きましたが、あそこで俺が書いた「本を書く→有名になる→モテの魔の手が襲ってくる→モテたら本田君の市場価値が減じる→そうなったらどうする?」という疑問に対し、アンサーが帰ってきました。

それがこの本、『電波大戦』なんですけど、基本的に前作の電波が大増幅して全編を覆っております。

まず冒頭が「俺(竹熊)の過去の恋愛(?)告白インタビュー」という、ほとんど個人的には自殺行為に近い内容になっております。まあ自分で文章に赤も入れたんで結果には責任を負いますが、他人の本でここまでつっこんだ話をしてしまって、自分でもいいのか?とは思います。本田君には印税が入るのでしょうが、俺をはじめインタビューイのギャラは3万円だそうで、ちょっとこの内容ではサービスしすぎたかも。

とりあえず変な本であることは間違いない。なにしろ、「脳内彼女しかできないキモオタは、モテないことがアイデンティティなのに、万が一、現実女にモテテしまったらどうしよう?」という電波の命令を受け、モテて失敗した人(俺とか滝本竜彦氏)、恋愛は横に置いてセックスに走った人(岡田斗司夫氏)、最初から女など眼中にない人(倉田英之氏)の「達人」に「恋愛や結婚(の失敗)」話を聞くという…。

しかし本田君は頑固というか一貫していて、「純愛以外は認めない→この世に純愛なんて存在しない→だから自分は脳内彼女でいい」という結論に必ず行き着くわけで。

俺とか他の著者の話は、本田君の電波を補強する材料として使われている。それはまあ、そういう本なんだからいいんですが。しかしそうなると、「理想に煩悶しつつも、現実に裏切られる(ことで、笑いをとる)」という本田君のスタイルは、この後どうなっていくのか、予断を許しません。皆さんも、俺と一緒にハラハラしながら今後を見守ろう!

とかいいながら、今回の本では見守っているはずの俺がマナイタに乗っけられてベラベラ胸のうちをしゃべらされているのだから恐ろしいものです。本田透君の本心にはかなりしたたかなものがあると見た。

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| コメント(32)

“本田透君の逆襲” への32件のフィードバック

  1. FSR より:

    すでに予約済みであります

  2. 本田 より:

    すすすみません!竹熊さんからスタートして、インタビューの旅を続るうちに何か現実と折り合いをつける解決策が見つかるんじゃないか、というのがもともとの構想だったのですが…むしろ現実への恐怖が倍加して妄想が増幅されていくという結果に…
    最後は「敗北を知りたい!」という一心であかほりさとる先生の下まで訪れたのですが、なんとそこで…続きは来月のCTNで。
    出演料はもう少しなんとかならないかKさんにたずねてみます。

  3. より:

    たけくまさんの過去の恋愛話?
    マジですかー!!
    明日、仕事を途中抜けしてでも本屋さんに行かなくては、です。

  4. レポレッロ より:

    「幻魔大戦」→「電波大戦」なんですね。続編はさしずめ「新電波大戦」「真・電波大戦」?
    今度は表紙も生頼範義でどうですか。豪快な生頼絵の萌え少女・・・見てみたい。

  5. ボボ より:

    どうせなら秋葉系の大きなお兄さんといたいけな眼鏡っ子たちの恋愛シュミレーション、「たけくまメモリアル」出ませんかね。
    略して「たけくまメモ」。
    デートのときに着ていく服装を選べるわけなんですが、「平田先生直筆萌えT」、「ミリタリー迷彩」、「イトウヨウカドーのチェック」、「うにくろのピタTやな感じに古め」とか選べるわけ「萌えT」とか選ぶと「漢度ゲージ」がグンとアップするわけですが、「好感度ゲージ」は少なめ、素人にはお勧めできない。
    「漢度ゲージ」が上がると「最終日東館壁際」とか、「アリャマータのお引越し」「浅田氏とすれちがう」とか全く関係のないイベントが起こる。
    自転車に乗ってると、頻繁に「職質イベント」が起こるわけです。それで体力ゲージが減ると、「帯状疱疹」。
    アサダの親父の店に行くと「チキンカレーを頼む」「カツカレーを頼む」「大盛り」「勇気をもって梅ジュース」とか選択肢が出るわけですが、異端審問のように進行上、ほとんど「カツカレー」にされる。親父の心の扉をひらいて「人形の棚」を捜索すると、「似非ピポー君カード」ゲット。親父が気分を悪くして「俺ももう若くないんだよ」というとゲームは強制終了。デートで移動に使う中央線はみんなトーマスの顔して走ってますから。「オタクの隠れ家」中野で降りるとトーマスが笑う。たまにおっさんが飛び込む。
    試験直前になると「たまきちび」の眼鏡っ子巨乳女学生が先生のこと結構いいと思いますとか来るわけですよ、でも試験が終わるとイベントなし。
    まあ非常勤だとたいした金にならないしいいかな?とか。
    ええ、わたし疲れてます。

  6. より:

    どの著書でもあきらかにされなかった竹熊先生の闇の部分がついに明らかに!?しかも冒頭からですか。早速、買わせていただきます。バカ売れして、マージンが増えると良いですね。
    しかし、竹熊先生が知らず知らずに胸の内を語ってしまったのは、心の奥底で「本田電波論」(萌え最上論)を肯定しているということなのでは・・・。いや、まだ読んでないのにすみません。買ったらまた報告させていただきます。

  7. 情苦 より:

     ただワガママを言えば、『しろはた』の更新にも・・・・・・
     いや、たけくまメモもしろはたも、本業でいそがしいはずなのに、すばらしい記事ばかりですww
    応援してます!

  8. レボ より:

    しろはたってゴチャゴチャしてるし、
    05/09/16 更新とかいわれても
    どこを更新したのか解らないですね。
    本田さんは天才なんだろうけど、
    センスは悪いかも。
    HPのデザインとか、ヘタな自作絵(CG)とか。

  9. バナナスラッグ より:

    いつも「たけくまメモ」は楽しく拝見させて頂いております。「サルまん」連載時からのファンです。もちろんサルマンも初回の大型版と小さくなった版をそれぞれ2冊ずつもっております。たけくま氏の本も一応ほとんど持っております。このサイトをここまで楽しませて頂いているのですから、その料金のつもりで本も2冊ずつが基本です。出来るだけ2冊以上買うことにしておりますが、海外在住のため難しかったりもします。私の場合、普段使い用と保存用と分けているわけではなく全部の本に赤線なんか引いているのがちょっとなんなんですが。ちょっと取り上げて新しい発見なんかがあると嬉しかったりします。
    電波大戦もたけくま氏のインタービュー楽しみにしております。しろはたに関しての個人的な意見ですが、私は、しろはたは、あのデザインが味なんだと思っています。もちろん日アス時代からの読者ですが、あのサイト、たけくま氏の本のように、読者がふらふら迷い込んで又以前読んだ記事を味わい新たな発見を得るという効果があるのであの並び方でいいのではないかと思います。とにかく涙なしには読めないサイトで味わい深いです。しろはたの代金だと思って電波大戦も2冊以上買うことに致します。
    それでは、これからも本業、サイト運営と頑張って下さいませ。陰ながら応援しております。

  10. catfrog より:

    昨日買って残り一章まで読みました。
    いつかたけくまさんご自身による例の話を読みたいなあ…
    と思ったです。やっぱり難しいかな?(笑)

  11. 匿名氏 より:

    おタク的に異性にモテる、とかステディなひとがいるというのはマイナス要因なのですか?オタクというのが既にマイナス要因(オレの偏見)なのにどーもイマイチよくワカランです。竹熊先生は、一般オタクと違って、社会常識ある&面倒見もよさげなので、高校(美術部でしたね)大学と痩せていた頃はカノジョとかいたんではないですか?

  12. かなびん より:

     たけくまさん、モテてたんですか(←失礼な!)。
     いや、恋愛オーラを発してる男性有名人ってそこいらに五万といるけど、こういう内面的に魅力のある人は異性として見たくないな、と。
     あの、悪い意味じゃないんです、言葉単体だとすんごく失礼ですが。性別超越して、人対人として語らいたいタイプというか。清純派(?)アイドル的位置付けというか。高嶺の花というか。
     自分の母校でも某サブカルのカリスマが講演しに来た時、その人に公衆の面前で「抱いて下さい!」とか言ってた女子がいたけど、同性としていたたまれなかったなあ・・・。何でもかんでも男女関係に結びつけるのはどうかと。そうすると世の中にぶっちゃけた話のできる相手が2分の1にへってしまうというか。上手く言えないんですけど。
     うーん、男友達の金玉を蹴って水疱瘡を染された子供の頃に返りたくなる話題ですね。

  13. 烏賊神博士 より:

    しろはたはリンク切れた昔の記事を発掘するのが一番面白いね。
    http://ya.sakuraweb.com/~otsukimi/hondat/saru/moeindex.htm
    http://ya.sakuraweb.com/~otsukimi/hondat/saru/sakuhinindex.htm
    http://ya.sakuraweb.com/~otsukimi/hondat/saru/indoindex.htm
    http://ya.sakuraweb.com/~otsukimi/hondat/saru/subindex.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/yakyuindex.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/hige980709.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/meikan.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/tora.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/giants.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/dra.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/hamahama.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/ya.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/carp.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/seibu.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/orix.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/daie.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/hamu.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/lotte.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/usi.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/kaisetsu.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/major.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/tigers/newdokaben.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/evatop.htm
    http://www.ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/asuka/
    http://www.ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/asuka/ss/heboreyindex.htm
    http://web.archive.org/web/20000305113409/http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/yawoi/yaoiindex.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/asuka/html/everbiewindex.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/food/foodindex.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/curry/index.html
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/ahbn.htm
    http://web.archive.org/web/20011006075413/http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/yawoi/boy.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/rock/index.html
    http://web.archive.org/web/20010429050455/http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/short/
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/ss/000111.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/ss/000324.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/kisida/1.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/kisida/2.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/asukarei/asukarei001.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/asukarei/asukarei002.htm
    http://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/asukarei/asukarei003.htm

  14. 中秋   より:

    ↑ああっ、一番上の「平成ヒゲメガネ列伝」にたけくま先生の名前が!?

  15. たけくま より:

    ↑ははは。当時から笑って読んでましたよ。

  16. より:

    たった今、「電波大戦」読み終えました。
    登場のみなさん、本のテーマと他のメンバーを聞いただけであんなにすごい展開に!
    自分の役柄とかの把握能力がすばらしいですー。
    本田さんって愛されている!
    構成に苦心なさった分、しっかり修行ものの王道展開、エンターティメントとして、すごく楽しめました。
    電波男よりこっちの方が、マンガで読みたいです。
    おもしろい本が読めて幸せな夜になりました。
    たけくまさん、ご紹介ありがとうございました。
    いつもこのブログで情報いただいています。

  17. MT より:

    合コンパートでは、本田氏けっこう楽しそうでしたね。
    スネコスリ嬢は、関係を維持するコストを払うに値すると思います。
    たまの飲み会のメンバーとしてなら。

  18. m.d より:

    電波大戦読みました。
    本日は竹熊さんと、本田さんの居る西の方角に一礼してから、寝ます。
    目の前の状況を「よーく観察」もしているし、
    「考えぬいている」 
    良い本でした。
    追伸
    この間のトークライブの時も倉田先生は落ち着いたテンポで話す方だな、と思いましたが
    ○○そっくりな○○○○人登場という
    状況に置かれて冷静でいられるなんて・・・。本当にヨーダだ。超人だ。
    (信じがたい事に、他の方全員の内容も超人レベルですけど)

  19. 敗北宣言、すなわち、勝利宣言。

    昨日のTVチャンピオン
    の秋葉王、録画しました。
    まだ見てませんが純粋なヲタクたちがメディアにいいように弄られていたんでしょうな。
    その中で選抜された数名が折れずに最後までヲタっぷりを貫いたものと信じております。
    こないだ買った
    オタクの現実世界の敗北宣言…

  20. かちつ より:

    はじめまして。
    竹熊さんも本気で心配しているんじゃないのかもしれないんですけど
    キャラ立てして生きている人に
    キャラに本人が潰されることを心配するのは
    返ってかわいそうなんじゃないかなと思います。
    小倉優子に「こりん星人なんて言っていたら御両親がかわいそうじゃないですか?」なんて諭すひとはいないですよね?
    太宰みたいに死なれるのも後味良くないかもしれないですが
    立てているキャラに飲まれるかコントロールできるかは彼次第。
    そういう生き方を選んだ方なんでしょうから
    茶化しているのでなければ立てているキャラを見ていてあげるのがよいファンなのだと思います。
    「わざわざ」なんて言ったら返って必死にキャラ立てして自滅してしまうかもしれません。(from「人間失格」)
    なぁんて、自分の方がよっぽど心配しているかしらん?

  21. 匿名 より:

    んー本田さんはああいう痛いキャラを演じてたんですか

  22. けろっぴ より:

    しかし、倉田先生、リキダリアンの娘に冷たすぎ。リキダリアンなんてもはや普通ですよ。これからはブレサリアン。
    血や白いの飲んで生きてたら萌え属性でしょうに。
    普通の液体でも萌えなきゃいけないとこです。
    本当におしかった。

  23. 大戦?戦いはドコデツカ?

    ああぬるい。
    電波大戦
    本田 透
    本田透タソは一体この本を誰に読ませたいんだろう?

  24. 匿名 より:

    漫画家SとかいってTamうわなにふじおk

  25. オタクがヤりまくり?かと思ったら (電波大戦の感想)

    例によってネタバレ無しで行きます。っていうか、こういうオピニオンリーダ的立場の人って苦労するよなあ。あ、著者の本田透氏のことね。本田氏は前作「電波男」で話をわかりやすくするために、負け犬を対立項としてもってきた。今回もあのノリのままでいけば狂信的ファン……

  26. 電波男、電波大戦感想など

    今更ながら、電波大戦 僕たちの護身入門を読みました。電波男の続編と言った内容でしたが、ちょっと内容が少なかったでしょうか。電波男を呼んだときほどの衝撃がなかったのも残念。つまらない訳じゃないんですよ。前作の印象が強烈すぎただけで。
    せっかくだから簡単……

  27. めざまし土曜日、「電車男」の最終回を受けて、アキバの人に「恋してますか?」とインタビューする。

    「ドラマみたいな恋はないみたい」と言ってますが、あれ?「電車男」って「このドラマは事実をもとにしたフィクションです」って事になってますよね?
    それと、この取材には「やらせ」が無い事を願っていますよ。はい。

  28. にじ魂 より:

    電波大戦 キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!

    僕は透に恋してるとまで言っていたのに、最近はすっかり熱も冷め…

  29. にじ魂 より:

    電波大戦 キタ━(゚∀゚)━ッ!!

    僕は透に恋してるとまで言っていたのに、最近はすっかり熱も冷め、しろはたも本田透さんの事も正直どうでも良くなっていたのです…

  30. にじ魂 より:

    電波大戦 キタ━(゚∀゚)━ッ!!

    僕は透に恋してるとまで言っていたのに、最近はすっかり熱も冷め、し…

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