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2005年10月1日

巨匠の一発ギャグについて

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Amazon.co.jp:本: 七色いんこ (1)少年チャンピオン・コミックス

 ちょっと伊藤本からは外れますが、手塚治虫関連の話題です。東京都の女子大生、M泉さんから昨夜次のようなメールをいただきました。

> 竹熊先生、
>
> はじめまして。いつも先生の日記や数々の著作を、
> 拝見させていただいております。
> 私は都内に住む大学生でM泉N子と申します。
> 本日は竹熊先生に教えて頂きたいことがあり、メールさせて頂きました。
> 先生は手塚治虫の『七色いんこ』に頻出するギャグ、
> 「日本の国土ッ!」という言葉の意味をご存知でしょうか?
> 自分なりに色々と調べてはみたものの、どうしてもわかりません。
> 「もうこれを聞けるのは竹熊先生しかいない。。。」と思い、
> このようなメールを送ってしまいました。
> お忙しいのに、申し訳ありません。気が向いたときに返信を
> いただけたら幸いです。
>
> M泉N子

 俺にもわかりません。ネットで検索してみると、手塚プロの公式サイトでこんなページをみつけました。

http://ja-f.tezuka.co.jp/news/special/200406/toukou.html

↑の中央部コラムで、まさに「日本の国土!」問題がQ&Aで取り上げられていますが、結局手塚プロにも由来がわからないようです。回答者は「当時の流行語ではないか」とお茶を濁していますけど、当時(80年代初頭)そんなものが流行ったなんて記憶は、俺にはありません。…なんかあったっけ?

 おそらく、手塚先生が考えた一発ギャグだと思われますが、それがなぜ「日本の国土」なのか、意味なり由来なりがおわかりになる人はいますでしょうか。

Amazon.co.jp:本: ブラック・ジャック 1 [新装版] (1)少年チャンピオン・コミックス

 手塚先生の一発ギャグといえば、『ブラックジャック』のピノコが発する「アッチョンブリケ!」が有名であります。あれについても、特に意味があるとは思えませんが、当時大ヒットしていた『ガキでか』(山上たつひこ)の主人公・こまわり君が「死刑!」「八丈島のきょん!」などという一発ギャグをかまして一世を風靡していましたので、一応「神様」としては、それに対抗する意味があったのだと思います。

 まったく、『B・J』で見事マンガ界の最前線に復活した巨匠が、同じ雑誌(少年チャンピオン)で自分より人気が出ていた『ガキでか』に猛烈なライバル心を燃やし、高田馬場の奥さん以外誰も立ち入ることを許さなかった謎の仕事部屋で唯一人、額に青筋を立てながら「一発ギャグ」をひねり出していたさまが目に見えるようです。

 当時俺はリアルタイムで読んでいたわけですが、ある日突然、ピノコがホッペタに両手を当てて「アッチョンブリケ!」と叫んだときの、あの背筋が凍るような衝撃を忘れることができません。つい、こっちも「先生、ご無理をなさらずに…」と心の中で叫んでしまいましたが、その後も先生がしつこく「アッチョンブリケ!」「アッチョンブリケ!」とやっているうちに、なんか馴染んできてしまったのにはほとほと感服した次第です。

ちなみに、グーグルでイメージ検索してみましたので★ここ★をクリックしてみてください。

 今では『ブラックジャック』といえば「アッチョンブリケ」を思い出す読者も少なくないでしょう。やはり一発ギャグというものは、多少の無理があっても、めげずに使っていればなんとかなるものなのだなあ、という真理を悟った俺は、その後『サルまん』を連載する機会がめぐってきた際、早速「ちんぴょろすぽ~ん」という一発ギャグを試す勇気を得ました。

 今だから正直に告白しますが、「ちんぴょろすぽ~ん」は、まさしくピノコの「アッチョンブリケ!」にインスパイヤされて生まれたギャグであります。

 そんな手塚先生の一発ギャグですが、『七色いんこ』の主人公が発する「日本の国土!」に至っては、さすがにわけがわからず、今の今まで心の金庫にガッチリと封印していました。M泉さんのメールで、何十年ぶりに思い出しまして、改めて心の中であの「微妙な居心地」を味わっている次第です。

 しかしそれはそれとしまして、最後まで衰えなかった手塚先生のチャレンジ精神には、改めて頭が下がる思いがします。

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| コメント(46)

“巨匠の一発ギャグについて” への46件のフィードバック

  1. 田川滋 より:

    まったく何の根拠も無いのですが
    「多分深夜のTVで、北方領土関係か何かの天然なCMをやっていて
    (ヒゲのおじさんがいきなり”覚せい剤は国を滅ぼす悪魔です!”みたいな)
    高田馬場で仕事場で徹夜ハイ状態の中、それを見てしまった手塚先生は
    (NHK特集の映像では仕事机のすぐ前に小型TV置かれてましたね)
    小一時間笑いが止まらなくなり、その場でギャグとして取り入れたのだろう」
    とか勝手に推測して納得して、心のゴミ箱に捨てていた事を今思い出しました。
    ゴミ箱を空にしておけば良かった…

  2. 匿名 より:

    「日本の国土ッ!」ですが、当時は田中角栄の口癖のパロディだと思って読んでました。70年代の角栄はしょっちゅう「日本の国土ッ!」と叫んでたので。。。「日本」と「国土」と「!」ときたら、もう角栄しかいないっす。

  3. 本田 より:

    「ちんぴょろすぽ~ん」が「アッチョンブリケ!」にインスパイヤされた一発ギャグだったという衝撃の事実に驚きました。∩( ・ω・)∩

  4. アセチレン・ランプ より:

    「国土」は「国土開発(現・コクド)」ではないのかな?
    つまり堤さんの会社。
    国土開発 → 西武グループ → ライオンズ
    で「レオ」ですね。
    おそらく考えすぎです。
    あまり信じないように・・・・。

  5. 巨匠の一発ギャグについて

    巨匠の一発ギャグについて

  6. 匿名 より:

    アッチョンブリケはドイツ語か何かでそれっぽい意味がある、っていう話を聞いた覚えがあるのですが

  7. t より:

    質問者の方に感謝したいです。私も七色インコは大好きだったのですが単行本派だったので、読むタイミング外したからわかんないのかなー、くやしいなーと思っていたのです、当時。
    お礼だけでは芸が無いので、ハズレは承知で今思いついた珍説を。
    先生は、クナシリ!とかエトロフ!とかマンシュウ!とかチョウセン!とか叫ばせたのですが、チャンピオン編集部でちょっと待てと差し替えられたのが始まりというのはどうでしょうか。思いつきにどうでしょうかもくそもありませんが。
    竹熊さんの「チンピョロスポーン」も私には定着してますよ。今でもポーズ出来ますもの。服は着てますが。

  8. WK より:

    「アッチョンブリケ ドイツ語」でググるとそれっぽい意味がいっぱい出てきますね.

  9. より:

    結局、ドイツ語とは関係ないそうですが。

  10. ああ より:

    命かけますか

  11. 匿名氏 より:

    「七色いんこ」の頃は角栄さんは依然悪役でしたが、「列島改造論」はもう過去のものだった気がするのですが、、、ただ、他に候補がないなら角栄から来たという説が一番説得性ありますが、、、

  12. まる より:

    「ナースウィッチ小麦ちゃん マジカルて」という萌えアニメで主人公が「ちんぴょろすぽ~ん」をやっておりましたが・・・

  13. STEHH!! より:

    「ちんぴょろすぽーん!」も好きですが、星にインスパイヤされたという「ほしぇー!」も妙に好きです自分。
    サルまん英語版によると一発ギャグは英語では"ONE-SHOT GAG"なんですね。「ほしぇー」が"STEHH!!"と訳されてるのにはちょっと感動しました。

  14. たけくま より:

    ↑ほしぇーは相原君考案。僕も好きです、実は。
    しかしあの回の目的は「いかに無理な、絶対に流行りそうもないギャグを飛ばすか」が目的だったので、「ちんぴょろ」になったのです。
    にもかかわらず、一瞬、流行りかけたのには驚きました。さすがメジャー誌の威力、と思いました。
    ところで「日本の国土!」ですが、こんな研究サイトを見つけました。インターネットの底知れなさを改めて思い知らされました。
    http://plaza.across.or.jp/~dora-mania/inko_5.htm
    これによると、「七色いんこ」全編でたった3回しか出てこないようですね。もっとあったように感じていたので、意外です。

  15. TK より:

    「日本の国土ッ!」って一発ギャグとして使ってたのですか。
    てっきり角栄のセリフを真似てただけ(茶化してた?)とおもってました。
    というわけで「ちんぺれもひ~ん」

  16. t より:

    夏目さんに聞きにいきましょう(笑)

  17. ロック より:

    この流れと全く関係ない質問で申し訳ありません!
    警視庁のマスコットキャラクター・ピーポ君が手塚先生デザインという噂を聞いたことがあるのですが本当でしょうか?
    もしも、誰か知っている方がいたら教えてください。

  18. たけくま より:

    ↑その説はよく聞きますが、さすがにそれはないでしょう。(だとしたら、積極的に「手塚デザイン」として宣伝されているはず)
    手塚風ではあるけれど、別人の作だと思います。

  19. ああ より:

    夏目さんの学問シリーズのなかに解説があるます。鷲だときついしライオンだと西武だしキリンだとおまぬけさんだから、架空の動物のほうがいいという案からあれができたとかなんとか。

  20. 匿名 より:

    >あるます
    あります

  21. クッキー より:

    BJがリアルタイムで読まれてたころには当初のアッチョンブリケの印象がそういうものだったとは驚きました.
    後発世代の私にはむしろアッチョンブリケがないとなんだか物足りないですね.
    面白いものです.

  22. 吉田 より:

    僕の高校の時の写真はたいていちんぴょろすぽーんのポーズで写ってます。
    グーグルイメージでもあるじゃないですか。
    http://images.google.com/images?sourceid=navclient&ie=UTF-8&rls=DVXA,DVXA:2005-03,DVXA:en&q=%E3%81%A1%E3%82%93%E3%81%B4%E3%82%87%E3%82%8D%E3%81%99%E3%81%BD%E3%83%BC%E3%82%93&sa=N&tab=wi

  23. 荒巻圭子 より:

    メジャー誌で身体はったギャグやっちまうと一生トラウマになっちゃいますね・・・ささいなことなのにみんなイケズ。私も昔先輩作家さんの指示でギャグやって以来、まだ結婚できていません。

  24. kaoru より:

    リンク先の手塚プロQ&Aの「当時の流行語ではないか」には私も「そんなん流行った事ねーよ」と思いましたが、もしやと思いぐぐってみたら1980年(昭和55年)11月に国会で「北方領土の日」の制定を含む「北方領土問題の解決促進に関する決議」が行なわれていました。そして81年1月6日閣議了解により2月7日を「北方領土の日」とする事が決まったと。
    そういう時代の雰囲気だった、ということなんでしょうか。
    あまり巨匠と時事の政治ネタが結びつくイメージが無いので思いつきの範囲を出ませんけれども。

  25. レポレッロ より:

    >BJがリアルタイムで読まれてたころには当初のアッチョンブリケの印象がそういうものだったとは驚きました.
    それは竹熊先生が、当時それなりの年齢だったからじゃないですかね?
    BJ当時小学校低学年だった私は、「アッチョンブリケ」も結構面白かったですけどね。弟や友達も読んで普通にウケてました。
    BJって最初のうちは、ホラーマンガみたいな読まれ方でしたよね。ハードボイルドタッチでBJ本人も嫌な奴だったし。
    手術シーンだけが凄くリアルで(当時の少年マンガとしてはですが)、グロさを覗き見するみたいな倒錯的な快感がありましたね。
    人気が定着したのは、なんだかんだといってもピノコのコメディリリーフのお陰のような気がします。

  26. 石川誠壱 より:

    たいへん興味深い話題ですので、初めて参加させていただきます。
    「日本の国土!」というのが、
    田中角栄の口癖に由来したギャグなのであるとすれば、
    『七色いんこ』連載中の時期と、
    首相・角栄の全盛時代とは、だいぶズレますね。
    角栄の首相時代は72〜74年で、
    ロッキード逮捕が76年ですから。
    しかし、『七色いんこ』連載中の81年ごろに「全盛」を迎えていた、
    もうひとりの角栄がいます。
    それは「坂田明の角栄」です。
    80年代前半の時期になってまで、
    まだ「角栄のものまね」をしている人間がいたら、
    それは十中八九、坂田明による「角栄のものまね」の「ものまね」をしている、と見て
    間違いはないと思います。
    ただ、赤塚先生ならいざ知らず、
    手塚先生が、あの当時の新宿の酒場に現れては
    坂田氏やタモリ氏たちと角栄ネタで盛り上がっていた、
    その遊びを漫画の中にギャグとして取り入れた…とは、
    まったく考えられないのですが。
    当時の手塚先生に、あの界隈の「角栄」仲間の皆さんと交流があった、ということは、
    あったのでしょうか。
    ぜひ、長谷先生の証言をお待ちしたいと思います。

  27. Aa より:

    >人気が定着したのは、なんだかんだといってもピノコのコメディリリーフのお陰のような
    BJはピノコが主人公のラブコメです。

  28. 匿名 より:

    >『ガキでか』に猛烈なライバル心を燃やし
    巨匠は「自分とは違うフィールドの漫画」だとか思わなかったのでしょうか?

  29. 匿名 より:

    >巨匠は「自分とは違うフィールドの漫画」だとか思わなかったのでしょうか?
    白土三平に嫉妬するあまり白土三平を潰そうと一時本気で考えたという伝説のある巨匠が、「自分とは違うフィールドの漫画」なんて発想するわけがありません。
    なにしろ、戦後マンガは巨匠が作ったのですから。
    でもスポ根だけは別フィールドと考えていたみたいですね。

  30. 長谷邦夫 より:

    手塚先生と新宿・坂田&山下グループの
    接点は全くありません。
    ぼくが「ジャックの豆の木」という
    バーに赤塚を連れて行き、タモリと
    初めて会わせたんですから…。
    坂田明のカクエイ、ま~なんと申しましょうか、
    ま~ァそのゥ~そっくりでありましたなァ。
    月曜・ピットインのライブのあとは、
    盛んに飲んだ時代でした。懐かしいです。
    ハナモゲラ言語の発生もありましたし。

  31. めたろう より:

    >手塚先生と新宿・坂田&山下グループの
    接点は全くありません。
    そうなんですか、、、。ちょっと残念。
    筒井康隆さんの日記に両者との交流がでてきますので、当時のSF・ジャズ人脈つながりがあったりしたのかなぁ、、、。と妄想したりしてたものですから。

  32. 通りすがり より:

    >坂田明のカクエイ
    単純ニTVで観かけて、それにインスパイアを受けたという可能性はないんですかね?
    関根勤のジャイアント馬場のモノマネみたいな感じで、お茶の間に広がったとか。

  33. 匿名氏 より:

    まあその当時も角栄さんのモノマネは割とスタンダードだったということはありませんか?
    そういうサブカル的な雑学的面白さという要素は手塚先生に限って言えば皆無でないかと思うんですが。

  34. 匿名 より:

    >なにしろ、戦後マンガは巨匠が作ったのですから。
    戦後漫画に関しては、竹熊さんの「サルまん」第1巻42ページで
    も、「戦後のストーリーまんがは、その手法において全て手塚治虫
    氏の“パクリ”」と指摘されていますが、呉智英氏の『現代マンガ
    の全体像』(史輝出版)などを読むと、私にはそれほど重要な手塚
    治虫氏個人の偉業とも思えず、まだ自分の中で十分に整理できてい
    ません。
    >でもスポ根だけは別フィールドと考えていたみたいですね。
    桜井哲夫氏も『手塚治虫』(講談社現代新書)155ページで、
    「スポ根だけは書けなかった」という趣旨の指摘をしていますね。

  35. syuu より:

    「アッチョンブリケ」とか「グワシ!」とか
    ソレが何なのか、ということには全く考え至らずに
    ウケたり、使ったりしてました。
    「ほしぇー!」はイイですよね確かに。
    「ちんぴょろ」よりシンプルで力強い。

  36. トロ~ロ より:

    そういえば、赤塚マンガの一発ギャグは良く使ったなぁ。。。
    日テレの番組で小学生が郷土の昔の写真を集めていたとき、昔の子供達がみんな「シェー」のポーズで写っていて「これ、なんだろう」と、しきりに不思議がっていました。
    ああ。おっさんに成り果てたり、よのぅ。

  37. ぴりと より:

    「日本の国土!」って何ですか?ってのは
    ネット上でうんざりする程よく聞く質問ですが、
    当時リアルタイムでいんこを読んでいたもの(当時中3)としてはなんとなく時事ネタだろうな位でしかみてなかったけど、まぁ時事ネタでしょう。(そのネタが何なのかは知りません)決してCMや流行語ではないと思います。
    ちなみに同時期にに描かれた短編「山の彼方の空紅く」でも使われてます。

  38. 寿 より:

    >「スポ根だけは書けなかった」という趣旨の指摘をしていますね。
    昔どこかで聞いた話なんですが、巨匠が当時のアシスタント達に『巨人の星』のコミックスを渡して「このまんがのどこがおもしろいのか教えてくれ」と聞いたことがあるとかないとか。
    本当なんでしょうか?

  39. Aa より:

    >ネット上でうんざりする程よく聞く質問ですが
    ほほう初耳
    戦記ものも手塚にはないですね

  40. お邪魔します。時期的なことだけ考えると、鈴木善幸さんが現職総理として初めて北方領土に渡った時期のあとなんですよね。
    当時テレビの政府広報でも急にやたらと「北方領土は日本固有の領土です」と語った時期なので、その辺使った一発ギャグだと勝手に了解してましたが…。
    でも鈴木首相は「日本の国土ッ!」って叫ぶキャラじゃなかったんですよね。

  41. たけくま より:

    原イメージとしては。やはり田中角栄なんですよねえ。

  42. ゴンス より:

    ちょっとズレた話題になってしまって恐縮ですけど、
    「オムカエデゴンス」などのあっちょんぶりけ以前のギャグは、時代的に赤塚ギャグへの対抗として生み出された、とすることができるんでしょうか?

  43. たけくま より:

    ↑スパイダー(オムカエデゴンス)やヒョウタンヅキは、手塚が妹と一緒に小学生時代に作った最古のキャラですから、赤塚ギャグとは何の関係もありません。これについては、「『テヅカ・イズ・デッド』を読む」の次エントリで触れる予定です。

  44. ゴンス より:

    ひっ、小学生時代のキャラなんですか!!
    興味深い…….わざわざ有難うございました!
    僕はこれらのキャラの造形などがとてもスキなのです

  45. 九郎政宗 より:

    「アッチョンブリケ」で思い出したのですが、
    『フクちゃん』の作者・横山隆一が描いた
    四コママンガ『ドシャ子』という作品がありまして。
    主人公のアナーキーな少女(髪型がウランちゃん)が、
    なにかというと「アカチバラチー!」という奇声を発し、
    その意味をめぐって大人を悩ませる・・・という
    エピソードがありました。1960年代です。
    こういう「意味不明感動詞ギャグ」というのは、
    ですから意外に日本の漫画において
    伝統的なものではないかと思います。
    それにしても
    こうして私たちが「日本の国土ッ」をめぐって
    悩み苦しむ、そのありさまをあの世で御大は
    ニヤニヤしながら見ておられるのかも知れません。
    くっそう。

  46. ベエセ より:

    皆さんのコメントを読んで思い出しました。ゴー宣以前の小林よしのり氏がヤングサンデーに連載していた「最終フェイス」という作品で、主人公の一条かれんが、「何よあんたたちーっ!!」というようなニュアンスで発する奇声で「ぶがわらーっ!!」というのがありました。
    意味はよくわかりません。しかしインパクトがあって確かに「ぶがわらーっ」というのが主人公の破壊的な雰囲気をよく表しており、小林氏のことばに対する運動神経を見た気がしたものです。

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