たけくまメモMANIAX

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2006年1月8日

濃いブログ2つ

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Amazon.co.jp:教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書NET TRAVELLERS200X: 本

たまにはオススメサイトでも紹介したいと。ひとつは『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』で世人を驚愕させたばるぼらさんの『東京(仮)』。今年の元旦にオープンしたみたいです。

http://www.jarchive.org/blog/

なんというか、いきなり濃すぎるサブカルネタの連続で、最初からこの調子でどうするのかとおじさん心配です。俺にも多少関係しているネタでは70年代終盤~80年代初頭の自販機本(自動販売機専用のエロ本)についてのエントリが懐かしかった。

http://www.jarchive.org/blog/entry/200601/07jihanki.html

まさに、俺の出発点はこの業界でして、ご丁寧に俺の文章デビュー作『強姦百態 ハウ・ツウ・レイプ』というエログラフ誌まで紹介されててビックリ。ばるぼらさんは俺が編集したように書いてますが、俺はコピーとエロ写真のトリミングを担当しました。編集は別人。ちなみに俺がこの仕事をしたのは20歳のときで、まだ童貞でした。

70年代マイナー雑誌のコレクションでは、クイック・ジャパン初代編集長の赤田祐一君がすごい人なんだけど、ばるぼらさんはそれに勝るとも劣らないというか、なまじ学究肌なだけに赤田君以上かもしれない。アリス出版群雄社のことは、いずれ「たけくまメモ」でも書いてみたいテーマなんですが、本にするのはばるぼらさんに任せますわ(笑)。実はまだ会ったことないんですけどね、俺よりたぶん一回りくらい年下だと思うんですが、そういう人の方が、なまじ現場に関わっていた者より客観的に書けるのではないかと思うわけですよ。

Amazon.co.jp:フリンジ・カルチャー―周辺的オタク文化の誕生と展開: 本

もうひとつ、こないだ「たけくまメモひみつOFF」にもゲストで出ていただいてほとんど参加者を置いてけぼりにしてでも熱いトークを繰り広げた謎の発狂音楽研究家、Father U ことU田川T夫先生も、ひっそりとブログを開設していました。U田川先生の研究テーマは、もうオタクとかアングラとかサブカルなんて名称では説明できないくらい濃い超絶マイナーな世界でして、氏はこれをフリンジ・カルチャーと名付けておられます。

ブログ名もズバリ「フリンジカルチャー 俺の中で鳴り止まないモノ」、もう一般人を百億光年は引き離さんばかりに超越的なあっちの世界的趣味が全開しておられて、これからが楽しみであります。それにしても、ユーゴのロックバンドとかフィリピンのバンドとか、変な宗教団体が結成したヤホワ13とかいうバンドとか、果たしてこの日本で何人が彼の話についていけるのか。俺はもう全然わかりません。

http://ameblo.jp/fringeculture/
http://fringeculture.cocolog-nifty.com/blog/(ミラーサイト出来。ココログのほうが見やすいかも)

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| コメント(20)

“濃いブログ2つ” への20件のフィードバック

  1. nomad より:

    うぉぉおおおお。
    猛烈な毒電波を浴びて俺の脳はぐるぐるぐるぐるぐるぐる…
    至福。フロイデ。おお、フロイデ。

  2. もんもん より:

    はじめまして。
    いつも楽しく読ませていただいてます。
    自販機本ならこのサイトがすごいですよ。
    http://www2.alice-novell.cc/pict/b5/index.html

  3. 三本脚の蛙 より:

    ヤホワ13は昔東京タワーのみやげ物店(蝋人形の方)にポスターがありましたね。

  4. kei より:

    はじめまして、いつも楽しく拝見させて頂いております。教科書じゃないですが「創」と云う雑誌でhttp://www.tsukuru.co.jp/gekkan/saisin.html 出版業界特集があり、出版社の読者プレゼントサイン色紙用色紙等50枚弱が大量にヤフオクに出回った事が取り上げられたそうです。
    詳細はこの件のまとめサイトにあるようですが
    http://na777.blog35.fc2.com/
    同じ編集者としてこの事についてどのように思われたか、読者の個人情報までが流出してしまったらしいのですが実際このような事が事故として起こりうるのか、ご意見を聞かせて頂けると嬉しいです。
    どうか宜しくお願いします。

  5. イチロウ。 より:

    竹熊さんの為なら2度死ねる。

  6. たけくま より:

    >keiさん
    どう思ったかと言って、たぶんみなさんと同じで「あってはならないこと」だし、そういうことをした奴は「けしからん」しそれをヤフオクに出したのは「マヌケ」だと思いますよ。
    それ以上は、実際の経緯がよくわからないのでなんともいえません。「ぱふ」の竹内さんは個人的に知ってますが、編集部ぐるみでそういうことをやるとはちょっと思えませんけどね。

  7. たけくま より:

    >もんもんさん
    おおお!そんなサイトがあるとは不覚にも知りませんでした。でも俺が仕事したアリス出版だけざっと見たけど、まだごく一部しか掲載されてない感じ。自販機本をコンプリートするのは大変ですよ。でも応援したいですね。

  8. たけくま より:

    http://www.alice-novell.cc/alice/index2.html
    あ、なんだ。トップページのほうを見たら川本耕次さんのサイトだったのか。なら納得。川本さんも元アリス出版関係者で、ロリコンブームの仕掛け人の一人です。こういうサイトをやっていたんだなあ。

  9. おがた より:

    おお、なつかしいね! 考えてみれば、「ブリッコ」よりも自販機本の方が青春時代っぽいよなあ。川本耕次さんがブログやっているとは。元の上司だよ。
    それにしても、この業界のことを書くときは、今は有名になっている人も多いから。どこまで書いていいか、けっこう気を使うね。あ、僕のことは書いても大丈夫ですよ。エロ本屋は僕の原点です。

  10. たけくま より:

    ↑やあ、おがた君。
    俺もそう。アリス出版でエロ本を作っていたのが俺の青春。俺の場合、あれが大学でもあったな。本作りの基本は、あそこで全部覚えました。

  11. 匿名 より:

     うわああ…
     今でも何かの拍子にチラチラとその噂を見聞する自販機本出身の新人類サブカル学級の同窓会が、ソコハカとなく始まりつつあるよ~な無いよ~な…w

  12. syuu より:

    濃いよ〜
    ココの30倍くらい濃い口だったよ〜
    知られざる濃いコンテンツ持っている方々、まだまだいるんでしょうね。
    すごいですねブログって。

  13. トロ~ロ より:

    昨晩、本棚を漁っていたら
    「理髪店主のかなしみ」が出てきました。
    1985年の初版。もう頁の端が茶色い。
    1995年に新装版が出ているみたい(既に絶版?)。
    最近、翻案されて映画化されたとか。
    ひさうちさん、ブログなんてやらへんやろなぁ。

  14. 永田電磁郎 より:

    『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』はだいぶ前に旦那が買ったので読みました。
    当時、帯を見てビックリしたのは言うまでもありません。
    懐かしいパソ通時代の話なんか涙でそうでした。

  15. Father U より:

    おかげさまでアメーバブログの音楽部門で30位まで上がってきました。ほぼ同じ内容でココログフリーにもありますので見てください。こちらのほうが図版が多いのです。またミクシィにもあります。こちらも図版は違うのを載せてあります。多少文章も違うのですが、紹介するミュージシャンは同じです。こういうものを紹介してほしいなど要望を寄せてください。

  16. たけくま より:

    >Father Uさん
    よろしければココログの方のURLを教えてください。

  17. Wen より:

    私とハルマゲドンで
    「いつか自販機本についてまとめてみたい」
    というようなことを書いておられたので
    ずっと楽しみにしております。
    あのへんちゃんとした資料もあんまりないので(ですよね?)
    せめてここででも是非書いていただきたいです。

  18. Father U より:

    皆様、FatherUのココログのアドレスは以下の通りです。http://fringeculture.cocolog-nifty.com/blog/

  19. 川本耕次 より:

    どうもどうも、こんなところで同窓会やってたんですか。
    というか、自販機本も含めて、初期通販本(松尾書房など)からビニ本までの流れを資料としてとりまとめて単行本を書いてます。マガジンファイブという会社から出ます。
    関係者の方、ぜひ、一度メールをください。よろしく。

  20. たけくま より:

    ↑これはどうもお久しぶりです。そういう本が出るのですか。出たらこちらでも宣伝します。

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