たけくまメモMANIAX

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2006年1月17日

【日記】読売ウィークリーでオタクの老後、他

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たまには日記っぽいものを書いてみましょう。

といっても今日はほぼ一日家でグダグダしていたので、昨日の日記になります。昨日は神保町で取材と打ち合わせがあわせて三件。まあ日頃は神奈川県の奥に引っ込んでいるので都会に出るのが億劫なんですよ。それで出るときには用件をまとめて済ませることにしておるわけです。

最初は「読売ウィークリー」の取材で、なんか「オタクの老後」みたいなことをしゃべってくれというので喫茶店でしゃべりました。以前このブログでそういうテーマのヨタ話を書いたので、それを見たみたいです。

http://memo.takekuma.jp/blog/2005/08/post_b082.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2005/08/post_2349.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2005/08/post_02a2.html

でも同じ話をするのもなんだし、と思ってちょっと総合的な話をしているうちに、話が横道に逸れてしまった。

そもそもオタクというのは趣味に所得のほとんどを注ぐことに良心の呵責がない人種であり、それは一種の貴族的態度なのであると。本来、趣味は生活の心配がないところに発生するので、たとえば北朝鮮にはあの一族を除いてオタクはいない。日本にこれだけ大量にオタクが発生したのは、どう考えても戦後の高度経済成長の賜である。ニートとかヒキコモリと呼ばれる人々がなんとか生存していられるのもオタクの発生と原因は同じ。要するにこれまでの日本は「豊かすぎたのだ」ということ。

まあ以上は、これまでもことあるごとに話したり書いたりしたことなんですが、話しているうちに俺たちが老後を迎える頃まで果たしてオタクができるのか、心配になってきました。バブルがはじけて早十数年、最近株価が上昇していると報道では言っているけど、本当に経済が上向いているとは俺にはちょっと思えないので。年金制度は事実上、破綻しているし。

そんなこと考えたらもうオタクの老後どころじゃなくて、たとえば物価の安いバンコクあたりなら家賃コミでも月8万あれば暮らせるので、老後はああいうところで暮らせば細々とオタクも継続できるかもしれないな、とかそんな辛気くさい話になってしまいましたよ。

なんでバンコクかというと、知る人ぞ知るウルトラマン大国ですからね。最近あちらに「ウルトラマンの町」というのが出来たそうですよ。町の入り口に巨大なウルトラマンの顔が……なんかコワイです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060114-04190637-jijp-bus_all.view-001

で、読売の人と別れてから、神保町交差点にほど近い場所にある小学館クリエイティブを訪問。たぶん5月くらいに出る『私もまんが家だった』というインタビュー本のスケジュールを確認。でもこれも文章がまとめ直しになるので毎週コンスタントに原稿を入れていかないと終わらない。

それから小学館に行って某件の打ち合わせ。この暮れに原稿の前半を入稿し、後半はここ2日くらいで書いて入稿…の予定だった某原稿が、4月から月イチ連載ということになり、全部仕切り直しに。入れた原稿はそのまま生きるものの、せっかく書いた部分とこれから書こうとしていた原稿の掲載が、あっというまに3ヶ月先に伸びてしまい大いに調子が狂う。

いや連載は嬉しいんですがこれは事実上、原稿料の入金がいきなり数ヶ月遅れるということでもあり、まあ編集者はサラリーマンだから関係ないだろうが俺はフリーなので正直ツライ。しかし何も言わずに笑顔で別れました。とほほほ。

それはそれとして春からは忙しくなる予感。いや予感ではなくて実際に忙しくなる。『サルまん』を含めた描き下ろしの作業はこの2月と3月が勝負になりそう。そんなわけで『サルまん・萌えプロジェクト』もこの月末くらいから再開するつもりです。お楽しみに。

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| コメント(60)

“【日記】読売ウィークリーでオタクの老後、他” への60件のフィードバック

  1. Aa より:

    >日本にこれだけ大量にオタクが発生したのは、どう考えても戦後の高度経済成長の賜である。ニートとかヒキコモリと呼ばれる人々がなんとか生存していられるのもオタクの発生と原因は同じ
    性同一性障害者が増えたのは日本が豊かになったから、ですか・・・
    土がなければ花が生えないとしても、土壌からどんな花が生えてくるのかを予想するのはとても難しいのですよ。

  2. 外の犬 より:

    ↑あまりにも頓珍漢でなんだか意味がわかりません。いきなり「性同一性障害」を持ち出す意図をはかりかねますね。

  3. たけくま より:

    ↑Aaさんおひさしぶりです。
    あの…俺は性同一性障害のことなんて一言も書いてないですよ。

  4. たけくま より:

    あ、外の犬さんとかぶってしまった。

  5. 長谷邦夫 より:

    そういえば、鳩山由紀夫カバーの
    「オタクエリート」なる雑誌。
    自分のブログで、指が腐るから
    触れない!と書いたんですが…。
    なんか、テストだか検定試験だかの
    ページ、付録があるようですね。
    テストを文字出題。
    マンガ・アニメの製作公開歴史年表?!
    これって、最悪の日本人思考でしょ。
    「画像」の微妙さなどが、認識も出来ずに
    ペーパーテスト。
    実に実にドラゴン桜ですなあ。
    骨も腐りそうな編集ですよね。
    東大でやるオタク勉強ってどういうもの
    なんでしょうか?
    江川達也先生のご感想・ご意見を拝聴したい
    もんです。(笑)

  6. たけくま より:

    オタクエリート…。
    鳩山の写真が表紙になっているところから、
    もう何の雑誌だかわかりませんね。
    ちょっと買う気がしなかったなあ。

  7. Aa より:

    >あの…俺は性同一性障害のことなんて一言も書いてないですよ
    たけくまさま、もちょっとセンスのよいレスがかえってくるのを期待していたのですが
    “○○という風潮がひろまったのは△△が原因”とかいう類の説明は、語った本人にそのつもりがなくても何かと暴力になることがあるのですよ

  8. 匿名 より:

    >たけくまさま、もちょっとセンスのよいレスがかえってくるのを期待していたのですが
    キミに言われたくないよ(笑)

  9. 外の犬 より:

    Aaさんはストレートに自分の意見をいえばいいものを、普通、通じない妙な嫌味でいいますよね。
    それを理解し、センスのいい返答をくれなんて、ちょっと虫がよすぎやしませんか。
    少なくとも私には、行間を読み、Aaさんの心情を懸命に理解し、意図をくみとる意思も能力もありません。いいかえれば、Aaさんは他人に理不尽な要求をしているのですよ。「語った本人にそのつもり」があろうと、なかろうと。

  10. 参考にすべき、他人のよくない言行。 より:

    背伸びして、ひねった物言いをしようとすると、
    他人からは何言ってんだかわかんない寝言
    にしかならない
    ・・・という良いサンプルになる人がいますね。
    他山の石としたい。

  11. ほっとけ より:

    誰彼かまわず噛みついてかまってほしい淋しん坊は
    放置して孤独に暴れさせとけ。

  12. shito より:

    たけくま氏の論理展開は、ともすると、こういうことも言えてしまうのだという例をだしたのでしょう。
    単に「オタク的生活が貴族的態度」という良く分からない言葉の使い方をした揚げ足取りかと。
    あんまテキトーなこといわんでくださいってメッセージ?まーいーじゃないですか、おもしろければ。

  13. nino より:

    というか「オタク的生活が貴族的態度」って別にわからなくないと思いますが。

  14. 情苦 より:

     >>オタクエリート
    鳩山さんじゃないですけれど
    麻生太郎さんは週刊少年ジャンプを愛読してるらしいです。
    「いちご100%」を開いて、う~む最近の若者は・・・ってTVで呟いていました(汗)
     >>Aaさん
    は要するに形而上学なんですよね(意味不明)。どんな花が生えるのか予想できないうんぬんというのも、ユーモアですよね。
    ボクなんて、花の名前なんて「雑草」しか知らないので、いつも百発百中ですよ!

  15. ginko より:

    Aaはたけくまメモのコメント欄でしか見られない蟲。かまうと増殖するので無視するのが一番の上策。

  16. 匿名 より:

    最近、毎エントリに一人づつおかしな人が出ますね。

  17. オタクエリートof外務大臣

     今や、『麻垣康三』として次期総理大臣の席も騒がれる政治家・麻生太郎さん。
    TVでいちご100%読んでムフフッてしてたとかコメントつけたらなんか心配になってきました(´×`;)ので、困った時のウィキペディアで「麻生太郎」を調べるとなんと驚愕の文字が・・・…

  18. 匿名 より:

    さすがは「ツンデレ美少女」(笑)
    ユーモアのあるレスを要求するのならば、
    そちらもユーモアのある問いかけをするのが礼儀かと。
    ・・・・あ、あれがユーモアなのでつね。
    知能と理解力のないお子ちゃまのボキにはわかりませんでつた。

  19. エルモ より:

    >なんでバンコクかというと、知る人ぞ知るウルトラマン大国ですからね。
    漠然と10年後くらいには。。。自分ももしや。。。なんて思ってましたが、これもいいすね(笑)

  20. 忍天堂 より:

    今年はたけくまさんの勝負の年になると思うので頑張って下さい。
    『サルまん』に関しては『新サルまん』を連載して単行本を出したり。
    夏目房之介、岡田斗司夫、いしかわじゅんの枠を奪うくらいのテレビ出演を期待しています。
    老後のオタク資金を稼ぐチャンスを生かして下さい(笑)

  21. たけくま より:

    いやあせっかくのご期待なんですが、
    テレビは正直、もうあまり出たくないですね。
    よほど企画が面白ければ別ですけど…。
    過去に、出てよかったってことがあまりなかったので。

  22. billy より:

    「貴族」は「砂糖菓子の弾丸は打ちぬけない」からの引用かと思いました。単に偶然ですかね。

  23. たけくま より:

    ↑いやそうではなくて、昔からの持論です。
    中世までは、書画骨董などのコレクションができたのは王侯貴族の特権でしたので。近世に入ってからは、それが成功した商人の趣味になりましたが、一般庶民には基本的に関係ない話だったわけです。
    それでコレクションに没頭するオタクが日本など先進国でこれだけ増えたのは、「平民の貴族化」と考えることもできると思ったからです。その背景には、国家全体の経済的繁栄があります。
    中国の経済発展がさらに続くようなことがあれば、次のオタク大国は中国になるでしょう。

  24. bubetu より:

    「Aa」とか「あぁ」とか「ぼぼ」とか「中の犬」とか名乗ってないで統一したら?同じ不快臭がプンプンすんだよ。

  25. ymer より:

    一人突っ込めば済むところを、よってたかって同じことを叩くような人々こそが、コメント欄を見苦しくしていると思うのですが。
    そもそも、管理人が既に突っ込んでいるのに、訪問者がそれ以上のことをする必要がどこにあるんでしょう?

  26. 匿名 より:

    管理人が突っ込んでいるのにわからないからみんなに突っ込まれてるのでしょう。
    「こういう話になると「xxx」が出てきて騒ぐから触れないでおこう」、などという雰囲気が形成されてしまうのは甚だ不自由なこと。
    筋違いで場違いな持論は出してもいいけど振り回さないで欲しいものです。

  27. 文仲 より:

    >性同一性~
    やおいのことを暗に言ってるのかと思ったのだけど、違うのかなぁ。
    >貴族的態度
    中世の数寄者というのは、確かに王侯貴族ですが、
    近世、たとえば、浮世絵や春画、読本や好色本などは、
    庶民によって営まれ、楽しまれてきたものです。
    僕はこの庶民(大衆ではない)文化の流れをくんでいるものこそが
    現在のオタク文化なのではないかと考えています。
    オルテガの『大衆の反逆』などで述べられている
    「大衆」と「貴族」的性格は、
    我が国には、少なくともオタクには見られないように思われます。
    >次のオタク大国は中国
    中国ではないのですが、お隣の韓国では最近になって、
    ヒキコモリやオタクが問題になってきだそうです。
    おそらく、もうすぐすると、少年犯罪が出ると思います。
    でも、中国は近代化の入り口の段階ですから、
    オタク大国への道はまだまだ遠いでしょう。

  28. ymer より:

    >管理人が突っ込んでいるのにわからないからみんなに突っ込まれてるのでしょう。
    どう見てもやりすぎでしょう。
    「みんなが叩いてるから俺も叩こう」という雰囲気が、不自由でないとは思えません。

  29. タロウ より:

    でもさあ、今回のああさんの見当はずれの嫌味と一人よがりはすごいよ。失礼だよ。不愉快だよ。やりすぎと見えるのは、外の犬さんのような穏やかで筋道立ったもの言いの方に加えて、やや便乗気味の「言い捨て」の方がいたからでは?後者の方々はもちろんいいとは言えないけど、ひっくるめて「どう見てもやりすぎ」ってことはないと思う。

  30. たけくま より:

    まあまあ、みなさん落ち着きましょう。

  31. タロウ より:

    ごめんなさい。ちょっと興奮したようです。勤務先で書いたんですが、帰宅して反省。すんません、竹熊さん。、みなさんも落ち着きましょう。

  32. 匿名 より:

    まぁ、この人のいつものパターンなんですね。
    建設的な議論にはなりえないようだし、放っておいたほうがいいのでしょうね。
    ただ、たけくまさんが献身的に面白いエントリ書いてくれてるのに何てこと(単に言いがかりにしか見えないので)言うんだ、おまえは!という思いがあるし、自分がただ読んでTAKEしているだけで力になれない=GIVEできないというもどかしさがそれに拍車をかけている部分がありますね(少なくとも私には)。かえって迷惑ですね。すいません。

  33. 匿名氏 より:

    Aaさんの色々な書き込みから察するに、Aaさんは、日本がロリコン大国&オタク大国になったのは、規制の緩さとか経済成長みたいな物質的な要素だけでなく、日本の伝統とか、日本人男子の心理構造のような歴史的&内的な要素もある、とおっしゃりたいんではないかと、、、違ってたらスミマセン 
    Aaさんに一回「ばか」とか書かれてみたいマゾより
    たけくまさんのテレビ出演といえば、不条理マンガ華やかなりし頃、テレビ朝日の深夜に「今面白い漫画!」みたいな特集的番組あって、竹熊さんと「伝染るんです」の編集の人(名前思い出せません江口さん?)と出演されていたのを覚えています。
    司会者の人が「旧世代」な感じの人で、「こんなの本当に面白いの?」みたいな質問に、竹熊さんとその編集の人が一生懸命答えていたのを覚えています。
    その司会者(中村何とかという方だったような)の司会はかなりポイントがずれていてイライラしたこと、合間に視聴者からのFAX読む場面で、「司会の○○はマンガを良く覚えていて感心した」みたいな自賛FAX読んでいたのを覚えています。
    長々とスミマセンでした

  34. 妄想人 より:

     おおっ。ワシもおなじようなこと考えてました!
     いま「学者」というのがどの国家どの文明にもいるけど、この「学者」(あるいは「学界」)というものの発生の原点からすると、「オタクは現代の学者である」とオレはまえから思ってましたよ。だって、対象が神であろうと植物であろうと哲学であろうと動物であろうと数学であろうと他の何であろうと、学者ってもんが昔からやってたことは、オタクが自分の興味をおぼえる対象をあいてに今やっているのと本質はまったくおなじなんですから。その対象に無関心な他人の目にはまるでどーだっていいような事柄やモノのことを、アアでもないコウでもないとグチャグチャ考えたり、また収集したりと、この両者はまったくおなじではないでしょうか。
     そして、そんなヒマなことをやっていられるのは、とりあえず食う心配がなくなったからで、そうでなければ「なによりもまず」食わなければなりませんので、そんな「ふざけた」行為に没頭はしていられない。食う心配から解放されたのは、その社会が裕福になったからにきまってます。だから興味ある対象にどこまでものめりこんでゆけて、その対象について多くの知識をえられる。いわば「有識人」になれるってわけです。
     つまり、いってみれば、むかしの貴族学者も今のオタクも「有識ヒマ人」という点でおなじなんだな。
     ……と妄想しておりました。なので、オタクというものを外から眺めてウス気味わるがってばかりのひと昔まえのマスコミの態度はまことにバカで無知にみえ、また、その無理解にいささかハラがたっておったものです。オレ自身はオタクでは全然ないんですが……

  35. 匿名 より:

    >「伝染るんです」の編集の人(名前思い出せません江口さん?)
    そのテレビ番組は見ていないのですが、
    おそらくサルまんの担当編集者の
    江上英樹さんだと思います。
    検索してみると「はてなキーワード」になっていました。↓
    http://d.hatena.ne.jp/keyword/%b9%be%be%e5%b1%d1%bc%f9
    現時点でヒットしているのが1件……
    偶然ですが江口寿史の担当だった人ですね。

  36. ぼぼ より:

    豊かさっていうのは一つのキーワードだけど、
    貧しくなるとオタクがなくなるというのは、
    そうじゃないんじゃないかな。
    北朝鮮は国民のほとんどが反日キムジョンイルおたく。
    特産品の天才少年、少女もオタクそのものともいえる。
    世界最高レベルの貧しさを誇るアフガニスタンの人をイスラム教オタクですし、これも貧しいチベットの人も中国共産党に攻め込まれたとき国民総出で、お経となえたりしてますから、これも仏教オタクでしょう。
    おたくという言葉の定義自体がはなはだ曖昧でどんどん意味するところが広がっている言葉ですから。漫画とかアニメ、サブカルチャーを全て対象から抜いて、成立するのか。
    別の角度から言うと、
    つげさんとか、赤貧に近い生活をしてたときがあっても行動パターンは
    オタクそのものだったし。
    たけくまさんが将来貧しくなってタイに移住できなくてもオタクをやめて
    ることはまず無いと思いますが。
    これはオタクと貧しさの意味とが違いますね。
    どのレベルの豊かさを喋ってるのかというのもありますが。
    マルキシスト的な生産の剰余とかそういう話でもないかと。
    経済的豊かさと文化の豊かさ?濃さって必ずしも直接にリンクしないんじゃないかな。

  37. apg より:

    例えば、ブラジルのごみ山に暮らす人々の中にオタクがいると思われますか? 貧しいからこその文化はあると思いますが、(音楽でいえばブルースやスカ・レゲエ・ヒップホップなど)それは貧しすぎてもう歌うしかないよみたいな状態であって、日本他の先進国でいうオタクとゆうものとは根本的に違うもののように思います。 

  38. apg より:

    ↑ヒップホップはちょっと違いますね。
    かわりにボサノヴァを挙げときます。

  39. apg より:

    ここはまんがやアニメなどの文化について研究する場なのに音楽を例に挙げるのはちょっと違いましたね。 ただ、貧乏な場所で発展する文化とゆうのは、うまく言えませんが、集団的とゆうか、他人とダイレクトに共有するようなものなんじゃないかとおもうわけです。宗教しかり。音声とか姿形とかオーラとか。その点いわゆるオタク文化とゆうのはもっと回りくどい、紙とかネットとかテレビとかを表現の中心にしたものですよね?なので、オタクとゆう言葉の定義が曖昧とは言いますが、そこにはやっぱり歴然とした違いがあるのではないかと。 だからイスラム教にオタクとゆう言葉はくっつかないんじゃないかなとか思うわけですがどうでしょう。

  40. おく より:

    「私も漫画家だった」には、実際デビューした方々のインタビューだけなのですか。目指していた!ならぜひ、糸井重里さんや任天堂の宮本さん(確か漫画家志望だった)のお話も聞いてみたいです。

  41. 匿名 より:

     そうですよね。
     膨大な(一般人からすれば)サンプルを収集し、観察し整理・分類し、ある一定の(多分論理性のある)見解を持つに至っているのですから。(これが学者の定義かっていうツッコミはあるでしょうが)
     これで何がしかのアウトプットを備えたらxx研究家とかxx学者って肩書きを付けた名刺を作っても通りますよね。
     
     そう思うと、おたくの友人の口癖の「xxxのxxx出ちゃったよ、買わなアカン」(なぜ義務なんだ)という言葉も、何だか学究的な態度に聞こえてくるような(笑)

  42. 卒業生 より:

    apgさんに同意です。
    貧しさや抑圧された環境でそれにしかすがる物がない
    もしくは何かに突出することでしか安定をえられない状況で暮らす者と
    物があり余りあらゆる選択肢がある中で他者には無価値に思えることに
    「良心の呵責なく所得のほとんどを注げる者」とを同列に扱うのは少々無理があるでしょう。
    最もここまでオタクの土壌が出来上がった日本に於いては程度の差こそあれ
    この先どうなろうとオタクが絶滅する事は無いと思いますけどね。(笑)

  43. たけくま より:

    おたく論というのはそれこそオタクの数だけあるわけで、ものすごく広い、というか解釈の余地がある言葉だとは思いますけどね。
    ただぼぼさんのように「何かに熱中している人」をすべてオタクとしてしまうと、ちょっと定義が拡散しすぎるんじゃないでしょうか。子供を産んだ両親はすべて子供オタクになってしまうし。
    少なくとも政治や宗教の枠組みの中で熱中していたり、させられているような状態はオタクから除外すべきだと思います。
    僕が言いたいのはあくまで「直接、生命の維持や社会的地位の形成とは関わりがない“趣味”に熱中する人」という意味で「オタク」を使っております。そして、そういう行為が成り立つためにはある程度の経済的豊かさが前提となると思うわけです。
    ジャズやブルースなどはもともと黒人奴隷の労働歌から発生したものなので、少なくともジャンルの発生当時はオタク的なものではなかったのではないかと思いますけどね。ただジャンルが成立して「ジャズ愛好家」が発生してからは、たぶんにオタク的な人も出てきたでしょうが。

  44. たけくま より:

    >おくさん
    「私もまんが家だった」には、糸井さんのインタビューも含まれています。宮本さんは、ちょっと気がつきませんでしたね。探せばたくさんいるでしょう。
    今のところ決定しているのは、
    小松左京・筒井康隆・山田詠美・荒俣宏・忌野清志郎・佐野元春・デーブ=スペクター・斉藤由貴・糸井重里・藤原喜明・横尾忠則・本多勝一
    の12名。追加で泉谷しげる氏と篠山紀信氏の取材を考えております。

  45. ぼぼ より:

    >apgさん
    私もオタクって言葉が今は広くなりすぎてるのかなと思います。
    資本主義的な消費文化と宗教や音楽と同列にあげると違和感ありますよね。
    音楽とか根源的なものと資本主義的消費財と
    両方重なってる気がしますが。
    でもメキシコとかにも当然消費文化があって、
    実際行かれるとオタクはいますよ。
    そんな馬鹿に出来たもんでもありません。
    (メキシコ映画とか結構いいのがあるので見られると面白いですよ。)
    古典学者の田中美知太郎さんが、余暇スコラと学者のスカラーを語源的にくっつけて、余暇が無いと学問が出来ず学者も出来ない、これはまことに身につまされる話であると良くおっしゃっていましたが、貧しくても逆に余暇は出来るんですね。
    働きたくても働けないと膨大な時間が出来るんです。
    なんか暇つぶしが必要なわけです。
    (これは今の日本の就職できない若者に少し当てはまる気もします。)
    メキシコのスラムだとごみの山からコルク抜きばっかり集める人とか。豚の骨集める人とか。
    日本でも昔貧しい時代に日本酒の王冠あつめてる子供とかいたでしょう?あんな感じです。
    つげさんが川原の石集めてたのも似たような感じなんじゃないかな。
    その辺の楽しみは根本的には日本のオタクも変わらない気がするんですね。
    人間がもともと持つ衝動みたいなもので、
    これは貴族でなくても楽しめるし貴族的でもないもっと人間の本質に密着したものじゃないかと。
    もちろん所謂「アニメ漫画オタク」とはちょっと違う意味なんですが。

  46. たけ より:

    自分なりの考えですが
    『わざわざ遠くから交通費を消費してでも、コルク抜きを拾うため「だけ」にゴミ山に出向く』
    このぐらいでようやく『オタク』と呼べるレベルなのであって、
    生活のためにゴミ山を漁るついでにコルク抜きを集める程度では『オタク』には程遠いのでは。
    ようは 『生活』 と 『趣味』 のどちらに人生の重きを置いているのかの違いで、日本のオタクが
    『趣味』に重きを置けるのは、図らずも社会環境の豊かさがそれを許しているおかげだと思います。
    ゴミ山漁りで生活している人が、コルク向き集めを人生の中心におけるとは思えませんから。
    つらい生活に彩を添えるエッセンスにはなるでしょうが。

  47. 匿名 より:

    豊かじゃなかった時代のオタクは
    服は一着
    ゴハンはカップ麺
    家はトイレ共同
    だったのが
    服はユニクロ
    ゴハンは牛丼
    家はワンルーム
    に変わっただけの様な気もします。
    全体の趣味にかけるパーセンテージは変わらない ミタイナ

  48. apg より:

    >ぼぼさん
    おお!こんなにレスポンスがあるものなんですね!びっくりです。さすがたけくまメモ。メキシコ映画といえば「エル・トポ」位しか知らないですね・・違いましたっけ?勉強します。ところでぼくは、たけさんの意見にちょっと賛成です。収集癖=オタクとはちょっと言えないのじゃないかとゆう気がします。モデルグラフィックなどで1999年くらいからかな?一時すごくいわれていたことで、プラモが売れなくなって、塗装済み完成品しか売れないとゆう状況が出てきたと。ガレージキットを買っても作らない人がほとんどらしいと。で、いまのオタクは浅い!、必要な技術や知識を身につけることを忘れてしまった怠慢だ!と言うようなことをあさのまさひこさんが言っていたような気がします。 つまり、いまオタクと言われている人達が、どれだけ本当に学術的研究、収集をしているのかと。そのあたりでオタクとそうじゃない人を分けるのは難しい気がするのですがどうでしょう。

  49. apg より:

    ↑そんなに研究熱心でもないし、物も買わないけど、精神的にはりっぱなオタク、もいるのではないかとゆうことが言いたかったんです。
    汚い文章でごめんなさい。
    オタクの老後とは関係がなくなって来ましたがもうやめたほうがいいんでしょうか・・・

  50. より:

    オタクの先駆けと言える人は、やっぱり渋沢龍彦じゃないかな?「快楽主義の哲学」なんて今読むとオタク入門書みたいだもの。
    あと三島由紀夫とか。

  51. たけくま より:

    渋澤、三島、あと手塚治虫はオタクの先駆けだと僕も思いますが、全員、裕福な良家の子息だというところがミソですね。戦前生まれでオタクができたというのはそういうことでしょう。

  52. 匿名 より:

      さっきこのエントリーをよんでてフとおもいだした。
      むかし読んだ本多勝一の文章で、本多がガキだったころに手塚治虫に手紙をだして、マンガの描き方をおしえてくれとたずねたら、手塚が手紙で返事をくれて、そのなかでマンガの描き方を本多におしえたのだそうです。
      で、本多は、その手塚からの手紙のありかは(その時点では)わからないが、捨ててはいないと思うので家のどっかにあるはずだ、みたいなことをたしか書いてた。もう何年もまえによんだ文だけど。
      この話がホントだとすると、手塚治虫のところにはガキ時代の本多勝一の直筆手紙があり、本多勝一のところには若かりし手塚治虫の直筆手紙があるってことになる。これってマニア的にはやっぱり貴重なんだろうなあ。
      というか、この2通の直筆手紙というのはすでに探索されて白日のもとにさらされ、関係者やマニアにはよく知られたものなんですかね。
      ひょっとして、どっかのサイトで……
      という箇所まで書いて自分で「手紙」「本多勝一」「手塚治虫」の3語をキーワードにしてググってみたけど、目当ての情報はありませんでした。
      てことは、この2通はまだ埋もれたままなんでしょうかね……  なんか2通とも、ちょっと意表をつく異色の値うちモノというような気が…… w

  53. 匿名氏 より:

    B級芸人などに相当詳しかった色川武大(阿佐田哲也)は、自分でもギャンブルやったりと行動するからオタクとは言えないのでしょうか?

  54. だいすけ より:

    色川武大さんも私はオタクだと思います。
    物を収集するしないよりも、物事への「こだわり」の有る無しと言った部分が重要な気がします。
    オタクにとって、コレクションは二次的な物でこだわりそのものが大事なのでは。
    と思っているのですが、どうなんでしょう?

  55. たけくま より:

    ↑↑本多さんのその文章は、手塚治虫が亡くなったとき、手塚さんが絶筆を連載していた「朝日ジャーナル」で書かれたものが初出です。『虫の音楽隊』という、中学時代に描いたマンガも1ページ掲載されていました。

  56. たけくま より:

    >だいすけさん
    確かにコレクションはオタクの絶対条件ではないですね。それよりも特定の対象への「こだわり」があるかどうかが重要、というのはその通りだと思います。
    他ならぬ僕なども、一時的に何かを集めることはありますが、それはあくまで「資料」ですからね。必要なくなれば売っぱらいます。どちらかというと「中身=知識」が大切なので、グッズにフェチ的な執着を持つことはあまりありません。
    ただ特定の「知識」に対する執着はあって、それは何十年も継続しておりますので、そういう意味で自分もオタクだと思いますが。

  57. オタクの老後についてあの人が

    昨年の12月19日「閉店ファミレスのその後」という記事の中でオタクの老後に関する妄想をちょっぴりダラダラ書き連ねたのですが http://blogs.dion.ne.jp/mangablog/tb.cgi/2513265 オタクの老後に関して、匁「サルまん」の著者等としても知られる編集家の竹熊健太郎…..

  58. おく より:

    「私もまんが家だった」
    その方々と小学館クリエイティブ。値段が心配です。
    年齢層が高いなと思い検索してみると、コレって10年位前のなんですね。斉藤由貴さんも、もう39歳かぁ。

  59. しゃべるカエル より:

      『朝日ジャーナル』が初出ですか。想像以上に昔のものですね。朝ジャは時々しか読まなかったので、その初出の文でよんだのかどうか…… あとで収録されたであろう『貧困なる精神』の方だったかも。本多氏のマンガってのも、なんとなく記憶によみがえりましたよ。カエルがしゃべりながら歩いてる場面があったような気が…… うろおぼえですけどね。いや、さがせば押入れの奥から本もでてくるハズなんですが面倒くさすぎて。w
      朝ジャの手塚治虫の連載ってのも、いわれてボンヤリ思い出しましたよ。ファウストだったかネオ・ファウストとかだったような。ちがったかな…… いや、なにせマンガに関心のない者のことですので、まちがっててもどうかお手やわらかに m(_ _)m ともかく、朝ジャにマンガのページが当時たしかにありましたね。よんでませんでしたけど。しかし、その手塚氏がマンガを絶筆した号の記憶ってのはまったくないですね。いかにマンガに無関心かってことでしょうねえ。
      話はとびますが、手塚治虫とゆうことでついでにいいますと、ワシがガキのころテレビで夕方か夜にやってたアニメの『海のトリトン』が手塚治虫の作品だと去年はじめて知り、おどろかされました。
      マンガやアニメだけでなく、絵画や美術などにも興味・関心・思い入れの全然ないワシにとって手塚治虫とは、この、「○○も手塚治虫の作品なのか~っ!?」というおどろきを、ガキのころからオッサンになった今まで、本当にたえることなく、かならず何年かごとにもたらしてくれる人物です。ワシにとって手塚治虫というとそのことが第一にきます。
      去年だったとおもうけど、たぶん10年ほどまえによんだある作品のことでしらべるためにネットで検索し、いくつかのサイトをまわったとき、その創作した作品数のぼう大ぶりをはじめて知って驚愕させられましたよ。まさかそんな人だったとは! ナルホドみんなが手塚治虫をスゴイというわけだ……と納得。信じがたい量ですよね。

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