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2006年2月20日

【猿漫】相原「萌え絵」添削

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昨日の相原コージ先生の萌え絵に早速皆さんのツッコミ、否、懇切丁寧な添削が送られてきました。その一部をご紹介したいと思います。相原先生はこれを見て勉強してみてください。

さて実は一番最初にお送りくださったのが、『漫々快々―みんなのマンガがもっとよくなる』でもおなじみのマンガ家・菅野博之さんからでした。以下メールの一部と一緒に引用させていただきます。

 

kannohiroyuki 《私の絵自体、萌では無いので赤ペンも萌を語るのもおこがましいのですが修正を入れた感想としては、「エラ」が最大のネックではないかと思いました。萌絵の顔面は骨格無視なので、あごを意識しすぎると「エラ」になってしまうような気がします。エラをなくして絵的に調整すると、あごの位置がしゃくれて感じるので少し耳側にずらすとよいようです。(菅野博之)》

moeme SOUさん(左図)は、特に目の描き方についてご指摘くださいました。ただこれは、特に萌えだけではなく昔ながらの少年マンガ的な描き方にも通じるものがあるかもしれませんね。手塚系アニメ絵→少女マンガ経由→萌え絵、という流れがあるような気がします。

萌え絵のルーツの一端は、待ちがないなく手塚治虫経由のアニメ絵に求められると思いますが、現在の萌え絵に至る描線の発展史は、一度追求する価値があると思います。これについては今度エントリを改めてやってみたいと思います。

さて次は無七志さんの投稿。

_aiharamoe06r2 《相原先生の絵を星雲社の美少女CG講座の塗り方で仕上げました。線画には色トレス以外手をつけていません。どうでしょうか。(無七志)》

なるほど、原画そのものはいじらなくとも、色(パステル調?)の使い方で「萌え」っぽくなるのは確かなようです。通常のマンガの描き方ですとモノクロで仕上げることがデフォルトになってますが、近年PCとネットの発展に伴い、最初から色彩作品にすることも多くなりました。本質的には描線で勝負するべきでしょうが、色も重要なファクターとして考慮しておくべきかもしれません。

roppyaku_tsurumi_ 《基本的には、タッチのみをいじったとしても、「キャラの属性」「今のシチュエーション」と、それから導き出される「表情・ポーズ」に関する提案がないと妄想を掻き立てられない=萌えないのかなあ、と。(鶴見六百)》

鶴見六百さんのご指摘です。表面的な絵柄だけではなくキャラが本来持っている性格や、シチュエーションから具体的な絵柄にもっていくべきとの主張には、なるほどと思いました。そういう描き方も当然ありうるでしょう。また赤ペン部分のソックスの「絶対領域」やもっと胸を大きく、との指摘も納得です。太もも丸出しよりも、スカートと長い靴下の狭間に見える太もものチラリズムは確かに萌えかも。

ただ「萌え」とエロは似て異なるものだという説もあるようで、あまり露骨なエロにはならないように注意したほうがいいのかもしれません。

mametaro 次は豆太郎さんの投稿です。こ、これはかなり萌えるのではないですか?

《直しを入れて一番気になったのはバランスです。萌絵というのはデッサンよりも、見た目のバランスの方が重要な気がします。萌記号をちりばめた絵を書いたとしてもバランスが悪いと萌えないのではないかと。(豆太郎)》

髪の毛とスカートの乱れ具合が見事ですね。それ以上に、恥じらいを含んだ瞳の描き方が萌えみたいな気がします。うまいですねえ。

funazushi01 《キャラ作りはシルエットが大切なようですのでシルエットでもキャラがわかるくらい、photoshopで各パーツの位置と比率をいじってみました。<01.jpg>(鮒寿司)》

と、おっしゃるのは鮒寿司さん。基本は相原くんのパーツなんですが、ちょっとした微調整で「萌え」になるというご指摘です。さらにキャラの等身をいじったものは<02>です。

funazushi02 《主に、髪を大きくしてみました。でもやはり原型にくらべて、インパクトがなくなりました。<02.jpg>(鮒寿司)》

とのことですが、おっしゃりたいことはよくわかります。相原先生のは等身がちょっと高いような気が俺もしていましたから。

とりあえずご応募いただいた一部を紹介しました。他にもまだ来ているのですが、おって紹介するかもしれません。少なくとも俺には参考になりました。

相原先生もこれを参考にさらに精進してください。


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| コメント(61)

“【猿漫】相原「萌え絵」添削” への61件のフィードバック

  1. kaiou より:

    添削しようと思ったら別人&自分の絵になっちゃってた _| ̄|○

  2. tommie より:

    がんばれよコージがんばれよ

  3. daddyscar より:

    まあ、僕は皆さんのように萌えを語る立場にはいないのですが…
    それでもわかるのは、アゴですねアゴ
    アゴはもっと小さく!
    てか豆太郎さんがおっしゃる「バランス」は重要かと。

  4. 87分 より:

    全く違うジャンルの絵にチャレンジするわけですから、専門店内売り上げ上位のコミックスを二、三冊買ってきて模写から始めてみるとか。
    今まで培ってきた作風も作画手順も捨てて、ひたすら模写。

  5. より:

    そういえば、コミックビーム1月号(先月号)の『銭』(鈴木みそ)で、ジェニーというキャラクターが、萌えキャラに化けてました。萌えじゃないキャラが萌えになるという、珍しい例かと思います。参考になるか分かりませんが、一応。

  6. nomad より:

    「自分を偽る人生に意味があるのかっ!!」などとえらい勢いで叱りつけてやろうとあれこれ考えていたのですが、これは偽りの涙ではなく新たな地平を探るための開拓者としての苦しみなのだと思うとがんばれとしかかける言葉は思いつきませぬ。
    開拓したつもりだったのが他人の畑であろうとも…

  7. 匿名 より:

    萌えてない人間が萌える絵を描こうとする
    無駄な努力を生暖かい目で見守ります

  8. 修蔵 より:

    相原先生大変そうですねえ.
    でもこの努力の過程をうまく漫画にできたらきっと最高に面白いと思います.
    例え最終的に相原先生が萌え絵を描けなくてもです.

  9. SOU より:

    バランス悪く見える原因に
    重心がある足の裏から直線を引いても
    頭がその線上に無いのも一因かと。
    普通立っていれば左右どちらか重心がある
    脚の一直線上に必ず頭があるので。

  10. hamu より:

    他の方も言ってますが、アドバイス以前に萌え絵を描く意図が気になりますね。
    目的によってアドバイスも変わってきますから。
    表面だけでもそう見えるように、ということなら技術だけで可能かと思いますが、
    本当に萌え絵を描きたいならやはり魂が必要なんじゃないでしょうかね。
    逆にアイロニーでやるなら記号の寄せ集めに留めておけば良いでしょうし。
    これまでのブログの流れを見るに、アイロニー以前に両先生自身が「萌えとはなんぞや?」という状態のため、
    表面的にで良いから一度真面目に萌え絵に取り組もう、という感じに見受けられますが、そんな感じなのかな?

  11. ぼぼ より:

    >hamuさん
    >表面的にで良いから一度真面目に萌え絵に>取り組もう
    いや、もとが酷いだけで、これでかなり真剣に取り組んでるんじゃないかなあ。
    心の奥で嫌がってるんで「表面的」に見えるだけで。
    まだ、本道で限界まで煮詰めていく途中の入り口の過程。「魂」うんぬんはまだ高度すぎる。
    二人とも萌えはわからないし苦手で苦手で仕方ないわけです。
    いままで嫌で忙しさにかまけ逃げ回ってたのをやっと自分自身を鼓舞してとりあえず自分でなく相原さんに絵を一枚描かせた。
    送られてきた突込みを検証して編集して料理すること自体は難しいことではない。
    ココからどうするか。
    (今ココ。
    自分の限界までとことんまでいって安易な「逃げ道」をふさいでから、「脱構築」したり「発狂」したりしてネタ出しにいたるわけです。
    この一見、無駄に見える地獄をとおらないと作品がつまらなくなる。
    おっしゃってる相原さんが最終的な作品に載せるための絵的なネタ出しの過程にはまだ遠いんじゃないかと。
    >相原さん
    このブログはサルマンファンも多いので、
    相原さんもたけくまさんと顔出せばいいのに。
    相原さんは最近どうしてるのか心配している人も多いし、
    みんな基本的にやさしいと思いますよ。
    物作るのに、シャイになってもあんまりいいこと無いですし。
    製作の過程をブログで見せて進行しているということ自体、新しいことですし。
    >たけくまさん
    「デフォルメ」っていうのが萌えの本質的な要素として再度キーワードになってきた気がします。
    これは一応たけくまメモのオリジナルではないでしょうか。

  12. 一縷の涙 より:

      作画の技術にかかわる書きこみばかりがコメント欄にならび、その純粋さに心うたれた。そうした純粋な技術的情熱がニッポンのマンガ文化・アニメ文化をガッチリささえる土台なのであろう。そのことにおもいいたったとき、はからずも目がしらに熱いものをおぼえてしまったことを私は告白しよう。
      他方、作者・相原コージ先生は、このたびの真のねらいを、おどろくほどアッケラカンと“正直に”かたっておられる──「息子が来年受験で何かとお金もかかりますし、この際、思い切って萌えマンガ家に転向して収入拡大の道を考えてます」
      マンガにもアニメにも無知だし関心もない者として、だれがニッポンのマンガを殺したかを語る資格はもちろん私にはない。不肖な身のうえとて、それくらいは自覚しているつもりだ。
      一時はマンガ界というせまいジャンルをこえて、ひとつの社会現象とされるほど一世を風靡したのみならず、マンガで国家を征服せんとの野望をすらくわだて、おさえのきかぬ青雲の志に胸のうちをたぎらせた人気マンガ家も、いうまでもないことながら、ときのすぎるにつれて、ある種の変心・変貌をとげてゆく場合はある。良くも悪くもその見本となりはてた実例を、隠し立てることなくあらわに提示して世に問いかけんとするその真摯な姿勢こそ、われらが『サルまん』の鈍せざるキバであろうことに相違あるまい。
      その姿勢のあらわれこそがこのエントリーの真意にほかならないのであろうとの確信を、なぜか流れおちんとする一縷の涙をのんでここにシカと書きしるし、筆をおくことにしたい。

  13. y より:

    > SOUさん
    ここで大事な「バランス」というのは、各ボディパーツのボリュームの対比のことではないでしょうか。
    脚長、上半身ちっちゃめ、ウエスト超細、小顔。とか。

  14. y より:

    > SOUさん
    ここで大事な「バランス」というのは、各ボディパーツのボリュームの対比のことではないでしょうか。
    脚長、上半身ちっちゃめ、ウエスト超細、小顔。とか。

  15. くらはし より:

    萌えは相手の羞恥心の投影だと思います。
    「大きな胸がちょっと恥ずかしいので、つい肘を寄せて隠してしまう」のだけれど、それが結果として胸をより強調する結果になってしまって…というような本人の意図とは違う状況の現出も萌えの元だと思います。この絵は肘ひらいちゃってますからね…。
    同じ文脈で、腰が前に出ているのと足首が外に開いているのもマイナスです。ボディランゲージ的にこれらは「受け入れオッケー」のサインです。つまり「媚び」の記号で、どなたが書いておられたように「媚び」と「萌え」とは似て非なるものですから。
    防御的に腰を引いているけどそれがかえってヒップを突き出す結果になっていたりすると萌えですけど、最初からヒップを突き出したら媚び。

  16. かなびん より:

     なんとなく萌え絵は黒目の下が平坦で若干垂れ気味のモノが多いと思います。要するに「下目蓋はここまでだけど、そこに隠れてる黒目はもっと下に続いてんぞ~」といった感じ。黒目の誇張は重要な要素だと思います。
     あと、鼻は「、」か小さい「ノ」が多いですね。
     人間に限らず、動物の幼体は体の小ささから呼吸器・咀嚼器が小さいという法則があります(鼻、口、そして菅野博之さんがおっしゃっていた「エラ」など)。
     また、耳や目、頭蓋などは成体との差異は少なく、一般に「目の位置を下げると子供っぽくなる」という漫画の法則は、そこに由来するものと思われます。
     そして人間は、そうした幼体を見たとき、種族を超えて愛らしさを覚えます。これは、一説に幼体が自己防衛の為に備えたものとされています。
     この点、「萌え」と密接に関わっているというのが、私の個人的な意見です。
     あと、上で添削されていたように、ミニスカにオーバーニーの「絶対領域」、これも欠かせない要素のようですね。

  17. らっぱ大臣 より:

    萌えキャラの描画には、コージ苑で試みたようなパーツのカタログ化が有効かもと感じました。
    ドジっ娘、ツンデレ娘、妹属性、姉属性、そしてメインキャラの5人を定義するとして、例えば目は、
    ドジ・・・たれ目
    ツンデレ・・・つり目
    メイン・・・ノーマル
    姉・・・ノーマルを基準にやや大人に
    妹・・・ノーマルを基準にやや幼く
    と標本化し、それぞれ正面、斜め、横の目の描画を用意しておけば、あなたも萌え絵をコピペで大量生産、みたいな。

  18. らっぱ大臣 より:

    追記です。
    萌えマンガを描く場合、キャラ描写はノーマルに丁寧に描くパターンと、手抜きっぽく雑に描くパターンを用意する必要があると思います。
    後者の手抜き描写のパターンは、例えばひどく驚いて魂が抜けたシーンの描写や、単行本の巻末のおまけ4コマに用いたりしますね。

  19. 色瀬 より:

    自分トコにも書きましたが・・
    吉四六(長身・メガネ・学ラン)を萌えリテイクしてみてほしいです。

  20. 匿名氏 より:

    話はそれますが、ラブコメで「複数のタイプの違う女の子と付き合う」というストーリーは、「翔んだカップル」が最初なのでしょうか?
    優等生な杉村さんがメガネを取ると美少女というのは萌えたものでした。

  21. apg より:

    前回の「萌え絵を描いてみた」には
    リアルタイムに立ち会っていなかったので
    面白さはそんなに伝わりませんでしたが、
    段々楽しくなってきました。ところで、
    デッサンよりバランスが大事と
    おっしゃっている豆太郎さんの絵は、
    完全にデッサンが狂っております。顔のディテールに比べて、
    足、腕はかなりいいかげんですね。
    服のひらひらでごまかしているのは明白です。
    まあここまで解るのは自分自身に覚えがあるからですが。
    個人的にですが、ぼくはこれでは萌えません。
    シュチュエーション云々の前に画力に目がいってしまうのは
    ぼくだけなんでしょうか。あごの骨は無視で構わないのですが、
    カラダの骨はしっかり描かないと。
    そういう意味では相原先生の絵のほうが、
    カラダはきちんと描けてますよね。豆太郎さんごめんなさい。
    どこまでも個人的な意見で恐縮ですが、
    シュチュエーションよりも「絵力」だと思うんです。
    言い換えれば「線の力」でしょうか。「線の快楽」というか、はっきりしませんが。
    前にも書きましたが、萌え絵の「線と線」から生じる「空間」に、
    日本画との類似性を感じるのです。 と、こういう屁理屈を書き込む
    記事じゃなさそうなので、このくらいでやめときます。

  22. 匿名 より:

    相原先生。
    5年近くまえのスピリッツ連載のとき、先にネットで漫画をアップしてからご意見を募集し、意見といっしょに本誌に掲載するという企画があったと思いますが、電波なやつがネットで公開されたのにもかかわらず、なぜ本誌できちんと載らなかったのか、それを教えてください。
    アレはアレで、サルまんをフィクションでなく見ているようで、最高に面白かったんですが・・・

  23. 匿名 より:

    豆太郎氏のものが個人的には一番キました。
    絵柄はこんな感じのが広くウケると思います。
    画力云々は・・・見る専のぬるオタである私には大して気になりませんでしたねえ。
    言われてみて初めて「ああ・・・そう・・・・なのかなぁ?」ってぐらいでw

  24. apg より:

    自分のコメントみて思いましたが、
    「顔と洋服のドレープなどのディテールと、以外はいいかげんでもよい」
    というのは定義としてアリかもしれません。
    あと髪の毛がある程度の量感で、
    空中に漂っているような絵もよくみますから、髪の毛も大事ですね。
     あのマグナ・カルタってゲームのキャラクターを描いてた
    韓国のイラストレーター名前は判りませんが、あの人くらい上手なのじゃないとぼくは萌えないです。
    あれは萌え絵じゃないのかな。(正直、自分が萌えを理解しているのか分かってない)
    絶対領域は解るんですけど、あれって本物の女の子がやっててもくるものがありますからね、
    あれは割と普通にちょっとエロくてぐっとくるってだけじゃないのか。

  25. apg より:

    上のコメント「顔と洋服のドレープなどのディテール以外はいいかげんでもよい」の
    間違いでした。連続コメントしてすいません。
    今日は仕事が暇なもので・・
    しかし昨日からコメントしながら色々考えたのですが、
    どうもぼくの感覚は萌えとは違うような気がしてきたので、
    これからは静かにこのエントリの成り行きをみまもって行きたいと思います。

  26. 色瀬 より:

    > 足、腕はかなりいいかげんですね。
    > 服のひらひらでごまかしているのは明白です。
    > 「顔と洋服のドレープなどのディテール以外はいいかげんでもよい」
    > というのは定義としてアリかもしれません。
     そりゃまあ、萌えはオタク同人作家無しには発展はありえなかったろうし、同人なんて、描きたいものだけ描いて描きたくないものは描かないorごまかす、いかんともしがたいときは隅に小さく「デッサンくるってる・・(汗)」でOK、ってなもんですしw

  27. オタク女子研究

    単行本のタイトルや発売日が決定しました~。 「オタク女子研究」2006年3月16

  28. apg より:

    しかし、ここまでの様々な意見を見渡しても、さるまんで取り上げられていた、「アニメ絵マンガの法則」の延長線上から抜け出せていないような気がしますね。
    もっと萌えならではの絶対的要素ってないんでしょうか。 
    萌えの記号ってもつまるところ「今風のアニメ絵」ってことですからね。
     これをどうネタにするのか、結局萌えふりかけをぱらっとかける話になっちゃうのか。
    僕などには知る由もありませんが、まあ同じことをやるにしてもそれはそれで面白いので一向に構わないんですが。

  29. apg より:

    思いましたが、「ギャップ」ていうのはやはりあるんじゃないでしょうか。
    絶対領域とかもギャップじゃないですか?
    普通に恋愛話によく出てくる「ギャップ」、萌えとエロは違うとおっしゃる方がいますが、
    やはり程度の差こそあれ、多少なりとも性的に興奮しているはず。
    そこには「ギャップ」が必ず存在しているんじゃないでしょうか。
    メガネをとったら美少女だったとか、男かと思ったら女だった(逆も)、ツンツンしてると思ったらデレデレだった、とか。
    現実でもそうでしょう。きれいな女性の性器が生々しかった、とか、
    清楚な感じだったのにセックスは激しかった、とか。同じじゃないでしょうか?
    だから、いままでになかった新しいギャップを作り出せば、新しい萌えを創れるんじゃないでしょうか。 
    最近でいえば、日本刀と女子高生、とか(そんなのないか?)

  30. >>最近でいえば、日本刀と女子高生、とか(そんなのないか?)
    土曜6時なのに視聴率が3%しかとれないBL○○D+のことかーっ!!(伏せ字になってません)
    閑話休題。
    えーと、今たけくま氏が言う萌えは
    「ストーリーラインから生じる萌え」ではなく、
    「絵単品で生じる萌え」でいいんですよね?
    いや、念のため確認。

  31. たけくま より:

    ↑もちろん今問題にしているのは純粋に作画技術面での「萌え」です。ストーリーや設定などはおいおい扱っていきます。

  32. SOU より:

    >yさん
    たしかに絵のバランスというよりも
    デッサン的なことについてのコメントでした。
    頭の位置=重心がある脚の上なのですが
    このポーズだと本来豆太郎さんの絵のように
    右足に重心があるはずなんですが
    (右足つま先から頭まで一直線になっている)
    相原先生のだと上体の重心位置は
    頭から真下に降りて
    左足に重心があるのに左脚が上がってて
    支えてる足が右なのが気になってしまって。
    >萌えギャップ作品
    灼眼のシャナは受けてますけどね。
    ツンデレポン刀美少女。
    ギャップの凄さに萌えといえば
    アニメの魔法少女リリカルなのは。
    舞台も装置も構造も清く正しく魔法少女
    なのについた愛称が魔砲少女。
    「所詮、魔法少女とは拳と拳でしか分かり合えぬ不器用な生き物」を合言葉に
    それなんて仮面ライダースピリッツ?って
    ぐらいの熱血友情バトル少年漫画っぷり。
    なんか見てるとの涙という名の心の汗が。

  33. ヒロポン より:

     「萌」って、肉体性を持った少女の記号と捉えてます。
     
    男性の考える少女性には、異性であるがゆえに少女の求める少女性とは違って肉体が不可欠なのじゃないかと。
     少女のやわらかさを表現することへのあくなき追求も肉体指向だと思いますし、フェチな記号への指向性もそれが包み込む肉体を抜きにしては語り得ないのではないかと思います。
     だから、「萌え」と「エロ」は「肉体を主張する少女」を見る人間の評価基準がどこにあるかの問題かと思います。
     …80年代の(広義の)ロリコンの捉え方と違いはありません。結局、潜在的か顕在的かの違いだけで本質的な違いは無いのではないかなーと思ってます。
     というわけで、「『萌』とはムッツリ助平である」とか「水着の少女を見るときに『触りてー』という代わりに『萌』というのだよ」とか、漫画の方の竹熊氏に、下から舐めるように見上げつつ決め付けて欲しいなーww

  34. 長谷邦夫 より:

    ここまでコマカク絵に対して注文を受けた
    マンガ家さんは相原先生が初めてでしょうね。
    ~っていうことで、そろそろ悩みも深まり
    絶望の淵を覗き込む心境かと、お察し
    致します。
    ~ってことで、そろそろ、失踪の心の
    準備もととのえ、日記帳も用意して
    どこかへプイ!と外出されるのも
    一興かと思います。
    『失踪日記さるマン特別篇萌えの深淵へ』
    ベストセラー確実視!!?
    ~失礼致しました。

  35. かなびん より:

    >「萌」って、肉体性を持った少女の記号と捉えてます。
     
    >男性の考える少女性には、異性であるがゆえに少女の求める少女性とは違って肉体が不可欠なのじゃないかと。
     そんな感じだけど、絵だけで見て言えば私は部分的に反対意見です。
     萌え美少女とは、「生の女」という要素を排除した肉体を持つ少女だと思います。よく昔、アイドルはトイレ行かないと言われたように、萌え少女の同と腰は実在の女性(あるいは一般の漫画絵)に比べて小さめにできていつものが多い。これは内蔵と子宮の排除と見て取れませんか。
     内蔵と子宮がなくても、胸と臀部、性器、フトモモの柔らかさ(絶対領域のスソの食い込み)があれば立派に少女として成立するというのを証明したのが萌え美少女だというように思えます。

  36. ポン一 より:

    >>apgさん
    『マグナカルタ』のキム・ヒョンテ氏の絵は、僕も好きだし奇麗だとかカッコイイとか可愛いと
    思いますけれども、いわゆる「萌え絵」では全然ないと思いますよ。
    村田蓮爾、寺田克也、小林智美といった方々の絵が萌え絵と呼ばれないのと同様で。

  37. reo より:

    作画技術が高度な「今風のアニメ絵」でなくても、
    「あずまんが大王」みたいなシンプルなデザインの、
    普通の女子中学生とか小学生の女の子とかが萌えだと思います。

  38. ヒロポン より:

    >かなびんさん
    >>萌え美少女とは、「生の女」という要素を排除した肉体を持つ少女だと思います。<<
    全面的に賛成しますー
     「ムッツリ助平」と書いたのが、その意で。女性の肉体から男性に都合がいいものを抽出したのが「萌」少女の肉体性だと思います(揶揄する意図はありません、私も好き)。
    >>内蔵と子宮の排除と見て取れませんか。<<
     (産む)性の象徴としての肉体性ではなく、性衝動を喚起する視覚的な触覚表現っていうか、柔らかい肉がスキーなんじゃないかなーと思うのです。
    >>胸と臀部、性器、フトモモの柔らかさ(絶対領域のスソの食い込み)<<
     これは全て昔から性的な象徴とされる部位ですよね。

  39. 萌えイラストレーション

    「嫌オタク流」(太田出版)は、内容も面白いけど、 中表紙のイラストが傑作なので是

  40. naga より:

    『個体発生は系統発生を繰り返す』と、いいますが…
    ここ20年くらいの、『絵の変化の過程』がみられそうですね。
    『BSアニメ夜話』で宮崎駿が『カリオストロの城』を、
    作るにあたりクオリティをコントロールするために、
    線を整理したというの話があったと思いましたがそれが、
    萌絵の元祖なんですかねぇ…
    あと、『アニメ調のマネキン』の記事があったので貼っておきますね。
    『アニメ調のマネキンをデザイン 同女大生 企業と連携、販売へ』
    http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006022100179&genre=G1&area=K1B

  41. なんでんかんで2 より:

    手がでか過ぎ。
    何故か腕が妙にリアルで萌えないな。
    てか、絵が古過ぎる。

  42.   より:

    これは・・・相原先生が萌え絵を描くためのスキルを
    身につけるまでのドキュメンタリーになるのですね

  43. 通りすがり より:

    ゴダールがハリウッド映画を脱構築してヌーベルバーグをうっかり始めてしまったように、萌えを脱構築して別の何かを創造できるかもしれません。そうすれば相原先生はトラッド漫画家達にとっての闇夜の灯火になれるかもしれません。

  44. ネコ船長 より:

    技法でいうなら2点
    まず、線の色を黒から別の色にする
    どこかの雑誌で見たのですが、「もえたん」の
    いわば正統派の萌え絵でさえ線が黒ではキツいので
    避けたという話、非正統派ならなおのことでしょう。
    次に、線を減らす
    萌え絵はなぜか全般に線が少ないです。
    相原先生の絵も、髪の線を半分に減らし
    服のシワ?のホワイトを塗りつぶしたりで
    けっこう近づくような気がします

  45. syuu より:

    モニタの前で、胃のあたりに重いものを感じている相原先生の姿が。。
    相原先生の絵はなにか昭和を感じさせます。
    ぶっちゃけ、たけくまさんの絵の方が器用というか、いわゆる「上手い」です。
    but、相原先生はそこがいいのだと思います。
    えー・・すいませんでした。

  46. apg より:

    キム・ヒョンテが違うなら、天上天下の人はどうですか?あの人も相当うまいですよね。女の体から絵に入った人って、男の体が描けない人が多いですが、(エロゲーとか見てると)あの人は描けてますよね。超高レベル。デッサンデッサンうるさいですが、男の好きな女の肉体的特徴をディフォルメして描いて、かつ人体の絵として破綻させないためには、やはりデッサン力は相当大事かと思います。

  47. とも より:

    確かに相原氏の画は萌えませんな。何故だろう?
    逆に豆太郎さんのはえらく萌えます。何故だろう?
    やはりエラと顔の輪郭。あとは表情かな。
    少々媚の入った困り顔というのがポイントか。

  48. ポン一 より:

    大暮維人も違うんじゃないかなあ…(すげえ巧いですよね)。
    初期の『ピーターパンシンドローム』でしたっけ、あの頃のかわいらしい絵から、
    リアル方向に流派が分かれて行った感じがします。
    現代的なアニメ絵全般ではなくて、その中でも特に記号的で柔らかいフォルム
    を持ったロリ絵を指す言葉なんだと思うんですよ、「萌え絵」というのは。
    勿論、個人的に誰々の絵に萌えるとか、キャラの性格に萌えるいうのとは別の
    話なんですけれども、ぽよよんろっく、原田雄一、黒星紅白といった方々の絵が
    「萌え絵」の保守本流という気がします。
    もっと行くと「ぷに」になるんでしょうけど。

  49. YY より:

    ↑の方で、豆太郎氏のデッサンに対して否定的な意見がありましたが、個人的には豆太郎氏のイラストは立体として破綻してないと思います。胸郭や骨盤がかなり小さいですが、関節で繋がってますし、脊椎も通ってます。ただ、ウエストから骨盤にかけてが離れ気味ですが。
    むしろ、相原先生の絵は、右脚は角度・形状ともに変ですし、首もめり込んでいます。左足も潰れた様に見えます。頭蓋骨から脊椎へのつながりもズレています。
    「萌え」には「肉感」が不可欠なので、ギャグマンガよりもデッサン力は要求されると思います。

  50. ポン一 より:

    あ、「原田雄一」じゃなくて「原田たけひと」さんですね、今は。
    古い人間なもので……。

  51. 豆たろう より:

    考えたのですが、いわゆる美少女絵と萌え絵の線引きをしないとゴチャゴチャになるのではないかなと思うのです。
    萌え絵は、ロリ系美少女絵の延長線上にあると思うんですが、それとは別に旧来の美少女絵(桂正和先生とか大暮先生あたり?)があって、その辺を分けておいた方がいいんじゃないかなと。
    美少女を描いてもそれだけじゃ萌えにはならないのですが、それが描けないと萌えにはたどり着けないと思うのです。
    あとデッサンうんぬんは詰めの甘いところを付かれたかな~と。適当に描いたところはわかる人にはわかるんですね・・・
    精進しまする・・・

  52. [ふしぎテクニック]相原コージ先生の絵を添削してみよう。

     たけくまメモで相原コージ先生に萌え絵を描かせてそれを読者に添削させるという企画をやっていたので、萌え絵を研究中のおれも参加してみることにした。もう既に多くの識者が意見を投稿しているので、参考にしようと思う。 http://memo.takekuma.jp/blog/2006/02/post_8622.html#more 以下、添削文引用(敬称略) 萌絵の顔面は骨格無視なので、あごを意識しすぎると「エラ」になってしまうような気がします。(菅野博之) 上まぶたとまつ毛のカゲが落ちる…

  53. 相原 より:

    勉強になるなあ。

  54. 匿名 より:

    ↑失踪先の地方のネットカフェから書きこんでおられる。

  55. apg より:

    >YYさん
    立体としては確かに破綻はしてないですが、
    ぼくがいっているのは人体としてです。
    豆太郎さん、悪気はないんです。お互いがんばって行きましょう。

  56. 匿名 より:

     竹熊先生の萌え絵にはたちどころに名前がつけられ、しかも、その命名についての議論までがおきた。ところが今回は…
     このあつかいの差はいったい…
     また、うえ3つめのコメントがご本人かどうかの確認のかきこみすら、サイト主の竹熊先生でさえももはやなさらなくなっておられる…
     このあつかいは一体…

  57. 螺旋胞 より:

    脊髄に萌え絵を

     上の記事の言及先からいろいろと見て回ってたら、相原コージが萌え絵を描こうとしてる、という話にぶつかってみたり。しかもそれをブログ読者が添削してたり。なんだか面白いことになってる模様。
     で、すごく感覚的なとこで相原氏の最初の絵は僕には『萌え』に見えないんですよ。で、それが例えば添削後の豆太郎氏の絵や、鶴見六百氏の指摘(や線の省略具合)を見ると『萌え』に近付いてる感じがする(*6)。で、実際に画像が存在する訳なので、元の絵と『添削』された後の絵を較べて、なんつーか『差分を取る』というような処理…

  58. 匿名 より:

    萌えを狙って描いたならもうそれは萌えキャラにはなりえない気がする。
    「真・異種格闘大戦」に出てきた土佐犬の訓練師(?)の着ぐるみ少女は十分に萌えキャラでした。

  59. 可動坊主 より:

    あまり誰も指摘してないようですので私的な私的を。
    描線の抑揚がありすぎるのも昭和っぽさの一因になっていると思います。
    個人的に萌えには「幾許かの儚さ」も必須ファクターかと思いますので描線のメリハリを抑えてはいかがでしょう?
    とはいえ相原氏はサルまんでもそう言ってたように元来高筆圧との事、かなりの矯正が必要になるかとは思いますが・・・。

  60. 匿名 より:

    目がどこ見てるのかわからなくて怖い……。

  61. メルひじ より:

    豆たろうさんのイラスト、ストライクに来ました。
    で、比べて思ったんですけど、三次元的に身体とりわけ四肢を描いたほうが、受けるかもなぁ、ってことがあります。左脚ですね。相原さんのおなのこは、全身が平面に張り付いて構成されているじゃないですか?豆たろうさんのは、左脚を ちょっとだけ 奥へ送られてます…細かいところですけど。
    二次元二次元と、ゆわれもするし自嘲もするけど、実際は三次元の「かわいい」二次元投影に、貪欲に改善に改善を重ね続けているんですよね…
    ただ、近頃、服に拘りすぎだったんじゃない?と、俯瞰してて思います。あゆ(歌姫の)やこーだくみんの衣装で、ビーズかなんかを手縫いで1万個つけたんです!とかゆわれても、テレビでぱっと観訴えかけが弱すぎるのはいかんともし難かったりするのでね…隘路袋小路は 常 に 避け続けなければならない、それは漫画アニメゲームも、芸能界も同じなのではないでしょうか。

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