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2006年4月13日

桑沢「キャラクターメディア・ゼミ」について

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昨日の日記で桑沢でやるゼミについていくつか質問が寄せられましたので、ここに改めて詳しく説明してみます。なにぶん実験的なゼミですので、森川・伊藤両氏とは細かい部分で認識を異にする点もあるとは思いますが、だいたいは次の内容で一致しております。

ゼミで作ってもらう同人誌に関しては「“キャラクター”をテーマにした雑誌」になります。昨日のガイダンスで森川さんは「漫画同人誌」と表現しましたが、正確にはこうなります。従って、それがマンガでも、キャラクターグッズを作ってもらっても(ただし一般に販売するものについては、版権物は除外されます。あくまでもオリジナルを学生には作っていただく)、あるいはキャラクターをテーマにした論文執筆でもいいわけです。

即ち、デザイン・レイアウトから、写真撮影(たとえばグッズのページを作るのならそれを撮影する)、文章執筆、印刷屋との交渉、売り子、関連するウェブサイト制作を含めてです。

もともと「キャラ・キャラクター」というものは、現実には独自に存在するものではなく、印刷物や放送などのメディアを通じたイコンとして「流通」するものです。ですから、キャラをただ描くだけではなく、メディア制作を通じてその全体を体験していただくのがゼミの目的になります。その過程で、われわれ講師陣が適宜アドバイスを行う、という形になります。

前期のゼミではキャラ・キャラクターの基本知識や雑誌製作の基本を実習を通して説明、夏休み前までに講師・学生全員で編集会議を行い、自分たちが作る同人誌のイメージを固めていく。また各自が「自分のやりたいこと」を提出し、俺・森川・伊藤でそれを採用するか否かを判断、非採用であれば別の企画を出してもらう。最終的にはボツもありえます。

また全体のデザインに関してはコンペを行い、優秀な人にアート・ディレクターになってもらって分担してレイアウトを行う。あわせて印刷所との交渉を行う進行係とか、ウェブサイト担当者なども決めていきます。マンガに関しては講師側でネームチェックなどを行い、比較的手の空いた学生にアシスタントをしてもらうなどして、全員がなんらかの形で製作にかかわるようにしてもらいます。

ここでの講師の役割は、編集者ということになりますね。まあ、実際にはどういうタイプの学生が集まるかで変わってくるでしょうが、だいたい以上のようなことを考えて始めているわけです。

できれば避けたいのがいわゆる「学漫風」になってしまうことです。もちろんどんな学生がいるかはまだわからないので、「寄せ集め感」は避けられないでしょうが、そこは全体を統一するアート・ディレクションによってある程度カヴァーできると思うわけですね(予算にもよりますが)。

「学漫」がなぜああなってしまうかというと、基本的に「ボツ」がない世界だからだと思うわけですね。メンバーが描いたらとりあえず載っける、というやり方だと、どうしても玉石混交になってしまうわけです。従って「載せるレベルにない」と我々が判断すれば、容赦なくボツにするつもりです。その意味ではこれはあくまで「雑誌製作販売のリアル体験学習」であって「同人誌」ではないわけです。まあ便宜上「同人誌」という言葉を使っていますが。

はっきり言って、将来マンガやイラストだけでなく、デザインとか編集の世界に進む人にもすごい勉強になると思いますよ。

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| コメント(68)

“桑沢「キャラクターメディア・ゼミ」について” への68件のフィードバック

  1. apg より:

    これは、すこぶる実践的ですねぇ。
    桑沢まで来て遊ぼうなどと言う不届きな学生は一人もいないのでしょうが、
    そんなヤル気満々の学生も地獄を見そうです。
    雑誌制作の全ての現場を体験しておくのはいいことですね。
    他の部署の仕事の辛さが解る、というだけでも。

  2. apg より:

    メディアにキャラクターを流通させるための
    プロモーション、いわゆる「宣伝活動」が抜けてませんか?
    売り子だけではちょっと弱いんじゃ・・
    サイトもただ作るだけでは宣伝になどなりませんし。
    それは営業の仕事だからいいんですかね。

  3. あんとに庵 より:

    プロセスを知るってのは勉強になりますね。昔は割り付けも自分でやったんだが・・・・。<同人経験アリ。
    大日本印刷でバイトしたり。。。そういう体験がじかにどう今生きてるかっていうと・・・、編集とバトルする時に役立ちます。編集に無理難題をふっかけ、勝ち取る技とか磨くには最適ですね。

  4. -- より:

    NHKトラブル多発 「衛星契約結ばないとケーブル放送止まる」 ウソの説明も
    http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1144807133/

  5. より:

    この説明抜き、流れ無視のコピペは赤木大介?

  6. Aa より:

    就職のとき(するとして)有利になるのでしょうか。
    電通とかだとスレた学生はかえって敬遠されるそうですけど。

  7. 御園あゆむ より:

    ↑そんな事考えている方がダメだともいます。

  8. かなびん より:

    >即ち、デザイン・レイアウトから、写真撮影(たとえばグッズのページを作るのならそれを撮影する)、文章執筆、印刷屋との交渉、売り子、関連するウェブサイト制作を含めてです。
     そういう学科の都立高校に通っていました。
     違う部分は、印刷機操作・手製本も自分でする、といった部分でしょうか。
     学漫の衰退は部員によるノルマの放棄も原因にあるように思います。
     こちらは短大の話になりますが、例えば縮小率の勉強のために商業サイズで、最低ページ数も設定し、それが伝統になっていたのですが、同人原稿用紙に慣れている世代の後輩達が、「そんなのはあんまりだ!(面倒)」と。
     ある時期から意欲のある人達は同人誌による個人活動に流れ、レールの上で「ちょっとした漫画体験」をしたい人達が学漫に集まるようになった感があります。

  9. Aa より:

    >>御園あゆむ さま
    面接の際にけっして言ってはいけないせりふがあるそうです。
     学校で学んだことを仕事で生かしたい!
    これタブーです。
    企業側は兵隊が欲しいのです。
    そして、教官の言うように動き、学んでくれるのを良い新兵といいます。
    たけくまスクールはまた別のようですし
    そうであってほしいのですが
    ちょっぴり気になりました。

  10. 情苦 より:

    >>“キャラクター”をテーマ
    これって、かなりハードル高いですね(汗
    一目見て、映えるキャラクターなんて今そうそう作れるのでしょうか・・・(((゜Д゜)))
    それだけ、三名はマジってことか!?
    >>企業側は兵隊が欲しいのです。
    ああ、ボクは出兵拒否されたわけですね Orz
    まあ、就職まで講師は責任持たなくていいのではないでしょうか。
    他の学部に比べたら、この授業はすごい濃密ですし・・・Orz

  11. 御園あゆむ より:

    > 学校で学んだことを仕事で生かしたい!
    こんなの日本だけです。アメリカだったら高学歴者は非常に嘱望されます。
    大学が堕落してるのが原因かもです。アメリカみたいにはいるのは簡単でも出るのは難しい事にすれば?
    でも霞ヶ関の人って、莫迦ですから。期待出来ない。
    で、この同人誌は創作系になるのですか?キャラ萌だったら行けそうですが、コミケって基本はエロ同人でしょ。

  12. ぼぼ より:

    うーん、元編集者の評論家達が若い漫画家志望者達に模擬的に漫画産業のプロセスの「全体像」をレクチャーするって感じですかね。
    役に立ちそうかな。
    穿った見方をすれば、この講座を取った人が必要十分条件として良い漫画家になれるかは分からないが、
    この授業を生き抜いて、漫画家デビューしたが、挫折した人は十分条件として「良い編集者」候補にはなれそうな気がします。
    いずれにせよ、「同人」というメディアと手段は誤解を受けやすいかも。「学漫風」にならないという明確な目的が意識されてるのはいいことですが。
    >講師の役割は、編集者ということになりま
    >すね。
    むしろ3人の講師の役割は「編集長」でしょうね。編集の仕事を生徒に体験させますから。
    ただ、3人編集長のいる雑誌がどうなるのか。
    どうせならここで、講師さん同士の考えの違いなんかもたまに聞いてみてみたい気がします。
    あと、キャラ(私は伊藤的なキャラクターとキャラ使い分けは短縮形での区別はナンセンスだと思うので使いませんが)の説明が抽象的過ぎるので、具体例を出された方がいいかもしれません。
    情苦さんの言うように、パロディ抜きでオリジナルキャラを作って動かせって言うのは出発点からハードルが非常に高いかもしれませんね。
    みんなで、ネズミー・・・じゃなく「たけくまさん」をいじってキャラ化するとかテーマを決めると面白いかもしれません。
    ところで同人誌に御三方の名前は「監修」として前面に出して載せるのですか?

  13. 御園あゆむ より:

    コミケで売れるかどうかは、どうなんでしょう?基本はそこまでのプロセスを仕込むって事なんでしょうか?とはいえある程度売れないと予算が・・・ここの読者が買うかもですが。売れるものって、殆どが二次著作だと思うんですよ。でもそれじゃ勉強にならないだろうし。コミケはモチベーション保つ為のゴールとして設定されている様な気もします。でもこれだと結構本当に編集者みたいできつそうですね。

  14. あんとに庵 より:

    まぁ「売れると思ったけど、売れなかった」って現実を知るというのも学びの一つではある。

  15. Aa より:

    >アメリカみたいにはいるのは簡単でも出るのは難しい事にすれば
    日本だけですよこんな神話

  16. ポン一 より:

    一番ショボい結果は「書類不備で落選」ですな。

  17. 御園あゆむ より:

    > Aaさん
    飽くまで比較論ですよ。ドイツは大学受験がないとも聞いたし。まあ余所の国では大学に入った事は評価されない、それより大学のカリキュラムに対し真剣に取り組んだかが重要となる。教育の内容も実践的なものが多いので、卒業すれば就職に役立つ。大学に入って遊んでるようなのは、日本だけの現象だ。(例外も当然ある)
    アメリカの大学では遊ぶ事など不可能なぐらい課題を多く出される。

  18. 吉田 より:

    危うい所でした

    彼女は20歳と言ってはいましたが、高校生です。春休みと言うものあってか、家出をして来たのでしょう。問い詰めた所、やはり高校生で、家出をして来たのだと。関係を持っていたら…危ない所でした。

  19. nomad より:

    > 企業側は兵隊が欲しいのです。
    どうなんですかねえ。Aaさんは企業人事にもお詳しいんでしょうか。
    僕の勤める会社では業界動向の変遷が激しいこともあり、いわゆる兵隊は不要です。
    なんらかの実績、構築経験を持っている人は歓迎しますよ。「それしかできない」人を求めているわけじゃなく、少しでもなんらかの構築経験を持っている人は、それを足がかりに他の仕事に対しても何が必要かの想像力が働きますしね。
    ってなわけで、実務を経験してどこかと交渉し、何かを作った人はウチの会社に来るがいいよー

  20. インテリア専攻卒イラストレーター より:

    いつも興味深く拝見しています。かつての桑沢学生です。
    ストレートにADを目指すにしても、流通までのプロセスを感覚で掴む事は、実制作の技術を学ぶ事と同じくらいか、むしろより大切だと感じます。
    同じ学科出身でも卒業後の職業は、
    専門学校のわりに意外と様々ですから、
    たけくまさんの授業が人生を決める事になる生徒は少なくないはず。
    あと13年遅く生まれていたら、講議を受けてみたかったですね。(選抜される自信は無いですが)

  21. apg より:

    たけくま先生は前のエントリのコメントで、面接の選考基準は、
    要約すると「素質のある人間」を取るってなことをおっしゃっていたので、
    兵隊で言えば、グリーンベレー或いはネイビーシールズみたいなものを
    作るつもりってことなんでしょう。

  22. Aa より:

    >> nomad さま
    まさか。
    それからここでいう企業というのは
    親戚の集まりで自分の就職先を口にすると
    お~っと言って貰えるような
    それなりに知名度のあるところのことです。
    たけくまスクールの就職先はこうところではないと思います。
    (けなしているのではなく、ジャンルが違うということです)

  23. 御園あゆむ より:

    > Aaさん
    最近の企業は昔程社員教育などやる余裕がないとの事。即戦力になる人材の方がいいみたいですよ。

  24. Aa より:

    でも
    ここでいう即戦力というのは
    いったい何なんでしょう。
    名刺の出しかた、おじぎの仕方、電話の応対の仕方
    営業まわりの仕方、その他いっぱい。
    いずれも訓練されないとこなせないものです。
    就職というのは、そこで一度リセットをかけられることでもあります。
    変に色に染まっていない人のほうが
    この落差をのりこえやすかったりするのではないでしょうか。

  25. 御園あゆむ より:

    名刺とかは何処でも共通の事ですし、初めて社会人になった人でも、一日で出来ます。何かをやり遂げた実績、経験の方が重要。今の会社は人件費は不良資産と思っているくらいです。とてもじゃないが新人が育つまで待てない。その社風に染めようたって、転職する人が多い現代では、ノスタルジックな話としか聞こえない。

  26. ビビ より:

    大企業がイエスマンしか
    とらないってことはないよ。
    企業が兵隊を欲しいのと
    学校で学んだことを仕事に生かしたいは
    相反することなの?役に立たないことは
    あっても邪魔になることはないでしょう。
    邪魔になるとしたら具体的に
    どう邪魔になるの?

  27. 御園あゆむ より:

    数学なんかは論的思考に活かせるらしい。
    技術者でなくても良いみたいよ。
    逆に技術者は学校で学んでないと何も出来ないし、そもそも就職出来ない。
    と云うより、兵隊の話だね。
    って兵隊ってなんだ?
    命令に絶対服従って事?
    逆にそれって簡単なんじゃ?
    今は、若手からでもアイデアがでないと、役には立たないでしょ。
    今ってスペシャリストの時代だって何かに書いてあったな。
    普遍的な技能は何処ででも通用する。
    その会社でしか使えないような技能を持つ人間も要るけど、それって幹部候補の人が持つべきもので、多分忠誠心みたいなものだ。
    それが、会社を構成する骨組になる。
    その人は会社に殉ずればいい。
    そういう人の事を云ってるならそうだけど、それ以外には当てはまらないと思う。

  28. Aa より:

    >名刺とかは何処でも共通の事ですし、初めて社会人になった人でも、一日で出来ます
    甘い甘い。
    社員教育の目的は
    色々なことを身につけさせることにあるというのが建前ですが
    ほんとうはちがいます。
    ひとりひとりの身体より
    色々なものを削り落としていくことです。
    これは一日でできることではありません。

  29. Aa より:

    >>ビビ さま
    これは人事の方に訊いた方が
    具体的に答えてもらえると思います。
    メンタツにも説明があった、のかな。

  30. 御園あゆむ より:

    > 色々なものを削り落としていくことです。
    なんで名刺交換でそうなるのかよくわかりません。

  31. 匿名 より:

    いい加減にAaのことは相手にすんなって。
    こいついつも同じパターンじゃん。

  32. nu より:

    たかが学生時代のちょっとしたゼミ程度で「変な色に染まる」ことはありえないと思われますがね。
    一体Aaサンは何を言ってるんだか良く分からない。たけくまゼミが対象とする学生が志望するであろう将来とは「ジャンルが違う」と分かってるにも関わらず、一般的な大企業のサラリーマンの話をしても、意味がないでしょう。
    企業が「兵隊」を求めているかといえば微妙ですね。毎日定時に出勤できない者、上司の言うことを聞かない者、まっとうな社会人としての常識ある行動を取れない者、そういった人間を通常の企業は求めません。業務が大変であっても私生活を優先させ、毎日定時で帰宅する者や、業務上の都合による転勤を拒むものも、好まれないし評価されないでしょう。
    それを兵隊だと言うのなら、マァ兵隊なんでしょうな。
    ただし、兵隊を単純で安価な労働力と定義するならば、それを企業が求めているというのは全くの間違いです。日本人の人件費は高く、大企業ならばそれはなおさらのことで、欲しいのが単純な労働力であれば、人件費の安い外国人を使ったほうが良いに決まっています。
    大企業は日本人正社員に、単純な労働力以上のものを期待しています。今後一層その方向性は強まって行くでしょう。
    企業側からすれば、学生時代のちょっとした経験の差なんて、まるで取るに足らない、問題にすらならないことです。そんな違いは実際の実務経験をちょっとつめば全く無になる程度のものでしかありません。余程の実績を残していれば(たとえば学生時代にLinuxを開発したとか)別ですが、そうしたケースは極めてまれでしょう。
    企業が新人に期待するのは即戦力になるような経験ではなく、あくまで将来性です。学生時代の経験は、たとえば積極的に自己啓発を行うような積極性があるかどうか、といった面でなら評価され得るでしょうね。

  33. Aa より:

    検索してみたところ
    この専門学校の卒業生の
    就職先のリストがありますね。
    http://www.kds.ac.jp/info/recruit/itiran/index.html
    島津製作所(ノーベル賞の田中先生のところ)が混じっているのがなんだかかわいい。
    個人的には宝塚舞台という会社に興味がそそられますね。

  34. Aa より:

    まんが系の就職先というと
    集英社の名前がとびこんでくる以外には
    有名どころはみあたらないようです。
    (業界っぽいことはあまり知らないのだけど)
    文字通りのデザインの学校なのですねここ。

  35. 御園あゆむ より:

    私の云う即戦力とは、実務経験を積み実績もある人の事です。新人を育てるよりその方が良いと判断する企業もあるでしょう。企業はコストのかさむ事は嫌いますからね。新卒者も必要ですが、中途採用で事足りる方が多いのでは?
    或いは派遣会社に頼る事もあるでしょうね。
    それにしても学校で学ぶ事など取るに足らないと云うのはなんですか?
    なら高卒でも取ればいいじゃないですか。

  36. Aa より:

    >> nu さま
    >兵隊を単純で安価な労働力と定義するならば
    それが本当なら、今年の大卒採用者○人!とか
    いちいち気にとめたりはしないはずです。
    あなたの定義でいう兵隊が欲しいのであれば
    どの会社もどうして大卒者の数や
    有名卒の数にこだわるのでしょう。
    世間体の問題もありますが、本当の理由はもっとほかにあります。
    入社後、高卒や無名大卒よりも伸びるパーセンテージが高いからです。
    学校での教育の力によるものでないことは確かです。
    でも、伸びるのはどういうわけかそういう人たちなのですよ。
    ・・・ああまた脱線暴走でございました。お目汚し失礼。

  37. Aa より:

    >>御園あゆむ さま
    >私の云う即戦力とは、実務経験を積み実績もある人の事です
    私のせいで話題がどんどんすべっていっているようですね。
    みなさま本当に失礼しております。
    でもお答えすると、これの解答はわりとかんたんなことです。
    即戦力になる人材というものは、
    あっさり辞められてしまう可能性もその分高いのですよ。
    すぐに辞めてしまうような人はどこでも敬遠されるものではないでしょうか。

  38. nu より:

    >御国あゆむさん
    まず、中途と新人では、採用に関する考え方や基準は全く異なると考えてください。
    私が述べたのはあくまで「新卒」の学生に関する話です。
    派遣・下請け等にアウトソースすることもあるというのは全くおっしゃる通りというか、大企業ではむしろそれが基本でしょう。人件費は安いに越したことはありません。
    学校で学ぶことを「取るに足らない」というのは言い過ぎましたね。ただし、どの程度それが業務に役に立つかは、業種業界によるというか、その専門性に依存するところが大きいでしょう。
    しかし、学校で学んだことが直接役に立たないならば高卒でも良いじゃないか、というのは少し違います。
    企業は、学歴を、その人間の能力および努力を判断する大まかな基準として、評価しているわけです。
    高学歴の人間が常に役に立つ(将来性がある)というのは真ではありませんが、広い目で見れば、ある程度の相関関係は見られるわけです。
    意地悪な見方をすれば、学校システムで「調教」され、受験制度を勝ち残れるだけの「要領のよさ」を持った人間が企業好まれている、とも言えるでしょう。

  39. Aaさんって より:

    大企業がもっとも求めてない人材のような気がする。
    会社にいたら、きっと無駄に会議を長引かせているだろう。

  40. 御園あゆむ より:

    人材の流動性は別に問題じゃないでしょう?
    日本では、終身雇用を謳っておりましたが、リストラの嵐を見るにつけ、会社は社員を守らないとわかったのです。
    ですから、保身のためにもより条件の良い会社に移るのは認められても良い事です。
    企業は優秀な人材をお金で以て確保すれば済む。
    だがそれでは人件費が上がるだろうから、十分な経験のない新卒も採り安い給与に設定すればよい、それでよいバランスになる。
    結果、最適なワークシェアリングになるのかも知れない。
    最適な給与体系になるのかも知れない。
    どちらにせよ、一生一つの会社で働くというのは、社会保障上良くない。
    会社が倒産したって、人材の流動性がなければ行き場も無いとなる。

  41. nu より:

    ま、「あるべき」論と、企業論理はまた別ですので……
    中途採用の有効性ってのは、やはり業界業種によると思われます。
    個人の能力やウデが重要で、それがウリになるような業種では、中途採用は有効に機能するでしょう。
    が、そうでないならば、現実的には難しいでしょう。腕利きの営業やプログラマなら、引き抜くメリットは十分にあるでしょう。しかし、他社の総務部長を高額で引き抜いたとして、何か嬉しいことがあると思いますか?

  42. kuri より:

    表4に大企業の広告など営業してくるメンバーがいれば、そいつはとりあえず広告代理店には就職できると思うな。

  43. 御園あゆむ より:

    まあ、あんまり話がこのエントリで話す内容じゃなくなってきたので、中途採用の話は打ち切りたいと思います。
    他社も必要とする人材はいるし、引き抜きだって行われているが、全てに当てはまらないと云う事で。
    学歴の問題ですが、このまま続くのは不味いと云う事で。
    受験勉強のし過ぎで脳が壊れている学生もいると、東北大学の学長だった西澤潤一さんも嘆いておりますし。
    何事も行き過ぎは良くないという事で締めさせて頂きます。

  44. 1026 より:

    >Aaさま
    >文字通りデザインの学校なのですねここ
    腰が砕ける・・・
    桑沢って言ったら日本のデザイン学校でも最高峰だよ・・・
    東大でおたく論をやるような話ですよコレ
    多摩美もそうだけど、たけくまさんがゼミをやるなんて変わったなぁ〜と思うと同時にたけくまさんを連れてくるなんて流石だなぁ〜と思って読んでいたのに。

  45. apg より:

    桑沢といえばスチャダラパーですね。(古いか?)
    あと2GOもそうでしたか。

  46. 遥海 より:

    凄いですね!
    私のようなエンタメバカからすると、「形あるストーリーマンガ」を完成させるだけでもいっぱいいっぱいなのに、架空のキャラクタを創出し、さらにそこから、雑誌編集までいくとは!
    雑誌、という形をとるようですが、あるひとつのキャラクタに絞ったムックものみたいになるんでしょうか?
    それとも、各キャラクタはそれぞれ個人で出し合うような形なのでしょうか?
    一定のテーマがないとキャラクタ創出に時間がかかってしまう気がします(^_^;)
    架空のキャラクタを扱ったムックもので、私が一番好きなのは、「ブッチュくんオール百科」(天久聖一&タナカカツキ・ソニーマガジンズ)ですね。
    完璧な世界観を作り上げ、各単行本の解説からテレビアニメ版ストーリー、無事故無事夫先生のロングインタビュー、はては未発表原稿まで実に読み応えある作品です(笑)

  47. nomad より:

    僕は100人の大人に聞けば99人が「ああ~」とうなずく(後の一人は耳が遠くて聞こえない)有名企業に勤めて27年たちますけど若い衆が学生時代に何か経験していたら、それを無駄だとか役に立たないとかいう人事担当などいないと断言できますね。大体、就職の面接で「学生時代何をしてきたか」を聞かれないことってあるんですか。
    ましてやデザイン学校でしょう。クリエイティブな活動を行って形として残る成果を出した「実績」があるならば、デザイン学校卒業生を採用しようとしている企業がクリエイティブな成果を見ないなんてことがあると思いますか。
    学生さんもここを見ていると思います。
    若い衆がここの書かれたあらぬことを真に受けては社会の損失なのではっきり書いておきます。
    あなたたち若い衆が夢中になって取り組んだことが、これからの人生に、これからの仕事に役に立たない、無駄になる邪魔になるなんてことはひとつだってありませんよ。
    きっと失敗もするでしょうし勘違いもするでしょうが、そういうチョンボを積み重ねて皆少しづつ大人になり社会人になってきたんです。
    やるとなったら、血を吐くほど夢中になって取り組んでください。青臭かったりしょんべん臭かったりするかもしれんし、売れなかったり評判悪かったり凹んだりするかもしれません。
    それでもそれは無駄なんかにはけっしてなりません。あなたたちの血になり肉になりいずれは社会人として生きていくための糧になります。
    がんばれ若い衆。
    おっさんの俺は若い衆のむやみやたらな試みを陰ながら応援しています。
    100人のうち98人の企業人はあなたたちの試みを評価しますよ。

  48. 匿名 より:

    >後の一人は耳が遠くて聞こえない
    この一文がすべてを台無しにしてますねw

  49. s より:

    >>就職先のリストがありますね
    桑沢は知らないけど、
    美大・芸大って
    就職率10%とからしいですね

  50. apg より:

    関係ないけど、たけくま先生ってここ一・二年の間に確実に仕事増えてますよね。
    なんか最近、仕事の報告的なエントリが増えているように思います。
    まあ、喜ばしいことですけれども、
    「ゾンビになりたい」とか、個人的主観と、客観的分析がないまぜになっていて、
    かつトータルでいえばテキトーな文章が非常に面白かったし、
    「人生相談」では、上に立つでもなく下手に出るでもなく、笑わせながらも、
    確実にエエ事を言ってのける文章力には心底脱帽でした。
    過去の記事が面白いのはいいんですが、
    面白いほど、リアルタイムで参加出来なかったことが非常に悔やまれます。
    またこういうたけくまメモが読みたい。

  51. Aa より:

    >それを無駄だとか役に立たないとかいう人事担当などいないと断言できますね
    「学校で学んだことを生かしたい!」なんて
    本気で口にするような学生は
    高確率で落とされることも断言できますです。

  52. Aa より:

    >>1026 さま
    >桑沢って言ったら日本のデザイン学校でも最高峰だよ・
    まさか本当にそう思ってられるのですか。

  53. 骨男 より:

    >Aaさん
    今回たけくまさんが計画されている「キャラクターメディア・ゼミ」は通常の意味での”学校で学んだこと”以上のことを体験させようとされているわけですから役に立つと期待してもいいとは思いますよ。
    ”学校で学んだこと”が”これから企業で学ぶこと”よりも役に立つというのはもちろん間違いだけれど、だからと言って学校では何も学ばなくていいわけでは無いことはでしょう。
    それより、Aaさんはこのゼミを受講する学生があなたの言う”親戚の集まりで…”のような企業への就職を狙っていないことはわかっているはずなのにどうしてこんな的外れな心配をいつまでもするのですか?
    ご自分でもわかっているようですが、そりゃあ話が脱線しますよ。
    もうひとつ。
    桑沢は”レベル”が最高峰かどうかは主観によりますが、老舗であることは間違いないし、デザイン関係者が集まっているところで桑沢と言えばほとんどの人が知っている筈です。
    逆に、
    >文字通りデザインの学校なのですねここ
    なんてこと言ったら素人扱いされても文句は言えないと思いますよ。

  54. 遥海 より:

    そのたけくまゼミに属する苦労とメリットのバランスが必要でしょうね。
    ほかのゼミで就活しっかりやった人間が就職できて、たけくまゼミで時間をとられて、就職できませんでした、ではまさに本末転倒でしょうね。
    ただ、遊んでばっかりの文系学生よりも、理系の学生のほうが就職率が高いように、苦労とメリットのバランスはたいてい取れるものですが・・・。
    ねがわくば、1回目でしっかり結果を出して、「たけくまゼミ」にいたことがメリットになるくらいにまでなってほしいと思ったりします。
    でも、それだと、タケクマさん自身が、さるまんの「芸術」で言ってたところの「エライ人」になっちゃうわけで、それはそれで寂しいですな。

  55. 匿名 より:

    Aaをとっととアク禁にすべき。

  56. 匿名 より:

    2GOさんは文化服装学院じゃなかったっでしたっけ?
    あと多摩美の生産デザイン学科プロダクトデザイン専行は就職率ほぼ100%ですよ
    就職率は科によるってことです

  57. 匿名 より:

    そのNIGOとやらのサイトを覗こうとしたら
    専用アプリからでないと観れないんだと
    http://img.timeinc.net/time/asia/2004/heroes/images/388_nigo.jpg
    何様のつもりだ
    このダサTシャツのカンチガイ男は

  58. [芸術]美大・美術系学校の就職

    美術学校とは社会の無駄飯食いを養成するところである。芸術とは衣食住の最低限の生活とははずれたあってもなくてもいいような代物に付加価値をつけてしまう、金銭感覚が度外れた世界である。付加価値がつけば成功するが、つかなければ無能者であり、乞食でもするしかない。事実、困窮のうちに死んだ芸術家も多いし、逆に食うに困らん貴族芸術家も多い。もうね。ほんとはパトロンがおらんとやっていかれへん世界なんよ。 平野啓一郎の「葬送」において、革命と共に多くの芸術家が困窮している様が登場する。大衆革命運動は、芸術家を養えない…

  59. もしかして より:

    Aaさんって私の知ってる人?
    この、文体のねちっこさが共通しています。
    この人は正論大王で、「あ~わかったわかった、あんたが正しいよ」と言われるようなことばかり主張します。
    一日中アクセスしているところをみると、無職の引きこもりですか?

  60. 骨男 より:

    今回のAaさんのは正論でもないですよ。
    ただの的外れな指摘だと思います。

  61. もしかして より:

    牛じゃないの。

  62. 匿名 より:

    ここは企業の内情を知らない半可通の集まりですね(w

  63. うーん より:

    >正論大王
    いえいえ、「後出しじゃんけん」大王ではないでしょうか。

  64. 1026 より:

    >骨男さま
    フォローありがとうございます。
    >Aaさま
    細かくいうと、ほとんど骨男さんの主張と同じです。
    ご存知ないようでしたのであえて分かりやすい大ざっぱな表現をしました。

  65. nomad より:

    > ここは企業の内情を知らない半可通の集まりですね
    誰のことを言ってるのかな。
    Aaさんは企業の内情をよく知っているんだろうか。
    「断言できる」そうですが、どんな企業にどんな立場で何年勤めているのか。
    あるいは学生の就職相談を長年やっている経験があるのか。
    冷笑的に「コレじゃダメだあれじゃダメだ」と否定的な発言を繰り返し「やらなかった理由を論理的に説明する人」なんてのは企業では採用されません。
    こんな生産性の低い人は一人だってゴメンです。もちろん企業内にこういう人は一定数存在しますが、クビにできないからいるってだけです。あえて採用しようなんて企業はどこにも無いでしょう。
    学生が就職面接で「学校で学んだことを生かしたい」と発言したとしても、それを額面通り受け取るかどうかは文脈で判断されます。
    非常識な人は当然落とされますよ。
    非常識な人を想定して「こんな人は落とされる」なんてのは非常識な自己撞着ですわね。

  66. 匿名 より:

    Aa=久美薫
    久美薫
    「宮崎駿の仕事―1979~2004」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886298761/250-0815192-9817028
    というジブリアンチ本の著者。にも関わらず、ネット上で暗躍しているネットゴロ。2chを主に活動の場とし、普通の掲示板にも出入りして姑息な書き込みを繰り返している。
    2chで正体暴かれたことも。
    「千尋」掲示板 での久美薫のカキコ
    http://www.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/kery/bbs5.cgi
    グーグルのキャッシュ
    http://72.14.207.104/search?q=cache:eMS-kMxaYXYJ:www.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/kery/bbs5.cgi+%E4%B9%85%E7%BE%8E%E8%96%AB&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=47
    N 投稿日:1月6日(木)21時48分13秒
    j 投稿日:1月3日(月)07時45分31秒
    ら辺がそう。

  67. 御園あゆむ より:

    キャラクターゼミってあんまりわからないのですが、つまり一つのキャラクターを製作しそれで以て様々な商品展開を行おうと云う事でありますか?
    マンガ、コラム、グッズなどを展開する訳で、ここで云うキャラとは萌キャラな訳ですか?ごげどんぼ氏のデジキャラット的展開と申しますか?
    以前萌について議論していた過程で、キャラの全体性などのキーワードが飛び出してまいりましたが、その辺りを探る事になるのかも知れませんね。

  68. 就職戦線脱走兵の憂鬱

    浪人してればよかった・・・

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