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2006年4月20日

【文春】Google(暗黒?)特集

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Amazon.co.jp:グーグルGoogle―既存のビジネスを破壊する文春新書: 本

※4/23追記 本来このエントリのタイトルは「【文春】Google暗黒特集」だったのですが、ちょっと僕のほうに誤解があり、記事著者の森健氏によれば「暗黒特集ではない」とのことです。直接、ご本人から抗議が来たわけではありませんが、誤解が生じるといけないのでタイトルをの一部を(暗黒?)」と訂正しました。これはあくまで竹熊が取材を受けた際の個人的印象を記した、ということであります。

それで昨日「月刊文藝春秋」のGoogle関係取材を受けたのですが、なんか複数の記者であちこち取材かけてるみたいで、俺のコメントが最終的に載るかはわかりません。ですが、とにかく取材を受けましたよ。なお記事そのものは、森健さんというジャーナリストの署名原稿になるようです。

そういえばつい昨日、文春新書から『グーグル 既存のビジネスを破壊する』(佐々木俊尚)が出たばかりで、もしかしてこれのタイアップ企画? と思ったわけですが、俺を取材した人によると「特にそういうわけではない」そうです。ちなみにこの『グーグル』、すでにネット内のあちこちで超話題になっていますよね。

↓あちこち
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50452845.html
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2006/04/google_sasaki_9242.html
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/04/19_121902.html

実際ものすごく面白い本でしたよ。この2月に出た『ウェブ進化論』(梅田望夫)で書かれたことを、別の角度からアプローチした内容ではあるのですが、梅田さんの本には書いてなかった、

Googleの暗黒面(グーグル八分問題等)についてもバッチリ触れてます。

ですから、今回の「本誌」(文藝春秋社内では、月刊文春のことを「本誌」と呼ぶ)の特集も、まったく関係ないわけでもないでしょう。

特に「本誌」の読者層は50代~還暦くらいなので、web1.0はおろか、キーボードも満足に扱えないようなM越くん以下のおじさまがメイン読者であって、Googleが「既存のビジネスを破壊する」なんて言われた日には、わけもわからず「許さん!」と叫ぶに決まっております。

そんなわけで、俺の場合はみなさんのご想像通り、文春記者さんが当ブログのグーグル絡みの過去エントリを読んで取材を申し込まれたわけであります。基本的に文春様の期待に添ったコメントをしたつもりですので、文春様できればカットしないでください。

http://memo.takekuma.jp/blog/2005/05/google_adsense_e170.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2005/05/google_adsense_cbcb.html

コメントした内容は、↑に書いた通りなんですが。でもまあGoogleに関しては、良くも悪くも「インターネットを象徴する会社」ではありますので、一定以上の評価、というかいやでも注目せざるをえないわけですが、↑の件については今でも納得しておりませんですよ。

ある種の「人間味」をバッサリと切り捨てたところにあの会社の凄みと真価があるのも確かですけどね。アドセンス以外のサービスは確かにすごいものだし。でもこの「人間味の切り捨て」というか、人間を目方で量るような態度は、Googleの強みであると同時に弱点でもあると思うので、そのうち「人間味」までプログラムに織り込んだ新サービスも出てくるかもしれませんね。

たとえば「はてな」なんてのは、「目標はGoogle」と言っていながら、近藤社長の人柄をはじめ各種サービスにもやたら「人間味」を感じるのは俺だけでしょうか。

人力検索とか。あのあたりにポスト・グーグルのヒントがあるかもしれないなと。文春の人に「はてなは取材するのか」と聞きましたら、「特に予定はない」とのことでしたが、「ぜひやるといいですよ」とアドバイスしときました。

でも基本的に俺は、楽観的なんです。たとえば「Google八分」にしても、商売としてこれを考えると確かに問題だけども、文化として考えたときには、「Googleに排除されたこと」がある種の勲章になることだってあるわけで。アングラサイトとして「Google八分リンク集」なんてのがどうせできると思うわけですよ。そこから別種の文化が生まれることだってありうるわけで。

じつは今、俺がGoogleに期待しているのは、『ウェブ進化論』にも書いてあった「超優秀な翻訳エンジン」だったりします。なんでもGoogleの次の目標として、「世界中の言語の壁を取り払う」というのがあるそうじゃありませんか。以前、西村ひろゆき氏にインタビューしたときに、俺が似たようなことを言ったことがあるんです。「超優秀な言語翻訳ソフトができたら、インターネットも次なる進化をとげるでしょうね」と言ったら、ひろゆきさんはキョトンとして、

「なんで? みんな英語を勉強すればいいだけじゃありませんか」

と言われてカクンとなりましたが。いやまあ、それはそうだけど、みんながひろゆきさんみたいに優秀ではないわけで。俺なんかGoogleにはこの方面でぜひがんばっていただきたい。それで

「たけくまメモ」を世界の人が読めるようになったら、アマゾンのアフィリエイトで世界規模でボロ儲けしたいなあ、

というのが俺の老後のひそかな楽しみなのであります。

ところで文春さん、どうやらGoogle日本支社の責任者にも取材するようで、Googleも取材を了承したらしい。Google八分やアドセンス狩りについて、もしかして初の公式見解が出るのでしょうか? ちょっぴり期待したいですね。5月10日発売だそうで。



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| コメント(60)

“【文春】Google(暗黒?)特集” への60件のフィードバック

  1. すべてを一度懐疑していく

    [2006.04.12掲載; 2006.04.16追補; 2006.04.20発売開始]
    むしろGoogle論の本命は、本書だろう。「ウェブ進化論」の読者は、本書も必ず目を通しておくべきだ。
    グーグル Google
    既存のビジネスを破壊する
    佐々木俊尚
    ちなみに上記リンク、発売予定日にぎりぎり間……

  2. グーグルGoogle―既存のビジネスを破壊する

    ウェブ進化論を読んで本当の悪夢はこれから始まるのではないかと思ったのはたとえばつぎのような「世界政府っていうものが仮にあるとして、そこで開発しなければならないは

  3. 情苦 より:

     たしかに、知能が高い人はおのずと英語をしゃべり、おのずと全世界が同じ場所に結集していくので、英語ごとき勉強できない下々の者どもが壁を取りはらったからといって、今さら感しかないといったことでしょうか Orz<邪推?
    >>世界的規模でボロ儲け
     それはいいですね!
    でも、文化同士の衝突とかある気も・・・。
    あらゆる人種の人がタッグを組んだ世界連合軍にサイトを荒らされたりしたら((((゜Д゜))))ガクガクブルブルジョボジョボ

  4. 小森さん より:

    超優秀な翻訳ソフト?

    いつもチェックしているブログ、たけくまメモにて気になる記事 がありました。 うちのブログの格好のネタである、英語関連。一部引用します。 以前、西村ひろゆき氏にインタビューしたときに、俺が似たようなことを言ったことがあるんです。「超優秀な言語翻訳ソフトがで…..

  5. Aa より:

    その文春はいつおめみえするのですか。

  6. Web関連書籍は未だ「1.0」?

    グーグル―既存のビジネスを破壊する佐々木 俊尚 文芸春秋 2006-04by G-Tools
     やっと、佐々木俊尚氏の「グーグル-既存のビジネスを破壊する」を入手したので、これから読み始めるのだけれど-。
     このテの本になると参考URLがたくさん載っているのだが、アドレス……

  7. 匿名 より:

    近藤社長による「なにわのモーツァルト」戦略ではないでしょうか。
    以下、勝手な妄想です。
    近藤社長のこういう発言は意識的にやっているとしたら上手い。
    「なにわのモーツァルト」キダ・タローをはじめとする
    「なにわの○○」と呼ばれる有名人がそうなんですが、
    こういう呼び名は最初にそう呼ばれるようになったら
    他に強力な対抗馬となるキャッチフレーズがない限り
    定着してしまいます。
    早い者勝ちこそデファクトスタンダード(?)です。
    キダがモーツァルト似か? 辰吉はジョー似か?
    考えてみるとかなり違和感があるし、全然名称として
    適切じゃないのですが、マスコミはそこらへん
    ろくに考えずにこういうキャッチフレーズを好んで
    使いだします。
    「○○(地名)の××(既存の有名な固有名詞)」という
    アナロジー・フレーズは非常に便利ですから。
    なので一度「日本のGoogle」と呼ばれだしたら
    はてなの宣伝戦略の勝利となります(笑)
    企業規模もビジネスモデルもまったく似ていないんですがね。
    「日本のビル・ゲイツ」という呼び名は何人か出てきたものの、
    結局誰一人として定着しませんでした。
    近藤社長が「日本のラリー・ペイジ」「日本のサーゲイ・ブリン」と
    呼ばれる可能性は……たぶん低いでしょうね。
    こちらは自称していませんから。
    長文ですいません。

  8. より:

    最初の2行が飛んでしまいました。
    冒頭に以下を挿入して読んでください。
    近藤社長は日本でGoogle「的」な会社を目指す、と発言していますが、
    これはGoogleを目指しているというより、関西人(三重→京都→東京)である

  9. apg より:

    でも今んとこ、グーグルの翻訳の性能はかなりイマイチだと思う。

  10. たけくま より:

    本文でも補足しましたが、グーグル特集が載る「月刊 文藝春秋」は5月10日発売だそうです。けっこう時間がないな。

  11. あんとに庵 より:

    英語よりもイタ語・おフランス語翻訳が欲しいです。(切実)
    ところで、同じ言語同士のバトルなども多い昨今、
    或いは日韓翻訳掲示板での不毛バトルなどを見るにつけ、
    Googleが引き金になって戦争が起きるという時代もあり得るかもしれない。

  12. たけくま より:

    もちろんGoogleは世界中の言語を対象にした氾言語翻訳ソフトを考えているはずですよ。
    各国語←→英語、はもうある程度できているから、あらゆる言語を一度英語にして、そこから別言語にするようなシステムを考えているのだろうか。
    問題はスラングとか、サブカル系の用語なんかだけれども、これはウィキペディア方式で、いろんな人が猛烈に単語登録をしていけば意外に短期間に「使えるもの」ができるような気がする。

  13. apg より:

    プログラミング言語とかの所謂「人工言語」と違い、
    自然言語には色々例外も多いですからね、言い回しとか、比喩とか。
    自然言語には「暗黙のルール」が多い。
    それを完全にカバーするのは大変でしょうね。
    どんな原文を誤訳したのか理解できれば、なんとなく読める、
    みたいなことが多いですよね。
    簡単なとこで「すごく大変だった」が「とても硬かった」になるとか。
    いまんとこ、完全理解をしたいなら、翻訳元の言語理解がある程度必要でしょう。
    グーグルなんて相当優秀な人材そろえているんでしょうからね、
    それでアレですから、よほど難しいことなんでしょう。

  14. mgkiller より:

    今のところは有料ですけどこれなんかが有効かな。<翻訳
    http://ehonyaku.net/

  15. 匿名 より:

    動画はgooglevideoより
    youtubeの方が使える

  16. あんとに庵 より:

    翻訳はタマに使いますが、すごい訳になりますね。
    ニュース的な情報収集には一応使えますが、
    それで古典など読むとすごいことに。
    笑える翻訳集ってのを集めるのも今のうちかな?

  17. 説明は示す; 神の力の様式のデモンストレーション!

    変な翻訳が好きです。
    なんか日本語が下手な外国人もそうなんですけど、
    直訳っぽい変な日本語ってなんでこう、ぐっとくるものがあるのか。
    以下はとあるサイトの文章をyahoo!翻訳にかけたもの。
    変な実体は「虫」形づくられた物のように、黒く見えました、
    そして、薄く確かに巨大なもの以外の、モーフィングそのものと同時に、
    より小さな暗い○○○は本文により近かったです。
    「私は、このものをテープで付け始めました – フラビオアルカンタラ -
    私のJVCとともに、vid…

  18. apg より:

    いっそのこと、ネット上で「エスペラント」みたいなものを
    作ってしまえば良いのかも知れませんね。
    実際エスペラントを扱える人は日本には
    1500人しかいないそうですが。

  19. 竹熊さんもでしょうけどアボセンスされて経験がある人はグーグルに不信感を感じる様になるんじゃないでしょうかね。
    私はグーグル八分とアボセンスの両方を食らったことがあるので、いつの間にか かなりのグーグル嫌いになってしまいましたw
    まぁ本社ではなくグーグルジャパンの対応がいけないんでしょうけどね。
    それでもやっぱり横暴ですよ、グーグルは。

  20. sima より:

    グーグルはたいしたことないらしいよ。ヤフーのほうがページビューも格段に多いし。ヤフーの地図のほうが使いやすい。MSの検索エンジンでもなんの問題もない。MSなんか辞書や百科事典もついてるし便利。グーグルで騒ぎすぎでしょう。

  21. カスタマイズ可能の翻訳サービスが欲しい

    【文春】Google暗黒特集のコメントより、プログラミング言語とかの所謂「人工言…

  22. pica より:

    >sima
    それは使い方の問題ですよ。
    探している情報の所在がはっきりしているならともかく、そうでない場合はグーグルは格段に便利だと思うけどな。 

  23. Aa より:

    そこまでコアな使い方をされてるひとは
    いることはいても
    実際にはあまりいないのではないかと

  24. グーグルの言論統制-ボクはインターネットの神になる!

    最近、よく聞かれるサーチエンジンの横暴ですが…… >グーグルから消されたサイト―

  25. さくら より:

    目方で男が売れるならあたしもこんな苦労をしなくてすんだのに

  26. ぐぐるさんは、ありとあらゆるものを自動化することを徹底しているからなー。
    人間味とか言うものが無くなるのも当然かも。
    はてなは、「組み合わせの妙」というものを追求しているような気がする。
    某ライブドアのようにただ名前を冠するだけじゃなくて、双方向の組み合わせというか、web2.0的?(うわ、一気に胡散臭くなった)

  27. ぼぼ より:

    そういっているひろゆき君は英語あんまり出来ないんじゃないかなあ。
    短期間の泊つけるためだけの語学留学で資格もなんも取れてなかったかと。
    あめぞうのシステムパクったときもその辺の
    胡散臭さはたたかれてたのを覚えてますが。
    英語圏のネイティブですらそんな暴言ははかない。
    英語だけで出来ることの限界って肌で感じてますから。
    ネットで読める言語のコンテンツで一番多いのが英語でその次が実は日本語のコンテンツだそうです、しかし彼らはふつうそれは読めない。
    そう考えると日本人って恵まれてると思いませんか?
    エスペラントいうなら、みんなラテン語話せばいいんじゃないかな?かくれキリシタンみたいに。
    ぐろうりあのぜす様でいいじゃないですか・
    古典をよく翻訳してますが、技術が発達しても単純な文章翻訳以外は恐らく自動化は20年経っても無理ですね。
    翻訳ソフト作ってる研究者と飲んで議論してたことあるんですが、言語って法則性をもってない慣習的用法が非常に多いんですよ。
    また、意味自体も時間の経過でずれてきますし。
    辞書とシンタックスを全て入れたからって文脈を分析できるようにはならない。

  28. 小森さん より:

    グーグルのやろうとしていることって、要はアレでしょ?

    昨日に続き 、言葉ネタで絡んでいきますよ。 グーグルの目標の一つは、 Web上で言葉の壁を取り払って 自由にコミニュケーションできる世界を作る、 みたいな話もあるらしいですな。 これってまんま、バベルの塔 。 もともと世界は同じ言葉を話していたのに、バベルの塔…..

  29. 匿名 より:

    googleの人間味のなさというのは、
    理系的なプロダクトの文脈でしょう。
    Linuxとかのマニュアルというかドキュメント、
    解説ページがおそろしく簡潔で人間味がないものの延長線上にある。
    だからプログラムの誤作動を及ぼすような
    ランクのウソをつくような行為は自動的に絶対悪で例え大企業のBMWであれ例外はない。
    このあたりがgoogleの哲学だったのでしょうが、まあ金がからむと主義ばかりでもいけない。アドセンスしかり、お金が絡むとどーにもヘンなことになるのはそのあたりが収益モデルと結びついてないからでしょうね。

  30. Aa より:

    >> さくら さま
    ジョークは伝わっていないようですよ。

  31. 骨男 より:

    googleはネットワーク上の"空気"のような存在になろうとしているわけで、、、
    空気に「人間味」がないのは当然かと。
    一企業がそうなることの是非は別としてですが。

  32. Google より:

    ファイナルファンタジー®Ⅶ アドベントチルドレン
    インターネット上の違法アップロード行為の取り締まり結果について
    株式会社スクウェア・エニックス( 本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長:
    和田 洋一、以下スクウェア・エニックス)は、2005 年10 月に当社の映像作品
    「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」(2005 年9 月14 日発売)
    の全編を、米Google 社が運営するインターネット動画アップロードサイト「Google
    Video」上に、無断でアップロードした人物(以下当該侵害者)の身元を特定
    しました。
    スクウェア・エニックスでは、当該侵害者に対する法的措置の準備を進めて
    おりましたが、この程、当該侵害者が損害賠償金を支払うことに同意したため、
    当該侵害者と和解することに合意しました。
    http://www.square-enix.com/jp/company/j/news/2006/download/release_060420.pdf

  33. ぼぼ より:

    ノルウェーの
    http://www.alltheweb.com/
    ってグーグル以上の世界最大の検索エンジンになったって話、2003年あたりに聞いて
    まだよく使ってるんだけども。
    日本ではあんまり聞かない。
    グーグルは抜かし返したの?
    しかし、こういうのはのるのらないに関係なく
    たけくまさんにインタビュー料としていくら
    ぐらい入るのかね?
    3-5万ぐらいか?
    自分のしゃべったことを切り貼りして料理されるっていやだろうね。
    ゲラチェックはさせてもらえるのかな。

  34. 御園あゆむ より:

    基本的にインタビューをでしゃべった通りに著すのは不可能でしょうからね。そもそも意味不明になる事が多いでしょ。口語だとかなり適当なしゃべりになる事がある。TVだって最近はスーパー出して云いたい事を補完してるでしょ。読者が分かり易いように編集するのは当然ですよ。たけくまさんも、そうやってきたんですから、何とも思わないんじゃないですか、ゲラを一々見せる程のインタビューとは思わないけど、ってかこれってインタビューってよりコメントって感じじゃないの?
    だったら相場は5000円くらいでしょうね。

  35. たけくま より:

    >ぼぼさん
    こういうのはタダってのも実は多いんだけど、一応払ってくれるそうですよ。でもいくらか教えてくれないんだよね(笑)。まあ御園さんのいうように5千から1万ってところですかね。
    あとゲラは「僕の発言部分だけでいいから見せてくれ」というのが条件で受けました。不採用の場合はこの限りではないですけども。
    >御園さん
    編集したりアレンジするのは当然なんだけど、デタラメ(本人の意見と異なることを本人の発言として書くこと)はやってはいけません。だから、「発言部分のみ」のチェックを本人にさせるのは当然だと思いますし、僕が逆の立場でもそうします。
    これでも文春はチェックさせるからいいですけど、新聞社系は「報道の自由」を理由に一切のチェックをさせないところが多いです。ですから俺に責任がかかってまずいことになるテーマの取材の場合はお断りすることにしています。
    まあ、署名だろうが無署名原稿だろうが、こうしたコメント取材の文章責任はそれを載せた側にあります。だから、仮に間違ったことを書かれたとしても「俺はそんなこと言ってない」と言い訳ができるはずなんですが、名前が載る以上世間はそうはとりません。
    夏目房之介さんは、ゲラチェックのないコメント取材は一切断る方針のようですね。

  36. 御園あゆむ より:

    なるほど、コメント取材でもゲラチェックするに越した事はないと。う~ん、本人に悪意が無くても間違いはあるだろうし。トラブルは起こさないに越した事はありませんからね。
    取材受けて怒っていた人の話をよく聞きますし。面白くしようとして、ニュアンスを変えるなど嘘じゃないんだけど、傲慢になったり印象も操作出来る。出鱈目になるのは勘違いとかもあると思うが、理解不足なんかもあるかもね。悪意でそうするってのは考えにくい。

  37. 佐々木俊尚『グーグル』(文春新書)

    グーグル―既存のビジネスを破壊する
    読了。グーグルのビジネスモデルを軸にインターネットビジネスの過去現在未来と見取り図がわかりやすく描かれている。自分が最近ITビジネスの行方について感じていたこと、考えていたことに整理がつけられた。
     例えばlivedoorが…….

  38. apg より:

    岡田トシオも悪意はなかったかもしれないが、
    だからと言って許されるわけではない。
    悪意が無いのがある意味一番タチが悪い。

  39. apg より:

    >技術が発達しても単純な文章翻訳以外は恐らく自動化は20年経っても無理ですね。
    同感です。
    たけくま先生の人気の秘密は、
    すごく勉強になるのに全く偉そうなところがなく、
    また非常に解りやすい文章を書くところにあると思うので、
    世界デビューはまだ無理でしょう。
    グーグルのスタッフが我々の想像を遥かに超える優秀さを
    発揮してくれることを期待します。
    いや別にグーグルじゃなくてもいいんですけど。
    「ニュアンス」とか、「詩的表現」を数値化できるかってことなんでしょうが、
    なんかこの文章自体が矛盾している気がしますからねぇ。
    複数の人間が共有できている以上、
    何らかの「法則」は確かにあるのでしょうが、
    同じ人間でさえ「解る人」と「解らない人」がいるくらいですから、
    例外の多すぎる「法則」なんでしょうかねえ。
    そもそも万人が理解できる文を「詩的」とは言いませんしね。
    まあ詩は無理でも、エッセイ程度の面白味なら、
    再現可能かも知れないですが。

  40. 骨男 より:

    いまさらな話題ですが、ひろゆき氏の「みんな英語を勉強すればいいだけ」っていうのはなんとなくわかります。
    英語に限らず外国語学習で一番大切なのはモチベーションです。外国に行くと上達が早いのは話せないと食事もできないので自然にモチベーションが生まれるからです。
    では日本国内で英語を学ぶモチベーションって何か?
    今までは「テストでいい点数を取る=いい学校に入る」位しかさしたる理由がなかったのではないでしょうか。
    でも、インターネットがこれだけ普及した現在、ネットの存在そのものがモチベーションになっていると思うのです。
    初歩レベルでも英語の読み書きができればネットの世界は圧倒的に広がります。
    だからひろゆき氏のようなネットをよく理解している人にとっては英語はもはや「身につけなくてはいけない」ものではなく「身につけたい」ものなのだと思います。
    モチベーションはある。後はやるだけ。どうしてやらないの?という感覚。
    もちろん、そうはいっても簡単に身につくものではないのですが、それでもほとんどの人が現在の自動翻訳機のレベルはあっという間に超えることができると思います。
    また、不完全とはいえ自動翻訳機があり、辞書サービスなどが利用できるネット環境はもともと英語の学習環境として優れてもいます。だから海外ネット通販サイトを見るところからスタートして、海外製品情報を英文掲示板なんかでリサーチして、、、とやっているうちに学習と意識せずに大まかな意思疎通くらいはできるようにななると思います。
    そういう感覚でひろゆき氏は「みんな英語を勉強すればいいだけ」となったのだと思います。
    ただ、上でも指摘されているようにネット上の日本語コンテンツも膨大な量になりましたから、必ずしも英語を読み書きできなくても十分ネットは堪能できることも事実です。
    実際ほとんどの人がそういう利用方法に落ち着いているのが現状なのでは無いでしょうか?
    とすれば少なくとも日本ではネット自動翻訳機のニーズ自体も低いのかもしれない。
    個人的にはグーグルが想定している翻訳機は主にヨーロッパ言語間(これなら簡単)と中国語がメインで日本語の優先順位は低いのではないかと思っています。

  41. apg より:

    英語の次に日本語のコンテンツが多いのが本当なら、
    グーグルが日本語の優先順位を低く設定しているはずはないとおもうんですが。

  42. 空白 より:

    骨男氏にほぼ同意だけど、
    補足するなら、別にそんなに肩肘張らなくてもいい。
    PC操作と同じで、覚えようとする意識がなくても自然に身についてることだってあるし
    4泊6日のパックツアー程度だって、4日間、同じ人と話してれば、不思議なことに何言ってるのかわかるようになってるw。
    抽象的に「超優秀な言語翻訳ソフトが欲しい」じゃなくて、
    「たけくまメモを世界の人が読めるようにしたい」って目的絞ってれば、すぐにでも出来そうな気がするけど。
    ググルのソフト完成待たなくても、語学堪能なボランチア探せばいいだけだし。
    ただ問題になるのは、それを誰がcheckするの?ってこと。勿論、ググルのソフト完成してもその問題は待ち受けてる
    やっぱり、竹熊さん本人が覚えたほうが早いよ。どう考えてもw
    あと、重箱の隅突付く様で申し訳ないけど、
    竹熊さんがM越さんをネタにしてここまで引っ張ってるのって、単なる自虐?
    いや、M越さんは純粋そうだけど、己の向学心の無さに逆ギレして
    > みんながひろゆきさんみたいに優秀ではないわけで。
    とか、プチ厭味言う竹熊さんは手に負えない。。。
    なんかここ最近の記事読んでてそんなかんじした。
    他人をネタにして記事にするときは、「じゃあ、おめーはどうなのよ?」って自問してから送信したほうがいいと思いました。

  43. Aa より:

    >「たけくまメモを世界の人が読めるようにしたい」って目的絞ってれば
    萌えの定義でもりあがったことがありますが
    ああいうのはテーマからして
    外国人あいてには伝えようがないものではないかと。

  44. apg より:

    >ただ問題になるのは、それを誰がcheckするの?ってこと。勿論、ググルのソフト完成してもその問題は待ち受けてる
    それは例えば、外国人は本当に「俳句」を理解しているのか?みたいな問題に繋がりますからね。
    かなりきりが無い話です。

  45. apg より:

    >空白
    嫌なら読まなきゃいいじゃん。
    愛情の裏返しか。

  46. ビビあん より:

    別に日常で起こった
    ちょっとした世間話的なこと
    書いただけなのに
    空白には自虐といわれ
    apgには遠回しにつまらないといわれ
    たけくまさんも大変ですね(笑)
    ここは変に深読みする人が多いね。

  47. ぼぼ より:

    >たけくまさん
    いや、行間から性格的にかなり気にしてらっしゃるように感じましたので。
    >でもいくらか教えてくれないんだよね
    業界の慣習というものですね。
    5000から1万というと素人に対する「気持ち」ぐらいの値段ですね。
    これで自己に帰される発言に対する責任や危険を負わなければならないのだから割に合わないなあ。
    ゲラチェックは最低限ですね。
    >新聞社系は「報道の自由」を理由に一切のチ>ェックをさせないところが多いです。
    新聞社系はこの「特権意識の傲慢さ」がねえ。
    始めに結論ありきが多いし。
    署名記事の注文なら受けるがインタビューはすべて断るというのも本当に手ですね。

  48. 骨男 より:

    >ただ問題になるのは、それを誰がcheckするの?ってこと。
    そこにグーグルは検索エンジンのデータとノウハウを投入するのではないかな?
    例えば僕のやりかただけど、英語で辞書で調べてもわからない言い回しなどがあったら、前後の単語と一緒にググっています。すると膨大な量の"例文"が出てくることになるのですが、そうするとなんとなく共通するニュアンスが発見できて、、、って感じです。
    翻訳と言うよりは理解支援と言ったほうがいいかもしれないけれど。
    >日本語の優先順位が低い
    これは完全に僕の勝手な想像です。一応理由らしきものはあるのですが、長くなりますので略。(爆)
    >外国人あいてには伝えようがない
    完全な理解が難しいのはそのとおりだと思いますが、外国人だって人間ですから近い感情は何らかの形で持っていると思います。もちろん全員が理解するわけではないですけれど、日本人にだって理解する人としない人がいるので本質的には変わらないのではないかと思います。
    特にヨーロッパ人は日本のオタク文化や萌えとかなり親和性が高いと思います。
    例えばメイド服ってもともとヨーロッパのものですが、あれってかなり実用からは離れた服装ですよね。そもそも貴族の金持ちが自分の屋敷の使用人たちにあんな服着せて何がしたかったのか?
    ヨーロッパのポルノ映画で"メイドもの"が昔からの定番だということが彼らに我々と同様の"素質"があることを示していると思います。
    >M越さんネタ
    これは僕の主観ですけれど、たけくまさんの文章からM越さんに対するある種の「愛」を感じるので僕的にはぜんぜんOKです。
    ちなみにリアルタイムで読んでいたわけではありませんが、岡田氏の文章にもある種の「愛」を感じますのであれも僕的にはOKです。

  49. guldeen より:

    『ウェブ上の英語』に関してだけなら、エキサイト翻訳や紙の辞書を活用すれば、それなりに「言わんとする事」は分かりますよ。実際に私も、あるフランス人が「某3Dソフトでの活用テクニック」を英語で聞いてきたメールに対して、なんとか英語で返答した事がありましたから。
    ただ問題なのは、日本語は同じ単語であっても「表記のゆれ」がもの凄い言語であるため、ウェブ翻訳に掛ける際でも、ここらへんが自動解析の際のネックになってくる気がします。
    ましてやウェブ上での話題の多くは、それを理解する前段階の知識として、たとえば日本であれば漫画・世相や「2ch用語」などを知らなければ、いくら字義通りに正確に訳されたとしても、そこに書かれている事の本質を理解するのは、まず不可能であるという状況があります。
    ことに、ギャグめいた文章やユーモアなどは、「その国なら皆が知っている知識・常識」をベースに展開・ひねりを加えたりするものなので、それらが異なる国にその面白さ(漫画でいえば「あずまんが大王」などがまさにその典型)を伝えるというのは、まさしく至難の技でしょうね。

  50. apg より:

    >岡田氏の文章にもある種の「愛」を感じますのであれも僕的にはOKです。
    関係ないですからね、誰がOKでもいいですけど、
    あのたけくま先生の反論読みました?
    理路整然としながらも、あんなに端々からビシバシ怒りがあらわになる文章は
    なかなか読めるもんじゃありませんよ。

  51. 骨男 より:

    >あのたけくま先生の反論読みました?
    もちろん読みました。怒っておられることが良くわかりました。ただ僕は怒らせた人は必ず悪いことをしたのだとは思いません。
    まあ、気にならない人もいるのだという程度に受け取ってください。

  52. apg より:

    ↑いや別にぼくは骨男さんにイチャモン付けたい訳ではありませんから、
    いいんですけどね。
    確かに怒らせた人が必ずしも悪い訳じゃないというのはおっしゃる通りです。
    あの岡田氏の件は除きますが。
    いいんですとか言いながら言っちゃってますけど。
    もうやめましょうね。

  53. 匿名 より:

    多少格言じみてますが、AIやっていると感じることとして、「人間にとって難しいことは機械にはまず無理」です。
    もちろん得手不得手があって、機械は単純なことをやたらと繰り返すのは得意です。しかし、「たけくまさんの発言の真意は?」なんて、我々にだって完全には理解できません。そもそも人間が手順に落とせないことを機械にやらせるというのは、矛盾であり不可能です。
    翻訳とは、文法レベルの置き換えや、単語単位の意味の置き換えでは全然足りません。その文章全体として何を言いたいのか、という真意を理解して初めて可能になります。そのためには、翻訳元と翻訳先の文化といった世界知識も持っていなければなりません。
    少なくともこれは現時点では人間だけが行いうるクリエイティブな仕事です。
    というわけで、人間の翻訳と同じレベルの機械翻訳が実現することは、近い将来にはないでしょう。ただし、翻訳まで行かなくても、多言語の理解を支援することは可能ですし、文の意味を人間のように理解できなくても、統計的処理を駆使して、雰囲気の似たものを収集することなら、精度は十分ではないですができなくはないです。googleの技術者はセンスがいいですから、機械翻訳に正面から取り組むよりは、精度そこそこの方法をうまくハイブリッドで組み合わせて、人間の知的作業を支援する仕掛けにもっていくのではないでしょうか。

  54. Aa より:

    GOOGLEにまつわる
    中国でのちょっとした反対運動のお話でございます
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060421-00000008-scn-cn&kz=cn

  55. 匿名 より:

    > 英語よりもイタ語・おフランス語翻訳が欲しいです。(切実)
    英語が読めるんだったら、イタ語・おフランス語→英語翻訳して、
    英語で読むといいですよ。
    英語→日本語は文法やら語彙やらが全く違うので悲惨なことが
    良く起きますが、ヨーロッパの言語間の翻訳は結構マシなので。

  56. 匿名 より:

    Googleをとりあげた番組が放送されるみたいです。
    ガリレオチャンネル
    検索テクノロジーが世界を呑み込む
    2006年4月23日(日)AM8:00
    http://web-wac.co.jp/tv/
    出る人
    東浩紀さん、佐々木俊尚さん、森健さん
    ↑ちょっと楽しみ

  57. 山田用事 より:

    >Aaさま
    まあ振られたネタを必ずしも「拾う」必要はないので(「つまらないor拾う効果が見込めないから流しておこう」的)かまわないのです。
     目方云々に関して竹熊氏がどれくらい意識した表現のかなぁ、と思ったので書いてみました。あんまり関係なかったみたいです。
     

  58. こども省 より:

    [書籍][ネット時代]「WEB2.0への道」が届く

    発刊情報を聞いて,通勤途中の書店で探したけれど見つからないのでネット書店に頼んだ本が午前中に届いた。 asin:4844322524:image:small インターネットマガジン特別編集,「WEB2.0への道」,インプレス(2006) …bk1情報 今から読もうとパラパラ見たら,pp.144-175の『特集 ブログ進化系』は2005/11/17に書いたiNTERNET magazine」2005年12月号の記事の再掲だったのが残念だが,最新情報を知るには不可欠な本には違いない。 最近は一般紙にも“…

  59. 「ギークの暴走」としての「本物のGoogle八分」

    「Google八分」という言葉は、私が前のブログで、「[http://d.hatena.ne.jp/essa/20031003/p1:title=「Google八分の刑」という難問]」というエントリーを書いた時に思いついた言葉ですが、実は、私が思った意味とはちょっと違う意味で流通してしまいました。 ひとことで言えば、私が考えていたのは「ギークの暴走」だったのですが、実際には、「スーツの暴走」が先に現実化して、「Google八分」という言葉は後者を指すものとして定着してしまったようです。 「スー…

  60. 「We the Media」から考えるGoogleの「人間味」

    「ジャーナリストとテクノロジーの衝突がジャーナリスト、取材対象、読者に重要な結果をもたらしている」というように、この本「We the Media」は個人メディアであるブログを中心にメディアの在り方が根本から変貌することを予見して書かれたものである。タイトルの「ブログ」はあくまでも邦訳であり原題は「We the Media」。誰しもがテクノロジーの進化によりMediaになりつつあることを様々な事例を通じて検証する内容であり、ブログそのものよりも変わりつつあるメディアの方向性に論点を置いている。

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