たけくまメモMANIAX

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2006年11月27日

漫画の製作方法が特許に?

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ある人からメールで教えてもらって知ったんですが、2004年に「PCで漫画を製作する方法」の特許が下りたんだそうですけど、これって本当? それとも手の込んだフェイクなんだろうか。

http://banba.de-blog.jp/wadachi/2006/08/post_d8e5.html
http://banba.de-blog.jp/wadachi/2006/11/post_fad3.html

↑のWADACHIさんのブログで紹介されてます。特許庁の公式サイトでちょっと調べてみたんですが、よくわかりませんでした。検索方法が悪かったのかな。

上のページで紹介されている特許申請の中身を読んでみると、ただ「PCを使って漫画を描いて、読む方法」のアイデアが列挙されているだけで、具体的な方法(プログラムなど)の中身については触れられてませんでした。こういうのでも特許として認められるのかな。

俺は特許法には無知なんですが、確か、アイデアだけではなく、そのアイデアを実現させるための物理的な構造が図面で示されないと、特許とは認められないのではなかったでしたっけ?

※追記 この方面に詳しい人のご指摘では、必ずしも物理的な構造でなくても「実現させる手段」が明示されていればいいのだそうです。

あと、こういった発明は、PCをソフト的に操作するわけだから、手法の実態は物理装置ではなくプログラムになると思うのだけど、プログラムは特許法ではなく著作権法で保護されるもののはずです。そして、著作権法ではアイデア自体は保護されないことになっています。

※追記 コメント欄で弁理士の栗原潔氏が指摘されましたが、プログラムは著作権法だけではなく特許法でも守られているとのこと。ありがとうございました。

もしこれが「手の込んだ冗談」であったなら、「引っかかった」で終わりなんですけども。でも「特許の詳細」に、現代社会においてマンガが広く受け入れているという事実と歴史背景を述べるにあたって、

そして、単なるナンセンスギャグ漫画の低俗なものから文学、経済、哲学、数学、宗教、歴史、科学、医学、政治の高度な表現を要する書籍まであらゆるジャンルの漫画本が刊行されるに至り、この多様化の傾向は現在益々進行しつつある。」

なんて、ちょっとしたマンガ論をぶっているのだけれど、「単なるナンセンスギャグ漫画の低俗なものから」って、お前ギャグ漫画をバカにしているんじゃないか、というような変な文章であるわけで。

と思って、特許庁のページをいろいろ調べていたら、

あわわわ、あったよ!!!

下の「特許電子図書館」のページにアクセスして、

http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl

「初心者向け検索へ」の「特許・実用新案の検索」をクリック、

http://www2.ipdl.ncipi.go.jp/begin/be_search.cgi?STYLE=login&sTime=1164592395375

すると↑の画面が出ますから、ここの下にある「文献番号照会索引」から、検索窓を「登録」にして、「3520515」という特許番号を半角で入力してみてください。

どうやら、栃木県の県営住宅に住む某さんが平成8年に本当に出願している! ただ俺が検索しただけだと平成10年に「公開」までされているが、それ以降の動きはわかりませんでした。

でも、マジですか?

もしこれが認められるなら、今、コンピュータでマンガを描いている人は全員、この人に特許料払わなければならなくなりますが? それに、「コミックスタジオ」とかのマンガ制作支援ソフト作っている会社は、彼に特許料を支払っているのでしょうか?

俺、不覚にも全然知らなかったですが、これについて詳しいことをご存じの方がいましたら、情報をお教えください。

たけくまメモMANIAX

| コメント(70)

“漫画の製作方法が特許に?” への70件のフィードバック

  1. もきゅ太郎 より:

    たとえば、製品になっているものだけでも
    http://plaza.bunka.go.jp/bunka/museum/kikaku/exhibition04/digital-top.html
    とかが1997年にでているので、先行事例がある以上、特許庁の調査担当者の怠慢でしょうねぇ・・・

  2. 栗原潔 より:

    確かに2004年2月13日に登録されていますね。経過情報( http://www1.ipdl.ncipi.go.jp/RS1/cgi-bin/RS1P001.cgi
    というところから、登録を選んで3520515を入れるとわかります。
    もし、この特許が有効であるとするならば、この特許に書かれた方法を使ってマンガを作成しているプロの人は、この特許権者にライセンス料払えと言われれば払わざるを得ない可能性があります。
    この特許の出願日(1996年6月25日)以前にこの方法が当たり前に使われていたというのであれば、無効審判というのを請求すればこの特許を無効にできます。「こんなの当たり前じゃん!」という主観的判断ではなく、文書による証拠が必要です。

  3. すれじハンマー より:

    マヌケな話だ。
    形骸化もいいとこさな特許庁。
    そのままいったら怠慢が世に仇なす代表例になるぞ。
    栃木の県営住宅の某は、訴えまくって大儲けする日を、
    舌なめずりして待っている訳か。
    そんな事になる筈が無いと信じたい・・
    サムイ、サムイよ。

  4. たけくま より:

    ↑あ、栗原さん。コラムはいつも拝見しております。

  5. KAI より:

    明細書を流し読みした程度ですが、あくまでもまんが作成の支援プログラムについての特許ということになります。ですので、単にパソコンを使ったまんが作成(Photoshop等)には影響はないと思われます。
    反面、ComicStudioは引っかかる可能性がありそうです。

  6. たけくま より:

    というか僕は、こういうものにも特許が認められるということ自体が驚きでした。プログラムは著作権法の範囲だと思っていましたので。

  7. KAI より:

    追記:
    請求の範囲を見ると、「方法」と「漫画(?)」しか請求されていないので、プログラムであるComicStudioはこの特許に引っかかりませんね。
    う~ん、事実上ほとんど影響の無い特許ではないでしょうか。特許の専門家でないので、断言はできませんが…。

  8. Hmmm.... より:

    古い、ってだけなら1983年にPC6001ってコンピュータで書かれた漫画があります。
    http://www4.airnet.ne.jp/mor/olion/appendix.html

  9. 長谷邦夫 より:

    はあ~ヘンな特許ですね~~。
    プログラムは、たけくまサンのいう通り
    著作権法ですよね。
    間抜け許可として、これは弁護士たちから
    指摘されてないのかなあ。
    話しはズレますが、70年万博のときに、
    バンパクというロゴを「横つずり文字」の
    「クパンバ」で申請し権利を取ったヤツが
    居たという話しを聞いたことがある。
    そいつはバンパク協会の横書きポスターを
    類似商号であるとして訴え、金を取ろうと
    したらしい。
    もちろん、退けられてしまったわけですが、
    申請を受けたお役人は気がつかなかった
    わけです。
    「サイボーグ」が、自分のオリジナルだと
    申請する野郎がいたりした時代ですから…。
    いろいろヘンなものが有った。
    雑誌タイトル「話しの特集」も、誰か個人が
    既に持っていて、矢崎編集長へ、「買え」という
    電話が有ったという話しも聞いたことがある。

  10. Aa より:

    コンピュータ・プログラムはどうして特許ではなく著作権扱いなのかというと、これはUSAからの圧力ですね。
    もし特許扱いにすると、そのプログラムは公開しなくてはいけないわけです。コカ・コーラは製法の特許を取っていませんが、あれは作り方を世に知られたくないからだそうです。
    でも著作権扱いなら中身を公開せずに権利は握っていられるのです。仮に分析のためにコピーガード破りをしても、それは違法になります。

  11. たけくま より:

    あのあと特許にくわしい人に意見を伺ったんですが、特許庁というのはお役所ですから、「特許として認められる形式を満たして」さえいれば、とりあえず特許は下りるんだそうですよ。形式主義ですから、価値判断は加えないものだそうです。
    ただ「先行事例」があれば認められませんが、少なくともこういう特許申請は過去になかったようですし、申請した平成8年の段階では、こういったソフト開発も黎明期で、なかなか微妙な時期だったとは思います。もちろん、特許が下りた一昨年は、すでに「コミックスタジオ」が業界標準ソフトになっていたわけですが。
    まあこの特許所有者が、たとえばセルシスに「特許料払え」と言ったとしても、抗弁する余地はたぶんにありそうですね。

  12. もとき より:

    この方法は、キーボードとマウスの両方を使って漫画を製作する方法です。キーボードとマウスのどちらかを取り外して、タブレットを使って漫画を製作したら、この特許の権利範囲から外れるでしょう。
    今は特許法第104条の3の規定がありますから、無効理由があれば、特許無効審判(特許法第123条)を請求しなくても、特許権者から訴えられたときに、その法廷で無効理由があることを主張することで、特許権者の権利行使から免れることが可能です。

  13. horirium より:

    特許に詳しいわけではありませんが、出願の書式に不備がなければ「登録」まではされるのではないでしょうか。【審査請求】が「未請求」となっていますので、特許としての権利は発生していないと思います。
    平成8年当時だと、出願後7年以内(現在は3年)に審査請求をしないと「取下げ」となります。ですので、タイムラグで審査請求の公表が遅れているのでない限り、すでにこの「コンピュ-タ-を用いた漫画の製作方法及びその方法で作られたモニタ-画面で見る漫画」は公知のものとなったことになり、今後、誰が使っても問題もなければ、特許も受けられないと思います。
    企業においても防衛的に出願だけしておくというのはよくあることです。

  14. きんぎんすなご より:

    個人的に漫画雑誌で初めて見たPCで描いた漫画は、85年頃の寺沢武一「ブラックナイト・バット」
    確かこれを描くのに幻の名機PC-100を使って個人で一から全部システム組んだという武勇伝があったような…

  15. 栗原潔 より:

    事実関係のみ補足…
    1.この発明は特許を受けてます(そもそも、特許番号がついていることがそれを表しています)。【審査請求】が未請求になっているのは、公開された時点で未請求だったということで、最終的にどうなったかというのは特許電子図書館( http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl )で経過情報検索というところを見なければわかりません。
    2.ソフトウェアは著作権法と特許法の両方で保護を受けます。簡単に言うと、著作権法ではプログラムの字面、特許法ではソフトウェアの背後にあるアイデアが保護されます。
    3.この発明はソフトウェア(プログラム)ではなく、方法に関するものなのでどのソフトを使っているか否かにかかわらず効力が及びます(もちろん、もし特許として有効であればの話しです)。

  16. たけくま より:

    >栗原さま
    なるほど、勉強になります。

  17. つん より:

    IT業界で話題のサブマリン特許ってやつでしょうか。
    あくまで仮の話ですが、例えばセルシスという企業が訴訟の対象にされたときに、訴訟の手間・費用と特許使用料を天秤にかけて「争うのはリスキーだから特許料払っちゃおうか」なんて結論に至る可能性も充分にあるわけですよね。
    影響力のある企業がそういった決断をすることで、他社も右に習えせざるを得なくなるかもしれません。
    これはちょっとイヤですよ。
    漫画界の話じゃないですけどMS対EolasのActiveX訴訟がそんなかんじですよね。最初はみんな「Eolasって馬鹿じゃん?」って笑ってたんですけど、MSがあっさり訴訟から降りてしまって仕様変更、結局しわよせが全部ユーザに来たという…

  18. horirium より:

    >栗原様
    失礼しました。確かに特許の登録番号ですね。ということは審査請求を受けたということなのですね?
    >3.(もちろん、もし特許として有効であればの話しです)
    ということは、「無効審判の請求」等で争わない限り、取りあえず現時点では「有効」ということですか・・・

  19. takesi より:

    特許審査官になれなくてよかった~
    (^_^;)

  20. たうりん より:

    >つんさん
    もしかしてそれって、ブラウザ上のFLASHとかが、
    いったんクリックしないとアクティブにならなく
    なったヤツですか?ある日突然に!
    なんか楽しくないんですよねー。
    というか、ヒドイ迷惑だっ。

  21. たけくま より:

    僕が相談したある人は、某大企業で権利関係の仕事をやっていたこの道の元プロなんですが、こういう「当たり前すぎて」誰も気にとめていないものに関する特許が下りてしまうことはよくあるんだそうです。で、そういうことへの対策も、各企業は日常的にやっていると。
    それで今回の場合、「PCでマンガを描く」ことよりも、実は「モニターでマンガを読む」ことも特許の範囲に入っているわけで、こちらのほうが影響が大きいのではないか、とのことでした。

  22. アセチレン・ランプ より:

    エジソンという方は
    誰かがアイディアを出すと
    とりあえず先に特許を出願する
    という方法で発明王になったわけだから
    まあ古典的な手法なんでしょうね。

  23. すれじハンマー より:

    エジソンはえらいひと~って
    まるこも歌ってるのに!
    “メンローパークの魔術師”って
    黒魔術かよ!
    そういや電話の特許もエ爺が狙ってて、
    タッチの差でG・ベルが取れてセーフだった
    らしいじゃないか。
    やーねえ。

  24. takesi より:

    特許が公開されることで「さらにアイディアを追加して
    よりよいものにしよう」と技術などが向上していくのだという
    見方も出来るのだと説明されたことあります。
    いろんな技術を複合的に「高度に」合成すれば、
    また新たな特許になりうるんだそうです。
    何が高度かは、また別の議論ですが。
    自分が持ってるか、切れてる特許でないと
    いくら複合的に高度に合成しても
    「先願特許に抵触」しちゃうので
    異議を申し立てられちゃいます。

  25. まんたん より:

    以前、特許関係の仕事をしていた者です。
    こんな発明が出願されていたんですね。ちょっと驚きでした。
    >実は「モニターでマンガを読む」ことも特許の範囲に入っている
    のところですが、現在ネットでダウンロード販売されているマンガなどは、これに入らないのではないかと思います。
    というのは、「特許請求の範囲」請求項1に「書き込まれた絵のデーターを一駒毎に記憶させ」とあるからです。
    「特許請求の範囲」は、発明を特定するための要件(この発明には何と何と何が必要か)を書くところで、権利範囲はずばりここで決まります。
    ここの要件が異なっていれば、見かけ上、どんなに似たようなことをしていても、特許法では別発明です。
    さて、「書き込まれた絵のデーターを一駒毎に記憶させ」とあるので、ダウンロード販売マンガのように、「一駒毎に記録されたデータ」を持っていない(と思います、普通)場合は、この発明に入らないでしょう。
    また、請求項2以降は、全て請求項1を前提にしているので、請求項1の要件を満たしていなければ大丈夫です。
    一方、「一駒毎に記録」とあるので、例えば背景とキャラを別々のデータとして持てるソフトなども、この発明から外れそうです。
    思うに、マンガを実際に描いたことがない人が出願書類を作ったのでしょうね。
    もし私が書くとしたら、この部分「一駒毎」ではなく、「絵のデータを任意に設定できる構成要素毎に記録させ」のようにするかと思います。
    具体例を出さないのは、例えばトーン、例えば書き文字など、とにかく色んな物をフォローできるようにするためです。
    それで将来、クリックすると効果音や台詞が出るマンガが出たときに対処するわけです。
    もっともその場合は、「絵のデータ」ではなくて「マンガのデータ」としておく方が安全かもしれないです。「音は絵じゃない」という話になりそうなので。

  26. Aa より:

    >>たけくま さま
    >プログラムは著作権法だけではなく特許法でも守られているとのこと
    あのー特許法で守られるのはプログラムではなく、その背後にあるアイディアではないでしょうか。栗原氏の解説はそう読めるのですが。
    それから、問題の特許はコンピュータ内でマンガ画面を完成させる仕組みについてのものですが、すでに紙の上で出来上がっているマンガをコンピュータに取り込む場合は、この特許でカヴァーできるのでしょうか。
    どうしてこだわるのかというと
    >「PCでマンガを描く」ことよりも、実は「モニターでマンガを読む」ことも特許の範囲に入っているわけで
    とは言っても、コンピュータ内で制作されたわけではないマンガ(要するに従来の紙マンガ)をスキャナーで取り込んで、それをデジタル配信してモニターに映した場合はこの特許の範疇外になるのではないでしょうか。
    問題の特許内容に目を通しても、項目が入り乱れていて何だかよくわからない。

  27. ジム・ブラウン より:

    とにかく、なぐれ!
    ドンドン殴れば
    世の中良くなる!

  28. takesi より:

    >ジム・ブラウンさま
    黒く塗っても世の中変わるようですねー。

  29. めめ より:

    申請内容は公知の手段やとんでもな能書きもありますが、原稿紛失や汚れなどの問題、カラーページのモノクロ収録、海外展開時の文字の差し替え苦労や左閉じによる反転によるオリジナル改変など、旧来の問題を抑えられるメリットもあろうかと。
    フルデジタル化された業界標準フォーマット(記述言語)を策定してFlashのようにプレイヤーを無償提供するかFlash書き出し機能を付ける。
    更にサルまんのノウハウをシナリオ&ペンタッチジェネレータとして搭載すれば持ち込みする度に描きかえなくて済むので漫画家志望者も大絶賛。
    「サルでも描けるまんがソフト」を開発し、デジタル漫画界のビルゲイツとなってはいかがでしょう。(この特許申請者と一緒にやるか巧みに特許を回避するかが問題ですが)

  30. Aa より:

    ↑ これ、今度の連載内で実現させるのは如何。

  31. 後藤寿庵 より:

    ComicStudio1.0の発売が2001年頃だったので、この特許の出願の方が早いですが
    ページをコマに分割し、コマの中に絵を描き、絵に重ねてフキダシを表示してその中に文字を入力する漫画製作用ソフトなら、MacroMind(後のMaroMedia)が出したComicWorks(デリータの同名商品とは無関係)が1986年にはありました。任意の絵をライブラリに保存して拡大縮小再利用可能というしろもので、海外ではこれを使ったコミックシリーズも出版されていました(shutterとかいうタイトルだったような…)。当時コンピューターで作成されたコミックということで話題になり、TVなどでも紹介されていたのを記憶しています。
    残念ながら当時のMac用ソフトの多くがそうであったように、日本語化された日本語版などはありませんでしたが、よくMac雑誌などで紹介されていましたし、輸入されて秋葉原などでも売られており、日本の漫画家でもこれを買っていじっていた人が何人かいたはずです。
    このソフトは後にGraphicWorksという名前になり、コミック用というよりイラスト用として売ろうとしていたみたいですが、結局フェードアウトし、90年代にはほぼ忘れられたソフトになっちゃってますけど、一応公知の技術と言っていいのじゃないでしょうか。

  32. たむ より:

    オーストラリアじゃ、車輪を特許出願した弁護士がいますし
    この手のは日常茶飯事ですから、あまり過敏になるのはいかがかと
    それに日本の場合は、公開制度があるので変なのは淘汰されますし
    問題はアメリカなんですが
    こういうサブマリン的なのが、怖い怖い
    (自サイトですが)
    http://bany.bz/tamtam33/entry_60813.php

  33. さて・・・

    旧・ヲタク奮闘記はここまでです(・ω・)ノ みなさん、どうでしたか?(・∀・)?

  34. たけくま より:

    ありゃりゃ。
    エントリでリンクを貼ったwadachiさんのブログですが、リンク先エントリが公開停止、または削除されてるみたい。
    もしかしてこちらから人が殺到したからかな。だとしたら申し訳ないです。

  35. 通公認 より:

    >そういや電話の特許もエ爺が狙ってて、
    >タッチの差でG・ベルが取れてセーフだった
    >らしいじゃないか。
    エジソンじゃなくてグレイですよ。
    http://www.jp.att.com/corporate/history-phone.htm
    「栄光無き天才たち」でグレイの話があったなぁ。

  36. 沖識名 より:

    まあクレーム(請求項のこと)の内容を見ればスキだらけの特許だし、大した事はないでしょう。公開から何年経っても誰も話題にすらしなかったレベルの特許ですから。
    それでも文句があるんだったら無効審判を請求すればいいだけの話です。今は利害関係人以外でも「何人でも特許無効の審判請求をすることができる」わけだから。
    特許ってものは一般的な現状として,無効になる可能性が高いものですよ。特許とったくらいでビクビクしなさんなって。

  37. 鶴見六百 より:

    上の方で後藤寿庵さんも書かれていますが、
    Macintosh用に ComicWorks というソフトが
    ありましたね。
    今回の特許の内、ある範囲は明らかに公知であり、
    無効審判が余裕で通りそうに思います。
    ちなみに、1987~8年ごろにComicWorksを使って、
    ゲーム雑誌で4コマを連載したコトがあります。
    日本で初めてコンピュータ制作の漫画を
    月刊連載したのでは?と
    自負しているんですが(笑

  38.  とりあえず、1984年(のはず)にMacが日本で発売になった直後、販売代理店の協力を得てMacをお借りし、「週刊ポスト」にMacで描いたマンガを掲載しました。これがたぶん「日本で初めてMacで描いたマンガ」だと思います(商業誌に掲載された作品として)。
     翌年、当時「日経パソコン」の編集長で、後に「日経Mac」の編集長になられた林伸夫さんにそそのかされて自分でもMac(Plus)を購入し、「Comic Works」も買ってマンガを描きましたが、このソフトは使い勝手が悪く、「Super Paint」(ビットマップとドローが同じ画面で使える最初のソフト)を使うようになりました。
     出力は「レーザーライターII」でしたが、このセットで「日経パソコン」に4Pずつのマンガの連載をしたほか、「週刊ポスト」の株ページのイラストなど、多数の仕事をしています。
     平田弘史先生がMacでマンガを描く様子を見せてほしいと事務所に来られて、さらさらとマウスを使って刀を持った武士の絵を描いてくださったのも、この頃のことです。
     とりあえず、「週刊ポスト」に掲載したMacomic(林伸夫さんが命名)を以下に掲載しておきましたので、よろしければ、ご覧になってみてください。「Comic Works」のマニュアルの表紙も載せておきました。
     http://www.m-sugaya.com/macomic/

  39. 誰も書いてないので より:

    アレゲ方面の人だと「2004年 PC 漫画 製作」といえば、女子高生が企画した漫画設計支援システムPOMを真っ先に思い浮かべるはず。
    スレチ承知で一応リンク貼っときます。
    http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2004youth/gaiyou/1-9-51.html
    http://www.ipa.go.jp/about/jigyoseika/04fy-pro/youth/2004-405d.pdf
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/18/news105.html

  40. ぼち より:

    それじゃあ「眼鏡を用いて漫画を読む方法」なんかも特許とれるんですかね?
    「両耳に眼鏡のつるをかけ、漫画の本またはコンピューター上に表示される漫画の方向に顔を向け、その漫画を1ページづつめくり…」とか言ってるのと同じような気が。

  41. より:

    あ、すいません、一般的な眼鏡じゃもうみんなやってるからだめですね。

  42. たけくま より:

    >すがやさん
    うわ。これは貴重な作品をどうもありがとうございました。

  43. エイジロー より:

    >すがやみつるさま
    今読んでも面白いまんがですね。
    最近でも「アメリカンサイコ」なんかで
    名刺に凝るヤンエグ(死語?)とか見られたりしますし。
    ありがとうございました。
    「Comic Works」のマニュアル表紙の絵は
    カッコイイなあ。ほんと初期のマックは
    ソフトも含めた世界全部がイカシてましたね。

  44. たにしんいち より:

    皆さん本当に面白い意見ばかりですね参考になります
    僕は小林信彦、筒井康隆、色川武大が好きなのですが、この人達(日本中が空襲に遭ったとき小学生とかそんな世代)も
    ①都会の中流市民家庭の出身である
    ②下らないと思われていた喜劇映画を好んで観た、映画制作や喜劇俳優のゴシップや人間関係、彼らの屈託に妙に詳しい。
    ③小林さん、筒井さんには当てはまらないが、色川さんの八百長の背景をむしろ面白がって見る見方
    ④色川さんにはあまり当てはまらないが、小林さん筒井さんのパロディッシュな作品の方向性
    はオタク的な資質だと思うのですが

  45. たにしんいち より:

    ↑すいません書くところ間違えました 削除して下さい

  46. めたろう より:

    すがやみつる様
    技法も貴重ですが、中身の方が面白かったです。
    途中で、カイジのジャンケンカード買占めを思い出しました。
    って引用すべき作品が違いますね。
    なんか、こういう勝負事に燃える男の作品をまた、、、。

  47. 後藤寿庵 より:

    あ、すがや先生だ。おひさしぶりです。
    僕が初めてパソコンを仕事で使ったのは、MSX2で描いた絵を熱転写プリンタで打ち出したものだったと思います。二色ページの扉絵で、暗い赤を基調に描いたもんで、印刷したら真っ黒になっちゃって大失敗でした。
    Mac買った後も長いこと十分な解像度のレーザープリンタが買えなかったので、実験的に背景や一部のコマに切り張りで使用する程度でした。データ入稿できるようになって全面的にデジタル製作に移行しましたが。
    ところで前のコメントの訂正です。
    初めて全面的にコンピューターで描かれたコミックスとして有名な作品は Shutterではなく、Shatterでした。さらに、この作品はどうやらComicWorksではなく、FullPaintで描かれていたようです。
    http://burningcity.com/bci_html/athanas_comics.html
    ギザギザのシカゴフォントが当時のデジタルっぽさでしたねえ。

  48. ドラゴンボールの商標登録こぼれ話

    たけくまメモで権利関係の話題が盛り上がっているのに触発されて、商標登録についてし

  49. アキバ より:

    こちらの記事に触発されて漫画と権利関係についてしらべていたところ、ドラゴンボールの商標登録をめぐるハプニングらしきものを発見してトラックバックさせていただきました。
    権利関係について、まだみんなが疎かった頃の話であることを考えると、当時の漫画界でそれなりに話題になったのではなかろうかと想像するのですが、いかがでしょうか?

  50. Aa より:

    ↑初耳。面白い!

  51. [その他]漫画の製作方法が特許に?

    http://memo.takekuma.jp/blog/2006/11/post_ac31.html いまやパソコンで漫画を描くのは珍しくもなんともないわけですが、なんと平成8年(1996年)にパソコンを使った漫画の作り方が特許出願され、これが平成16年(2004年)に特許として成立しているとのこと。調…

  52. >後藤さん
     おひさしぶりです。「The Shatter」を家捜ししたんですが、頭からホコリをかぶっただけで発見できませんでした。
     あとからグラフィックノベル版も出たような記憶もあるのですが……。
     ぼくはPC-6001用のタブレットを購入して、これで絵を描こうと思ったこともありますが、ドットが荒すぎて、お絵かきにしか使えませんでした。
    「日経パソコン」にマンガを連載したときは、雑誌のサイズがA4なので、A4のレーザーライターIIでプリントした原稿を原寸で使うと情けない絵になるため、A4を4枚貼り合わせて1ページにする方法を使いました。毎回4Pの連載でしたが、16ページ分の絵を描かねばならず、でも原稿料は4P分で、しかも、当時はアシスタントがいたのにMacは1台だけだったので、手伝ってももらえず、非常にコスト・パフォーマンスが悪かったため、短期でやめさせてもらいました。
     いずれはLANでつながったパソコンで、アシスタントと共同作業する時代になるんだろうなあ……と考えてはいたのですが、当時、そのような環境を実現しようと思ったら、マンガの原稿料ではペイできないような巨額の資金が必要でした。

  53. エイジロー より:

    今日11月29日に、お菓子の「ひよこ」のデザインに関する訴訟で、
    知的財産高等裁判所が「ひよこ」の立体商標登録を特許庁が認めたのを
    取り消す判決を出しましたね。
    要約すると、鳥を象った和菓子は日本中に色々なブランドで存在していて
    全国の23業者がひよこ形の菓子を製造販売し、ひよこの形状自体は
    「単純なもので、ありふれている」との判断を示した。と。
    昔っから「ぽんぽこ」とやりあったり「千鳥饅頭」とやりあったり、
    「ひよこ」は悪名高かったんですよね。
    (ひよこ(福岡)と東京ひよこあるんですが今回は福岡、ややこしい)
    登録したモン勝ちみたいなやり方にムカついてたんで、スッとしました。
    お菓子と同じ土俵ではないですが、
    このエントリのマンガ制作システム特許も、訴えが起こっても、
    実状ををキチンと精査しさえしてもらえたら、
    「登録したモン勝ち」にはならないかも、
    と今回の知財高裁に少し安心したんですが。
    まあ、高裁に行く前にちゃんとしろよ特許庁!と思います。

  54.  最近、ある落語家さんからもらった「なっとうの友」という納豆攪拌棒&鉢を愛用しています。
     http://www.wahei.co.jp/item_nattou.html
     この納豆攪拌セットを使うようになったら、納豆をかき混ぜるのが楽しくなりました。でも、疲れるのが難点です。そこで、電動にしたらどうだろう……と、誰もが考える当然の帰結に至りました。
     もしかして、すでに特許や実用新案がとられているのかな……と先日ちょいと検索してみたら、やはりありました。
     http://www2.ipdl.ncipi.go.jp/begin/be_logoff.cgi?sTime=1162215734
     ここの「特許・実用新案を検索する」から「納豆 攪拌機」で検索してみてください。「魯山人納豆の製造技術と製造機」というスゴイ名前の特許やら、「電動納豆攪拌機」という「なっとうの友」の電動版みたいな実用新案が公開されています。
     ついでに「魯山人納豆ってのはナンジャラホイ?」と杉浦茂の漫画風に疑問を抱き、検索してみたら、こんなのでした。
     http://portal.nifty.com/koneta05/03/28/01/
     納豆も奥が深い。

  55. めたろう より:

    1万回、、、、。(笑)消化が良さそうです。

  56. やまとじ より:

    特許の仕事してます。
    当該特許はまだ見てませんが、日本特許庁の審査官に審査は半端なく厳しいです。正直勘弁してくれ~~~!というくらい。昨日も今日も拒絶査定を喰らいましたとさ。
    米国はちょっと緩いかな?
    当該特許もかなり、請求項が限定されているのではないでしょうか?
    また、特許は、
    「出願」->「公開」->審査->「特許」という段階を踏みます。
    特許公開公報の段階では未だ特許庁審査されていませんから、面白出願はいくらでもあります。
    詳しくはこのページが面白いです。
    http://www3.atwiki.jp/b-files/
    また、実用新案は書面に不備なければとりあえず登録されます。したがって、おもしろ実用新案は探せばたくさんありますが、それで権利を主張できるかどうかが確定したわけではありません。
    また、「著作権」と「特許」は同じ知的財産ですが、まるで異なる権利です。
    同じスポーツでも「サッカー」と「野球」では全然違うことと同じことです。

  57. 鶴見六百 より:

    >すがやみつる先生
    うはー、すがや先生を差し置いて
    >日本で初めてコンピュータ制作の漫画を月刊誌で
    などと書いてしまい、汗顔の至りでございますm(_ _)m

  58. >鶴見六百さん
     あ、いえいえ。こんなことで元祖争いをしてもしかたがないですから(^_^;)。
     いちおうマンガとは無関係に、ずっとアマチュア無線などやっていまして、その延長でコンピューターにもマイコン時代から接することになりました。
     そういえば、たぶん、漫画家でファクシミリを入れたのも、たぶん、うちが最初です。大手出版社にも、社内に1台くらいしかなかった時代でした(小学館で宣伝部に1台だけ)。1982年か93年くらいだったはずです。
     Macで描いたマンガの多く(新聞、週刊誌などの1コマ、4コマなど)は、みなFAXで送っていました。FAXで通せる絵にしようと、線をシンプルにて、拡大率は2倍にしました。当時のFAXですと、どうしてもギザギザが出ましたが、拡大率が大きいとごまかせましたので。
     電気通信法が改正された1985年頃からFAXが爆発的に普及し、新聞マンガなどは、ほとんどがFAXになっていきましたね。

  59. 鶴見六百 より:

    >いちおうマンガとは無関係に、ずっとアマチュア無線などやっていまして
    もちろん存じ上げております!
    ワタシも、BCL→アマチュア無線→TK80→PC8001→紆余曲折→Mac Plus
    →紆余曲折→ゲーム制作、と踏み外しの王道を辿ってきました故(笑

  60. めたろう より:

    PCマンガの話とちょっとずれて申し訳ないのですが。
    以下の記事に「IPマルチキャスト放送に著作権処理の特権を与える法案の抜け穴」の話がでてまして、読んでる内に
    「この抜け穴はYoutubeにも半分はあてはまるのかな?」とか思ったんですが、見当違いなのでしょうか。
    Youtubeの場合は自主制作の合法コンテンツにしても、著作権放棄した事になるから関係ない?
    日経NET ITプラスの記事
    http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT12000030112006

  61. ヨシ より:

    特許関係の仕事をしていました。
    今回取り上げられている発明に関しては出願が平成8年に行われ、公開は平成10年となっています。
    しかしその後、規定の期間内に審査請求が行われていないことから、出願を取り下げたものとみなされています。
    発明が特許として認められるには出願→公開までは機械的に行われますが、
    公開→審査請求は現行法では出願から3年以内(旧法では7年以内)に行わなければ出願取り下げとなります。
    審査請求をして審査官による審決により、特許要件を満たしていると認められたときに、はじめて特許権が認められます。
    上記の理由により、本発明に関しては特許権は存在しないため、PCを使った作画は誰でも自由に利用することが出来ます。

  62. エイジロー より:

    >ヨシさん
    ありがとう。
    ホッとしました。

  63. okgwa より:

    >ヨシさん
    当該特許には特許番号(特許第3520515号)が付されているようですが、
    これは審査がなされ、通ったということではないのでしょうか?

  64.  大掃除をしていたら、ここで話題になった世界発のデジタルマンガ(Macを使って描かれたアメコミ)「The Shatter」が出てきたので、表紙と中身の画像を2枚ほど自サイトに掲載しておきました。興味のある方は、ご覧になってみてください。オリジナル版もどこかにあるはずなのですが、掲載した画像は1988年に出た総集編のものです。
     http://www.m-sugaya.com/macomic/
    (たけくまさん、お大事に)

  65. Aa より:

    ベトナムを53番目の州にしぞこなったナンタラカンタラとあります。人種偏見まるだしのナイトライダーって感じですね。
    ここにあるアジア系男性の顔は実在の写真を加工したのでしょうか。

  66. >Aaさん
     あの頃、Mac用のプリンターのヘッドをはずし、かわりに画像読み取りヘッドを取りつけることでプリンターをスキャナーに変身させる「ThunderScan」という装置が発売されていました。「The Shatter」の他のページの人物も、このスキャナーで写真を取り込んだようなものが多いですね。
     http://www.folklore.org/StoryView.py?project=Macintosh&story=Thunderscan.txt
     このページの下の方にある画像をクリックすると、雰囲気がわかるかと思います。

  67. より:

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