たけくまメモMANIAX

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2007年2月19日

俺の脳年齢

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リハビリは順調…と毎度書いてますが、それでも歩き方はまだヨタヨタしていますし、ロレツも病気前に比べて完全には回ってないのが現状です。毎週4回くらい「言語」のリハビリがあるんですが、マジでアナウンサー訓練みたいなこともやるんですよ。「ガダガ、ガダガ」とか普段発しないような音の組み合わせをしゃべらされたり、「南氷洋の絵を品評会に出したら御高評を賜りました」みたいな早口言葉めいた文章を読まされたり。いや「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」という完全な早口言葉もあったな。

要するに病気でなくても詰まりそうなフレーズばかり。それを、一語一語はっきりわかるように、ゆっくり読み上げるんです。だから厳密には早口言葉ではないんだけど。それでリハビリには他に「作業」「理学」ってのがあるんですよ。どちらも運動療法ですが、強いていうと作業が指先とか腕の運動で、理学が歩行を中心に全身の運動をみるって感じ。でも作業の先生も歩行を見るし、かなり似た部分がある。一度「作業と理学ってどう違うんですか」と尋ねてみたら「難しい質問ですねえ」と言われてしまいました。どうも、専門家にも明快な定義がないみたいです。

それでリハビリの中で一番疲れるのが、実は「言語」なんですよ。ゆっくり読んだとしても発音しづらい音の組み合わせなので、読んでいるうちに首の筋が張ってくるし、20分も経つと息切れして目がチカチカしてきます。

こないだは「言語」の時間に続いて「温泉浴」の時間があり、息切れした状態で入浴したもんだから、湯から上がった瞬間、立ちくらみを起こして危うく倒れそうになりました。ヘルパーさんが横で腕をとっててくれたから助かったけど。なんか、風呂からザバッとあがった状態で、俺は立ったまま数秒間意識を失っていたらしく、はっと気がついたらヘルパーさん数名が大騒ぎになってました。

ソファに寝かされたところに看護師さんが駆けつけて血圧を測ったら、なんと上が80で下が70。最近は上が120~140で安定していたので、風呂上がりの温度差でいっきに低血圧状態になったらしいです。数分たってもう一度測ったら120近くに回復しましたけど。

「温泉に入れるようになれば退院も近い」とはこの病院の患者間に伝わる伝説ですが、こういうことがあるようでは俺の退院はもう少し延びるかもしれません。

それで今日、先日相原コージ夫妻が差し入れてくれたニンテンドーDSで話題の「脳トレ」をやってみました。俺の脳年齢は

80歳

だそうです……。[07’02/17記]

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| コメント(18)

“俺の脳年齢” への18件のフィードバック

  1. にゃあ より:

    ガタカじゃなくてガタガじゃね。。。
    南氷洋・・・なんて、リハビリ中じゃない人にも
    すらすらとは言えませんよ、なかなか。

  2. soge より:

    ところで、どこぞの誰かが「しかし、この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした」と言ったとか言わなかったとか。
    って、そのかなり主観的なところが彼のパーソナリティを反映したものであるし、また、それがその作品に投影された(ている)のであるのだろうけれども、そういった個人的感傷故かもしれない主張に対して、かつては一世を風靡したであろう世間一般ではどうなんだろうという疑問も当然ありますが、どう思われますでしょうか。。。
    あー、ある意味、いつの時も立ちはだかっている「時代」という抗し難い壁って事なんでしょうか。
    って、いきなりですが、竹熊さん、どうぞリハビリがんばってください。

  3. OFF より:

    湯上りで、"やばいッ"と思ったら
    迷わず、『ターミネーター2』ポジションをとりましょう。
    →過去に降臨してきたシュワルツェネッガー(役名不詳)が裸でとっていたポーズの事です。
    (ポジション云々は今、名づけました。)
    わりと有効でしたよ。w (体験済み。ww)

  4. 自分も聞きたい より:

    「この12年間 エヴァより新しいアニメはなかった」
    Comments(1339)
    http://blog.livedoor.jp/dqnplus/

  5. akio より:

    竹熊様は、お話をしていると、最初はあまりなかったお顔の表情や特に目の表情ですが、
    言葉の抑揚が出て来ていつもの竹熊様になりました。
    もう、お話止まりません。
    2/11日の祭日はリハビリが無いそうで、3時間近くぶっ通しでした。
    竹熊様はゲームより、とにかくどなたかとお話をされると物凄くリハビリに成るとこの間思いました。
    多分、大脳フル回転だったのでは?
    ところで、たけくまメモを見ている大人の方よ、
    口だけで応援しているなんて寂しい事言わず、
    この機会に見舞金持参で竹熊様のブログにも書けないお話を聞きに行っては如何でしょう?
    マンツーマンで一ファンとして70cmぐらい真ん前で個人的にお話を聞ける機会は多分、今後無かろうかと思われます。
    本当にマジで面白く、濃い濃ーいお話が聞けて、漢でナイスガイな竹熊様の生の本音が聞けます。
    こんなこと猿島でもありませんでした。
    off会でもあり得ないでしょう。
    お見舞いに2回行った私が言うので間違いありません。
    どうでしょう?
    ちと遠いので、旅行がてらに行ってみては?
    物理的に不可能な方もいらっしゃると思いますが、可能な方は折角ですからどうでしょうか?
    たいへん喜ばれます。
    ちなみに、このblogファンで来た方は2名だそうです。
    七沢リハビリテーション病院
    http://www.kanagawa-rehab.or.jp/
    午前中なら10時~11時、午後なら14時~16時が空き時間となっています。
    午後の空き時間の方がゆっくりお話が出来るかと思います。
    ちなみに、非常に残念だったのが熊様のナースさんには逢えませんでした・・・

  6. 雪風 より:

    >akioさま
    口だけで応援といいますが、やはり体の負担を考えてみると、今はこうやってネットでのやりとりでも十分なのではないでしょうか。
    私も一度長期入院しましたが、親しい友人といえど、来客ともなれば、
    身づくろいなどいろいろ準備もありますし、気も遣います。まして赤の他人では・・・。
    しかも、目的が病気のたけくまさんのお見舞いではなく、
    >竹熊様のブログにも書けないお話を聞きに行っては如何でしょう
    という自分本位なのにも気になります。
    それではその日たけくまさんの体調がすぐれずお話できなかったら意味がないようではないですか。
    一応、たけくまさんのブログではリハビリセンターもイニシャル表示となっているのですから、
    そういう書き込みはどうでしょうか?
    たけくまさんがお見舞いに来て欲しければご自分で書かれることでしょう。
    またこのたけくまメモは沢山の人が読んでいるものです。みだりに病院のお名前を第三者が明かすのはあまり好ましくはないと思います・・・。

  7. Aa より:

    >迷わず、『ターミネーター2』ポジションを
    まっすぐ歩けない病人(自分も経験あり)にこれはないでしょ。

  8. MT より:

    DSトレーニング、最初はみんな老人年齢ですよ。
    文字認識にクセがあったりしますし。「続」で改善されましたが。

  9. 岡本 哲 より:

    2月23日にエヴァンゲリオンの切手が発売されます。早期売り切れが予想されますので外出して郵便局にいけないとまずいですね。

  10. AZ より:

    雪風さんに同意。
    3時間おもしろい話をしてくれるなんて、
    超人的なサービス精神のたけくまさんだから、
    だと思います。
    入院のお見舞いに3時間居続けるのも、ちょっとね。
    やはり1時間を越えないところで、
    タイミングを見て辞去すべきでしょう。
    お見舞いはいい事だと思いますが、
    される側の負担も考慮してね。

  11. *** メルヘンひじきごはんはROEを応援します ***
    *** ガイナに落ちたのに ***
    http://www.mikoto.com/kooge/img-box/img20070218113152.jpg

  12. ジョン・ブリガム より:

    患者が聾唖者だった場合このリハビリはどんなので代用されるんだろーか?──と思った。

  13. 長谷邦夫 より:

    わけが分かんないSFアニメという意味で
    エヴァを超えたものは、どうやら無いようですね。
    わけ分かる~といったものは
    本来SFじゃなく、SF的という
    ところでしょうか。
    現在、すぐ理解できちゃうんじゃ、真の「SF」
    では有り得ない。
    エヴァはその点で、大きな可能性を見せてくれた。さてこんどのヲンの方はどうなんでしょう。

  14. 情苦 より:

     エヴァは映画でいう「2001年宇宙の旅」みたいな存在なんでしょうか。
     それを純エンターテインメントにするというのは、あれですか。
     最初から最後まで猿の決闘しかない2001年宇宙の旅みたいな・・・。ブームに乗り遅れた世代としては、なんか横で起こってる事件ですね。まあ、なんだかんだ言って庵野監督は天才なのでたのしみです。あと実写も・・・(汗

  15. nomad より:

    なんだか無分別に押しかけお見舞いをしたお調子者のように思われるのも不本意ではあります。
    僕もそれなりに社会的な経験をしておりますので、様子を拝見しながら遠慮しつつ対応しています。
    言わずもがなと思いましたのであえて書きませんでしたが、僕がお見舞いに行った時にはたけくまさんのベッドのカーテンは閉まっていました。そのまま遠慮するつもりだったのですが、たけくまさんが起きているのがわかってお相手していただいたのです。
    たけくまさんの様子が、調子が良かったので帰りそびれたというのが実際のところで、たけくまさんは「今から食事なんだけど、それが済んだら続きを」とおっしゃる所をおいとましたのです。
    「遠慮し過ぎて何も行動しないでいる必要は無いよ」という情報提供をしているのに過ぎません。
    僕よりも有意義な行動を取られるという方は、そうした選択をすれば良いでしょう。

  16. AZ より:

    そうか、わかりました。
    入院のお見舞いの基本マナーを、
    ここで言っておくのもいいと思い,
    そういうコメントしたのですが。
    nomadさんの上のコメントを読んで納得しました。
    これまでの描写ですとちょっと言葉足らずで、
    たけくまさんのサービス精神ばかりが
    クローズアップされていたものですから。
     でも、最後の一文は無かった方がよかった・・

  17. 俺も、俺ってば一言多いよなぁとずうっとずうっと思ってたので心がけて心がけて慎んでいたのですが、
    どうもそれって、この国の成り立ちにすら関わってるのネ、と考えてる今です。
    一言多いと困るヒトタチがいるのネ。と。
    いやぁ、今は大人しくしておきますよ?
    言葉って面白いですね。

  18. にょろろん より:

    DS、脳が吹っ飛んでから操作できなくなりました。手がしびれて駄目ですね。DSを持っていられないです。
    言語のリハビリは疲れます、お疲れ様です。
    3時間のお見舞い、私ならくたくたです。

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