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2007年2月21日

コレクター考(2)コレクションは病気である(二)

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「何が危ないのですか?」と俺が問うと、シャイニング氏はニタリと笑って引き戸を開け、部屋の隅を指さして、「不審者が部屋に侵入した瞬間、赤外線センサーが感知して、あそこからタタミ針が発射される仕掛けになっているんです。死にはしないですが、針先には煮詰めたニコチンが塗ってあるので、とても痛いうえ、傷口がなかなか治らないようにしてあります」
「ものものしいですねえ。なぜこのような仕掛けを?」」
「もちろんコレクションを守るためですよ!」

と彼が示した部屋の内部を見て俺は息を呑んだ。部屋は六畳間くらいだろうか、そんなに広くはなかったのだが、中央に万年床が敷いてあり、布団の四隅に沿ってビッシリと天井までマンガが平積みされているのだ。冬の豪雪地帯で、道路だけ除雪されて道の両側が高さ数メートルの「雪の壁」になっている風景があるが、あのような感じで、まさに「マンガの壁」である。よくも床が抜けないものだと思った。

「夜中に地震があったらどうするんですか」
「そのときは、死ぬかもしれません。これまでも何度か自然崩落したんですが、ラッキーなことにいずれも私は仕事中で、不在だったんですよ」

その部屋には万年床の上と、入り口から布団に至る人ひとりが横歩きでやっと通れるけもの道を除いて、まったく身の置き所がなかった。しかたなく野郎二人、布団の上で体育座りで会話をした。四方のマンガの壁を眺めると、チャンピオンコミックスのような普通の新刊も多かったが、底近くの層には貸本時代の水木しげるなど、貴重なものもあった。だがうっかり触れると壁が崩壊しそうで、「ちょっと拝見」と抜くわけにはいかない。

「蔵書は他にもあるのですか?」と聞いたら、メインのコレクションは実家に置いてあるという。「ここと実家をあわせれば2万冊以上ですかね。そっちには手塚の『新宝島』もあったんですが、さすがに保存状態が悪くて。ところがこないだ帰省したら、父親が『新宝島』をゴミと間違えて捨ててしまっていたんですよ。あのときばかりは親といえども殺意を抱きましたよ! 以来、実家の俺の部屋に親が侵入したら、すぐわかるような仕掛けがしてあります」

それから彼は「もうひとつの趣味」だというアーミーナイフのコレクションも見せてくれた。アタッシェケースに数十本のナイフが丁寧に詰めてあって、ピカピカに磨き上げられたそれを手にニカッと笑う姿は、ニコルソン似なだけにかなりの迫力があった。

いろいろ見せるうちに上機嫌になったのか、彼は「じつはもうひとつ趣味があるんですが、特別にお見せしましょう!」といって、近所の幼稚園の女児を撮影した大量のスナップ写真も見せてくれた。これが俺が「本物のロリコン」を見た最初である。一言申し添えると、当時(1980年)はロリコンブームが起こってまだ日も浅い時期であり、ローティーン少女の全裸写真集が普通の書店で平然と置かれていたり、エロ雑誌に幼女のヌードがカラーで掲載されるのは日常茶飯事だった。

だからニコルソン氏が「そういう写真」を撮っていても、当時は「微笑ましいご趣味ですねえ」という感想以上のものはなかったのだ。それにしても、膨大なマンガの壁に埋もれて夜な夜なマンガとナイフと幼女の生写真を愛でるニコルソン似の男というのは、俺の人生の中でも、かなりのインパクトがあったことは確かである。

    ●

……どうも最初に出す事例として、俺はかなりの特殊例をあげてしまったかもしれない。一応本エントリの主旨は「コレクター考」なので、「マニアの生態研究」とは少し目的が違うのだ。もちろんコレクターもマニアの一形態であり、生態は同じといえばほとんど同じなのだが。

ニコルソン氏の場合、肝心のコレクションの輪郭がはっきりしなかった。確かに貴重な本もあったのだが、マンガであれば手当たり次第に集めていた感じで、「得意分野」が俺にはよくわからなかったのだ。どちらかというと、マンガを集めることそのものよりも、「マンガに埋もれる生活」自体に、より大きな喜びを感じている風なのである。いや、もちろんコレクターの重要な快楽として、「自分の集めたモノに首まで浸かって生活する喜び」があるので、このへんの判断は難しいのだが。

最後にひとつ言えることは、俺が見た範囲での彼のコレクションは、集めたマンガをただ無造作に部屋に積み上げているだけで、たとえばトレペやハトロン紙でブックカバーをかけるとか、稀覯本のみガラス戸の本棚に収納するといった、まともなコレクターなら当然やるような保存方法にはまるで無頓着だったということである。つまり、彼は「マンガコレクター」ではあったかもしれないが、「愛書家」ではなかったのだと思う。

確かに現代マンガ図書館の内記館長のように、私財をはたいて「日本のマンガを全部集める」方針の人もいる。おそらく個人の力であそこまでのコレクションを築くことは、今後とも誰にもできないだろうと思う。

しかし内記さんには集めたものを「広く世の中に公開する」という社会的使命があるわけで、そこが普通のマニアともコレクターとも違う特別なところである。まあ、ニコルソン氏の場合は「マニアが、自分のコレクションに注ぐ異常な愛情」の一例としてお読みくだされば幸いである。次回は「尋常ならざるコレクションを築いたコレクター達」について書くことにしよう。もちろん、全部俺がお会いして、この目で見た実例である。

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| コメント(51)

“コレクター考(2)コレクションは病気である(二)” への51件のフィードバック

  1. たにしんいち より:

    立川談志師匠もそういうロリータ写真を結構持っていらっしゃると聞いたことあるのですが本当ですか?違っていたら本当にスイマセン。

  2. ポン一 より:

    いやあ、いいですね。紀田順一郎さんの『書鬼』という小説を思い出しました。それから四半世紀を経たニコルソン氏の現在を想像するとワクワクしますな。

  3. syuu より:

    わくわく。
    キレキレの記事で、続きがすっげー楽しみです。
    (リハビリ中ですけど)完全復活といった感じがします。。

  4. 長谷邦夫 より:

    マンガではないが
    草森紳一『本が崩れる』(文春新書)の
    写真と文章前半が面白い。
    家中の本棚と、部屋に積み上げの秘術。
    玄関まで本の山。炬燵部分しか
    人間のスペース無し。
    細い隙間を移動して資料本を取り仕事をする。
    或る日、風呂へ入ろうとバスルームに入ったが。
    本が大量に崩れ、ドアの前に押し寄せたために
    バスルームに閉じ込められる。
    窓などは全く無く、唯一の出口たるドアが
    幾ら強く押しても、
    どうしても本の重みで開かない。
    長期の執筆で、訪れる友人、編集者は殆ど無い。
    壁を叩き隣部屋の老女に
    きずいてもらおうと思うが不在。
    携帯電話などは、持っていない。
    どうやって脱出できたか??

  5. 何処へ行っても小野訳版スパイダーマン4~8巻が無いので現代マンガ図書館に赴いたことがあります。
    凹みました。
    T2の後がスパイダーマンとアナウンスされて待つこと十余年。
    凹みました。
    3作目で何故か復活。
    凹みました。
    その顛末を愚痴っぽくオフィシャルに海越えて書き込み。
    没りました。
    でもヴェノムが出ればなんでもいいんですゥ~♪イェイイェイ!

  6. 追伸ブラックスパイディのコスにウェブデザインは似合わんと思っちょります。アメコミ版のデコレートレスなアメリカセンスをどうするか楽しみだったんですが。ちと肩透かし。

  7. エイジロー より:

    昔観たドキュメントで内藤陳さんの部屋を紹介してましたが、
    膨大に溢れかえる本の上に布団敷いてたような気が。
    重みで畳が落ち込んで歩くとグラグラしてました。
    やっぱりミステリーハードボイルド好きだけあって、
    ペーパーバックやハヤカワ・ポケミスとかが多かったようです。

  8. あんとに庵 より:

    着実に御復活のご様子。よかったです。
    コレクターとはいえないが乱読大王の文化人類学者の山口昌男氏が「書庫が札大に出来た」というので行ったのですが、やはりバカみたいな量でした。いままでこの膨大でジャンル問わずの書籍をどうしていたのか謎。古書のコレクションで有名な荒俣宏の平凡社の部屋もすごかった。整理もされずに貴重本、アンチーク雑誌が無造作に山積み。
    こういう人たちはどこにどの本があるのか把握してるんだろうか?
    ニコルソン氏も把握してるのかなぁ?
    純粋なコレクターは分類して整理してる人だと思ってましたが、ニコルソン君のような「埋もれるのが好き」タイプは荒俣さんもそうかな。
    「尋常ではないコレクター」の次が楽しみです。

  9. 後藤寿庵 より:

    大学時代の後輩の家がかなり近い状況でした。寝床以外の床に天井まで漫画が積み重ねてあって、「こりゃいずれ床が抜けるぞ」と言っていたものです。彼の場合はコミックスではなく、花とゆめなどB5の各種少年少女誌がメインで、コミックスよりは崩れにくかったかもしれませんが、成長速度を考えると恐ろしいものがありました。

  10. めたろう より:

    煮詰めたニコチン針!生生しくて良いですな。

  11. めたろう より:

    ちなみに、これ「ゴミ屋敷」の症例と通底してるんではないかなぁなどと思ったりして。
    「愛着の対象が他人から見るとゴミ」と言うだけの違いなのでは無いかと。
    ただゴミに関してのコレクター文化があるわけでは無いので、例えばゴミ屋敷の住民同士が、ゴミについて熱く語り合うシーンと言うのは想像できん訳ですが。
    こういう人種は原始時代からいたりしたのでしょうか。集めたバッファローの頭蓋骨に埋もれて暮らす、とか、食べた人間の頭蓋骨に埋もれて暮らすとか、、、、。

  12. めたろう より:

    後、「本が崩れる」への回答。(3連投すみません)
    何らかの形でドアを破壊する、以外に思いつけません。
    大概ガラス製なので、部分的に破壊し、本を内側に崩れさせて外側に空間を作り、またバスルームに本を移動し積み上げて外側の空間を広げた後、割れた箇所からドアノブを回す。
    こんなとこで如何でしょう。

  13. Aa より:

    バスルーム側に引くタイプのドアであることを
    当人が忘れていた、とか。
    パタリロねたで恐縮。

  14. 蛾三郎 より:

    面白いシリーズですね。
    個人的には、本文でちょっと仄めかしてあったような、偏執的なデータベース作製狂タイプのコレクター事例に興味あります。
    気分が乗られましたら、是非続きをお願いします。

  15. 一度トイレに入っている最中に廊下に積み上げた本の箱が崩れて、閉じこめられたことがあります。バラなら何とかなるかもしれないですが、箱に入った本は動かないですねぇ…。
    ツマが外出から戻るまで約3時間、トイレに本を持ち込む習慣があって良かった、とつくづく思いました。
    でも独身だったら…

  16. ぬるはち より:

    たけくまさん。
    最近のご回復ぶり、本当に良かったです。
    コレクター考面白いですね。
    (1)から(2)へのヒキといい、
    ノリが戻った感じで嬉しいです。
    >針先には煮詰めたニコチンが塗ってある
    毒だよ毒!
    どのくらいの濃度かにもよるけどヤバイなあ!
    もしかして実家のほうにもそんなシカケが・・
    親が臥せってたら侵入のサインなのだろうかっ?!
    そして真性ロリ+ナイフコレクション+シャイニングニコルソンとは、
    禍々しすぎる~。

  17. 長谷邦夫 より:

    >本が崩れる
    ↑、ガラスなど無し。破壊は出来ないんですよ。
    じゃあ、どうしたか。
    彼は、バスルーム内に有った原稿用紙で
    依頼のエッセイを1本書く…。(笑)
    これ以上は、申し上げませ~ん。(イジワルゥ)
    ヒントは、ドアの下の床との細い隙間。

  18. 情苦 より:

     そういえば、蛙男さんのフロッグマンショー・・・本当に劇場公開しますね。
    アニメ!アニメ!ニュース
    http://animeanime.jp/news/archives/2007/02/317_221.html
    公式HP
    http://www.kaeruotoko.com/movie/index.html

  19. エイジロー より:

    >長谷邦夫さん
    ま、まさか、
    ドアの隙間から書けた原稿をのぞかせたとたんに、
    「ゲンコーのニオイを嗅ぎ付けた編集者」が、
    ソッコーでやってきて掘り出しにかかるんですか?!
    わははっ。

  20. 長谷邦夫 より:

    >エイジローさん
    違うのですよ。
    脱出はあくまで「風呂場」と関係がある
    「或る物」によって実現するのです。
    これが、笑ってしまう!
    ヒント
    このマンションに引っ越すときに
    友人が記念にくれた物なんです。
    多分、貴兄のバスルームには無いモノです。
    もちろんぼくの家にも有りません。
    さあ、何だったんでしょう?(笑)
    草森さんも相当変人ですが、
    彼の友人も相当トボケタ方だと思う。
    でもソレが草森さんの餓死を救ったんですから
    驚きモモノキなんです。ハイ…。

  21. めたろう より:

    足拭きマットしか思い浮かばんです。
    あ。風呂場の中に初めからあるなら違うか。
    風呂場に関係があって、普通の家には余り無いもの?
    ドアと床の隙間?
    中から押すシチュエーションになるのか?
    寝て起きたら思いつけるかなぁ。

  22. たにしんいち より:

    長谷さんへ
    紙を燃やすことと関係がある?
    焼却炉?そんなもん風呂場に置かないなあ、、、
    ライターは風呂場と関係ないし焼死してしまう恐れがある、、、紙を溶かすか食べる的なものか?

  23. たにしんいち より:

    ↑これ明日までに考えてみるからもーちょっと答え待って下さい!

  24. エイジロー より:

    >長谷邦夫さん
    違ってましたか・・
    てっきり「そろそろ出来上がる頃だと思ってました。」と、
    間髪いれず編集者が登場かと。
    残念!
    一回休み!!(お立ちになる私)

  25. 長谷邦夫 より:

    いま本を確かめたら、引越しのときに
    もらったのは間違い。
    なんと30年も前に貰ったもの。
    こんな代物を30年も持っていて、
    引越し先まで持ってきたというのも
    草森さんは、変!
    でもコレで出られたんだから、
    モノは大切にすべしか~。

  26. にせロッカー より:

    お風呂で窮地からの脱出とくれば、
    昔の映画「マイクハマー」思い出すぜ!
    室内にガスを充満させ、自分はバスタブの水中に沈んで、突き出した手で着火!
    敵からなにからみんな吹っ飛ぶって訳さ。
    (みんな吹っ飛ばしてどうする・・ライターはその友達がくれた着火マンとしても、
    ガス風呂じゃないかもだしな。)
    多分死ぬ前に消防が駆けつけてくれるとは思う。

  27. たにしんいち より:

    お風呂の戸のすき間というのがヒントなんですよ
    間に差し挟めるものなんだと思う 
    孫の手的なものか?しかしそんなんで戸口をふさぐほどの本の山をどーにかできるのだろうか?

  28. 門弟廃村 より:

    >長谷さん
    それを風呂ガマの中で燃焼させ→不審な煙を発生
    →通報を受けた消防が急行と・・。(発炎筒があれば一発だな)
    そういえば「湯の花」なぞ燃やせば強烈な臭いと黄色っぽい煙が
    出そうですが。ドア下の隙間で呼吸して我慢する・・と。
    (いけね。エッセイの原稿が焚き付けにしか使えん)
    いや粗塩も使って紙のヌカヅケを作って食いしのいだのかも。タハ。
    (なんだか考え疲れてイイカゲン)

  29. 門弟廃村 より:

    すいません肝心の所欠けましたのでもう一度。
    >長谷さん
    えーそのオフロには、
    友達がくれた美肌用「ぬか」(か、それに類する物)が置いてあり、
    それを風呂ガマの中で燃焼させ→不審な煙を発生
    →通報を受けた消防が急行と・・。(発炎筒があれば一発だな)
    そういえば「湯の花」なぞ燃やせば強烈な臭いと黄色っぽい煙が
    出そうですが。ドア下の隙間で呼吸して我慢する・・と。
    (いけね。エッセイの原稿が焚き付けにしか使えん)
    いや粗塩も使って紙のヌカヅケを作って食いしのいだのかも。タハ。
    (なんだか考え疲れてイイカゲン)

  30. Aa より:

    あのー図書館か本屋さんに出向いて
    手にとってみたという方が一人はいてもいいと思うのですが。

  31. たにしんいち より:

    それで当てても面白くも何ともないからですよAaさん あーおれギブアップ 答は、孫の手でいい
    あーでもそれはそれとして草森さんの本はそのうち読んでみようっと

  32. 九郎政宗 より:

    「六尺ふんどし」を窓からたらして
    救援要請・・・を想像。

  33. キャサリン・ベーカー・マーチン より:

    さすがというべきかどうなのか、Aaの書き込みはほかの人とはひと味もふた味もちがうな。w

  34. めたろう より:

    >長谷様
    「泡のお風呂用のローションを隙間から流し、すべり易くして押した」でしょうか?
    >たにしんいち様
    「孫の手的なもの」→「泡のお風呂用の柄の長いあかすりブラシ」ではいかがでしょう?
    いくらなんでも、そんな事で崩れた本が動くだろうか?とは私も思いますが。
    ただ、
    ・三十年前から売られていて
    ・風呂場のドアの隙間から作用できるもの
    という条件には合うかと。

  35. エイジロー より:

    “お風呂に関係する物”で“一般のお風呂には普通置いていない物”
    と言うと・・
    思いつくのは「火吹き竹」ですね。

  36. nomad より:

    > お風呂に関係する物”で“一般のお風呂には普通置いていない物
    すまんエロ風呂椅子しか思いつかない俺はどうしようもないバカエロだ

  37. nomad より:

    あっ思いついたエロローション
    と思った俺は底抜けの大バカエロ

  38. にせロッカー より:

    もちろんエロ風呂系はずっと考えてたんだが、
    使えそうなのはスケベマット(名称不明)くらいだった。
    そしてそれをドアの隙間から・・と考えてもダメだった。
    無念。

  39. JIMMY より:

    その後のニコルソンさんは
    社会生活きちんと営まれていられるのでしょうか・・・?
    表題どおり病気である場合、ニコルソンさんの病状は進行したら社会生活の中では収まりきらないのではと思いました。

  40. takesi より:

    本編のお題が「コレクター」であることと、
    密室風呂大脱出。
    >こんな代物を30年も
    >もちろんぼくの家にも有りません。
    とネタを振っておきながら頑ななまでな弁解口調が、恥ずかし系の回答を探らせてくれてなりません。
    ここは、一番おバカな脱出方法を捻出して草森さんに報告し、笑ってもらえたらこれ幸い。
    しかし気になるのは
    >彼の友人も相当トボケタ方
    どんな脱出劇なんじゃろう?ドキドキ。

  41. 門弟廃村 より:

    機転と知識を駆使し脱出とは、
    日本版「冒険野郎マクガイバー」ですな。
    (もう思い付きませんので観戦)

  42. 長谷邦夫 より:

    >たにしんいちサン
    あなたの「孫の手」が一番近いです!
    ここまできたので「正解」を!
    風呂場内に普通孫の手は有りません。
    「湯掻き棒」です!
    温泉場で、高温度の湯をかき回す棒があるんです。それを小型化したオミヤゲ。
    彼はそれを「ふと」思い出した~と言います。
    それは一種「魔のとき」だだったと。
    神が「死ね」と言えば死んでもいいや~という
    心理状態のときの「ふと」だった。
    それが、なんと脱衣場の片隅にひっそり
    立っていた。
    棒の先端には、掻き回すための長方形の
    板がついていたので、取っ手の方を
    ドアの隙間にある小さい穴から外に
    突き出し、棒を何度も水平に強振してみた。
    すると、間もなく棒に当った本が弾き飛んだ。
    これを繰り返し、20冊ほどの本を動かすと
    ドアが20センチ程度、やっと外へ開いた!
    そこへムリヤリ体を押し込んで、
    必死で外へ出た。
    体が小柄で痩せていたが、かなり
    痛かった~とのことです。
    コリャ、皮膚がスリムケたでしょうね。
    いやはや~~~。
    と言うことで御座います。

  43. めたろう より:

    ギャー!思いついたことは全部書きゃ良かったー!
    ていうか、湯かき棒はそう珍しくは無いっす!
    従兄弟んちにはプラスチック製の湯かき棒があったもの。
    これを排除したのは、市販の湯かき棒は結構太いのでNGだと考えた為。
    だから、たに様の「孫の手」の平べったさに準じる薄さが必要だと考えたのです。
    後、風呂の蓋も考えましたが同じ理由で却下しました。
    まぁ、どっちにしても、「脱衣場の」ドアかどうかを確認しなかったり、甘かったですな。
    も少し踏み込んで情報お聞きしても良かったなぁ。

  44. たにしんいち より:

    うーん凄い脱出劇ですね、、、
    しかし本収集家が本に埋もれて死ぬというのは映画「SAW」のジグソー(ムチャクチャ非道いヤツ)が考えつきそうな殺し方だなー で、何か湯掻き棒みたいなのをおいといて「1時間で本どかせたらキミの勝ちだけどできなかったらゲーム・オーバーね」とかね
    不二夫プロも風呂場が本置き場になっていて入浴できなかったんでしたっけ、、、事務所借りた意味ないじゃんって読んでて思ったものです
    長谷先生の本まだ出てきません 
    どうも老母が捨てた可能性高いのですが不毛な言い争いもしたくないので、、、
    図書館で借りようかなあ(笑)

  45. より:

    竹熊さんの文章がすっかり本調子で嬉しい限りです。
    草森紳一『本が崩れる』(文春新書)は出てすぐ買って読んだので、知ってました。
    奥付を見ると2005年10月20日発行ということで、図書館で探さなくてもまだ普通に本屋さんに置いてあると思いますよ。
    山積みになった本の写真が文字通り圧巻です。

  46. エイジロー より:

    うあああ。
    >長谷さん
    回答早いッすよ!
    「湯もみ板」で考えてたのに・・
    「湯かき棒」とは少し違いますが
    あんまり口惜しいんで書いておいた解答をアップさせてもらいますっ。
    “お風呂に関係する物”で“一般のお風呂には普通置いていない物”
    と言うと・・
    次に思いつくのは有名温泉の「湯もみ板」ですね。
    コイツを扉の下から突き出し本の下に差し込み、
    体重をかけてテコをきかせたり、撞木のようにどついたり、
    本を強引だが少しずつ排除し、扉の開くスペースを確保する。と。
    片手が通る隙間が開いたら、そこから手で一冊ずつ取って、
    こちらに取り込む&崩れてこない方へ放り投げる、
    で、脱出成功。ゼイハー。
    と、書いておいて・・
    帰宅してみたら回答タイムが!
    く・くやしい。きいーっ(ハンカチを噛む)
    風邪で朦朧としてんのに悩んで悩んで星野仙一
    もう。だめ・・・しむ。

  47. nomad より:

    エロつながりで、いっそバイブを隙間につっこんでヴインヴインと動かして本をどかした!
    うん。そういうことに脳内変換完了しました!

  48. 黒酢 より:

    なんかもっとイカシた脱出法だと思ったのになあ。
    当事者はアタマは使わなかった。
    そこがポイントだった?

  49. 長谷邦夫 より:

    みなさま。
    お疲れさまでした。
    ぼくは昔から草森先生を尊敬しているんです。
    でも、これにはヤラレタな。
    この本の前ずけに、なにやら書いている
    坂崎某氏~は『ニャロメの数学教室』の
    企画者です。
    ぼくのCOMパロディの評論を真っ先に
    書いて下さったのが草森先生。
    何やら不思議なところでつながって
    いるようだ…。

  50. ATSUSHI より:

    このシャインニング氏の話は相当クルものがあります。
    物質的なものではなく精神的なもので。
    ほんとにその後どうしたんでしょう。

  51. にょろ より:

    このニコルソン氏のような場合、
    あまりにもまがまがしいイメージに、
    みなさん「いつかヤバイ事しでかすのでは?」と
    思いがちでしょうが、
    元々そういう外向きベクトルじゃないので、
    実際事件を起こす割合は低いでしょう。
    病気や、不慮の事故によって亡くなる事が多いでしょう。
    この場合、特に不慮の事故死しやすそうな生き方です。
    なお存命の場合、失礼をお詫び申し上げます。

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