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2007年3月3日

コレクター考(9)男のコレクション、女のコレクション

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今回は少し角度を変えて、引き続きコレクターについて考えてみたい。コレクションの「男女差」について、かねてからの考えを書いてみようと思う。

これまで書いてきたコレクション話は、主として「男」のそれについてであった。そこには、とてつもない濃度の「喪」(もてない男)パワーが渦巻いていたような気がする。本田透の「電波男」さながらの人間模様が、そこにはあった…ような気がするのだ。

世間的にも「コレクター」というと、やはり「男がやるもの」のイメージが強いのではないだろうか。確かに人生のすべてを賭けるような、気合いの入ったコレクションを築くのは男性が多い。ゴミ屋敷の主にはたまにバアサンもいるが、あれをコレクションと呼ぶ人は誰もいないだろう。

では、女にコレクターはいないのか。そんなことはない。お気に入りの小物を集めたり、可愛い洋服を集めたり、素敵なティーカップやヌイグルミを集めている女性は現実に多いではないか。

古い例で恐縮だが、70年代前半のアイドル女優だった岡崎友紀はスヌーピーの大ファンで、キャラクターグッズを部屋一杯に集めていたし、黒柳徹子は40年来のパンダ・フリークであり、パンダのぬいぐるみやパンダ絵の入った小物を集めているという。また世の中には、高級ブランドのバッグが誕生日になると自然と「集まってくる」女性もいるようである。…コレクションとはちょっと違うかもしれないが。

一般的に男性は古本やソフビ怪獣、萌えフィギュアは集めても、洋服や素敵なティーカップを集める人は少ない。まあ俺の知る限りでは皆無だ。……いや、もしかすると一体数十万もするオリエント工業製高級ダッチワイフ(萌えタイプ)の愛用者には、「彼女」に着せるためのフリルのついた可愛い服を集めている者がいるかもしれないが。だがそれはあくまで「男のコレクション」であって、べつに自分が着るためではあるまい。いずれにしても、女性がコレクションとして好む分野と男性が好む分野には、ジャンルの違いはある。それは確かである。

しかし俺が言いたいのは、「集める対象」の差異についてではない。どちらかといえば「集める行為」そのもの、その行動パターンにこそ、男と女には容易に通じ合えぬ、根源的な違いがあるのだと考えている。

これはけっこう説明が難しい部分だ。抽象的になるが、こういう言い方はどうか。女のコレクションが「自分の好きなモノ」だけを集めるのに対して、男のコレクションは「世界」を、あるいは「宇宙」を集める行為だと言えるかもしれないのだと。そのために男は、あえて「好きでないモノ」でさえ集めることもあるのだと。

……やはり抽象的すぎただろうか。「世界」「宇宙」を集めるとはどういう意味なのか? それに「好きなモノ」を集めることはコレクターとして当然ではないか? 反対に「好きでないモノ」を集めるコレクターなど、存在するのかという疑問もあろう。以上を説明することは、大変難しいのだが、重要なポイントなので避けるわけにはいかない。

たとえばコレクションの王様と呼ばれる「切手収集」を考えてみよう。俺の子供の頃は少年雑誌に必ず切手コーナーがあって、すさまじいブームであった。切手には長大な歴史があり、圧倒的に豊富なバリエーションがある。値段も高価なものから額面通りに買える手頃なものまで揃っていて、奥が深いと同時に子供にも手が出しやすい手頃なコレクションであった。

切手には「通常切手」と「記念切手」がある。通常切手はもちろん葉書や封書を出す時に貼るもので、一方の記念切手も通常切手と同様に使うこともできるが、普通は「コレクション用」として扱われることが多い。世界の国の中には、外貨目的で他国に向けて記念切手を発行している小国もある。

そして記念切手はたいていの場合、「シリーズ」として何枚組かで発行される。コレクターの心理として、できればシリーズを全部揃えたいという衝動に駆られるのが普通だ。「完揃え=コンプリート」の誘惑である。

記念切手に限らず、食玩など、もとから「シリーズ」で発売されることが多いものは、マニアのコンプリート欲を刺激するため、わざとそうしていたりするわけである。この「コンプリート欲」は男性に多く、女性にはあまり見られないと俺は思うのだが、どうだろうか。そんなことはないという女性からの反論があればぜひ意見を聞かせて欲しい。

俺もかつて60年代末の「少年マガジン」バックナンバーを集めていたときには、ある年のある号だけがどうしても見つからず、都内の古本屋をほぼ踏破したことがあった。しかも、その内容が特に読みたかったわけではないのだ。背表紙をズラリと並べたときに、その号だけ欠けているのが「気持ち悪かった」からである。もはや理屈も何もない。どんなにカネや時間がかかろうとも、「それ」を集めずにはいられないのだ。当時は、寝ても覚めてもその号のことだけを考えていた。内容は「どうでもいい」のに、である。

これが俺が言う「好きでないモノでも集める」ということである。より正確に言うなら、当時の「マガジン」はもちろん「好き」なのだが、「欠落を埋める=コンプリートする」ことに頭が完全に支配されてしまい、「中身」のほうはもうどうでもよくなっているということである。こういう心理、同好の士ならわかってくださるのではないか。女性がどれほどいるかはわからないが。

パンダマニアの女性がいたとして、本当に「パンダならなんでも」集める女性がどのくらいいるのだろうか。多くのパンダグッズの中には、正直「可愛くない」ものもあるのではないか。それでも「欲しい」女性がどのくらいいるものなのか、俺にはよくわからない。男コレクターの場合、「それなくしてコンプリートできない」となったら、可愛かろうがそうでなかろうが、個人的な興味などどうでもよくなるはずだ。「コンプリートすることで、世界を完成させる」ことが、より重要な目的になるからである。

俺がコレクションを考えるうえで、「世界」や「宇宙」という言葉を使ったのはこういう意味においてである。男にとってコレクションとは、コンプリートすることで「体系」を完成させる、要するに「世界」なり「宇宙」を完成させることではないかと思うのだ。彼はコレクションすることで壮大な観念のジグソー・パズルを完成させようとしているのである。

女性にそういう人がまったくいないとまでは言わないが、少ないことは確かだと思う。多くの女性にとってのコレクションは、どこまでも「好きなモノ」を自分の手元に寄せる行為だと思うからである。

一方、集めることによって「世界の模型」を作らざるをえない「男」に対して、俺はある種の「哀しみ」を感じざるをえないのだ。これは個人的な仮説なのだが、男にとってのコレクションとは、「子供を産むことができない」ことへの「代償行為」ではないかとさえ思うのである。

女は子供を産む、即ち一個の生命を自らの体内に形成することができる。男は小作りに「協力」することはできても、自ら生命を生み出すことはできない。そこでその替わりとして「コレクション」があるのではないか、というのが俺の仮説である。コレクションとは、本質的に欠けた機能を、モノによって補完する行為なのではないか。しかしモノはどこまで集めてもモノなのであり、生命がそこから誕生するわけではない。これが男にとっての本質的な「哀しみ」でなくしてなんであろう。

女のコレクターは、好きなモノに囲まれて幸せそうだ。一方、俺が男のコレクターに感じるのはただ「業」の深さであり、おのが因果を見つめての「嘆き節」である。俺は以前、ブックコレクターとしても著名な荒俣宏氏にはじめてお会いしたとき、会話の中で氏が何度も「なんで本なんかを集めてしまったんだろう……」と嘆いていたことを思い出す。

「20~30年代のアメリカのパルプマガジンなんか、積み上げれば数メートルに達するくらい集めたんですけどね。あるときアメリカの古書店に発注して、丁寧にパックされたものが届いたんですが、ビニールの封を解いた瞬間、雑誌が粉みじんになって飛び散ったんです。もともと紙質が悪い上に、何十年も封印されていたものですから、急激に外気にさらしたボクがバカだったんです。諸行無常といいましょうか、そのときボクは、こんなものを集めざるを得ない自分の宿命を呪いましたよ……」

荒俣氏の述懐を聞いて、俺は思わず身が引き締まる思いにかられた。そんな荒俣氏であるが、80年代末に小説『帝都物語』が大ヒットして、いきなり2億とも3億ともいわれる巨額の印税が転がり込んだとき、氏はそれを全部古本購入に使ってしまったそうである。その中には一冊一千万もする17世紀ヨーロッパの手彩色銅版画の図鑑があり、それが氏の大著『世界大博物図鑑』(平凡社)のネタ本にもなった。しかし翌年の確定申告で、同書購入を「必要経費」として申告したところ、税務署は最後まで認めてくれなかったそうである。

「一冊一千万もするような本は、経費とは認められない、宝石と同じく資産扱いになるというんですよ。ボクにとっては必要経費なのに…」

こう言って荒俣さんは「本なんか集めるもんじゃありませんよ。不幸になるだけなのに……」と、深くため息をついた。その顔は、不治の難病を宣告された患者のそれであった。ちなみに荒俣先生によると、文庫や新書、ソフトカバーについては「本のうちに入らない」そうである。(あと一回で完結)

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| コメント(60)

“コレクター考(9)男のコレクション、女のコレクション” への60件のフィードバック

  1. Aa より:

    男は目で選ぶけれど、
    女は体がカンジルものを優先するのですマル

  2. ノーブル・ピルチャー より:

    面白い論考ですな。
    誰かの受売りだったか、自分で考えついたことだったか、もう分からなくなってしまったが、「男は空想的、女は想像的」って話を思い出しましたな。男の考えや思いは地ベタをはなれて上にどこまでも飛翔していって空想的だが、女の考えや思いはどこまでも地ベタをはなれず想像的だ、と。

  3. ノーブル・ピルチャー より:

    やっぱり下の部分もつけくわえよう。
    たとえば「フェラチオ」という言葉を、男の考えは空想的に上に飛翔していくので、自分とは無関係な他人事として考え、その行為の滑稽さや突飛さを面白おかしく笑い話にできるが、女の考えはどこまでも想像的で、その行為にともなう感触がその言葉によってきわめてナマナマしく具体的にパッと口内そのほかによみがえってくるため、それがその場にそぐわない話題だと露骨にイヤな顔をされたり険しい抗議の表情になる。
    こういう説明を、たぶん若い女は特にそうかもしれないが、つきあって親しくなった女などに話しはじめると、その途中で「エエッ! 男って感触が思い浮かばないの!?」などと驚いて聞き返されることがよくある。
    男の頭のはたらき方と、女の頭のはたらき方は、このように全然ちがう。今回の話題はそこらへんのことと明らかに関係あるだろうな。

  4. エイジロー より:

    もしかすると、出してしまった無数の精子(しかもほとんどは成就
    できずに消滅)への悲しみを、
    なにかで補填しようとしているのかもしれませんな。男は。
    女は月に一個から数個だし。卵子。

  5. senpachi2b より:

    はじめて書き込みします。いつも楽しい文章をありがとうございます。体に気をつけつつこれからも続けてください。
    >とてつもない濃度の「喪」(もてない男)パワーが渦巻いていたような気がする。本田透の「電波男」さながらの人間模様が、そこにはあった…ような気がするのだ。
    そのとおりだと思います。
    映画「40歳の童貞男」でも主人公はコレクターでした。制作者も言ってましたが、本来は向かうべき性エネルギーがそっちにいってしまった結果を表しているのだとか。確かに、普通に考えれば成人男性ならば稼いだ金は異性、家族との関係で出費されるようになりますからね。
    またルサンチマン的に女にもてないという現実から目を背けれる効用もあるのかな、と考えています。周りの男がもてる為に服やデートに金を使うのを馬鹿にしながら、自分はセンスがいい、特別な方面に金を使っている、という中2病的な慰めもあるのかと。そしていつかその価値を認めてくれ、尊敬してくれる誰かが現れるのではないのかと夢想している。
    私は部屋の掃除をした際にもう二度と何かをコレクションをするのはやめようと思いました。
    それを集めたところで収入が上がったり、女にもてるわけがないんですよね。
    究極的には物質的な幻想を抱かないと言えばいいのか。
    ブサイクがボンドカーに乗ってオメガをつけようがジェームスボンドにはなれないんですよ。
    モノを所有しても人生に変化がおきることはほとんどないですから。

  6. TV番長 より:

    男性でも洋服を収集ってのはけっこうポピュラーっすよ。
    ジーンズとかフライトジャケットとかハワイアンシャツとか。
    どれもコレクターグッズ要素が濃いですけど。

  7. 長谷邦夫 より:

    荒俣さん、徳間書店のSF大賞を獲った
    パーティ会場で挨拶に立ったとき
    開口一番「私にツケがある古書店の方は
    いまスグ言って下さい。賞金はただちに
    無くなるんで~」ってなことを言ってた。
    昔話しでゴザイマスガ。

  8. まお より:

    これが後の人類ほかn

  9. まお より:

    これが後の人類ほかn

  10. アントンサービス より:

    私、当年とって40になるオタク者ですが、
    収集癖は、ほぼ無くしてしまいました。というのは、もっともオタクの収集癖が発揮される20代
    に2度火事に遭遇したためです。火事の後片付けほど、コレクターにとってつらいものはありません。それも完璧な全焼でなく、中途半端な半焼だとそのつらさは倍増されます。ケースだけがこげたCD、背面だけがあぶられた雑誌、放水のため
    しわしわになってしまったアイドル写真集etc…
    そういやー、買ってからひと月たっていなかった
    PC-98ってのもあったなー。MS-DOSたちあげるまえだったなー・・・
     とりあえずつらいんっすよ。今日まさにどこで寝ようかと考えつつコレクションのこと考えるのって・・・現場にいると、全身に焦げ臭い臭いが
    染み付いてくるし・・・
     何より重要なのは、コレクションの将来の最終的な姿を目前にしてしまうことです。最後は塵に帰るんだなーと・・・
     ちなみに火事の原因は、1回目は子供の火遊び、2回目は階下の住人の焼身自殺でした。

  11. 忍天堂 より:

    グルメは最終的にゲテモノ食いになると言いますから
    美味しい物を食べてみたいという欲求が途中で、食べた事の無い物を食べてみたいと欲求に変わってしまうんでしょうね。
    男性と女性のコレクターの違いですが
    アイドルに対する接し方も男性と女性では違いますね、
    男性のアイドルオタクは、大砲の様な高性能の一眼レフカメラでアイドルを撮影しますが、女性のアイドルの追っかけは携帯に付いているカメラでジャニーズを撮影して満足しています。
    この違いは何なんでしょう。

  12. 忍天堂 より:

    グルメは最終的にゲテモノ食いになると言いますから
    美味しい物を食べてみたいという欲求が途中で、食べた事の無い物を食べてみたいと欲求に変わってしまうんでしょうね。
    男性と女性のコレクターの違いですが
    アイドルに対する接し方も男性と女性では違いますね、
    男性のアイドルオタクは、大砲の様な高性能の一眼レフカメラでアイドルを撮影しますが、女性のアイドルの追っかけは携帯に付いているカメラでジャニーズを撮影して満足しています。
    この違いは何なんでしょう。

  13. 長谷邦夫 より:

    ↑女性は「追いかけた」という事実だけが
    大切。「彼に触れた」とか「見てくれた」
    とか~ではないんですか。
    「記録」には興味が無い。「タッチした記憶」
    かなあ。

  14. ピス より:

    女です。
    好きになったアニメだと、
    それに関するもの、派生マンガとか、フィギュアとか、ほしくなります。っていうか、手元に揃えたくなります。
    フィギュアとか普段全く欲しいと思いませんが…。
    ついこないだ、古本屋のアニメ雑誌で、その自分が好きなアニメがもうすぐ放送開始、という小さい記事を見つけまして、それだけで何の迷いもなくその古雑誌買いました。
    私、まだ学生でお金ないから、実際あんまり揃えられてないんですが、お金があったら確実に、関連記事の雑誌買いあさったり、別に好きでもないキャラだけど、好きなアニメにでてるからって理由でフィギュアとか買うと思います。
    こういうことですかね?
    でも自分、男脳か女脳かって診断してみたら男脳よりだったので、100%女脳な女の人の意見ではありませんが…。

  15. ニコ より:

    今回のお題?は特に面白かったです。
    男の収集癖を、女の立場から不思議に
    思って見ていたので。
    「子供を作れない代わりに…」という理由付けは納得できる気がします。
    いつも濃い内容、ありがとうございます。
    楽しませてもらってます。
    お体には気をつけてくださいね。

  16. [ネタ]コレクター魂

    たけくまメモ : コレクター考(9)男のコレクション、女のコレクション コレクションの「男女差」のお話。 でも、私はこの事例には当て嵌まらないかもです。 コンプリート癖あります。なんか欠番があると嫌ですね。 下のトレカなんかもそうですが、好きなキャラだけで良い…

  17. Aa より:

    >100%女脳な女の人の意見ではありませんが
    おおナカーマ

  18. しるま より:

    脳梗塞で入院されたという記事を拝見してびっくりしたけれど、
    なんだかお元気そうな感じもしてのんきにブログを拝見していたら
    リハビリとか臨死体験とか記事がだんだん只事ではないというふうになって、
    まったく見知らぬ方ながら、一読者としてはらはらしておりました。
    こんな長文を書けるようになったということは、
    もう具合はだいぶよくなられたのでしょうか…。
    ちょっと安心して楽しく記事を拝見しました。
    私は性差について小さいころから興味を持っていましたので、
    コレクターの男女差の話はうんうんと頷きながら拝見しました。
    どこで読んだのか覚えていませんが、「男性のコレクターには『集めなければ気持ち悪いので、キライな物なのに集めなければならないとかもう集める気持ちは満足していたり置く場所やお金がなくなったのに集めてしまうと嘆くコレクター』もいる、と読んだ記憶が蘇り、
    たけくまさんもその方と同じように思ってらっしゃるんだなぁ…と感慨深かったです。
    ただ、生物学的には(小賢しい表現で恐縮ですが)、
    妊娠しないということはそれ相応のデメリットやリスクを背負っていないということでもあり、
    「妊娠できない」という視点だけで捉えるものでもないようです。
    というわけで、妊娠の補償にコレクションというのはちょっと私的には違うような気がするなぁと思いました。
    妊娠する側しない側、性差はすべてこの一点から生じているのですが…。
    大脳の作りは物理学的か心理学的かどちらかに寄ります。
    要するに「論理の構築に長けるか機微を細かく読み取れるか」ってことでしょうか。
    たとえばいわゆる「鉄」には男性が圧倒的に多いと思うのですが、
    「論理よりの脳の持ち主」が機械的な動きに惹かれる理由は機械は常に不可測要素がない法則に則って動くからだそうです。
    コレクションのコンプリートについても、全きものにすることで論理整合性が取れるということで集めてしまったりするのかな、と思いました。

  19. shiou より:

    >男にとってコレクションとは、コンプリートすることで「体系」を完成させる、要するに「世界」なり「宇宙」を完成させることではないかと思うのだ。
    以前、歴史学の先生からこんな例え話を伺いました。「武田信玄が大好きで戦国時代を研究するようになったんだけど、上杉謙信がどうしても好きになれない。でも、戦国時代を研究する上で上杉謙信を外すわけにはいかないから嫌々研究した」
    研究者に男性が多いのも、今回の話と多少なりとも関係があるんでしょうね。

  20. あるま より:

    女ですが、ある小説が好きです。
    その本、1冊きりなんですが、何冊も持ってます。A社のB社の、保存用読み用という具合に。
    夫は「なぜ同じ本が何冊もいるのだ」と不思議がっています。
    私は一度集めたものを失うと、とたんに全部いやになってしまいます。
    他にもCDとか空き瓶とかコレクションしてたのですが、「たくさんあったから、欲しい人ってに一こあげたよ」「このCDケースはこうやって二つ折りにできるんだ」「パッケージしたままだと無意味だから開けて使ってるけど、それがなに?」なんてことを夫にされてしまい、今は本だけになっています。
    よく「妻にコレクション処分された」とかいってる男がいますけど、男は妻のコレクションダメにしといても、気づいてないだけなんじゃないですかね?

  21. ti-ta より:

    お初です。
    この論考を突き詰めて考えてしまうと、男性女性とわけるのは無理だと個人的には思います。結局ジェンダーの観点から考える事になってくるものではないかと。
    今やベストセラー作家になった人の小説に、「男性と女性の心は100%男性、100%女性という風にわけることは不可能で、メビウスの輪のように繋がっている」という話がありますが、女性にも男性コレクターに近い存在は一部存在するかと思います。
    ただ、数億のお金を全てコレクトする事に使用するというような突き抜けた考えは、男性の一部にしか存在しないとも思います。普通は生活に頭が回るものですよね。

  22. nomad より:

    > コレクション処分された
    そんな旦那とは別れてしまいなさい。
    > 妊娠の補償
    これは「妊娠に対する補償」というものではなく、生産に対する補償ではないかと思うのです。
    男はどうせ使い捨てなので、危ないところへ行ってバンバン死んで、時々すばらしいお宝を持ち帰るのです。すばらしいって思ってるのは本人だけかもしれませんが、まあ、ごく稀に良品が混じっていれば種としてはOK。
    > 大脳の作り
    脳は「物理的」以外に差異は無いですよ。物理的以外の差異を検証する方法なんてありませんしね。

  23. nomad より:

    >100%女脳な女の人の意見ではありませんが
    おおオカーマ

  24. Aa より:

    ↑定義的におかしいことに気づいて欲しい

  25. 長谷邦夫 より:

    そういえば、大友克洋の短篇
    『彼女の想いで』。
    あのソプラノ歌手が集めたのは
    宇宙空間に漂うクズ。
    クズが作り出した仮想現実は~。
    結局女性が集めたいのは
    自分にたいする愛?!
    ゴミ本集めて、マンガへの愛を
    高める男の行為と似てるのかな?
    まるで逆なのかな?
    解説お願いスマス。

  26. nomad より:

    > 定義的におかしいことに気づいて欲しい
    おかしいことには気づいていた。思いつきで書いた。今は反省している

  27. めたろう より:

    俺、コンプリート欲、無いかも。
    あ、でも全集揃えようとするのもコンプリート欲か?ていうかコレクション欲弱い気がする。
    体系構築のこだわり、コンプリート欲の話は、
    またしても世代論と繋がってくる様な気もします。
    若い連中のコンプリート欲、ひいてはコレクション欲って、世代が下がる程失われてる様な気がするんですが、乱暴すぎる?
    この手の性差っって薄まってるんじゃないんかな。

  28. めたろう より:

    いやあの、ポケモンだのムシキングだので鍛えられてはいると思うんですけどね。

  29. Riams より:

    >男にとってのコレクションとは、「子供を産むことができない」ことへの「代償行為」ではないかとさえ思うのである。
    コレクションで世界=子供を創造したい、というような、子供そのものを作れないことへの直接的な代償というのではなく、庇護欲を満たすためのモノ、庇護欲のぶつけどころなんじゃないでっしょか。
    「この古雑誌に価値を感じて保護してあげられるのはオレだけだ!」なんてー言動は良くありますし・・・
    いやもちろんその庇護欲自体のモトは男性が子供を作れないとこにいきつくのでしょうけど。
    「萌え」も父性本能を発揮したいがためにぶつける対象という性格を持っていると思うし、
    男性的趣味というのはそういう側面をいつも持ってると思いますです。
    (車やバイクもよく「この子」とかって擬人化したりするし・・・)
    家庭と子供を持つとやはり一般的に趣味へ傾ける熱意は下がるようですしね。

  30. misako より:

    単純に男性は征服欲で動いてるからじゃないですかね?
    女は、基本的にその物を「愛でる」ために集めます。

  31. ご近所 より:

    性差ではないですね。女性でもコンプリート願望ある人いますよ。
    強迫的、自閉的(固執が強い)な人が「全部揃える」をやる場合が多いです。ウチの娘みたいに。

  32. より:

    (1)
    昔私は切手を集めていました。ですがカタログの見方を覚えるに切手の中には1枚500万円を超すものや、現物未確認のものもあるとのことで、コンプリートが事実上不可能だと知った段階で止めました。
    (2)
    コンプリートが出来る出来ないに関係なく、子供の頃ビン牛乳のフタを集めていました。純粋に新しい物が手に入るとうれしかった覚えがあります。
    自分の体験からしますと、コレクションは必ずしもコンプリートが目的でなく、しかも確たる目的もなく開始されるものですらある、と言えます。
    コンプリート欲はコレクション道において強烈なブースターになりますが、必要条件ではないと思われます。むしろそのコレクション地獄を早く終わらせたい気持ちも含まれていませんでしょうか。
    難しいですね、このテーマ。

  33. 豚ブタ子豚 より:

     元切手小僧です。
     お説ご尤もと思うのですが、切手の世界に関しては、コレクション論という次元でいうと、戦前の吉田一郎、戦後(昭和)の水原明窗、平成の内藤陽介という3人をどう考えるかという問題が常についてくるような気がします。
     この辺について、もし可能なら、たけくまセンセのご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。

  34. ひま より:

    自ら生命を生み出すことはできない。
    そこでその替わりとして「コレクション」がある
    とかいいだしたら、子供をつくらない、つくれない
    女性はどうなるのか。変な仮説だ。

  35. ひま より:

    自ら生命を生み出すことはできない。
    そこでその替わりとして「コレクション」がある
    とかいいだしたら、子供をつくらない、つくれない
    女性はどうなるのか。変な仮説だ。

  36. デカイチ より:

    コレクションとはややずれるかもしれませんが…
    男である自分は監督の名前やジャンルで映画を観ますが、女性の場合、好みの俳優、好きなキャラクターで観る傾向が強い気がします。
    でもオタク男子の間でキャラ萌えなんて言葉があるくらいだからそうでもないのかな?

  37. madi より:

    実は某切手収集家団体の岡山支部長をしております。昨年の切手購入価額はセルシオが購入できるくらいでした。分野をしぼってコンプリート、あるいはそのなかにテーマをみつける、というのが現在の収集の主流となっていて、分野が細かくわかれすぎて収集家どおしでも話が通じないことが増えています。戦後の記念切手でも使った例のほうに金をかけることによっていいコレクションをつくることが可能になっています。
    なお、日本切手の一番たかいカタログ価は2000万円ちかいのがありますが、実際は200万円以下で取引されていますので、メインナンバーのコンプリート自体は家1件程度の覚悟でなんとかなります。
    3月3日4日と大阪のジャパンスタンプで年4回のオークションのうちの1回がありましたが、このときは4000ロット以上で合計1億円以上のものが動きます。

  38. イクラ丼 より:

    「コンプリート欲」だとか「世界・宇宙を持ちたい」というところ、物凄く分かります。そうなんですよ、正直、集めてるもののなかにはそれ単体としては「欲しくない」物、結構あるんです。でも、たとえばパンダなら、「全世界のパンダに関するものを集め、自分の中に世界中のパンダについての物を、コンプリートして、自分の中に「世界中のパンダのネットワーク」的なものを作り出したい、そういう欲がでてくる。だから物凄くわかります。私の場合、はっきりとした「物体」に限らず、情報など形がないものであっても、コンプリートしたいという欲があり、それでなぜコンプリートしたいのかというと、やはり世界を自分の中に持ちたいからなんですね。
    ただ、私はずっとこの自分の感情を「完璧主義」「強迫神経症」的なものからくるのだと思っていました。いらないのに、コンプリートしたいがために欲する、というのは、コレクション趣味が無い人間から見たら(これは男女あまり関係なく思われましたが)「異常」らしいのです。私自身、「何を変な事に捉われているのだ」と思う事があります。
    それが、男性が多くて女性には少ないのかどうかは何とも言えません。こういう事って結局は、それぞれ自分の「周辺の男女(数人~数十人レベルの)」に、そう言う人が多いか少ないか、の印象論が大きいのではないかと思いますし、なんとも言えません。類は友を呼ぶといいますし、同性だと特に同じようなコレクター趣味を持つ人間が集まりやすい、という事もありそうですし。
    男脳女脳がブームになったからか、それ以来やけになんでもかんでもそれで片付けたがる風潮がありますが、そんなに簡単に言い切れませんし、結局は個差の方が大きいので、無理矢理当てはめるのもあまり意味がない気がします。そうでなくとも近頃はどんどん趣味でもなんでも性差がなくなってきていますし(鉄子も増えましたね)。
    しかしまあ、自分も周囲を見ますと、男性の方がそういった感覚の持ち主は多いかなという気はします。それは、妊娠の有無というより、男性の方が「強迫神経症」的・「完璧主義」的な性格の持ち主が多い事に由来するように思います。理想主義的なところもあるかな。「これしかない」「こうするしかない」「妥協したくない」「完璧にしたい」等、とにかく「~すべき」「~しなくてはならない」と自分で思い込んでしまう、人種です。男女で分ける意味は余り無いといっておきながら何ですが、そういうのは男性に多い印象を受けます。自分で自分を制約し、思いつめ、ついには自殺してしまうように(自殺率は男性の方が高いですね)。
    コンプリート欲というのは、そういう一種の「とらわれ」なんだろうと思います。それが異常であればあるほど、現実感がなくなり、ついには億ものお金をつぎ込む。女性は現実主義だとよくいいますが、女性にこういったタイプが少ないのはその辺りが大きいと思います。とらわれないのでしょう。「そんなの、無駄じゃん」とはっきり思える。コンプリートに拘るタイプは、そう思えない。ある種現実離れしている。何故、そういう性格が男性に多いのかはよくわかりませんが。もしかしたらそこで妊娠が関わってくるのかな。妊娠が関わってくるとしたら、妊娠をしなくても生きていける現代で、性差がなくなってきているのも納得行く気がします。

  39. ぬるはち より:

    コアなコレクターは、粘着気質だという感じなのかな?

  40. Wen より:

    男の欲求は「世界中のパンダグッズが全て欲しい」
    女の欲求は「かわいいパンダグッズが欲しい」
    みたいな感じですかね。
    過程が欲しいか結果が欲しいか、とか?

  41. くも より:

    ビンテージジーンズをアホほど集めてるんですが(ジーンズだけじゃなくて当時の古着も)、やっぱり「当時のアメリカ」をコンセプトに集めてるところはありますね。

  42. Mアさファ より:

    人生にコンセプトが要る、
    と思いつめないと生きてゆけない、
    と考えてしまうのが、
    男脳。
    と、ベタな(下手な)ことを言ってみる。

  43. めたろう より:

    ・コンセプト・テーマ設定重視の帰納的収集(物語・構造欲求)
    ・断片から派生して自律成長する演繹的収集(萌え)
    うーん。やっぱり乱暴か。

  44. ふな より:

    最近やたらクローズアップされてるんで、
    総コレクターとか、そんな気がしてたけど、
    実際はそんなにコレクターって多くないと思います。
    ごく一部の極めてる人が目立ってるだけなんでは?
    何かを集めてる人って、見回してもそんなにいないんで、
    男女とかタイプを分類するのは、無理がある感じがします。
    特に日本人はコレクター率は割合が多いようなイメージがあり、
    海外ではずっと割合が薄そうですね。
    トイストーリー2とかでも言われてたし・・

  45. ちんぽぽ より:

    女性は集めることで自分の世界を広げる
    男性は対象の中に認めた「自己」を集める
    だから男は最初から不可能なコンプリートを求め
    女は広がっていく世界の再現の無さを愛でるのではないでしょうか?
     ちなみに自分の理想のコレクターは植草甚一さんですね
    目的物と同時に別の不思議なものも購われる氏の表情は実に楽しそうでした
    ああいうのが豊かなコレクターなんだろうなと思いましたよ

  46. TM より:

    「スキゾ・エヴァンゲリオン」にもそういうことが書いてありましたね。
    村上龍の「すべての男は消耗品である」の注訳で、
    「子供を産めず、自分の子を確かめる術を持たない男は女と比べて劣性の消耗品である。だからこそ、社会、文明、物語といった「幻想」を生み出す…」といった感じの内容でしたか。
    「幻想」はここで言うコレクションですね。
    子供をつくれない代わりに、コレクションすることで世界を創造するってことですかね。

  47. 永田電磁郎 より:

    世界創造ってのは、なんかわかるような気がします。家の鉄な旦那がまさにそれですから。
    鉄道趣味の方はいわずもがな。自作のゲームでも登場人物から世界観から何から何まできっちり作りあげますから。二十数年分の自作ゲームの辞典まで製作しています。
    時々、その心情を理解できない私が、設定資料などを無くして世界をぶち壊すことになるんですが。
    コレクターを辞めさせるには、100回の説得よりも一回の(収集癖のない人との)結婚が効果的かと思います。

  48. 1026 より:

    男は論理的に体系づけて集める。
    女は感覚的に好きなものをため込む。
    って感じで男は論理的、女は感覚的といった話の延長線で説明出来るかな?
    男は系統立てて考えた場合、あるべき所にあるものが無い事にしっくり来ない。
    コンプリートというのは微妙な話で、シリーズが完結するものであればコンプリートを目指せるけれど、そうでないものの場合は不可能となります。
    上記の切手収集家madiさんの話とややかぶりますが、その場合表面上かもしれないけれど諦めて、テーマを見つけてそのテーマのコレクションの日本一や、世界一を目指すという方向に行くようです。
    アメリカのトレーディングカードは日本のものと違って、コンプリート出来ないような仕様らしいく、系統立てた自分なりのコレクションをしているらしいし、ピンズなどもシリーズで作る事があまり無かったりするので、「気球のピンズ」など、テーマを決めて集めるそうな。
    ちょっとアメリカの例をあげましたが、日本は(特に最近は)企業が「コレクションしてください」とちょっとがんばればコンプリート可能なようにパッケージされたものをコンプリして喜ぶ傾向がある気がしますが、アメリカは「自ら」テーマを決めてコレクションするという自ら価値創造を行うある意味野生的な感覚があるようで、この違いも興味深いと思います。

  49. shin より:

    初めまして
    いつも楽しみに読ませていただいてます。
    勉強させていただきありがとうございます。
    人間の機能や欲求は、概ね何か生物学的必要があって備えられているのだと思いますが、コンプリート欲も生命の進化とも何か関係があるのでしょうかね?

  50. 通りすがり より:

    コンプリート欲というもので男女による差があるとかなんとか、それは実際問題違うと思います。昔は集めるものとして男の子のものはシリーズ化しているものが多く女の子が集めるような物(コレクションとするもの自体が)が少なかったと思います、今の時代だとプチブライス?という人形とか食玩の食器のやつとか女性でも思わず集めたくなるようなものが沢山あり、それなりに色々集めてる人も多いと思いますよ、むろんそういうものはシリーズ化してるからこそ自分のもってないものがあると「欲しいんだよね」という気持ちになるんですよ、ただ、女性は男性ほどそういったコレクション的な趣味にお金を掛けないなとは思います(一部高額ブランド品や服を除いて)そう考えるとこの話は集めるもの(何を集めるか)自体が重要なファクターなのかなと。

  51. ご近所 より:

    >1026さん wrote
    男は論理的
    女は感覚的
    ひぃぃ~

  52. nomad より:

    「男脳女脳はダセエ」という意見や「個人差の方が大きい」とか言う意見も、きちんとした統計的手法によらない点からすれば反論にはなり得ていないかと。
    ・「コレクター」の定義
    ・コレクションの手法・傾向の定義づけ
    ・性差と経済格差
     などの要素を元に、コントロールされた古今東西の調査が必要ですね。
    それでもなお、僕は性差があると予想していますが。なぜならコレクションは狩猟であると僕は思っていますので。もちろん仮説ですが。

  53. ゴームズ より:

    ま、それも当てはまったり、当てはまらなかったりで他の説と同じだな。

  54. あんとに庵 より:

    そういえばコレクション欲ゼロですね。
    なんででしょうね。殿方が集めまくっているの見ると何故?そこまで?と思うけれど、ブランド物や好きなものをむやみに集める趣味もないので女性のコレクター(?)的な要素もなく、余計に判らんのですが。
    己の思考推移を鑑みるに、どなたかが指摘している「現実」を見ているというのはあるかもしれません。(掃除が大変とか・・引越しが大変とか。。。)ナニかを買う場合でもそれがなんの役に立つのか?という視点で買うので、本などは興味ある分野の書籍を無差別に「いずれ役に立つだろう」買いはします。ですので本は比較的大量にあります。(コレクターレベルではない)
    「集める」という目的に純化されるというのがそもそも欠けているとは思います。好きなものを集める女性の場合は「集める」が目的なのか、それとも違うのか聞いてみたいですね。
    で、その純化される「集める」つまり「コンプリート」という問題ですと、ゲームなどをやるとコンプリートしたくなるのは男女関係なくあるようですね。ネット上では性差を感じません。ただ、自分などは難易度が高いと諦めるのも早いですね。その「諦め」のハードルの男女差などはどうなのでしょうか。

  55. ノーブル・ピルチャー より:

    この話題の問題意識を学にまで高めるなら、なによりもまず、事実に即した多数の事例の採集こそが第一だろうな。つまり多数のコレクター事例のコレクションからコレクター学ははじまる。冥府魔道はここにきわまる。マトモな人生をあきらめて世捨て人を志向する人にしかおすすめできない。竹熊さんなんかいいんじゃないか? ぜひ志向してほしい。w
    性差も「個性のちがい」のひとつにすぎないとおもうな。男女・だんじょ・ダンジョと、これを特別なコトみたいに考えてしまうクセが知らず知らず身についてしまってる。まあそれはムリからぬことでもあるが。しかしそれとて「十人十色」の要素のひとつと考える。あつめたがり・そろえたがりにはそれぞれ個性があって、性差もそれに反映する、ていうぐらいの話じゃないの。

  56. みん より:

    女性のコレクションというと
    よくあるのがカバンだと思います
    この場合コンプリートするよりも
    センスのよいものを選択する
    本当にほしいものがたくさんあるというのが
    いい状態なのでしょうか?

  57. イクラ丼 より:

    そもそも、
    「コレクションする事それ自体が目的となっている」
    「好きなものを集めるのが目的」
    と、大雑把に二通りあるとして、
    一人の人間はどちらかのタイプに属する、という訳でもないでしょうしね。当然ながら、その収集する「物」によって、どちらのタイプになるかは違ってきたりとか、そういう事もあるでしょう。すなわち、一人の人間の中で両方存在していると。あの作品のものはコンプリートしたいけど、カバンとかは別に好きなのだけ集めるとか。便宜的に前者を男性的、後者を女性的とすると、その割合が人により違うだけで、仮に性差があるとしても、男性の方がより男性的な割合が多い、という場合が多い、という程度だと思いますね。
    それと、「実際にコンプリートしている」事と「コンプリート欲がある」事は今はなかなかイコールで結び付けられないかもしれません。もう、一人の人間が触れられる事の出来る「物」の数があまりに膨大すぎて、実質不可能になりつつあるんですよね。コンプリートとか。あまりに手に入りやすくなったし、あまりにたくさんの情報を手に入れてしまえるし、欲しいものや集めたいものがそれこそ無限に広がっていく。そういった現実から、「敢えて」好きな物だけ集めるスタイルをとっている人もいると思います。「自分の好きな物を『コンプリートする』」のだ、という感覚に切り替えて。もしかしたら、一見女性的な収集癖に見える人は、実質内部では男性的であったりする可能性もあるわけです。
    そういった、現実ではなかなか難しい、「コンプリート欲」を満たすものが、食玩だったりするのかもしれませんね。少し頑張ればコンプリートできるし、金もそこまでかからない。何があるかあらかじめ分かってるからコンプリートしたという欲も確認しやすい。隠れなど、ちょっとしたイベントもある。という、非常に要領のいいコンプリート物なのかもしれません。

  58. 雷鳥 より:

    コレクターの本質的な特徴として、「コンプリートにこだわる」点に着目されたのは卓見だと思います。
    うちの幼稚園児の娘も木の実を拾ったりするのが好きで、熱心に拾っては集めているのですが、どうも「拾うという行為それ自体が楽しい」みたいで、拾った獲得物にこだわることがないんですよ。せっかくたくさん集めたのに、無造作にポンと置いてあって、親が勝手に捨てても気づかない。そのへんが、私(男)と違うなあ、と思います。
    私自身はコレクターなんですが、「自分の手の届く場所に宇宙のミニチュアを持ちたい」という動機があって、その動機に強く突き動かされてコレクトしている気がします。まさに、たけくまさんの仰るとおりだと思います。
    私はその昔、理論物理学者を目指していたことがあるのですが、理論物理学の動機も、根本は全く同じだと思います。
    「宇宙のすべてを、自分の目の前の紙の上で、一つの方程式として表現したい」というのが理論物理学の究極の夢ですから。

  59. より:

    どうしよう・・・コレを拝見したら、自分は男サイドのものなんだろうか・・・と思ってしまいました。
    今もこのPCの横に堆く積み上げられた、積みゲー&ゲーム機にちょっとため息が・・・。
    確かに同性の友人には「なんで?」と不思議がられますが、GBA SPの限定色が出るとつい買い、特典違いのゲームソフトも買い集め、コミックスもCDも限定版と通常版買い揃え・・・カオスだ・・・。
    仕舞いには、出版社から送られてくる特典用紙袋や、店頭ポスター、手提げ袋、CD、DVD、ゲームの包装フィルムに張ってあるシール・・・。
    でも、マイナー好きなので金にもならないコレクションですけどね・・・。<セガサターン、DC、ネオジオポケットの予備もありますよ~。

  60. ほっさん より:

    男性型は地球表面みたいに移動し続けても果てはないけど、有限みたいな感じ
    女性型は宇宙のように果てがない感じだなぁ

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