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2007年6月8日

同人誌総研三崎氏からメール

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が来ました。この7日に行われた「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」を傍聴してきたそうです。詳しいレポートが三崎尚人氏のサイト「同人誌生活文化研究所」6月8日付け日記にあげられています。俺は行けなかったんですが、さすがは三崎さん、律儀な方です。ありがとうございました。

●同人誌生活総合文化研究所
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/

上記を読めばおわかりですが、「非親告罪化」について取り上げられたのは2時間の会議の30分程度だったそうです。レポートを読んだ俺の感想ですが、委員会としてもこの問題は議題に取り上げてはみたものの、対応に苦慮している印象を受けました。詳しくは三崎さんのレポートをお読みください。

「著作権侵害の非親告罪化」は、アメリカから日本に対する年次改革要望書にもとづくものであり、かつ、5月31日に決定した知的財産戦略本部の「知的財産推進計画2007」(PDF)にも盛り込まれているので、軌道修正は容易ならざることであろうが、関係者の冷静かつ賢明な議論と対応を期待したい(同人誌生活総合文化研究所 6月8日付日記より)。

と三崎氏も書かれているように、審議委員もなかなか大変なんでしょうが、へたに成立すれば重大な問題につながる可能性があるだけに、見てる人は見てるという事実を大いに認識していただいて、慎重な審議を進めていただきたいものです。

●関連たけくまメモ
http://memo.takekuma.jp/blog/2007/05/post_b72f.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2007/05/post_3a5d.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2007/05/be_9ad3.html
http://memo.takekuma.jp/blog/2007/06/post_9137.html

●知的財産推進計画2007
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/070531keikaku.pdf
↑以前のリンクは元のファイル名が060531になってましたが、首相官邸もそのことに気がついたのか、「070531」に直されていました。上のリンク先が正しいです。ご注意ください。

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| コメント(16)

“同人誌総研三崎氏からメール” への16件のフィードバック

  1. きゃんたま より:

    軌道修正しようぜ。丸飲みすんなや。

  2. PPK より:

    エントリのたびによそのブログやここのコメント欄でツッコミ(もしくは苦言)が投げかけられてきましたが、竹熊氏がそれを誠実に受け止めた形跡がほぼありません。頑なになっているのか本心は別にあるのか、どちらなのでしょうか。

  3. あ~ より:

    いちゃもんつける人間は「自分の声が届いていない」と怒りますが、
    つけられる人間にすれば、その手の方が何十、何百もいて
    個々に対応なぞしきれません。
    まとめて相手するしかありません。
    落語やってる芸人は舞台の上に一人しかいなくても
    客席には何百人もいて、こっちをじーっと眺めています。
    拍手してやったのに挨拶に来ない!と逆切れするお客さんには
    困ってしまいます。

  4. 裏投げ より:

    >竹熊氏がそれを誠実に受け止めた形跡がほぼありません。
    ツッコミのほとんどが、
    ただの中傷だったり、
    苦言のような体裁でも、その実、
    未熟or偏狭なものの見方による論争のふっかけに
    すぎなかったからだと思うよ。
    それにこういう事については、
    賛否二元にとどまらない、
    いろいろな意見があるのが当り前で、
    様々な論調が開陳される事は、
    かえって健全な事だと言えるしね。
    持論の修正などは、本人しだいの事で、
    その事で変な裏読みをすることはないだろうし、
    また、そんな修正をする必要を感じる説得力のある意見は、
    無かったと思うね。俺から見て。

  5. X虎 より:

    あ~さん
    笑った。GJ。

  6. sugare より:

    そもそもたけくま先生のブログで、たけくま先生がどのような意見を書かれても構わないはず。その意見に疑問や反対の意見を持つのは自由だと思いますが、自分の言った通りに意見を修正しないのはおかしいと考えるメンタリティは理解できない。

  7. まあ確かに 戦争前夜 から 戦争前々々々夜
    くらいになってしまったのを前者に戻すための著作権改定、という解釈が一般ピープルに理解できる説明なんて、ありはしないでしょう。
    粛々と結果を受け止めます。
    しかし表現は止めません。

  8. めたろう より:

    あ~様
    お見事です。
    そもそもブログは、劇場よりはライブハウスやクラブに近い意味合いを設定されていますが、
    それでもコメント欄が客席である事に換わりありません。
    観客達はフロアで様々な反応を返し、
    観客同士で喧嘩したり遊んだりしますが、
    それに対して演者(兼オーナー)が、
    どの様に仕切るか、どの様に反応するか、
    それを云々するのは無礼と言うものです。
    たまに演者が客席に降りに来るにせよ、
    それをもって、観客と同列と見なすのは誤りなのです。

  9. 永田電磁郎 より:

    あ~さん、ありがとう。

  10. あなりてかる より:

    たけくま氏がこのように主張する、或いはそれを変える必要を覚えない理由はご当人もコメ欄の人々も繰り返し述べていて、十二分に誠実すぎるほどの対処はとうに済んでいます。
    にも関わらず「誠意見せろや」みたいなことを書くのは、それこそ誠実に欠けますね。
    説得力の無い意見は容れないのがむしろ誠意というものでしょう。

  11. れんげ草 より:

    エアロアシスタントの時以来、書き込みさせていただきます。
    たけくまさんの順調な回復振りに安堵しています。
    どうぞくれぐれもご無理なされませんよう。
    (余談ですが、私はまだ電動自転車買っていません。
    財布の中味と相談しながらまだ検討中です^^)
    さて、東京新聞6月10日(日)の25面の『本音のコラム』において、
    藤本由香里さんと仰る編集者の方が「同人誌と著作権」というタイトルで
    書かれています。先日話題になった「ドラえもん」の最終回のことを
    例にあげて、藤本さんご自身は
    「マンガ文化の確かな下支えとしての同人誌と著作権。フランスの
    パロディー法のような新たなルールが必要なのかも。」
    と締め括っていらっしゃいます。事件の報道についても、パロディー
    ではなく海賊版であるかのようなあり方が「本質を見誤っている」
    としています。
    残念ながら東京新聞のサイトでは掲載されていませんので、図書館等で
    現物をご覧になってみては如何でしょうか。参考になれば幸いです。
    エントリーの内容からはずれたものでしたら、失礼の段、平に
    お許しください

  12. たけくま より:

    ↑藤本さんの本業は編集者で、実は俺の担当でも
    あるので、今度読ませてもらいます。

  13. あ~ より:

    >フランスのパロディー法のような新たなルールが必要なのかも。
    保護であれ弾圧であれ、パロディを法であれこれ囲い込むと
    日本ではかえってこじれる気がします。

  14. うに より:

    同人誌生活総合文化研究所
    http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/
    今日ここを覗いたら、サイトが消失してましたよ
    何かあったんでしょうか?

  15. たけくま より:

    ↑本当だ。どうしたんだろう。

  16. てるてる より:

    リムネットが障害中です。
    http://www.rim.or.jp/support/announce/support/2007/aug24-1.html

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