たけくまメモMANIAX

2008年9月18日

陰謀論よりラジカルなもの

Dadakanhagaki02 昨日、東高円寺で開かれている鬼放展(ダダカン展)第二会場である、東高円寺のギャラリーPara GLOBEに行って来ました。銀座会場の初日は人が多すぎて、展示がよく見られなかったんですが、こちらは地下にある小さい会場ながらたいへん見やすい展示で結構でした。

平日昼にも関わらず数人のお客さんが来ており、ほとんど無名のヘンテコ・アーチストの展覧会を会場ふたつで同時開催するという異例の展示にも関わらず、これは成功ではないでしょうか。

会場では特製ポストカードも販売しておりまして(1枚150円)、銀座で買い損なったのでこちらで買うことに。若き日のダダカン師を撮影したカッコイイ葉書です。

Dadakanhagaki01 銀座会場は、高円寺会場よりスペースがやや大きく(どっちも狭いですが)、ダダカン師の歩みを中心に展示した総合展といった趣でしたが、東高円寺は師のハプニング(パフォーマンス)が中心。師が着用した衣装とともに、師直筆の「ハプニング計画メモ」もあって、ダダカン師といえば発作的にストリーキングしているイメージがありますけれども、やはりこうやってきちんと計画した行動だったのだなあと感心してしまいました。

あと、ビニールテープを貼って「描いた」という絵画作品も三点展示されていて、これがマチスの切り絵みたいでいいんですよ! ダダカン師のアートはこれまでコラージュしか見たことがなく、絵画作品は俺、はじめて見ました。

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2008年9月14日

ダダカンシンポとGEISAI

Dadakansinpodscn0300 この週末はあわただしく過ごしました。まず12日の金曜日は多摩美の後期開始日でしたが、終わったらすぐ浅草に直行しまして、浅草寺の横にある木場亭で開かれたダダカンシンポジウムに参加。

Dadakansinpodscn0304 今年79歳になられる前衛芸術評論家ヨシダヨシエ先生(左から2番目)を筆頭に、60年代に街頭で全裸儀式を行っていた過激ハプニング集団ゼロ次元の加藤好弘氏(右端)、映像作家で日本のヒッピームーブメントの重鎮であるおおえまさのり氏(右から二番目)、そして「保革の谷間に咲く一輪の白百合」を合い言葉に1975年と79年の東京都知事選挙にも出られ石原慎太郎と戦った前衛芸術家・秋山祐徳太子(左端)の皆さんが壇上に上がって、60年代における前衛芸術運動の想い出とダダカン師の雄姿に思いをはせました。俺も70過ぎまで生きていられたらこんなナイス翁になりたい!と思わせるような、素敵な面々でした。

Dadakansinpodscn0325 途中、会場にいらしていたいろいろな人にもマイクが向けられまして、不詳・俺も一言しゃべる羽目になりましたが、急に頼まれて何を話せばよくわからず、うっかり「たけくまメモ」の宣伝をしてしまいました。

しかしその日いちばん大受けをとっていたのは「ダダカンの孫」である某君で、おじいちゃん(ダダカン)が50年ぶりに自宅に現れ、仏間で全裸になって某君の父親(つまりダダカンの息子)に「今まで放っておいて済まなかった」と詫びた話をされ、笑っていいのか感動すべきなのかよくわからない微妙な空気が流れていかにもダダカン師らしいと思いました。

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2008年9月11日

明日から新学期開始

えー、あっという間に夏休みが終わり、明日から多摩美の新学期が始まります。学生時代も思っていたのですが、夏休みにはアレとコレとソレはやっておこう、と考えていてもなんかいろいろあってできなくて、気がついたら新学期なんですよね。時間はあったはずなんですが、どうしてなんでしょうね。つくづく、時間の使い方が上手くなりたいです。

『たけくまメモ』でも、この8月中にどうしてもあげておきたいエントリがあったのですが、ちょっと書き方が難しい内容なので手をこまねいているうちに9月も10日を過ぎてしまいました。なんとか来週には上げたいと思います。

Dadakanten4 それで今日は明日の講義の準備があり、明日は講義終了後に浅草まで行って「ダダカン・シンポジウム」(右図参照)に行かねばなりません。

そして日曜日には村上隆さんが毎年有明ビッグサイトで開いている「GEISAI」で本田透君とトークをすることになっています。

http://www.gakuen-sai.net/
↑GEISAI#11 学園祭実行委員会のお知らせ

今度のGEISAIは、架空の高校の学園祭がコンセプトなんだそうで、まるで24年遅れのビューティフル・ドリーマーみたいですが、ここの特設ステージで午後2時半頃から二人でトークをする羽目になってしまいました。上のURLの中の「参加ゲスト」というページをクリックしてみてください。

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2008年9月9日

ダダカン展初日

 

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←写真・羽永光利

昨日(8日)、銀座のアーチストスペースにてダダカン糸井貫二師の個展「鬼放展」が開催され、会場は立錐の余地もなくお客さんで埋め尽くされるなど、大盛況でした。

Kihoutendscn0296 ←お客さんでギッシリの会場。手前右が主催者の鳥水亭木呂さん。

この日は初日ということで、現代美術家の秋山祐徳太子氏や加藤好弘氏立ち会いのもと、鳥水亭さんの手により1962年に封印されたまま一度も開封されたことがないダダカン「時の小包」開封儀式が執り行われました。

Kihoutendscn0282Kihoutendscn0278 ←写真左、後ろを向いているのが秋山祐徳太子氏。写真右、「時の小包」。

いわばダダカン流タイムカプセルですが、大阪万博より8年も早いところがポイント高いです(個人的に)。

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2008年8月7日

奇跡!ダダカン展のお知らせ

Dadakanten1 ←ダダカン展・お知らせその1(大きいので別ウィンドウで開くで見てください)

えー、「カンフー・パンダ」の感想を書こうと思っていたのですが、奇跡が起きてしまいましたのでそちらを先にお知らせしたいと思います。昨日、新潟で造り酒屋を営んでおられる鳥水亭木呂さんから「ダダカン展」のお知らせが届きました。チラシはA3サイズを二つ折りにした豪華なもので、鬼放展」と名付けられた展覧会も、なんと銀座と高円寺の二つの会場にまたがって展示され、あわせて浅草・木馬亭で60年代の前衛芸術関係者を招いてシンポジウムを開くという超豪華なものです。

Dadakanten2

←お知らせその2

ダダカン糸井貫二師の個展は、50年代から60年代にかけて10回くらいやったそうですが、ほぼそのくらいで、あとは読売アンデパンダン展や各種グループ展に参加した他は街頭での全裸パフォーマンスが主であり、人前で何かをやられたのも70年代末が最後だそうです。つまり師の作品が人目に触れるのは実に30数年ぶりといういことになります。ダダカン師は今年88歳になられますので、ここまで大規模な展示はもしかすると最初で最後かもしれません。

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