たけくまメモMANIAX

2009年9月4日

『忍者武芸帳・影丸伝』復刻!

Ninjyabugeityo01_2 ↑忍者武芸帳影丸伝 1 復刻版 (レアミクス コミックス)

白土三平の代表作『忍者武芸帳・影丸伝』が小学館クリエイティブから復刻されました。

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2009年7月19日

「町のパン屋さん」のような出版社

「町のパン屋さん」のような出版社ができないだろうかと、考えるのである。どこの町にも一軒くらいは「こだわりのパン屋」があるだろう。家族経営で、石窯で焼いた手作りパンを売っているような。宮崎駿の『魔女の宅急便』に出てくるグーチョキパン屋とか、そんな感じだ。ご主人が奥でパンを焼き、奥さんが店に立ってパンを売る。奥さんが身重になると、女の子をバイトに雇って店番を頼んだりして。

事業規模はとても小さい。売り上げも微々たるものだが、旦那と奥さんと生まれてくる子供が生活できるのなら、それで十分である。お客さんは町の住民に限定されるので、奥さんの対人会話能力が店の生命線である。うまく行けば、ただパンを売るだけではなく、地域のコミュニティセンターとして機能することもある。こうなれば、町の店舗の理想であろう。

パン屋さんでなくとも、八百屋さんでも魚屋さんでも、地域に密着した独立型店舗ならなんでもいいと思われるかもしれないが、そうした店とパン屋さんとでは決定的な違いがある。八百屋さんや魚屋さんの場合、売り物を自分で作ったり、採集してくるわけではない。生産や収穫は別の場所で別の人がやっているので、そこが町のパン屋さんとは違う。俺が言う町のパン屋さんは、売り物を自分で作って、自分で売るのである。

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2009年4月3日

京都から帰ってきました

さきほど3日間の京都行きを終え、自宅に帰ってきました。昨日、大学の自分の部屋(研究室)を確認したんですけれども、日当たりもよく、建物が新しいこともあって、なかなかいい部屋でしたよ。ただ前にこの部屋を使っていた准教授さんが、うっかり空けた数分間で泥棒が入った曰わく因縁のある部屋だそうで。うかうかしていられません。

病院の入院病棟とか、大学の研究室専門に狙う泥棒がいるんだとか。これを読まれている新任の大学教員がおられましたら、お互いに気をつけましょう。

講義は来週から始まります。火・水・木と京都精華大で、金曜日が多摩美の講義。やってみないとわかりませんが、ヘビーなことになるかも。これから大学で何をするのかは、これから「たけくまメモ」にもちょくちょく書くつもりですが、簡単に触れますと、精華大の木曜日と金曜の多摩美が「マンガ文化論」で、これは基本的に同じ講義をやる予定。アニメ史とマンガ史を相互影響の観点から見た歴史についてですね。すでに6年多摩美でやっているので、内容はほぼ固まっています。

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2009年1月10日

『バクマン。』に関するコメント欄の流れ

1月8日にアップした「『バクマン。』のネーム原作について」のエントリのコメント欄では、活発な議論が続いています。すがやみつるさんや、俺自身も長文のコメントをアップしており、コメント欄では少しもったいない内容ですので、俺の判断で抜粋して、あらためてエントリ化してみました。

誤字脱字等、直したい箇所もあるんですが、あえて文章はそのままにしてあります。ちなみに抜粋ですので、オリジナルは割愛したレスも含めてコメント欄で読むことができます。

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/takekumamemo/154/36-84

・・・・・・・・・・・・・・・【以下再録】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

36 : たけくま ★    2009/01/08(木) 13:17:10   ID:???
http://memo.takekuma.jp/blog/2009/01/post-cd60.html

↑『バクマン。』のネーム原作について

45 : 774    2009/01/08(木) 22:35:22   ID:VnmDL1GQ

浮世絵も絵師、彫り師、摺り師と分業してましたしね。

53 : yuh-suke    2009/01/09(金) 00:46:18   ID:4JHp+uU+
(昔、先生にこういうような内容の質問とかしてみたりしたのだけれど…)
石森章太郎先生なんかは作品によってはネーム原作者と言っても過言では無いような
アシスタントの絵の味そのままで雑誌に掲載されていたし、ネームはネームでああいう感じだし

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2008年10月28日

マンガとアニメーションの間に(3-1)

※10月29日と30日に京都精華大学で「マンガとアニメーションの間に」と題した講義レジュメである。29日に手塚治虫を、30日に宮崎駿を講義するが、まずは手塚治虫のレジュメをアップする。

■京都精華大学連続講義レジュメ

第三回「手塚治虫の引き裂かれた夢」(1)

講師 竹熊健太郎

【A】手塚の「映画的手法」について

●初期手塚マンガを「映画のようなマンガだ」とする発言は、藤子不二雄Aをはじめ、『新宝島』(1947)などの初期作品をリアルタイムで読んだ世代によってしばしば語られている。

  →初期手塚作品がどのように「映画的」なのかについては、諸説があり、多くの論者によってさまざまな角度から語られている。

  →手塚作品が戦後の読者から「映画のようなマンガ」として受け止められたこと自体はおそらく間違いないが、フィルムによって構成される映画と紙の上に描かれるマンガとの間には、時間の扱い方において決定的な違いがあり、単純に映画と対比して語ってよいかは注意深い検討が必要。

  →直接的に時間を扱う映画と、紙のうえで擬似的に時間を扱うマンガの表現としての違いについて。

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