たけくまメモMANIAX

2010年7月27日

紙の「マヴォ」は次回の5号でいったん休刊します。

すでに夏休みに突入しておるのですが、夏コミで出す「マヴォ5号」の入稿が追い込みで、今回はDVD『海からの使者』も出しますのでシッチャカメッチャカになっております為、「たけくまメモ」の更新も滞ってましてどうもすみません。

夏休みに入って、いったん京都の部屋から神奈川県の自宅に戻っているのですが、連日、いろいろな人との打ち合わせが続いています。秋以降の、俺個人の活動に向けての布石なのでありますが、もちろん大学についての話もあり、この夏休みは、全体で三分の一くらいは京都で過ごすことになりそうです。ただでさえ頭がワヤクチャになりますのに、この暑さが加わって脳味噌が沸騰しそうです。

このまま脳梗塞が再発して路上で倒れて日干しにならないとも限りませんので、倒れた俺を見かけた人は119番通報していただけますと助かります。

とにかく忙しいのですが、打ち合わせで新宿や渋谷に出ますとつい映画を見てから帰ろうなどと考えてしまいまして、この土曜日にはレオ様主演の『インセプション』、本日は『借り暮らしのアリエッティ』を見てしまいました。

『インセプション』は、アニメの『パプリカ』と『ドグラマグラ』を足したような映画でした。難解なテーマとストーリーを強引にハリウッドアクションでつなげたみたいな映画でした。おもしろかったんですが、途中でわけがわからなくって30分ばかり寝てしまい、はっと我に帰ったら「007」風の雪山アクション映画になっていて、かと思えば橋の上から主人公たちを載せた車が超スローモーションで落下するシーンになったりして、何がなんだか全然わかりませんでした。

(続きを読む…)

| コメント(10)

2010年7月19日

電子出版ははたして儲かるのか?(番外)

前回は、いきなり「よほどのことがない限り、電子出版は儲からない」と結論づけてしまいましたが、そこで話は終了しないで、こうして続きを書いております。前回俺が書いた「よほどのことがなければ儲からない」という言葉なんですが、裏を返せば「よほどのことがあれば、儲かる(かもしれない)」ということでもあります。もちろんそう簡単には起こらないから「よほど」なのですけれども、起きる時には起きると思うので、今回は「よほどのこと」とはどういうことか、起きるとしたらどういう場合かについて、俺なりの考えを書きたいと思います。

ところで、現在「電子出版ははたしてもうかるのか?」の続きなんですけど、現在夏休み前の多忙期で、執筆が滞っております。とりあえず以下、俺がこの2年間に「たけくまメモ」で書いた「マンガ不況」に関するエントリのurlを掲げますので、ざっとで結構ですから目を通しておいてください。これを読むだけでも結構な量があります。

http://memo.takekuma.jp/blog/2008/06/post_4da3.html
↑マンガ界崩壊を止めるためには(1)~(6)(補足)まであり

http://memo.takekuma.jp/blog/2008/11/post-442f.html
↑マンガ雑誌に「元をとる」という発想はない

http://memo.takekuma.jp/blog/2008/11/post-41f7.html
↑オンライン(無料)マンガ誌、花盛り

http://memo.takekuma.jp/blog/2009/01/post-6650.html
↑中野晴行「マンガ王国の興亡」を読む

(続きを読む…)

| コメント(12)

2010年7月11日

電子出版ははたして儲かるのか?(1)

結論から書けば、今後よほどのことがない限りは儲からないと思います。「トントンにする」だけなら、不可能ではないと考えますが、投下資金と回収のバランスを取るまでには、しばらく時間がかかるでしょう。しかしそれでも、出版界は、電子出版に活路を見いだすしかないというのが俺の考えです。

電子出版といえば、今、俺の周囲では多くの会社や個人作家が参入機会をうかがっていますが、そちらのほうが儲かるから、参入したがっているというわけでもないようです。「紙の本」はジリ貧の一途なので、このまま座して死を待つくらいなら、いっそ電子出版に進出して、儲かるかどうかは後で考えたい、というのが実情に近いのではないでしょうか。溺れる者藁をもつかむ、です。

「紙マンガ」の現状はいよいよすごいことになっております。多くのマンガ雑誌は、かりに単行本がそこそこ出ていても、雑誌の赤字が単行本の利益を大幅に上回っているという状態がもう数年は続いているわけです。雑誌を出さなければ単行本は出せないのだが、雑誌の赤が単行本の利益を食い尽くす現状が、これ以上続くはずはありません。

そこから、作家に原稿料を払ってでも、雑誌はコストのかからない電子媒体にして、とにかく原稿を溜めて紙の単行本を出そう、という流れになっているわけです。ここ3年ほど、いろいろな版元が無料のWEB雑誌を始めているのは、そういうことだと思います。今後の出版界は電子雑誌中心に移行して、制作コストを極限まで抑えたうえで、従来通り紙の単行本、広告収入、作品の権利ビジネスで利益を出す方向にシフトするのは必至の情勢になっていると思います。

(続きを読む…)

| コメント(94)

2010年6月17日

iPadにマンガを入れてみた

Img_0200

先日入手したiPadに、「マヴォ」を創刊号から4号まで丸ごと入れてみました。

(続きを読む…)

| コメント(26)

2010年6月7日

今度、紙の単行本を出すのですが……

まだしばらくはどこから出すか内証です。つーか、このブログを最初から読まれている人は、あるいはお気づきかもしれませんが、俺が脳梗塞で倒れる以前から、「ブログ入門」みたいな本を某社から出すということを書いていたのを覚えておられるかもしれません。あの企画の担当者さんとは「たけくまメモ」を始めて以来のおつきあいで、「ブログ入門」という企画そのものはさすがに腐ってしまったのでもうアレなのですが、「たけくまメモ」をベースにして何か形にしましょうということで、ずっと見放さずにお付き合いくださっているのです。企画はだいぶ変わりましたが、いよいよ本を作ろうということで、実は昨日の日曜日に新宿で打ち合わせをしたばかりなのです。

以下、本日午前中に書いた俺のTwitterです。

Mon, Jun 07

09:13おはようございます。京都の生活もだいぶ慣れてきました。

11:07 昨日は某社編集者と新宿で打ち合わせ。久しぶりに出す俺の単行本の話。この話、実は5年前からあって、最初は「ブログ入門」みたいな内容だった。その後俺が忙しくなって何度も仕切り直しを行い、新たな企画で再スタートした。俺のブログエントリが元だが、企画は完全に変わっている。

(続きを読む…)

| コメント(6)

« 前のページ | トップページ | 次のページ »