コミックマヴォVol.5

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2005/01/18

ゾンビになりたい(前編)

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80年代半ばくらいの話で恐縮ですが、当時の俺はまだ26歳かそのくらいで、駆け出しのチンピラライターだったわけです。まあ今もチンピラが抜けないんですけど。それで当時、俺がメインで仕事をしていたのが双葉社でした。

「スーパーアクション」というマニア系の月刊マンガ誌がありましてね。俺はライター兼編集手伝いとして、SF作家の川又千秋さんの対談連載をまとめる仕事をしていたんですよ。

対談相手は全員、川又先生のお友達だったので、編集的には大変ラクな仕事でした。なんせ川又さん自ら相手に対談申し込みをされてましたから、こっちはせいぜい対談場所をセッティングするくらい。顔の広い先生なんで、ざっと思い出しても安彦良和・荒俣宏・萩尾望都・内藤陳さんとか、バラエティに富んでいて贅沢な企画だったです(俺が荒俣さんと出会った最初は、たしかこの企画だったはず)。単行本にならなかったのが惜しまれるくらい。

で、そのお一人に永井豪先生がいらっしゃったんですよ。こちらは大ファンでしたから、これは役得と大興奮したのを覚えております。確か高田馬場にあるダイナミックプロで対談を行なって、終わってから近所の寿司屋で打ち上げやったのかな。全部永井さんのおごりで。そのときは永井先生の隣に石川賢先生もお座りになられて、これも役得だったです。永井先生、お寿司たいへん美味しゅうございました。

とプチ自慢はこのくらいにして、ここからが本題なんですが…。

その席上、どういう流れか覚えてませんが「モンスター論」みたいな話になったんですよ。永井先生が、こう日本酒のオチョコをクイッとやられてですね、まあビールだったかもしれんが、とにかくその、こうおっしゃった。

「ボクはね、モンスターは洋の東西を問わずだいたい好きなんだけど、ひとつだけ好きになれないバケモノがいるの。それがゾンビなんだよ。好きじゃないというか、理解不能。なんであんなのがブームになるのかわからない。なあ賢ちゃんどう思う?」

……みたいなですね。細かい言い回しはともかく、おおむねこんなことを言われたわけです。それで隣の賢ちゃん、じゃないや石川賢先生も「うん、豪ちゃん、俺もわからないよ」みたいに相槌を打たれた。一方、俺の横にはデーンと仏像のように川又先生がお座りになられているのですが、いつものように口数も少なくニコニコされているだけでして。

それでなんとなく、その場で一番若い俺が何か言うべきなのかな、というムードになりまして、僭越ながらも、「僕はゾンビ、好きですけどね」みたいなことを口走ってしまったんです。生意気だったですね。永井先生も「なんだこいつ」みたいに思われたかもしれないですが、そこは人格者。あくまでもにこやかに、でも真面目な感じで、

「ふうん、やっぱり若い人はゾンビ好きなのかあ。いやいい機会だから訊きたいんだけど、ゾンビのどこがいいの?」

と優しくも真剣に問われてしまいまして。まさか永井豪じきじきにこんな質問されるとは夢にも思いませんからね。ゾンビのよさなんて、普通の人生のなかではまず考えないじゃないですか。シドロモドロになってしまいましたよ。そしたら永井先生が助け船を出してくれる感じで、

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「いや、たとえばドラキュラとかさ、鬼とか悪魔ならわかるんだよ。悪なりに意志が……人間に対する悪意があるじゃない。お岩さんみたいな幽霊にしても、自分を殺した人間に対する怨みがあるでしょ。そういうのはよくわかるし、グッとくるの。でもゾンビはね、そもそも意志がないわけだし。とりつく島がないというかさ。ボク的にはあんまり来ないんだよね。でもそれを好きな人もいるわけで、そこがどうにもわからなくて……」

と言われましたので、そこで俺も、ようやく腑に落ちたわけです。その発言は非常に永井豪的でしたからね。それこそ『ハレンチ学園』から『鬼』『魔王ダンテ』と来て『デビルマン』に至る永井作品に通底するものはまず「怒り」なわけでしょう。誰が、何に対して怒るのかといえば、いろんな意味での弱者が、強者に対して怒るわけですわね。だいたい歴史的にも鬼や悪魔呼ばわりされるのは被征服民族だと相場が決まっているわけで。最近では宮崎駿の『もののけ姫』がまさにそういうテーマの話でした。

それで永井作品のミソは、鬼とか悪魔のような、一般社会では「忌むべきものの側」に立場をとって、反対に「この社会」を眺めたらどうなるか、というものなわけでしょう。それはたぶんまったく違う光景が見えるわけだし、場合によっては「こちら側」が鬼とか悪魔に見えるかもしれないと。そういう逆転の発想がありますわね。

ま、そこまでディープにならなくとも、子供や若者が「大人」に対して反抗するとかですね。特に永井先生が代表作を連発した60年代末から70年代前半は、ヒッピーとか学生運動に代表される若者の反抗の季節でしたし。とにかく反抗がトレンドでしたからね。そこは永井マンガが受け入れられる余地が十二分にあったと思うわけですよ。

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実際、俺が中学時代に『デビルマン』を読んだときの衝撃は凄まじかったです。まあ俺は永井作品を『目明かしポリ吉』とかのデビュー作から読んでましたから。純粋なナンセンス作者としてもスゴイと思ってたけれど、『ハレンチ学園』がPTAのやり玉に挙げられたときなんて、凄かったですからね。

今なら作者も編集部も、速攻シオシオのパーで謝るじゃないですか。んで、連載打ち切りとかね。とにかく当時のハレンチ学園バッシングは凄まじかったです。俺が通ってた小学校でも「少年ジャンプ」持ち込み禁止になりましたからね。直接的には『ハレンチ学園』の影響でスカートめくりが流行ったからなんですが。

でも永井先生、それを受けてハレンチ学園対PTA軍団のエピソードを猛然と描いてましたからね。主人公の山岸くんとか十兵衛なんてのが親とか大人を殺しまくる。最後あたりはバラバラ死体の山でとてもギャグマンガとは思えなかったですね。それを載せた初期の少年ジャンプも偉かったですが、そういう時代でもあったんです。

まあ永井豪作品については、また別の機会に書くこともあるでしょうから今はこのくらいにしておきます。とにかくその、反抗心丸出し、熱いエナジーの塊が俺の好きな永井作品の真骨頂なわけですよ。

ところが、俺はそれと同じくらいゾンビも好きだったりするわけで。ゾンビといえばロメロなんですが、あれの『ゾンビ』が日本で公開されたのは70年代半ばだったと思います。これにも『デビルマン』と同じくらいのインパクトを俺は受けたんですね。こっちは反抗とかそういうのじゃないわけでしょう。別にゾンビは憎くて人間を襲うわけじゃないですよ。そもそも襲っている自覚すらないわけですよ。これはこれで面白いと俺は思うんですがね。……困ったな、両方好きなんですよ

それなのに、なんの因果か片方の作者から「アレのどこがいいんだ」と問われる状況に置かれたわけですからね。困るじゃないですか。で、そのときはよくわからなかったんですけど、ゾンビについてなんとなく考えるきっかけにはなりました。

それで、これから「俺がソンビを好きな理由」を書こうと思う次第ですが、未だに考えがまとまりきってない部分があるのと、例によって文章が長くなったんでつづきは今度にします。すいませんが腹減ったんでこれからメシ食いに行ってくるですよ。

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それまでゾンビのことは次のサイトで勉強しておいてください。

http://www.rr.iij4u.or.jp/~django/

このサイトの管理人さんは、たぶん日本で一番ゾンビに詳しい人だと思いますよ。本も出されてますが、これは日本語で読める最高のゾンビ文献だと言えます。大学入試には絶対に出ないでしょうが、マジ勉強になりますよ!

それじゃこれからレバ刺しでも食べに行きますかね。

※(2)につづく→

◎このエントリへのコメント→★

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コメント

うあぁ、ツボに来た!
竹熊さんのゾンビ話がきけるとは!

ゾンビ好きとして続きを楽しみにしとります。

投稿: | 2005/01/18 20:14

いつも楽しく拝見しております。
ゾンビの面白さって、身近な人間だった者が襲ってくる怖さとか、
自分が噛まれたりしてあっち側にいってしまうかも知れない
怖さではないかと思います。
昔、小学校の教室が多数のゾンビ達に占拠されて、
同級生のほとんどがゾンビになってしまって、しかたなく
自分も手を前に上げてゾンビの振りをする、
という夢を見たことがあります。あー怖かった。

投稿: IC-Hi-Ro | 2005/01/18 20:15

はじめまして、いつも興奮して拝見させていただいてます。
竹熊先生の濃い〜コラムがタダで読めるなんて、良い時代になりましたねえ。

さてゾンビですが、ゾンビの魅力は、愛した者が
その面影を残してゾンビ化してしまうという哀しみ。
コレに尽きると思います。癖が残ってたりね。
キングのペットセマタリーなんかはその最たる物ですよね。

ゾンビ自体のパフォーマンスということになると、
たしかに永井先生のおっしゃるとおり他の数多の
モンスターに比べるとパンチに欠けると思います。
フラフラ歩く腐った死体ですからねえ。
そこに友情や愛情等のバイアスがかかり、
恐怖と哀しみの混ざりあった感情が生まれる。
ちょっとミもフタもない言い方をしてしまうと、
親がボケてしまった哀しみに近いような。

投稿: yuho237 | 2005/01/18 20:48

デビルマンに出て来る魔女狩りしてる人間達が
ゾンビっぽいといえばゾンビっぽいですね。

ゾンビ映画の恐怖は洗脳される事や少数派になる事への恐怖を描いてる様に思えます。

なんというかあれですよ、新興宗教にハマってしまった
近所のおばさんがいたとして
最初はそのおばさんだけだったのが、友人や家族、恋人が
次々に新興宗教にハマっていき最後には自分もハマらざるをえない状況に陥っていく
そんな恐怖を描いてるのだと思います。

ゾンビになりたいという題名をつけてますが
確かにゾンビになった人は悩みや苦しみから解放されて楽しそうですね。
自分もなれるなら、なってしまいたいかも(笑)

人類補完計画ならぬ人類ゾンビ化計画が発動されて
人類皆ゾンビになれば世界は幸せに成るかも知れませんね(笑)

投稿: 忍天堂 | 2005/01/18 21:16

「焦らし」というのはどうでしょうか?

ゾンビが足を引きずりながら、こっちにヨタヨタと近づいてくるわけです。もちろん噛まれればアウトですから、恐怖心はある。死体だけあって外見も怖いですしね。でも、あまりに動きがスローモーですから怖いけれども、ある程度の精神的余裕はある。つまり、恐怖を楽しむ余地がある、と。怖いもの見たさ的な。
「鬼さんこちら~ 手の鳴るほうへ~」って遊びと同じですよね。目隠しされた鬼=ゾンビということで。

SEXであれば、いきなりガンガンと攻めるのも男冥利に尽きるわけですが、やっぱりネチネチとした愛撫で焦らしつつ、同時に自分の気持ちも高めていく…、というのがやっぱり一番気持ちいいのかと思います。
映画でいえば、前者はCGバリバリのハリウッド映画、後者がゾンビということかと。
オナニーであれば、寸止めかと(笑)

個人的には全力疾走してくるゾンビに思い入れはありません。バタリアン然り、最近リメイクされたやつもそうですが。他の「ゾンビ好き」な人はどうなんでしょうかね?

投稿: ちんぴょろすっぽんぽん | 2005/01/18 21:46

人間”みたい”だから怖いんじゃないでしょうか。
そもそもモンスターなのか人間なのかさえ不分明。
バイオハザードの制作者が、結局ちょっと普通じゃない人間が一番怖い、などと言ってましたが、
確かに、見たこともない「恐ろしい怪物」よりも、少しだけ目がイッちゃってたり、
少しだけ動きが不自然な人間が、その辺歩いてる方が遙かに怖いですし。

投稿: snow-wind | 2005/01/18 21:49

ロメロのゾンビは、モンスターとしてのキャラよりも一般人が置かれる極限状況のための装置として機能しているのだと思います。永井・石黒作品では、一般人とは残忍に殺されて敵の力を示すための駒でしかない場合が多く、一般人の感じる恐怖をメインにするという視点が両氏には元から無いため、ゾンビ映画の構造が肌にマッチしなかったのではないでしょうか。

投稿: s | 2005/01/18 22:10

ゾンビ映画のキモと言うか、魅力と言うか、見せ所は、何とゆーか「不条理」にあると思います。ヒッチコックの「鳥」の様に「何故こんなに鳥が増えてイキナリ人間を襲うのか?」といったカンジと同じく「何故死んだ人間が、しかも集団でうろつき回り生きた人間を襲うのか?」みたいな。鬼や悪魔、ドラキュラやフランケン、狼男といった「単体個性際立ち」ではなく「複数無表情没個性」のキャラが永井さんの指向とは逆ベクトルだからかと。うまく言えませんが。う~ん。

投稿: vio | 2005/01/18 23:05

ソースは失念しましたが、ロメロはゾンビのテーマを「コミュニケーションの喪失」と言っていたという文章を見たことがあります。
確かデイ・オブ・ザ デッドだったきがします。

投稿: fot | 2005/01/19 00:04

「ゾンビ」のキモは、
「静かに終わっていく世界」
に尽きると思います。

ロジャー達がヘリで飛び立つとき、
夜に映えるビルの灯りが静かに消えていく…
テレビには何も映らなくなる…
そして「死」そのものが徘徊する…
それは「終わる世界」というひとつの状況で、
「タワーリングインフェルノ」の火災そのもの、
「ツイスター」の竜巻、「タイタニック」の冷たい海と
なんら変わるところがなく、ゆえにゾンビ映画はモンスター映画とは別のカテゴリーにあたると思います。

それが証拠に「ゾンビ」では、ゾンビの初登場のシーンで、すでにゾンビは「狩られる対象」になっており、
ゾンビそのものは人間が恐れるほどの存在ではないんですね。しかし人間同士が殺し合い、ゾンビは増殖する、
その状況は決して変える事ができない。
そして世界は静かに終わっていく…

次に描かれるのは人間が欲望を開放させる姿です。
そういった社会や倫理や日常が崩壊していく過程というのは、
「デビルマン」の悪魔狩りが進行するのと似てなくもないと私は思うんですけどね。

投稿: arg | 2005/01/19 00:28

ゾンビについては私もいろいろ考えていまして、
ゾンビ最大の特徴は、笠井潔風に言えば、
『中吊りの死』(←すみません字違っているかも…)
だと思います。
脳死などの、『体は生きているのに脳は死んでいる状態』。
エイズの、『一見正常だけど、発症したら確実にしんでしまう状態』。
それこそ近年の笠井潔の著作に頻繁に出てくる、
『大量死と大量生』の話ですね。
(あとは笠井潔に詳しい人ヨロシク)

たけくまさんの立場で言えば、
『ベストセラーの小説や、コミック"しか"買わない奴、
ちょっとは自分の頭で考えろよ、このゾンビ野郎め!』
などと、思ったことはありませんか(笑)。

吸血鬼のように、
昔の貴族や、結核という『一昔のイメージの連想』からくるものに比べ、
(でも最近また流行っているみたいですね、結核)
ゾンビが現代的なのには、
『20世紀的な問題』が、あるからだと思います。
(もう21世紀になってしまいましたが…)

ゾンビの今の最大の敵は、
『いかにしてR指定や18禁指定を逃れるか』ですかね。

「スーパーアクション」ですか…
『あぁ、俺が立ち読みですませず、
ちゃんと買っていれば、いまごろ『西遊妖猿伝』の続きが読めたのに…』
と、後悔している雑誌のひとつです。
(その当時の小遣いでは…)
板橋しゅうほうの『Hey! ギャモン』とか好きだったなぁ…
あれ、たしか副題が『ネオ サイボーグ・ブルース』でしたっけ…

それと板橋しゅうほう先生、weBコミックやっているみたいですね。
『e-manga | 化 虎 KETORA』
http://books.bitway.ne.jp/kodansha/e-manga/dreamnet/club/manga/ketora/

投稿: naga | 2005/01/19 02:14

はじめまして。
ゾンビに反応してやってきました(笑)

私もゾンビ映画大好き人間の一人です。
こういう状況に陥ってみたい!とかじゃないんですけど、「あり得そうであり得ない、でもあり得そう」っていう感じが何か良いんですよね。
たまにはスリルのある映画がスパイスになったりしてます。

投稿: 砂肝 | 2005/01/19 05:49

思い出した!
連続投稿スミマセン。
思い出しましたよ、
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の怖い話。

『asahi.com : ネット最前線
インターネット・アーカイブ」代表、ブルースター・ケイル氏(43)に聞く
(上)人類のすべての知識をオンラインに』
http://www.asahi.com/tech/sj/kahle/01.html

>(中略)「ただ、ホラー映画の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』
>(ジョージ・A・ロメロ監督、1968年版)のような
>(著作権登録手続きミスで)パブリック・ドメインとなった長編映画もある」

著作権登録手続きミスで…
たぶん『ZOMBIE手帖』のBBSに貼ってあった、
↓コレだとおもいますが…
『Program Details for Night of the Living Dead』
http://www.archive.org/movies/details-db.php?collection=feature_films&collectionid=night_of_the_living_dead

著作権登録手続きミスで…
ガクガク((((;゜Д゜)))ブルブル。

投稿: naga | 2005/01/19 07:22

イギリス製のロメロの『ゾンビ』を題材にしたシュチュエーションコメディ、『ショーン・オブ・ザ・デッド』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006GAWIS/qid%3D1106091779/249-8753009-1833958
も面白い映画だったですよ。ネタやオチのつけかたが実にイギリス的というか階級社会ならではありつつも実にテンポがいい映画でオススメしますよ。

投稿: USA-P | 2005/01/19 08:46

ゾンビの魅力・・・
私もvioさんのおっしゃられるように、「不条理」
にあるのではないかと思います。
そもそも、人間がどんなものに恐怖を抱くかという
問題に立ち返ると、「なんだか訳が分からないもの」
に対して恐怖するのではないかと。
なんだか分からないものに、なんだか分からないうちに食われて殺される・・・
人間が先天的に抱く恐怖がそんな不条理にあるのではないかと。
だから、ゾンビは魅力的なのではないでしょうか。
しかも、ゾンビが元々は理性を持った人間だったということも、不条理性に磨きがかかっている気もします。

投稿: | 2005/01/19 12:49

鬼,悪魔,幽霊のコワサ→ドスを持ったヤクザのコワサ

ゾンビのコワサ→包丁を持った基地外のコワサ

じゃないですか?w


>学生運動に代表される若者の反抗の季節

そのものズバリ
「ガクエン退屈男」なんて作品もありましたね。
ポクの一番最初のズリネタですw

投稿: xx | 2005/01/19 14:32

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